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唯「ゴミを木に変える力!」#前編 【クロス】


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唯「ゴミを木に変える力!」#前編
唯「ゴミを木に変える力!」#中編
唯「ゴミを木に変える力!」#後編




1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 17:50:08.83 ID:4sEC0St3O

第一話

平沢唯の法則!

キンコーンカーンコーン

律「さぁて…今日もお勤めごくろうさんっと…そんじゃあ部活に行きますか!」

唯「あっ、りっちゃんごめーん!私、今日もダメなんだー…」

律「なんだ今日もかよー?用事があるなら仕方ないにしても最近ちょっと休みがちだぞー!」

唯「ホントにごめんねー…明日!明日は絶対に行くから!それじゃあまた明日ね!」

~~~~~~~~~

律「…ってわけで最近の唯はなんかおかしいと思うんだ」

澪&紬&梓「はぁ」





6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 17:53:56.37 ID:4sEC0St3O

澪「まぁ唯にだって色々と事情があるんだろ」

律「にしてもだぜ?あの唯が一週間もムギのお菓子を食べに来ないんだぜ?
  おかしいと思うのが普通だろ?」

梓「部活動として「練習」じゃなくて
  「お菓子」って単語が出てくることも相当おかしなことだと思いますが…」

律「なにそれダジャレ?」

梓「違うです!っていうか最初に言ったのは律先輩です!」

紬「おかしいとは思わないけど確かに気になるわよね~。唯ちゃん今日も急いで帰ってたし」

律「…こりゃ男でも出来たか?」

梓「にゃっ!?」



9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 17:59:33.93 ID:4sEC0St3O

梓「そ、そんな!唯先輩に限ってそんなこと…!!」

律「いや~年頃の女子高生がギターや部活よりも優先することと言ったら男しか無いだろ~!」

梓「う、うぅ~!!」

澪「おい、あんまり梓をいじめるな…でも、その線は否定出来ないな…」

梓「澪先輩まで!?」

紬「ふふっ。唯ちゃんたら恋する乙女ね~」

梓「~!!!」



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 18:05:17.86 ID:4sEC0St3O

律「こりゃ満場一致で男だな。そのうち唯から紹介されたり…」

梓「…しましょう」

澪「…えっ?」

梓「唯先輩のことを尾行しましょう!!」

澪「ええっ!?尾行!?」

律「なんだよ梓。そんなに唯の男が気に食わないのか?」

梓「まだ男と決まったわけじゃないです!!」

紬「まだ見ぬ唯ちゃんの恋人に嫉妬してムキになっちゃう梓ちゃん…いいわね~///」

梓「だ~か~ら~!!」ムキー



16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 18:13:28.55 ID:4sEC0St3O

澪「でも尾行って言っても唯が今どこにいるかは…」

梓「今日は練習します!尾行は明日です!!」

律「いや別に明日も唯が来ないとは限らんぜ?」

梓「来なかったら尾行します!ゆ、唯先輩が何をしてるかとじゃなく、
  このままじゃ練習にならないから見つけ出して渇をいれてやるんです!」

律「唯先輩!私という可愛い後輩がありながら~!!もぅ~!!」ブリブリ

梓「そんなんじゃありませんです!」ウガー

紬「あっ、鼻血が…」タラー



17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 18:19:15.76 ID:4sEC0St3O

よくじつ!

唯「りっちゃんごめん!ホントにごめん!」

~~~~~~~~~

律「ってわけで唯が今日も男のもとへと駆け出して行ったので
  梓の希望により今日は部活動は唯を尾行する活動に変わりました!」

梓「男じゃないもん!」

澪「おい…あんまり大声出すなよ…気づかれるだろ…」シーッ

律「案外ノリノリだな、お前」

紬「私でみんなで友達を尾行するのが夢だったの~」

律「あまり褒められた夢じゃねーな」



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 18:24:58.98 ID:4sEC0St3O

律「しかし唯のやつどこまで行くんだ?この先は自然公園しか…」

澪「自然公園で手を繋いでお散歩…良いなぁ」

律「右手にはキミの手 左手にはお気に入りのうさちゃん…ってか?」

澪「律、それ凄く良い!次の歌詞に組み込むよ!」

律「えっ、マジで」

梓「二人とも真面目にやってください!」

律&澪「シーッ」

梓「うぐっ…」

紬「あっ!自然公園の中に入って行ったわ!」



21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 18:29:50.60 ID:4sEC0St3O

しぜんこうえん!

唯「……」キョロキョロ

澪「…誰かを待ってるみたいだな」

梓「女友達かもしれません!」

律「お前も強情だなぁ梓」

紬「女友達ならそれはそれで…///」

律「あっ!唯が誰かを見つけたみたいだ!待ち合わせの相手か!?」



23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 18:34:50.99 ID:4sEC0St3O

唯「……!」

中年男「……!」

律&澪&紬&梓「」

澪「え、援助こうさ…」

律「み、澪!それ以上は言うな!」

紬「そ、そうよ!おおおお父様かもしれないじゃない!」

澪「でも、それなら憂ちゃんも一緒なのが普通じゃ…」

律「ふ、複雑な事情が!…あるんじゃないかなぁ…なぁ梓?」

梓「」

律「返事が無い…ただのあずにゃんのようだ…」



27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 18:41:45.06 ID:4sEC0St3O

澪「や、やっぱり援助…なのかな!?止めた方が良いかな!?」アセアセ

律「い、いや待て!繁華街ならともかくここは自然公園だ!!
  まだその線じゃない可能性も高い!!」

梓「…はっ!?」

梓「そ、そうです!まだわかりません!ぎ、ギリギリまでは尾行を…」

澪「あっ、我に帰ってきた…」

律「そうだな…まだわかんねぇな…あのオヤジ…変な動きを見せたらぶっ飛ばしてやる!」

澪「ぼ、暴力はよくないと…思うな…」

紬「……」

紬「(この自然公園…こんなに緑が多かったかしら?)」



29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 18:50:20.07 ID:4sEC0St3O

唯「……!」テクテク

中年男「……!」テクテク

律「あっ!移動するみたいだぞ!」

澪「こ、この先の茂みで…」アワアワ

梓「澪せんぱーい!!」ムキー

紬「シッ!静かに…!尾行を続けましょ…」

紬「(…あのおじ様…それほど悪い人には見えないけど一体二人で何を…?)」



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 19:32:17.48 ID:4sEC0St3O

唯「……!」ガサッ

中年男「……!」ガサッ

梓「!?」

澪「ほほほほんとに茂みの中にっ!?」アワアワ

律「おいおい!?唯の奴マジで…」

紬「……」

梓「ゆ…ゆ…」

梓「唯せんぱーい!!!」ダッ…!

律「あっ!バカ!梓っ…!」

梓「唯先輩!!」ガサッ!

梓「……!?」



36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 19:38:40.11 ID:4sEC0St3O

唯「えいっ!」パァッ…!バサッ!

中年男「おぉ。お嬢ちゃんの手品はホントに凄いねぇ」

唯「手品じゃなくてゴミを木に変える力!えーと…そう!ちょーのうりょくだよ!」

中年男「お嬢ちゃんの手品のおかけで
    この自然公園が綺麗になったどころか緑も増えて…ホントに感謝してるよ」

唯「だから手品じゃなくてぇ!……まっ、いっか!」

梓「な、なにいまの…?」

梓「(唯先輩の手の中が光って木が生まれた…!?)」



39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 19:47:28.78 ID:4sEC0St3O

律「…おい、今の見たか?」

澪「う、うん…」

紬「(あの力は一体…?手品…?いえ、そんな単純なものじゃ…)」

律&澪&紬「……」

律「そ、それにしてもさ!澪が思ってたようないかがわしいことが無くて良かったな!」アセアセ

澪「い、いかがわしいって!?だ、誰もそんなこと…でも良かった…」

紬「そうね…少し会話が聞こえたけど察するにあのおじ様は公園の管理者さんだったのね…」

梓「……」



41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 19:55:08.35 ID:4sEC0St3O

律「ん?どうした梓?また固まって…」

梓「なんですか今の!?おかしいです!」

澪「こ、こら!声が…」

梓「手の中から木!?あり得ないです!人間が出来る技じゃないですよ!?」

紬「そうね…確かに普通の人間に出来るような技じゃない…何か特別な力が…」

梓「特別な力ってなんです!?そんなのぶさけてます!非科学的です!」

律「お、おい…梓…信じられないのはわかるけど何をそんなヒステリーに…」

梓「……」



42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 20:03:08.65 ID:4sEC0St3O

梓「…だって」

梓「最近部活には全然顔出さないで何をしてるかと思えば…」

梓「得体の知らない力で木を生み出して…」

梓「…唯先輩のことがわからない」

梓「唯先輩がなんだがいきなり遠い存在に…なっちゃった気がするよぅ…」エグエグ…

律&澪&紬「……」



44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 20:13:47.77 ID:4sEC0St3O

律「…まぁ確かに私も驚いちゃったけどさ」

唯「よぉし!ここらへんのゴミもすっかり無くなったね!」

中年男「お嬢ちゃんのおかけだよ。ホントありがとねぇ」

律「アイツの力で公園が綺麗になって緑が増えている…それは悪いことじゃないだろ?」

梓「ひっく…でも…」

澪「…そうだな。得体の知らない力…って言ったら
  ちょっと怖いけど唯が侵略者とかそんな風には見えないし…」

紬「そうよ梓ちゃん。
  いくら唯ちゃんに凄い力があっても唯ちゃんは私たちけいおん部の仲間よ。
  唯ちゃんだってそう思ってくれてるはず。どこか遠い存在になんかなったりしないわ」

梓「…うぅっ」



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 20:21:20.87 ID:4sEC0St3O

梓「でも…でもっ…!私はっ…!!」ダッ…!

澪「あっ、おい梓!危なっ…」

梓「…きゃっ!?」ドンッ!

不良「あぁ?いってーな…」

律「…やっちまった…」

梓「あっ…ご、ごめんなさ…」

不良「あーいってぇ!こりゃ折れちまったかなぁ?…慰謝料払えよ?」

梓「ええっ!?そ、そんな…」

律「今どきヤンキーかよ…くそっ!」ダッ…!

紬「あっ、りっちゃん!」



48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 20:28:30.57 ID:4sEC0St3O

不良「ほら、あるだけで良いから金出せよ?」

梓「あ…あ…」ガクガク

律「おいおい!今どきカツアゲなんて流行らないんじゃないの?」

不良「あぁ?なんだお前?」

梓「り、律先輩…」

律「ぶつかったのはコイツの不注意だけどさ…
  何もそこまですることねぇじゃん?謝ってんだしさ」

澪「り、律…なんて命知らずな…」アワアワ

紬「でも、りっちゃん素敵…///」

澪「ほ、惚れてる場合か!?」

唯「…ん?」



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 20:38:59.67 ID:4sEC0St3O

不良「見てたんなら聞こえなかったか?
   俺はコイツにぶつかってこられて骨折したの!
   その分の慰謝料を請求してるだけだっての!」

律「ちっ…話が通じねぇな。
  こんな小さい女の子がぶつかったぐらいで簡単に骨が折れるわけねぇだろうが!」

不良「ああ!?なんだいきなり出てきたと思ったらケンカ売りに来たのかねえちゃんよ!?」

律「あっ…ヤベっ…つい口が…」

澪「おおお、おい!これは絶対ヤバいって!?」

紬「確かにマズいわ…でも斎藤を呼んでいる時間は…」

不良「上等だよ!慰謝料はお前をぶっ飛ばしてからだ!いくぞコラァ!」ブンッ…!

律「…くっ!」

澪&紬&梓「きゃあああああ!?」

唯「!!」



54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 20:44:27.70 ID:4sEC0St3O

ドコォ!!!

「がはっ!?」

澪&紬&梓「ひっ!?」サッ

澪&紬&梓「……」

澪&紬&梓「……えっ!?」

律「……」ポカーン

不良「」ピクピク

律「(木…の幹…?)」

律「(まさか…!!)」チラッ…

唯「私の友達になにすんだぁ!」フンス

律「ゆ、唯っ!」



57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 20:50:04.44 ID:4sEC0St3O

唯「りっちゃん大丈夫!?」ダッ…

律「あ、あぁ…私は大丈夫だけど…」チラッ

不良「」

律「こっちは大丈夫…か?」

唯「……」

唯「ダメかも!人に向けて使ったのは初めてだし!」フンス

律「開き直ったぁ!?」ガーン

唯「それよりも、あずにゃん達も大丈夫?ケガとかしてなぁい?」

澪「あ…あぁ…」

紬「私と澪ちゃんは何もされてないし…」

唯「そっかぁ良かったぁ!…あずにゃんは?」

梓「あっ…わ、私も…」

唯「良かったぁ!安心だよ!」

梓「(唯…先輩…)」



62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 20:59:50.06 ID:4sEC0St3O

梓「唯せんぱぁい!」ガバッ…!

唯「わっ!?あずにゃん!?」

梓「唯先輩…唯せんぱぁい…」エグエグ

唯「よしよし。もう怖くないよ」ナデナデ

澪「い、いつも通りの唯だな…」

紬「ええ…とっても優しい私たちが知ってる唯ちゃんね…」

律「そだな…けど……唯!」

唯「ん?どしたの、りっちゃん?」

律「その…あっ!助けてくれてサンキュな!」

唯「ううん!どーいたしたしまして!」

律「(あの力のことについて聞こうと思ったけど…)」

律「(そんなの別にどうだって良いよな?
   ヤンキーを木でぶん殴ったのは驚いたけど悪い力では無いみたいだし…)」

律「(それに唯は私たちの知ってる唯のままだしな!
   なんかあったら唯の方から話してくれるだろうよ!)」



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 21:08:50.99 ID:4sEC0St3O

唯「あっ、りっちゃん!私、明日は部活は行けるかも!」

律「お?そうか!久々に五人で合わせられるなぁ!」

澪「(律のやつ…力のことについて聞かないのか…
   まぁ確かに唯の方からそのうち話してもらうのが筋って奴か)」

紬「(素敵な力だけど一歩間違えたら人に危害も加える危険な力になるのね…
   でもこの力の所持者が唯ちゃんなら安心ね…)」

梓「……」グスグス

梓「(…唯先輩は私の知ってる唯先輩のままだった…
   ちょっと怒った時はビックリしたけど…何も変わってなかった…良かった…)」




さわ子「あちゃー…唯ちゃんたら一般人に力を使っちゃったのね…」

さわ子「まぁあの場面なら人として合格ね!」

さわ子「けど決まりは決まりなのよねぇ…



85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 21:51:32.08 ID:4sEC0St3O

第二話

幼なじみの法則!


しょくいんしつ!

さわ子「…唯ちゃん。あなたのことを呼び出した理由…わかるわよね?」

唯「はい…本当にごめんなさい…」

さわ子「…わかってるなら良いのよ。でも私、言ったわよね?能力を人に対して使うと…」

唯「夏休みの宿題…まだ1ページも終わらせてません!」

さわ子「あなたの才を失ってしまいやがて…」

唯&さわ子「……」

唯&さわ子「えっ?」



92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 21:58:53.02 ID:4sEC0St3O

唯「えっ!?さわちゃん先生、力使ってるとこ見てたの!?」ガーン

さわ子「なんでまだ1ページも終わってないのよ!?次の進級は保証出来ないのに!」

唯&さわ子「……」

さわ子「…まぁ、課題のことはまだ目を瞑っていてあげるわ」

唯「あっ…助かります…」

さわ子「話を戻すわよ?どうして一般人に向けて能力を使ったの?」

さわ子「一般人に能力による危害を加えた数だけ「才」…あなたの才能が消滅する」

さわ子「そして全ての才を失った時……」








さわ子「平沢唯は消滅してしまうのよ?」



97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 22:06:34.48 ID:4sEC0St3O

唯「うー…それはわかってたけどりっちゃん達がピンチだったからつい…」

唯「それに消滅?ってなんだがよくわからないし…一回ぐらいは良いかなぁって…」

さわ子「消滅って言うのはそのままの意味。全てが無くなる。簡単に言えば「死」ね」

唯「死!?」ガーン

さわ子「友達を助ける為だったとはいえ罰は避けられないんだから…これからは気をつけてよ?」

唯「罰?」

さわ子「そう。もう既に受けてもらったけどね。まぁ比較的に軽い罰になったわよ」

唯「?」



100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 22:11:19.67 ID:4sEC0St3O

さわ子「今回失ったのは「一夜漬けの才」
    普段から勉強していれば必要性の無い才ね。ギターの才じゃなくて良かったわね」

唯「……」

唯「…あのー話が難しくてよく…」

さわ子「ええっ!?」ガーン

~~~~~~~~

唯「つまりもう徹夜で頑張って勉強したところでどうにもならないってこと!?」ガーン

さわ子「やっと理解してくれた…」ゲッソリ…



105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 22:16:31.27 ID:4sEC0St3O

さわ子「とりあえず木で人を殴らない!もうこれだけ覚えてれば良いから!」

唯「了解であります!」ピシッ!

さわ子「あと課題も出す!出さなきゃ今度こそ留年!」

唯「そ…そこをなんとか…」

さわ子「来週まで待ってあげるから!」




和「……」

和「(木で人を殴るって…なに?)」

先生「あっ、真鍋さんプリントご苦労様」

和「あぁ、いえ」



106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 22:22:55.43 ID:4sEC0St3O

きょうしつ!

唯「ただいまんもす!」

紬「おかえりんご!」

唯&紬「えへへ~///」

律「唯、さわちゃんからの呼び出しってなんだっんだ?まさか昨日の…」

紬「…!」

唯「あー…うん!大したことじゃなかったよ!もう木で人を殴っちゃダメだよ!って!」

律「一番の大問題じゃねぇか!?」ガーン



107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 22:29:16.21 ID:4sEC0St3O

紬「そ、それでなんて言われたの…?」アセアセ

唯「えっ?だからもう「木で人を殴っちゃダメ!」だよって…」

律&紬「……」

律&紬「それだけ?」

唯「あと課題出さなきゃ今度は留年って言ってた!」

律「えっ!?なにそれ!?詳しく…」

紬「りっちゃん、その話に食いつくのはあとにしましょう」



109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 22:39:38.60 ID:4sEC0St3O

紬「唯ちゃん、その…昨日のことでさわ子先生は他に何か…」

唯「あっ…うーん…」

唯「(才とか消滅とかそういう話はしなくても良いよね?難しいし!)」

唯「うん!他には何も言ってないよ!」

律&紬「……」

律「(唯が木を使って人を殴り倒す場面を見ておいて感想がそれだけ?
   いくらなんでも天然過ぎやしないか、さわちゃん?)」

紬「(もしくは私たちと同じく敢えて唯ちゃんの力には触れずに…
   いやでも木で殴るなって言ってるわけだし…)」

律&紬「(うーん…なんか引っかかる…)」

唯「?」

律「あっ、それより も唯…課題って…」

紬「切り替えが早いわ!?」

紬「(まぁ今は確かに考えてもわからない…
   注意だけで済んだのなら今はそれで良しとしましょう…)」



114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 22:50:55.47 ID:4sEC0St3O

ほうかご!
おんがくしつ!

ジャジャカドンドン


律「…ふぅ。やっぱり五人で合わせた方がしっくりくるな!」

澪「そうだな。唯のギターの腕も鈍ってないみたいだし…ちゃんと家で練習はしてたんだな」

唯「えへへ~えらいでしょ~!」

梓「練習して当然なんです!調子に乗っちゃダメです!」

唯「ぶぅ~あずにゃんのいけず~」

そんなセリフを言う梓はセリフとは裏腹にどこか嬉しそうな表情をしていた

梓「律先輩!勝手なモノローグを入れないでください!?」

紬「うふふふ」



118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 22:58:01.05 ID:4sEC0St3O

ガチャ

和「こんにちはー。唯いるー?」

唯「あれ?和ちゃん何かご用?」

和「うん、ちょっとね。少し二人で話したいことがあるんだけど今大丈夫かな?」

唯「大丈夫かな?」

律「あぁ一段落付いたし別に良いよ!ムギ、お茶入れて貰っても良いか?」

紬「ええ。ちょっと待ってて」

梓&澪「また休憩!?」

和「ありがとう。そんなに時間は取らないから。…それじゃあ唯?」

唯「あっ、うん!それじゃあ行ってくるね!」



123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 23:04:27.39 ID:4sEC0St3O

ほうかごのきょうしつ!

和「ここで良いわね。誰もいないし」

唯「和ちゃんおはなししたいことってなぁに?」

和「…あっ、えーと…その…」モジモジ

唯「あっ!もしかして今日一緒に帰ろうとか?私は大丈夫だよ!」

和「(……多分、唯なら大丈夫よね?)」

和「…唯」

唯「ん?」



和「…ぶりっこポーズ…してもらってもいいかな?」



128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 23:09:20.50 ID:4sEC0St3O

唯「……」

唯「へ?」ポカーン

和「(あぁっ!?流石の唯も呆気に取られてる!?)」ガビーン

唯「えーと…」

和「あぁ!良いの!別に良いのよ!忘れて!変なことを言ってごめ…」

唯「こ、こうで良いのかな…?」キャルン

和「……」

和「(…やってくれたわ。なんて従順な子なの…)」

和「(…なんか今から自分が今からしようとしていることに罪悪感が…)」

唯「和ちゃーん?これで大丈夫?変じゃない?」



129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 23:12:43.49 ID:4sEC0St3O

和「(でも、ぶりっこポーズまでさせて何もしないのも…)」

和「唯!ごめん!あとでアイス奢ってあげるからっ!」

唯「えっ?なになに?アイス?」





和「相手をメガネ好きに変える力!」ドーン!

唯「ふえっ!?」



131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 23:17:57.43 ID:4sEC0St3O

唯「和ちゃん…?えっ…なに?」

和「……」ジーッ

唯「…?」

唯「……!?///」ボッ!

唯「(えっ!? なにこれ!?急に和ちゃんを見てると胸が…///)」ドキドキ

和「…ねぇ、唯?」

唯「えっ!?な、なに…?///」ドキドキ

和「私のこと好き?」

唯「ええっ!?///」ドッキーン

和「……」



135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 23:21:38.29 ID:4sEC0St3O

唯「(ど、どうしよう…///なんだかわからないけど
   私、和ちゃんに恋しちゃったのかな!?///)」ドキドキ

和「…私とメガネならどっちが好き?」

唯「メガネ!///」

和「……」

唯「…あれ?」






和「(この力…本物なのね…)」シクシク



137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 23:29:21.25 ID:4sEC0St3O

唯「(わっ!?和ちゃんが泣いてる!?)」

唯「(私が和ちゃんよりメガネの方が好きって言っちゃったからだ…フォローしないと!)」アワアワ

唯「ご、ごめん!今のは冗談!和ちゃんよりメガネの方が…!」

唯「……」

唯「あれー!?」ガビーン

和「良いのよ唯…もう良いの…」シクシク

和「(なんなのこの能力…)」シクシク




さわ子「なんだあの能力…?」

犬丸「いやーその…」




138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 23:31:21.73 ID:TB+GtQt9O

ワンコキターーー!!!!


って、…………本人?



139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 23:31:27.96 ID:Yc6AJ8lyO

犬丸さんマジワンコ



140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 23:31:34.69 ID:2tb5u6N7O

ワンコwwwww





141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 23:34:49.95 ID:4sEC0St3O

さわ子「唯ちゃんが真鍋さんが一緒に歩いてるとこ見かけて
    なんか胸騒ぎがして来たのは良いけど…」

さわ子「まさかアンタの担当の子だったとはね犬丸」

犬丸「いや、私も和さんが一般人に能力を試すつもりなんじゃないかと
   心配して追いかけてきたのは良いんですが…」

犬丸「まさかさわ子先生の担当の子だったとは…安心しました…」

さわ子「あぁっ!?何が安心だぁ!?」

犬丸「ひっ!?」ビクッ



144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 23:43:55.09 ID:4sEC0St3O

さわ子「相手をメガネ好きに変える能力!?ふざけてんのか!?」

犬丸「ふ…ふざけているわけでは…彼女にピッタリな能力かと…」

さわ子「そういうこと言ってんじゃないわよ!」

さわ子「唯ちゃんの状態を見る限り能力は洗脳系!しかも最強クラスの力!!」

さわ子「もし真鍋さんが冗談で眼鏡を折ったりして見せたら唯ちゃん、どうなると思ってんの!?」

犬丸「しょ…ショックでのた打ちまわって壁や机に頭をぶつけて自爆……ハッ!?」

さわ子「その時点で唯ちゃんバトルから脱落になるだろうが!!こんのワンコが!!確信犯か!?」

犬丸「すいませんすいません!!違うんです!
   まさかいきなり能力者の方と…しかもさわ子先生の担当の方と出会うとは…!」ペコペコ




145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 23:46:59.62 ID:dbnabkWhO

クソワロタ



146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 23:48:55.62 ID:jo973PjvO

この能力って本当にチートだよな



147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 23:50:36.89 ID:uBRtHd230

さわ子の方が上かよwwww



148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 23:50:52.97 ID:gKBunN5L0

相手をメガネ好きに変える能力ってそんなに強かったのか





150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/03(日) 23:52:56.04 ID:4sEC0St3O

さわ子「まぁ…優勝者の一人を決めるバトルだから
    いずれは戦うこともあるかもしれないけど…
    さすがにそんな展開で最初に脱落するのはちょっと…ねぇ…」

犬丸「…ホントにすいません」

さわ子「もう良いわよ…なんか向こうも落ち着いたみたいだし…」


和「(職員室で聞こえた唯と先生の「木で人を殴る」って会話…)」

和「(やっぱり能力の話だったのかな…?)」

和「(こんなふざけた能力があるんだもの…何かを木に変える力があっても…)」

和「……」

和「(なにこの能力…)」シクシク

唯「ああっ!?泣き止んで和ちゃん!」


さわ子「…真鍋さんが不登校になったりしたら殺すわよ」ギロッ

犬丸「あぅぅ…!見た目だけで与える能力を決めなきゃ良かった…!」



163 名前:1:2010/10/04(月) 00:21:25.51 ID:uNs3SBiGO

あっ、ちなみにうえき知らない人の為の補足なんですが和ちゃんが唯にぶりっこポーズをさせたのは

相手をメガネ好きに変える能力→相手にぶりっこポーズさせる
という条件があるからです><

ちなみに唯のゴミを木に変える力は手のひらの中に収まる程度の大きさのゴミじゃないと木に出来ません

説明足らずですいません><

では、また朝に残っていたら…



188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 07:57:09.31 ID:uNs3SBiGO

第三話

お嬢様の法則!


よくじつ!
しょくいんしつ!

さわ子「…まさか真鍋さんも能力者に選ばれてたなんてね…」

和「それじゃあ…やっぱり…」

さわ子「ええ思ってる通りよ。唯ちゃんも能力者。担当は私」

さわ子「犬丸から聞いたと思うけど
    唯ちゃんに能力使っても才が減らなかったのが良い証拠ね」

和「私にも何か普通の能力ください」

さわ子「能力は一人一つまでよ」

和「……」シクシク

さわ子「うん…気持ちはわかるんだけど…ルールだから…」

唯「?」



190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 08:04:24.81 ID:uNs3SBiGO

唯「えーと…つまり和ちゃんも私と同じちょーのうりょくしゃ?」

さわ子「そういうことね。二人は昨日ちゃっかり初バトルをしてたのよ。全く…ヒヤヒヤしたわ」

唯「バトル?」

さわ子「…そろそろ唯ちゃんにも説明しておいた方が良いかしらね…だいぶ出揃ってきたみたいだし…」

和「能力者バトル…のことですか?」

さわ子「ええ、その通り。真鍋さんはもう知ってたのね」

和「いえ…犬丸さんに説明だけは受けていたんですが…如何せん信じがたい話で…」

さわ子「…そう思うのが普通よね…あんな能力を与えられてもね…」

和「…はい」

唯「……」

唯「ねぇねぇ」

さわ子「あっ、ごめんね唯ちゃん。今説明するから…」

唯「和ちゃんの能力ってどんなのなの?」

さわ子&和「……」

さわ子&和「えっ」



191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 08:11:36.45 ID:uNs3SBiGO

~~~~~~~~~

唯「あー!つまり私はあの時、和ちゃんのメガネにドキドキしてたのか!」

和「ちゃんとセリフまで言ったのに能力として認識してもらえてなかった…」シクシク

唯「でも凄い能力だね!私なんて木を出すことしか出来ないし!」

和「そっちの方が良いわよ…緑も増えるし…」

さわ子「真鍋さん自分に負けちゃダメ!緑が増えるのも素敵なことだけど
    メガネ属性が増えるのも素敵なことだと思う!…私もメガネだし」

和「そう…ですかね?」

さわ子「そうよ!これからの時代はメガネキャラよ!」

和「…!先生っ!」ヒシッ!

さわ子「真鍋さんっ!」ヒシッ!

唯「(青春だなぁ)」



192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 08:19:33.47 ID:uNs3SBiGO

~~~~~~~~~

さわ子「…こほん。それじゃあ真鍋さんも落ち着いたことだし
    能力者バトルについて説明するわよ?」

和「私としたことがつい我を忘れて…」ズーン…

唯「人間だもん。そんな時もあるよ!」

さわ子「大まかな説明をすると、あなた達の他にも
    私や犬丸以外の奴から能力を与えられた学生が複数人存在するの」

さわ子「あなた達はその能力者達と自身の能力を使って戦い勝ち残ることが目的」

さわ子「最後まで勝ち抜いた…いわば優勝者の子には空白の才が与えられるわ」

和「空白の才?」

さわ子「才の説明は受けたわよね?
    空白の才は自分の手に入れたい才能を本当に手に入れることが出来る…
    いわば魔法のランプみたいなものよ」

さわ子「ランプと違って一度使ったらそれきりだけどね」

和「手に入れたい才能が手に入る…」

唯「ほえー…」



193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 08:26:05.29 ID:uNs3SBiGO

さわ子「まぁ、これが私があなたに能力を与えた理由。わかった唯ちゃん?」

唯「えーと…とりあえず他のちょーのうりょくしゃと戦って勝てば良いんだよね?」

さわ子「うん。そういうこと」

唯「でも…さわちゃん先生、もう木で人は殴るなって…」

さわ子「それは一般人の話。能力者は殴っても罰は無いわ。
    むしろ能力者は思いきり殴っちゃいなさい!」

和「教育者とは思えない発言ですね…」

唯「そっかぁ…でも私にバトルなんて出来るのかなぁ…」

さわ子「(…それに関しては能力的に私もちょっと不安があったんだけど)」

さわ子「(自然公園でのりっちゃんを助けた時の能力を使い方を見る限り…
     案外良いとこまで行ける気がするのよね~…)」



194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 08:35:04.13 ID:uNs3SBiGO

唯「とりあえずこのちょーのうりょくに関してはなんとなくわかったけど…」

さわ子「ん?なにかまだ気になることがある?」

唯「さわちゃん先生はどうして私にちょーのうりょくをくれたの?」

さわ子「…!」

さわ子「それは…」

和「先生…」

和「(唯に能力を与えたということは、やはり先生も犬丸さんと同じ…)」

さわ子「(うーん…今までの経験上…理解してもらうのに時はまたちょっと時間がかかりそうね…)」

さわ子「(ここはどうにか上手く…)」

さわ子「お、大人になったらわかることよ!唯ちゃんには残念ながらまだ早いの!」アセアセ

和「ええっ!?」ガビーン



195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 08:44:07.34 ID:uNs3SBiGO

和「(先生…それは流石に…)」

唯「……」

さわ子「(や、やっぱり無理があったかしら…?)」アセアセ

唯「そっかぁ…年齢制限があるなら仕方ないね…」

和「(騙されたぁ!?)」

さわ子「そ、そうなのよー!唯ちゃんが20歳になった時にまた教えてあげるからね!」

唯「はぁい!それまでは我慢しまーす!ねっ!和ちゃん!」

和「えっ!?あっ…」

和「(そうか…先生の設定だと私も知らない前提なのね…)」

和「…そうね。同窓会の楽しみにでもしておきましょうか」

さわ子「(ナイス!真鍋さん!)」

和「(それに唯に話すようなことでも無さそうだしね…)」

和「(唯にとっての先生はさわちゃん先生のまま変わらないだろうしね…)」

和「(それよりも能力者バトルかぁ…)」

和「(…どうすんのよ私の限定条件…)」シクシク



200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 08:56:15.47 ID:uNs3SBiGO

ことぶきけ!

斎藤「失礼しますお嬢様。ディナーの準備が整いましたので…」

紬「ありがとう斎藤。すぐに向かうと皆様に伝えておいて」

斎藤「かしこまりました。それでは…」

ガチャ

斎藤「……」

斎藤「(今日も切り出すことが出来なかった…)」

斎藤「(空白の才と神候補をかけた能力者バトルはもう始まりを迎えようとしているのに…)」

斎藤「(しかし…やはりお嬢様を戦場の場へと連れ出すのは…)」

斎藤「(…辞退すべきか)」

紬「……」



222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 13:38:59.03 ID:uNs3SBiGO

よくじつ!
ほうかご!

律「さてと…今日の部活動は終了!そんじゃあ帰ろうぜ!」

唯「あっ、ごめーん。私、今日は和ちゃんと一緒に帰る約束があるんだー」

律「和と?昨日といいお前ら最近ベッタリだなぁ」

澪「まぁ幼なじみだし別に変なことじゃないだろ」

律「まぁ、それもそだな」

そんな中、梓だけは面白くないと思っていた

梓「だから勝手なモノローグ入れないで!?」

澪「それじゃあ唯。また明日な」

唯「うん!みんなバイバーイ!」

紬「……」



223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 13:43:01.10 ID:uNs3SBiGO

唯「和ちゃんお待たせー!」

和「ううん、私も今来たところよ」

唯「そっか良かったぁ!」

和「それじゃあ帰りましょうか」

唯「うん!」



?「……」

?「あれがあの人の言ってた平沢唯ですね?」

?「なーんだ!とっても弱そうじゃないですか!」クスクス



224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 13:51:22.91 ID:uNs3SBiGO

かえりみち!

~~~~~~~~~

和「…それで能力者バトルことを考えて今後の対策を立てたいと思うんだけど…」

唯「とりあえず能力者だったら木で殴れば良いんだよね!」

和「いや…まぁ、そうなんだけどさ…」

和「正直私たちの能力はあまり実戦向きじゃないと思うの」

和「唯の木の能力は相手を殴ったりとか出来ると思うけど…正直それだけな気がするの」

和「炎とか雷とか…そういった能力者に襲われた時にとても対応出来るとは考えにくい」

唯「ほぅ!」

和「まぁ、それでも私の能力は戦えると思うんだけどね…
  私、相手にぶりっこポーズさせないといけないし…」

唯「うーん…難儀だねぇ」



225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 13:57:01.95 ID:uNs3SBiGO

和「結論から言えばバトルは避けて他の能力者同士でつぶし合うのを待つのが一番だと思う」

和「それでも戦わざるを得なくなった時にどうするか…ってことなんだけど唯は何か意見ある?」

唯「うーん…能力者だと思ったらとりあえず殴る!」

和「通り魔!?…いや、それだと一般人だった時のリスクが…うーん…でも、それもアリ…?」

?「ねぇねぇ!そこのあなた達!」

唯&和「ん?」



226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 14:03:34.79 ID:uNs3SBiGO

ベッキー「ちょっとウチに付き合って欲しいんですがいいです?
     まぁイヤと言われても付き合ってもらうんですけど!」クスクス

唯&和「……」ジーッ

ベッキー「ん?なんです?ジーッと見て…」チョコン

唯「どうしたの?お嬢ちゃん?迷子?」

ベッキー「なっ!?」ガーン

和「こら、唯。ダメよ」

唯「えっ?」

ベッキー「そ、そうです!ウチは子どもじゃ…」

和「どう見ても英国の子どもなんだから英語で話しかけてあげないと。メイアイヘルプユー?」

唯「あっ、そっかぁ!」

ベッキー「……!!」ワナワナ



227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 14:12:43.90 ID:uNs3SBiGO

ベッキー「…ウチは女子高生です…子どもじゃないです…」ワナワナ

唯&和「……」

和「背伸びしたい年頃なのかしらね」

唯「多分背伸びしてもちっちゃいよ?」

和「いや、そういう意味じゃ…まぁ似たようなものか」

ベッキー「…むきー!!!」ブチッ

ベッキー「ウチの話を真面目に聞けです!あと、ちっちゃいって言うなです!!」カチャ…

唯「わっ!?この子エアガン持ってる!
  こらー!エアガンは人に向けちゃダメなんだよー!」プンスカ

和「…待って唯。この子何か様子が変よ…!?」

ベッキー「ムカつくからさっさと始末してやるです!!くらえ!BB弾を…」

ベッキー「隕石に変える能力!!」チュドーン!!!

唯&和「!!」



228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 14:20:21.16 ID:uNs3SBiGO

ベッキー「……」

ベッキー「…チッ。避けられましたか…」

唯&和「……!」ハァハァ…

唯「さ、最近のエアガンの玉はあんなに…大きいもの…なの…?」ハァハァ…

和「い、いや今も昔も…変わらないと思う…わ」ハァハァ…

唯「じゃあ…もしかしてこの子…」

和「ええ…能力者ね……困ったことにね…」

ベッキー「フフン!次は当ててやるんですから!」

和「(しかも相当強い能力を持ってる…!多分逃げられない…最悪の状況…!)」



229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 14:29:21.48 ID:uNs3SBiGO

ベッキー「ん?なんです?たかたが隕石一発でびびってしまいました?
     キャハハハ!腰抜けさん達ですね!」

ベッキー「(メガネかけてる一見才の多そうな方が平沢唯さんですかね?
      あの人はなんでこんな雑魚な人を仕留めろと命令したんですかね?)」

唯「こ、こんな小さな子も能力者だなんて…卑怯だよ!
  普通の子どもだと不意打ちで殴れないよ!」

ベッキー「…!」ピキッ

ベッキー「(こっちの頭悪そうで才の少ない人は一々腹が立ちますね…!)」ビキビキ

ベッキー「だから小さいって言うなです!今、その減らず口を黙らしてやりますよ!」カチャ…

和「(うっ…!マ、マズイ…今度は避けられるかどうか…)」

唯「…むっ!?」

ベッキー「BB弾を隕石に……変えるちからぁ!!」ドコーン!!!



230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 14:33:55.27 ID:uNs3SBiGO

唯「…ストラーイク!!」パァァッ…バキッ!!!

和&ベッキー「えっ!?」

唯「うぬぬぬ…!」ググク…

唯「…ホームラーン!!!」カキーン!!!

ベッキー「なぁっ!?」ガビーン

和「……」

和「(木で隕石を打ち返したぁ!?)」

唯「ふんす!!」フンス!



231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 14:42:51.52 ID:uNs3SBiGO

キラーン…

和「(は、遥か遠くまで吹き飛ばした…)」ポカーン

ベッキー「(う、ウチの隕石が…あんな木の幹1つで返された…!?)」

ベッキー「(あのバカっぽい人…一体!?)」

唯「……」

唯「(腕、いたーい…)」ビリビリ…

ベッキー「(いや、偶然です!たまたま良い角度で叩いたから木が折れずに遠くまで飛んでいっただけ!)」

ベッキー「どこまでも癪に触る方です!次は二連射して今度こそ確実に仕留めてやるです!!」カチャ…

和「に、二連射!?」

和「(ゆ、唯…!!)」

唯「(う…腕が痺れて動かない…)」

和「(なんか凄いダメそう!?)」ガーン

ベッキー「死んでしまぇ!!」

和「(万事休す…!!)」



238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 15:54:01.89 ID:uNs3SBiGO

ベッキー「BB弾を隕石に変える能力!二連射」ドコーンドコーン!!!!!

ベッキー「アハハ!!流石にこれは打ち返せないでしょ!?避けることも不可能ですけどね!!」ケラケラ

ベッキー「少し手間がかかりましたが、あの人の兵隊である、
     このベッキー・ウォルフにかかればこんな虫ケラ達…」

ベッキー「……!?」

ガラーン……

ベッキー「(い、いない!?そ、そんなバカな!?)」

ベッキー「(何処かに隠れた!?いや、そんな時間は無かったはずです!)」

ベッキー「(まさか発射の衝撃だけで吹き飛んだ?…なんて、ありえねーです!)」

ベッキー「(一体何処へ…!?)」キョロキョロ

「何処を見ているの?」

ベッキー「!?」クルッ…



239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 16:06:48.56 ID:uNs3SBiGO

紬「私たちはさっきからずっとあなたの後ろにいるのに」

ベッキー「なっ!?」

唯「む、ムギちゃん…?」ポカーン

和「ムギ…?」ポカーン

ベッキー「ふ、二人ともいつの間にウチの後ろに!?」

ベッキー「ていうか、そっちの眉毛さん!あなたは誰です!?どこからわいて出てきたですか!?」

紬「あら?正面から出てきたんだけど…もしかして気づかなかったかしら?」

ベッキー「むきー!!ワケわかんねぇこと言ってんじゃねぇです!!
     あなたもこの人たちの仲間ですか!?」

紬「ええ、そうね。二人とも私の大事な友達なの」

ベッキー「ハン!なら三人仲良くまとめてあの世に送ってやるです!!
     ここからなら三人共避けられないでしょう!」カチャ

和「ま、まずい…また…!」

ベッキー「くらえ!BB弾を隕石に…」

ベッキー「変え…ぐはっ!?」バキッ!!

唯&和「!?」



240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 16:16:02.98 ID:uNs3SBiGO

紬「遅いわ」

ベッキー「い、いつの間に…ふところに!?」ガクガク

唯&和「……」

和「(な、何!?今のムギのフットワーク!?人間の出せるスピードじゃないわよ!?)」

唯「すごーい!!ムギちゃん足はやーい!!」

ベッキー「あなた…一体…!?がはっ…!」バタッ…

紬「…琴吹紬。ここにいる二人と同じ選ばれた能力者…」

紬「能力名は…なんていうのかしら?あなたが言った言い方を真似すると…」





紬「…一秒を十秒に変える力とでも言うのかしらね?」



241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 16:21:56.63 ID:uNs3SBiGO

和「……」ポカーン

紬「あっ!二人共大丈夫!?怪我は無い!?」

和「あっ…私は大丈夫…」

唯「私も大丈夫!ありがとうムギちゃん!」

紬「良かったぁ…」ホッ…

和「(一秒を十秒に変える能力…?)」

和「(じゃああの時、隕石を避けられたのは
   相手の一秒間で十秒動ける余裕があったから…?)」

和「(その十秒間の間に私と唯も避難させて…)」

和「……」

和「なにそれずるい!凄いカッコいい能力じゃないのよ!!」

紬「わっ!?いきなりどうしたの…?」



243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 16:27:10.19 ID:uNs3SBiGO

紬「…それにしてもホントに間に合って良かったわぁ…」

和「ムギはどうしてここに…?」

紬「何気なく空を見上げていたら隕石が空を飛んでいて…なんだか胸騒ぎがしたの。
  それで急いで飛んできたら二人が小さな子どもに襲われていて…」

唯「あっ、私がホームランしたやつだ!」

紬「ええっ!?あんな大きな隕石を!?凄いわ唯ちゃん!」

唯「えへへー」

和「……」

和「私の能力の存在価値ってなんだろう…」シクシク



245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 16:35:50.71 ID:uNs3SBiGO

紬「それにしても…やっぱり二人は能力者だったのね」

唯「えっ?ムギちゃん気づいてたの?」

紬「なんとなくね…唯ちゃんがゴミを木に変えた瞬間を見たあの時から実は私も今の能力を持ってたの」

紬「最初は単なる不思議な特技!ってだけにしか思ってなくて気にも留めてなかったんだけど…」

紬「ここ最近の唯ちゃんやさわ子先生…
  それに和ちゃんを見てたらこの能力には何か意味があるんじゃないのかと思ってね」

紬「この能力を与えてくれた執事の斎藤に問いただしてみたら…ね」

和「自分は能力者バトルに選ばれた子どもだと知ったってわけね…」



246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 16:43:17.65 ID:uNs3SBiGO

紬「最初は能力者バトルなんて言われても実感が湧かなかったんだけど…」

紬「さっきの隕石を使う能力の子を見て実感したわ…
  ホントにそんな戦いの選手に選ばれてしまったんだって…」

和「うん…確かににわかに信じがたいことだったけど私もこうして襲われて実感したわ…」

和「みんな空白の才やら神候補を目指してつぶし合ってるんだって…」

和「全く…明日から今日みたいなのが毎日続いちゃうのかしらね…」ハァ…

紬「……」

紬「大丈夫。あなた達二人は私が守るわ。大切な友達だもの」

和「む、ムギ…」

紬「今までの平和な生活は壊させはしないから…ねっ?」ニコッ

和「……」

和「(…天使に触れたわ)」



249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 16:49:46.85 ID:uNs3SBiGO

唯「じゃあ私も和ちゃんとムギちゃん守るよ!」フンス!

紬「ゆ、唯ちゃん…///」ジーン…

紬「…ありがとう!お互いに支え合ってこのバトルを生き残りましょうね!」

唯「うんっ!」

唯&紬「えへへー///」

和「……」

和「(平和なのは良いけど守られる以外の選択が無いのもそれはそれで…)」シクシク

紬「それより斎藤ったら酷いのよー!能力だけ与えておいて、こんな大事なことをずっと黙ってて…」


さわ子「凄いわね、あの能力…優勝候補じゃない」

斎藤「うーむ…私としては紬お嬢様に戦いの場はなるべく避けたかったのですが…」



251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 16:54:18.41 ID:uNs3SBiGO

さわ子「あの能力なら並の能力者なら
    ムギちゃんに傷一つつけられないわよ!心配しないでも大丈夫でしょ!」

斎藤「ですが…やはり…」

さわ子「私の唯ちゃんもいるし万が一とか絶対に無いわよ!」

さわ子「しかし実戦は初めてなのに隕石を打ち返すとはなかなかやるわねー…」

さわ子「……」

さわ子「…出番が無さ過ぎて真鍋さんが鬱になったりしたら殺すわよ?」

犬丸「あぁ~!!こうなったらペナルティ覚悟で違う能力も…いや、しかし地獄に落ちるのは…!」



286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 20:32:51.55 ID:uNs3SBiGO

第四話

後輩の法則!

~~~~~~~~~

?「…それで?結局バトルに負けて能力を失っただけの状態で帰ってきちゃったの?」

ベッキー「ご、ごめんです…途中に邪魔が入ってしまい…」

?「へぇー…その人そんなに強かったんだ?どんな人?」

ベッキー「き、金髪で眉毛が太い人で…能力は肉体強化系的な感じで…」

?「……」

?「わかった。ありがとう。もう帰っても良いよ」

ベッキー「えっ!?そ、そんな…もう一度だけ…」

?「もう能力失ってるくせにチャンスなんてものが存在すると思ってるの?…早く消えないと殺すよ?」

ベッキー「ひっ!?す、すぐに帰るです!ど、どうか見逃してください!」ガクブル

?「(その能力…早めに潰しておいた方が良さそうだね)」



288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 20:35:42.99 ID:uNs3SBiGO

ほうかご!

律「唯とムギ…今日は一緒に…」

唯「あっ、りっちゃんごめんっ!」

紬「私たち今日も和ちゃんと三人で帰る約束があって…」

唯&紬「それじゃあまた明日ねっ!」

律&澪「……」

眉毛とメガネ…私の唯先輩を誑かして一体…

梓「だからやめてくださいってば!?」ムキー



289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 20:41:10.59 ID:uNs3SBiGO

律「…なーんか、また最近おかしくね?」

澪「うん…唯だけのうちは気にならなかったけど
  ムギまで最近、和と一緒に帰るようになったのは…」

律「…こりゃ三人共、男か…」

梓「そんなことないですってば!?」

澪「いや…私も流石に何かあるようにしか思えないな…
  私たちには多分言えないような何かが…」

梓「澪せんぱーい…」

律「…また、ちょっと後でも付けてみるか?」

梓「そうしましょう!」

澪「早っ!?」



290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 20:48:06.77 ID:uNs3SBiGO

かえりみち!

和「…しかしムギったらここ3日間で5人もの能力者を倒しちゃうんだから驚きよね…」

紬「そんなことないわ。唯ちゃんのフォローがあってこその結果だもの。私一人の力じゃないわ」

唯「えへへー誉められた!」

和「…どうせ私は未だに唯以外じゃ能力使用回数は0回よ…」シクシク

唯「大丈夫!そのうち絶対ぶりっこポーズで攻撃してくる能力者も出てくるよ!」

和「逆にイヤよ…そんな相手…」シクシク



律「能力…がなんだって?」

澪「いや…よくわからない…」

梓「ぶりっこポーズってなんですかね?」



292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 20:55:46.78 ID:uNs3SBiGO

紬「そ、それよりも今日は平和ねー!誰も能力者が襲ってこないし!」

和「襲ってきてもムギが一人で瞬殺よ…」イジイジ

紬「あぁっ!?和ちゃんがイジケモードに!」

唯「ありゃりゃー…最近多いんだよねぇ…」


澪「な、なんか瞬殺とか物騒な単語が…」アワアワ

律「…ストリートファイトでもして金稼いでんのか?」

梓「そういえばムギ先輩って怪力なんですよね…
  ってイヤイヤ!ストリートファイトとかどこのスラム街ですか!?」

律&澪&梓「(うーん…謎は深まるばかりだ…)」


「おねーちゃーん!!」

唯「お?」



298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 21:05:23.56 ID:uNs3SBiGO

梓「あれは…憂と純?こんな時間に二人で帰ってるなんて珍しい…」


憂「お姉ちゃん!」

唯「おりょ?憂?帰り道で会うなんて偶然だね!それと…」

純「あっ純です。鈴木純。こんばんはー」ペコッ

唯「そうだ純ちゃんだ!こんばんはー!」

憂「ムギ先輩に和ちゃん。こんばんはー」ペコッ

和「こんばんは憂。帰り道で会うなんて珍しいわね」

紬「確かにそうねー 。さっきまで学校にいたの?」

憂「あっ、はい!彼女のジャズ研が終わるのを待ってて…
  たまには一緒に帰ろうかな。みたいな」

純「憂と一緒に帰るなんて久々だよねー」

憂「ふふっ、そうだね」

紬「……」



299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 21:12:44.64 ID:uNs3SBiGO

紬「そうなんだー。それでその帰りに偶然私たちを?」

純「はい!憂ったら平沢先輩見つけた瞬間に笑顔になっていきなり走りだして…」

憂「も、もうっ!やめてよー///」

唯「そうなの?えへへー///憂かわいいー!」ギューッ…

憂「わぷっ…お姉ちゃん///」


そういえば最後に唯先輩に抱きしめられたのはいつ…ってぇ!?

梓「律先輩!いい加減殴りますよ!?」プンスカ

律「殴ってから言うなー!全くなんて奴だー!!」ムキー

澪「いや律の自業自得だろ…」



300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 21:21:23.40 ID:uNs3SBiGO

~~~~~~~~

紬「それじゃあ私はこっちだから…また明日ね!」

和「うん。またね」

唯「ムギちゃんバイバーイ!」

憂&純「さようならー!」


律「ありゃ?ムギの奴、自分の帰路に…」

澪「解散…か?…特に何も無かったな」

梓「だから言ったです!男なんていないって!」

律「はいはい、悪い悪い」

律「(うーん…何かあると思ったんだけどなぁ…)」

律「(能力って言葉も出てきて…
   唯の木の力の秘密でもわかるんじゃないかと思ったけど…)」

律「(まぁ、何も無いなら無いでそれでいいか)」

律「んじゃあ私たちも今日は帰るべ?」



303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 21:35:24.36 ID:uNs3SBiGO

~~~~~~~~

紬「……」

?「……」

紬「…いつまでそうやって私の後を付けてるの?」

?「…!!」

紬「私が一人になるのを最初からずっと狙っていたわね」

紬「…憂ちゃん」

憂「…ムギさん。いつから気づいていたんですか?」

紬「単純なこと。今日はジャズ研の活動はおやすみだったはず。
  なのにこんな時間まで鈴木さんを待っていた…なんてバレバレな嘘をついたからよ」

憂「…私も彼女も嘘をつくのが苦手なんですよね。素直な性格だから」

紬「そこをどいて憂ちゃん。私、唯ちゃん達のところに戻らないと」

憂「大丈夫ですよ。お姉ちゃん達には純がいます」

憂「…だからムギさんは私と遊んでもらって良いですか?」

紬「…どいてもらえないなら実力行使で行くわよ?」

紬「(唯ちゃん、和ちゃん…それまで無事でいて…!)」



305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 21:44:42.57 ID:uNs3SBiGO

~~~~~~~~

唯「憂が忘れ物なんて珍しいなぁ。一人で行っちゃったけど大丈夫かなぁ?」

和「そうね…もうすぐ外も暗くなるし今からでも追いかけて…」

純「いや?そんな必要無いと思いますよ?
  今頃もう忘れ物の回収に取りかかっているはずですから」

唯「えっ?もう学校に着いてるころ?それはいくらなんでも早すぎると思うなー」

純「そうですね…速すぎるという噂の琴吹先輩がいない今こそ
  先輩方を倒すチャンスってやつですね…!」スッ…

和「…!?」

唯「えっ?」

和「唯!彼女から離れて!」




純「口笛をレーザーに変える能力!!」ピィッ…!



309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 21:53:10.46 ID:uNs3SBiGO

和「あぶない唯!」ダッ…

唯「わっ!?」

バシュッ…!!

和「ぐっ…あぁっ!!」バタン…!

唯「…えっ」

唯「…の」

唯「和ちゃんっ!!!」ダッ…

純「あらら…平沢先輩に当たらなかったよー。でも次は…」

和「くぅ…っ…!」

唯「和ちゃん!大丈夫!?和ちゃん!?」

唯「(わ、私がどんくさいせいで…和ちゃんが…!)」ガクガク

和「大丈夫…カスっただけ…そ、それよりも第二波…来るわよ!」

唯「!!」

純「口笛をレーザーに変える能力!」ピィッ…!



313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 22:04:17.88 ID:uNs3SBiGO

唯「(あの子も能力者だったんだ…!)」

唯「(もっと私が早く気づいて対応出来ていたら…!)」

唯「くっそぉ!!」パァッ…グクグ…

純「(それがベッキーの隕石を打ち返した木の幹ですか?
   結構大きさがありますね!当たると痛いんだろうなぁ…)」ピィッ…

唯「あったれぇ!!」ブンッ…!

純「(まぁ、だからなんだって話ですけどね!)」ピィィッ…!

バシュッ!!…ドーン!!

唯「うわっ!?木が真っ二つになっちゃった!?」

純「私のレーザー光線はダイヤモンドさえ千切ることが出来ます」

純「木の幹如き…いつでも粉微塵に出来ますよ!」フフン

唯「えぇっ!?じゃあもしかして私ピンチ!?」ガーン

和「(…マズい…あの子…強いっ…!!)」



317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 22:11:48.23 ID:uNs3SBiGO

純「うーん…正直あんまり強いって感じしないなぁ…」

純「なんで憂は…っとと…危うく口が滑るとこだった…」

和「(憂…?)」

和「憂も…この能力バトルに参加しているの…?」

唯「えっ?」

純「……」

和「憂が私たちを襲うことを指示したの…?一体…」

純「おしゃべりはここまでです。うるさいからあなたから始末しちゃいましょうか」スッ…

和「…!!」



322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 22:18:57.11 ID:uNs3SBiGO

純「口笛をレーザーに…」

唯「やめて!!」

純「…平沢先輩」

和「ゆ、唯…」

唯「あなたの相手は私だよ!和ちゃんには手を出すなぁっ!」フンス

純「…まぁ、本来の目的は平沢先輩ですからね。別に良いでしょう」

純「そこで倒れてる人はいつでも始末出来ますしね」

和「くっ…!」

純「でも、どうするつもりですか?勇ましいのは良いですが先輩の攻撃は私には届きませんよ!」

唯「……」

唯「…そうだね。だから悪いけど私も今から本気を出しちゃうんだからねっ!」フンス

純&和「!?」



325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 22:27:48.96 ID:uNs3SBiGO

純「(本気…?まだ何か手があるというの?)」

純「(いや平沢先輩の能力にそれほど応用力があるとは思わない…ハッタリだ!)」

唯「……」フンス!

和「(いや…嘘をついているような眼には見えない…!)」

和「(唯…あなた一体どうするつもり…!?)」

純「…その無駄に自信満々な態度…ムカつくなぁ…!すぐに打ち崩してあげますよ!」スッ…!

唯「…!!」パァッ…

純「(ここで能力を使おうとしている…あくまでレーザーと ぶつけ合う気ですか…)」

純「そんなの無駄なのにさぁ!」

純「トドメです!口笛をレーザーに…変えるちからぁっ!!」



331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 22:39:46.14 ID:uNs3SBiGO

純「(これでトドメです!)」ピッ

ゴォォォッ…!!

純「…ん?なんか辺りがいきなり暗く…」

和「あ…わ…わ…!?」ガクガク

純「えっなに?…上に何か…?」スッ…

純「…!?」

ドスーン!!!!

純「がっ!?…はっ!?」メキメキッ…!!

純「(た、大樹から上から…降ってきたぁ…!?)」バキボキッ…!!



335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 22:45:25.16 ID:uNs3SBiGO

唯「正面がダメみたいなので上から攻めてみました!」フンス!

和「唯の能力…木を生んで殴る以外に木を生んで飛ばすことも出来るの…?」

和「(しかも…あんな大樹を…)」

純「そ…そんなの…聞いて…な…」ガクッ…

唯「そりゃ誰にも言ってないもん!使うのも初めてだし!」フンス

和「(バトルの中で閃いて生み出した技…!?)」ガビーン

和「(出せる保証も無い…全くのギャンブルだったというの…)」ポカーン

唯「しかし、ちょっと大きく作り過ぎちゃったなぁ…」

純「」

唯「生きてる?」

和「軽っ!?」



337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 22:57:17.19 ID:uNs3SBiGO

~~~~~~~~~

ピーポーピーポー…

和「骨と言う骨が粉砕骨折…とりあえずトラックの轢き逃げあったと説明しておいたけど…」

和「トラックに轢かれたとはいえ、あまりにも酷い状態で生きているのが不思議なぐらいだって…」

唯「そっかぁ…見かけによらず凄い生命力なんだね!」

和「アンタもう少し罪悪感持ちなさいよ!?下手したら殺してしまってたのよ!?」

唯「ううっ…そうだよね…ごめんなさい…」

和「…まぁでも…あの状況を打開する為にはさっきの技ぐらいしか無かっただろうし…」

和「唯に限って殺意があったわけじゃ無いだろうしね…今回はもうこの話はこれでおしまい!」

和「(実際唯があの子を倒さなきゃ私たちが殺されていたかもしれないしね…)」

唯「ホント!?良かったぁ…あんまり怒られないで済んだよ~…」ホッ…

和「でも今後はなるべく使わないように!人殺しなんて唯だってイヤでしょ!」

唯「は、はいっ!了解であります!」ピシッ!

和「…もう」

和「(そういえばムギと憂…二人は今…?)」



338 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/04(月) 23:01:37.97 ID:uNs3SBiGO

~~~~~~~~~

紬「…くっ!」ハァハァ…

憂「ふふっ…随分と粘りますねムギさん…」ハァハァ…

紬「(憂ちゃん…この子の能力は一体…!?)」

憂「(純ちゃんが遅い…しくじったかな…)」

憂「(お姉ちゃん…)」

憂「(やっぱり私が直接手を下さなきゃダメなの…?)」




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