SS保存場所(けいおん!) TOP  >  クロス >  唯「ゴミを木に変える力!」#中編

お知らせ

SS保存場所は移転しました。
現在けいおん!関連の更新はしていません。
今後更新するかは未定です。
SS保存場所






唯「ゴミを木に変える力!」#中編 【クロス】


http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1286095808/

唯「ゴミを木に変える力!」#前編
唯「ゴミを木に変える力!」#中編
唯「ゴミを木に変える力!」#後編




376 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 06:55:47.52 ID:pxRyR6HlO

第五話

平沢憂の法則!

~~~~~~~~~

憂「さてとムギさん…続きを始めましょうか」

紬「…!!」

憂「行きますよ…!電光石火(ライカ)!」ヒュンッ…

紬「…!!」

紬「(速いっ…!)」

紬「…一秒を十秒に変える能力!」

憂「快刀乱麻(ランマ)!」シュッ…

紬「…くっ!」ヒョイ…

憂「間一髪避けましたか…やはりその能力は少々厄介ですね」

紬「(超高速で移動したこと思えば大きな剣も出してくる…)」

紬「(憂ちゃんの能力は一体…?)」



378 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 07:04:45.16 ID:pxRyR6HlO

憂「でも段々と攻撃を避けるのに余裕が無くなってきてますね」

憂「私の電光石火がムギさんの能力の時間に追いつくのもそろそろでしょうか…?」

紬「…!!」

紬「(しかもあの高速移動…私の能力の中を使ってやっと眼で追える速さになる…)」

紬「(しかも段々とその速度は増してきて私の10秒に近づいてきている…)」

紬「(次の一撃は避けられるかどうか…)」

紬「(…それにしても能力…何故あのスピードであんなにも小回りが利くの…!?)」

憂「……」

憂「ふふっ。何故そのスピードでそんなにも小回りが利くのか…って顔してますね?」

紬「…!!」



380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 07:12:06.51 ID:pxRyR6HlO

憂「普通現実でこのスピードで動いていたら
  小回りが利かず方向転換する時にどうしても大きな隙が生まれちゃいますよね」

憂「でも何故か私はこのスピードで移動しても小回りが利き方向転換しても大きな隙が出来ない」

憂「…まさに理想的ですよね」ニヤリ

紬「…!?」

紬「まさか…あなたの能力は…」

憂「気づかれましたか?電光石火や快刀乱麻はあくまで私が元々持っている特殊能力で
  神候補から与えられた能力ではありません」

憂「これらは神器って言うんですけどね」

紬「神器…?」

憂「そして私はその神器に能力を加え理想的な神器を使ってムギさんと戦っていました」





憂「私の能力は理想を現実に変える能力です」



383 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 07:20:58.93 ID:pxRyR6HlO

紬「理想を現実に…変える能力…」ゴクッ…

憂「素敵な能力だと思いませんか?…反面限定条件もなかなか厳しいんですけどね…えへへ…」

紬「(なんて能力なの…!限定条件こそわからないけと、それこそ私の能力に匹敵…いえ…)」

紬「(それに神器という謎の力も加えると最強の能力と言っても過言じゃないわ…!)」

紬「(その能力に…神器という力…)」

紬「(憂ちゃん…あなたは一体…)」



386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 07:29:03.34 ID:pxRyR6HlO

憂「まだ何か聞きたいことがある…って顔してますね?大方神器のことについてですかね?」

憂「別に説明しても構わないのですが…少々私も疲れちゃいました…ムギさんたらしぶといんだもん」

憂「これ以上バトルが長引くのはお互いにメリットも無いので…次で終わりにさせてもらいますね」

紬「…!!」

紬「(まずい…また高速移動で攻め込まれたら次は能力を使っても…)」

紬「…!?」ビクッ

憂「ふふっ」

紬「(しまった!?もう懐に…!!避けられない…!)」

憂「さようなら…ムギさん…!」ヒュン…

紬「…!!」グッ…



387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 07:36:00.14 ID:pxRyR6HlO

紬「……」

紬「……?」

憂「…間一髪でしたね」

唯「ムギちゃん!!」

唯「…憂っ!!」

和「憂…あなたは…」

紬「唯ちゃん…和ちゃん…」

憂「…ここまでですね。
  お姉ちゃんの前であなたを倒してしまうのはちょっと抵抗がありますから…」

唯「憂…どうしてムギちゃんを…」

憂「……」

憂「ごめんね…お姉ちゃん……」

憂「…電光石火!!」ヒュンッ…!

唯「あっ!?憂!?待って!」

唯「ういーー!!!」



389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 07:44:21.84 ID:pxRyR6HlO

~~~~~~~~~

唯「…大丈夫ムギちゃん?」

紬「ええ…なんとか…二人も大丈夫だった?」

和「ええ…鈴木さんは唯が倒してくれたから…」

紬「そっか…良かっ…うっ…!」フラッ…

唯「ムギちゃん!?」

紬「大丈夫…ちょっと長期戦で疲れちゃっただけだから…」

和「ムギがこんなにも苦戦するなんて…憂の能力って一体…」


さわ子「…あの子の能力については私達から説明するわ…」

犬丸&斉藤「……」

唯「えっ?…さわちゃん先生…?」

和「犬丸さんに斉藤さんも…?」

紬「(神候補が三人も集まって一体…?)」

唯「(…憂…一体何がどうなってるの…?)」



419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 18:59:52.93 ID:pxRyR6HlO

第六話

天界人の法則!


さわ子「……」

唯「さわちゃん先生…?」

さわ子「…まずは彼女の…憂ちゃんの能力について説明するわね」

さわ子「まずはバトルの為に神候補から与えられた能力…」

和「(まずは…?)」

さわ子「理想を現実に変える力」

さわ子「その名の通り憂ちゃんが描いた理想を現実のものに変えてしまう能力よ」

和「理想を現実に…なによそれ…反則じゃない…」

さわ子「確かに反則級な能力ね。ムギちゃんの能力と同等なぐらいに」

さわ子「でも、完璧な能力ではないわ」



422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 19:07:37.44 ID:pxRyR6HlO

さわ子「まず現実へと変えることが出来る対象は限られている」

さわ子「カップを落としても零れない紅茶…
    中に入って空に浮かぶことが出来るシャボン玉のように…」

紬「物の持つ性質を変えることが出来る能力であり、
  私の時間を変える能力を受けても私と同じ時間で動ける…っていう理想は無理なんですね」

さわ子「その通りよ。そういう意味じゃムギちゃんの能力の方が一見有利にも見えるけど…」

紬「…神器ですね?」

さわ子「…ええ。それについてはまた後で話すわ」

さわ子「そして彼女の能力のもう一つの穴…限定条件…これが問題よ…」



423 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 19:13:50.00 ID:pxRyR6HlO

和「限定条件…?私の能力みたいに何か難しい条件が…?」

紬「そういえば憂ちゃんも厳しい限定条件があるとは言っていたけれど…
  戦っている時に何か特赦なことをしている様子は…」

さわ子「試合中に何か特赦なことをする必要は無いわ。
    本人の気持ち1つですぐに条件はクリア出来るもの」

和「…?それじゃあ欠点って一体…?」

さわ子「理想を現実に変える能力…その限定条件は」

さわ子「能力を使用するごとに己の寿命を一年削る…よ」

和&紬「…!?」

唯「……」

唯「えっ?」



424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 19:20:46.49 ID:pxRyR6HlO

さわ子「全く…とんでもない能力を与えた奴がいたもんだわ…
    まぁ、こんな能力を与えるような奴、私は一人しか知らないけどね…」

犬丸「…彼ですね」

斉藤「マーガレット殿…ですな…」

さわ子「アイツで間違いないでしょうね…」

さわ子「(マーガレット…神候補の一人であり…)」

さわ子「(そして…)」

唯「ちょ、ちょっと待ってよ!さわちゃん先生!!」

唯「寿命…寿命って一体どういうこと!?」

さわ子「……」



426 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 19:30:03.10 ID:pxRyR6HlO

和「(唯…)」

紬「(唯ちゃん…)」

さわ子「…さっき言った通りよ。能力を使う度に憂ちゃんの寿命は一年減るの」

さわ子「…過度な使用は死に至る…両刃の剣よ」

唯「……」

唯「…憂の寿命は今、どうなってるの…?」

さわ子「…それはわからないわ。
    でも、こんな時に慰めの言葉を言っても仕方ないからハッキリと言うけど…」

さわ子「能力を使用する度に死に一歩近づく…
    それこそ次に能力を使用した時に死んでしまうかもしれない…」

唯「…!!」

和「そ、そんな…」

紬「そんな能力…どうかしてる…」



428 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 19:41:06.10 ID:pxRyR6HlO

唯「…止めないと」

唯「憂を捜して止めないと!!」

和「そうね…そんな馬鹿げた能力をこれ以上あの子に使わせるわけにはいかないわ…!」

紬「ええ…今すぐにでも手分けして…!」

さわ子「焦っちゃダメ!…そんな能力を使っている以上、簡単に止められるような相手じゃないわ…」

さわ子「何かの覚悟のもとに使用しているはず…まず説得は通じないと思う…それが唯ちゃんでもね…」

唯「じゃあ叩いてあげないと!悪いことした妹はちゃんと私が叱ってあげなきゃ…!」

さわ子「……」

さわ子「…唯ちゃん、今から話すことをどうか落ち着いて聞いて欲しいの」



さわ子「あの子が神候補に与えられた力とは別にある…特殊な能力の話よ」



429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 19:50:05.68 ID:pxRyR6HlO

さわ子「…ムギちゃんはもう知っているわよね?」

紬「…神器ですか?」

さわ子「その通りよ。それが彼女の持つ特殊な能力の数々…」

さわ子「…天界人のみに与えられし神器よ」

和「天界人…?…えっ!?それって…!?」

紬「…!!そんな憂ちゃんは…!?」

犬丸&斉藤「……」

唯「…えっ?なに?みんなどうしたの?」

さわ子「そういえば…唯ちゃんには私達神候補のこと何にも説明してなかったっけ…」

さわ子「唯ちゃんよく聞いて…私達神候補三人…憂ちゃん…平沢憂は…」





さわ子「人間じゃありません」



431 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 19:59:20.80 ID:pxRyR6HlO

和「憂…が…?」

紬「そんなことって…!」

唯「……」

唯「…何を言ってのさわちゃん先生?やだなぁ!憂は私の妹だよ~!」

唯「それにさわちゃん先生が人間じゃないって!どこからどう見ても人間じゃーん!!」

唯「いくら私が天然だからってそんな冗談に…」

さわ子「……」

唯「…騙されないんだからっ」

唯「だからさ!早く冗談って言ってよ!
  ほら、和ちゃんや紬ちゃんも黙ってないでさわちゃん先生に何か言ってやってよ!」

紬「唯ちゃん…おそらく先生の言ってることは…」

和「憂が…そんなっ…?」グスッ…

唯「……」

唯「…なんだよぉ、みんなして…」

唯「…憂は小さな頃からずっと一緒にいた私の家族だよ…?」

唯「……大事な私の妹なんだからぁっ!!!」



434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 20:06:24.16 ID:pxRyR6HlO

~~~~~~~~~

憂「……」

憂「ねぇ、お父さん」

マーガレット「……」

憂「私、もう覚悟を決める。
  お姉ちゃん…平沢唯を含めた全ての能力者を倒し貴方を神にしてみせる…」

憂「…だから舞台を用意してもらえないかな?」

憂「そこで全て終わらせてみせるから…」

憂「(お姉ちゃん…私は…)」



457 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 22:31:05.18 ID:pxRyR6HlO

第七話

チームバトルの法則!

~~~~~~~~~

唯「(憂は人間じゃない…?」

唯「(憂は私の本当の妹じゃない…?)」

唯「……」

唯「じゃあ…憂は私のなに…?」

唯「私は憂のなんなの?さわちゃん先生…?」

さわ子「唯ちゃん…」

唯「…わたし…なにがなんだかわかんないよぅ…」エグエグ

さわ子「(神候補を決めるこの能力者バトル…)」

さわ子「(よりもよってこんな展開を招いてしまうなんてね…)」

さわ子「(私は今、この子の担当……担任として何が出来る…?)」



459 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 22:39:16.80 ID:pxRyR6HlO

唯「うっ…うぅ…」エグエグ

紬「唯ちゃん…」

和「唯…」

さわ子「(もう~!!大切な生徒が三人もこんな顔してるのに
     私は一体何をやってるのよ~!!!)」

さわ子「(…なんとか力になってあげたい…)」

さわ子「(もう神候補だとかそんな肩書きなんていらない…)」

さわ子「(この子たちの為になにか…)」

さわ子「(なにか出来るなら私はどんな罰でも…!)」グッ…

斉藤「…何か手は無いものか…」

犬丸「ええ…けど、しかし…」


「おやおや?神候補の皆さんが御揃いのようで」

さわ子&犬丸&斉藤「!?」



461 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 22:46:35.84 ID:pxRyR6HlO

マーガレット「何かの密会ですか?私も混ぜていただいてもよろしいでしょうか?」

斉藤「…!!」

さわ子「マーガレット!!」

和「マーガレット…?じゃあこの人が…!?」

紬「憂ちゃんの担当神候補…」

唯「……」

唯「(…憂の本当の…家族…?)」

犬丸「貴方…一体何をしに…!」

マーガレット「…そう構えないでくださいよ。別に敵意などありませんから」

さわ子「…何が目的かは知らないけどちょうど良かったわ。
    アンタには聞きたいことが山ほどあるのよ。少し付き合いなさい」

マーガレット「ほう…一体なんですかね」



462 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 22:53:49.04 ID:pxRyR6HlO

さわ子「…アンタの担当の子…平沢憂は天界人だってことは最初から知っていたの?」

マーガレット「…もうそこまで知っていますか。…ええ最初から知っていた上で能力を与えました」

さわ子「…!」

さわ子「最初から知っていたってこと……つまりアンタは憂ちゃんの父親だってわけね」

和&紬「!!」

唯「(やっぱりそうなんだ…)

唯(…なんでだろう)」

唯「(あの人を見た瞬間にそんな気がした…)」



463 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 23:00:58.49 ID:pxRyR6HlO

斉藤「…自分の娘でありながらあのような能力を与えるとは…
   貴殿は一体何を考えておられる?」

マーガレット「理想を現実に変える能力のことですか?
       それは強い能力を与えた方がバトルに有利だからに決まっているから与えたまでです」

犬丸「それが…彼女を寿命を奪うことになっても…ですか?」

マーガレット「…なんですか?
       せっかく懐かしい顔ぶれに会いに出向いてみれば出会い頭に説教タイムですか?」

マーガレット「せっかく人が朗報を持ってきたと言うのに…」

さわ子「…朗報?」

マーガレット「ええ。…どちらのお嬢さんが平沢唯さんかな?」

唯「…!」



465 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 23:06:39.26 ID:pxRyR6HlO

唯「わ、私が平沢唯ですっ!」

マーガレット「ほう…これは憂によくそっくりだ」

マーガレット「まるで姉妹のようだね」クスッ

唯「…!」

さわ子「ちょっとアンタ!?なんのつもり!?」

唯「…さわちゃん先生!!」スッ…

さわ子「ゆ、唯ちゃん…」

唯「……」



466 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 23:13:26.02 ID:pxRyR6HlO

マーガレット「(ほう…少し挑発したつもりだったが意外と冷静だね…)」

マーガレット「君のことは少し見くびっていたんだが…これはどうも私の勘違いだったようだね」

マーガレット「憂が君に肩入れするわけだ」

マーガレット「さわ子さんも一々このぐらいのことでまくし立てず、この子を見習ってくださいよ」

さわ子「くっ…!好き放題言ってくれるわね…!」グッ…

犬丸「さわ子先生!気持ちはわかりますがここはどうか抑えて…」

さわ子「…くそっ!」ギリギリ

さわ子「(コイツってこんなにムカつく奴だったのね…!!)」

斉藤「……」

斉藤「(気のせいか…?マーガレット殿なのには間違いないはずなのに何か違和感を…)」



468 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 23:23:01.74 ID:pxRyR6HlO

唯「それで私に一体…?」

マーガレット「ああ、すまない。話が脱線してしまったね」

マーガレット「いやなに。君と憂を是非とも戦わせたくてこうして私の方からお誘いに来たんだ」

唯「…!!」

唯「憂…と」

マーガレット「うん。憂の方も君とのバトルを強く希望している」

唯「憂が私と…一体なんで…」

マーガレット「……」

マーガレット「…私を神候補にする為に頑張ってくれているんだよ。あの子はとても従順な子だからね」

和「憂が…唯と…?」

紬「……」



471 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 23:29:28.95 ID:pxRyR6HlO

紬「(唯ちゃんとの強く願っている…?)」

紬「(…そんなはずは無いわ)」

紬「(もしそうなら、二人きりになった時に真っ先に仕掛けているはず…)」

紬「(一緒に住んでいるんだもの…機会はたくさんあるはず…)」

紬「(それにさっきだって鈴木さんを使って唯ちゃんを襲わせた…)」

紬「(そして極めつけは私とのバトルの最中に唯ちゃんが来た時に、
   まるで自分の戦っている姿を見られたくないかのようにその場を後にした…)」

紬「(…憂ちゃん…あなたは今…なにを思っているの…)」



473 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 23:42:26.79 ID:pxRyR6HlO

マーガレット「それで良い機会だと思ってね。少しある趣向を凝らしてみたんだ」

和「趣向…?」

マーガレット「実はこの能力者バトル…意外にもう参加人数が残り僅かなんだよ 」

マーガレット「君たちと憂…そしてあと五人。この八人だ」

さわ子「…もうそれだけの人数だけになったのね」

マーガレット「そして偶然にもあとの五名というのがみんな憂のことを慕っていてねー」

さわ子「…なにが言いたいのよ?」

犬丸「…つまり戦争でも起こそうかってことですか?」

さわ子「…えっ!?」

マーガレット「おっ?犬丸さんは理解が早いねー。その通りだ」

マーガレット「平沢唯さん達にチームバトルの申し込みをしたい!」



476 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/05(火) 23:51:24.48 ID:pxRyR6HlO

紬「…!!」

和「ち、チームバトル!?」

マーガレット「そうさ。憂は他の残る五名と同盟を組んでいる」

マーガレット「そして君たち二人も同盟を組んでいる」

マーガレット「この残りの人数ならチームバトルにして戦った方が
       手っ取り早いかなと思って提案をしにきたんだ」

唯「チームバトル…」

紬「…二人?」

マーガレット「君と平沢さんの二人だろう?」

和「あのう…私は…」

マーガレット「……」

マーガレット「…君も能力者?」



和「……」シクシク

さわ子「犬丸ちょっとこい」

犬丸「わぁぁっ!?ごめんなさい!ホントごめんなさい!!」



479 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 00:01:29.77 ID:pxRyR6HlO

マーガレット「…というわけで君たち三人は同盟を組んでいて憂達も六人で同盟を組んでいる」

和「……」シクシク

犬丸「和さん…なんかホントごめんなさい…」

マーガレット「ならば敵同士で一気にぶつかった方がこの能力者バトルの決着も早まるというわけです」

さわ子「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!?」

さわ子「三対六って…明らかにこっちが不利じゃないのよ!」

マーガレット「大丈夫です。私は優しいですからね。ちゃんとフェアなルールを設けました」



480 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 00:11:07.65 ID:ZN+7JwP7O

マーガレット「バトル方式は1対1で互いのチーム対戦相手は毎回ルーレットで決める。
       特殊なルールとしてバトルに勝利した能力者は
       ルーレットから名前は消えず続闘する可能性もある」

マーガレット「逆にバトルに負けた能力者は
       その時点でルーレットから名前が除外される」

マーガレット「先にチームリーダーを倒したチームの勝利。
       チームリーダーが負けた時点で残り人数関係無くゲーム終了」

マーガレット「どうだい?早ければ一試合で全てが決まる…なかなかフェアなルールだろう? 」

さわ子「そ、それでも!人数的な不利は変わらないわ!こっちの続闘率が圧倒的高いもの!体力面で…」

マーガレット「……」

マーガレット「わかってないなぁ。さわ子さん」



482 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 00:17:52.43 ID:ZN+7JwP7O

さわ子「…なんですって?」

マーガレット「別にその気になれば六人全員で一気に仕掛けることも可能なんですよ?」

さわ子「…うっ!?」

マーガレット「それを敢えてチームバトルにしてあげてるんです。
       感謝されるならともかく文句を言うのは筋違いですよ」

さわ子「…くっ!」

マーガレット「…ということなんですが、お嬢さん方は如何かな?」

唯&和&紬「……」

紬「…断る理由はありません」

和「私のこともちゃんと能力者扱いしてくれるなら…」グスッ

唯「やります!!そのチームバトル受けて立ちます!!!」フンス



483 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 00:23:21.16 ID:ZN+7JwP7O

マーガレット「そうですか。良い返事が聞けて良かった」

マーガレット「しかしもう一つ…場所と日時の指定もあります」

マーガレット「今から半日後…日の出の時間に…」

和「は、半日後!?」

さわ子「ちょっと!?いくらなんでもふざけ過ぎっ…」

マーガレット「別に無理なら構いません。先ほど言った通り今から仕掛けるまでなので」

さわ子「くっそ…!」

唯「日の出の時間…朝にどこにいけば憂に会えるんですか?」

さわ子「ゆ、唯ちゃん…」



486 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 00:31:00.12 ID:ZN+7JwP7O

紬「早いことに越したことは無いものね…」

和「そうね…どうせやるなら早く終わらせたいわ…」

和「(1対1形式とか凄く不安だけど…)」

斉藤「お嬢様…」

犬丸「和さん…」

マーガレット「…どうやら能力者の方々は全員この条件を呑んでいただいてくれたみたいですね」

マーガレット「…一応聞いておきますが…あなた方三人もこれでよろしいですね?」

さわ子&犬丸&斉藤「…!!」



487 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 00:36:59.46 ID:ZN+7JwP7O

さわ子「(くっ…どうせ私達に決定権なんて無いんでしょうが!)」

さわ子「(けど…こっちが三に対して向こうが六…)」

さわ子「(さすがに半分の人数は圧倒的に不利…」)

さわ子「(真鍋さんに至っては役に立つかも…)」

さわ子「……」

さわ子「…あれ?」

さわ子「(三対六…?)」

さわ子「(三…六…)」

さわ子「…!!」



488 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 00:46:12.03 ID:ZN+7JwP7O

さわ子「…良いわよ。フェア条件で挑んできたこと…唯ちゃん達が後悔させてあげるわ!」

犬丸&斉藤「…!」

マーガレット「ほう…それは楽しみだ」

マーガレット「では決まりという方向で…あとは場所ですね」

マーガレット「早朝という時間ですし…あまり遠出するのもなんですからね」

マーガレット「この先にある自然公園…そこでどうでしょうか?」

唯「はい!自然公園ならよく行ってたから迷わず行けます!」フンス!

和「えっ?よく行ってた?なんで?」

紬「自家用ジェットがあるので別に私は遠出でも…」

マーガレット「……」

マーガレット「(緊張感ない子たちだな)」



490 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 00:53:15.84 ID:ZN+7JwP7O

マーガレット「これで全てが決まりましたね…」

マーガレット「それでは…明日の日の出にまた…自然公園でお待ちしています」フッ…!

和「(消えた…)」

和「(…なんて今更驚いていられないわね)」

紬「(明日…この能力者バトルに全ての終止符を…!)」

唯「(憂…)」

唯「(また明日の朝にね!)」

さわ子「(みんな良い顔してるわね…)」

さわ子「…ねぇ、ところでアンタ達二人」

犬丸「さわ子先生…さっきの自信に満ちた表情は…」

斉藤「何か勝算が…」





さわ子「一緒に地獄に落ちてみる気…ない?」



528 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 15:46:13.28 ID:ZN+7JwP7O

第八話

姉妹の法則!(前編)

~~~~~~~~~

さわ子「……ってわけなのよ」

律&澪&梓「」

さわ子「?ちょっと!三人とも聞いてるの!?」

澪「いや…聞いてはいますが…」

梓「いきなり夜明け前に電話で起こされて何事かとと思えば…」

律「…さわちゃんは人間じゃなくて憂ちゃんも人間じゃないって…なんのこと?」

さわ子「そういうことよ」

犬丸「さわ子先生…色々と端折り過ぎかと…」



530 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 15:51:54.24 ID:ZN+7JwP7O

~~~~~~~~

律「つまり…さわちゃんは神様を目指していて神様になる為に唯に能力を与えた…と」

澪「それが…あの木の能力…?」

さわ子「そういうこと。やっと理解してくれたわね」

律「いや、まだイマイチ…」

梓「あ、あの!」

さわ子「ん?何かしら梓ちゃん?」

梓「ひゃ、百歩譲って先生が人間じゃないのはまだ認めます…」

さわ子「なんか複雑ね」

梓「憂が…人間じゃ…ない?」

さわ子「……」



531 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 15:55:55.69 ID:ZN+7JwP7O

さわ子「…ええ。これまた話すと長くなるんだけどね…」

律「うっそだろ…流石にそれは信じらねぇって…」

澪「じゃ、じゃあ…唯も…?」

さわ子「大丈夫。唯ちゃんはれっきとした人間よ」

梓「それって…」

さわ子「そうね。唯ちゃんと憂ちゃんは本当の姉妹じゃないわ」

律&澪&梓「!!」



532 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 16:05:04.28 ID:ZN+7JwP7O

律「おいおい…いくらなんでもそんなのって…」

澪「二人が本当の姉妹じゃないなんて…」

梓「…唯先輩はもうそのことを…?」

さわ子「…ええ。知っているわ」

澪「そんな…」

さわ子「知った上で今でも憂ちゃんの姉として彼女のことを 大切に思っている」
律&澪&梓「…!!」

さわ子「…彼女のことを救おうとしているの。
    だからお願い…あの子の力になってあげてほしいの!」



533 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 16:16:11.60 ID:ZN+7JwP7O

律&澪&梓「……」

さわ子「……」

律「…ハハッ!やっぱ能力者とかそんなんでも唯は唯だなー!」

さわ子「…えっ?」

澪「ホントにな…裏表も何も無い…」

梓「……」

梓「…能力者バトルというものが如何せんまだ信じがたいものなんですが…」

梓「救うっていうのは唯先輩と一緒に
  唯先輩をいつも通りの暮らしに連れ戻す…って意味で良いんですかね?」

さわ子「あなた達…」

澪「そういえば救うってなんのことか聞いてなかったな…怖い内容だったらイヤだな…」ブルブル

律「まぁ内容聞こうが聞くまいがアイツらの為だ!部長としては一肌脱がないとな!」

梓「全く…律先輩は…それで私達は何をすれば?」

さわ子「あなた達…」



536 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 16:28:01.01 ID:ZN+7JwP7O

さわ子「あなた達は…」

律&澪&梓「?」

さわ子「なんて良い子なの~!!」ガバッ

律「おわっ!?さ、さわちゃんなんだよ!?」

さわ子「(…ちょっとだけ未練が残っちゃうわね)」

~~~~~~~~~

律「で、私らはどうすりゃ良いのさ?その能力者バトルに参加すれば良いわけ? 」

澪「えぇっ!?ババババトルに…さ、参加するのか!?」

律「いや能力者とかそういう話を聞いて力になってくれってことは
  つまりそういことじゃねぇのかなー?って澪?」

澪「コワイコワイコワイコワイコワイコワイ」

律「おいおい…」

梓「でもバトルに参加するにしても私達には能力も何も…」

澪「そ、そうだよ!私達はバトルで使えるような…」

澪「…!?」



538 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 16:36:00.77 ID:ZN+7JwP7O

律 1
澪 2
梓 3

さわ子 1
犬丸 2
斉藤 3

澪「あれ…まさか…これって…」

さわ子「ちょうど三人いて良かったわ~!一人に一つずつ能力が与えられるから!」

澪「うわああああああ!?」

律「あぁ、後ろの二人も神候補なんだ。じゃあやっぱりバトルに参加しろってことか」

さわ子「ええ。夜明け前に自然公園で能力者によるチームバトルがあってね…
    向こうが6でこっちが3だったからどう考えても不利だって思っていたところでね…」

律「チームバトルか!なんか燃える展開じゃん!」

澪「コワイコワイコワイコワイコワイコワイ」ガクカク



539 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 16:43:34.80 ID:ZN+7JwP7O

律「あれ?6対6?唯…あとは、あぁ斉藤さんいるからムギもか!」

斉藤「左様でございます。紬お嬢様の神候補にてございます」

律「案外身近なとこに神候補っているんだなー…」

律「となると後一人…」

律「……」

律「私らの知らない人?」



犬丸「……」シクシク

さわ子「アンタが泣くなアンタが」



541 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 16:50:28.28 ID:ZN+7JwP7O

~~~~~~~~~

律「……和か。すまん和…完全に忘れてた…」ズーン…

犬丸「あなたが謝る必要はありません…悪いのは…」ズーン…

さわ子「二人して落ち込まない!」

梓「…あれ?ここにいる皆さんってそれぞれの担当の人がもういるんですよね?」

さわ子「ええ。そうよ」

梓「既に担当の人がいるのに他の人にも能力を与えりしちゃって良いんですか?」

さわ子「ダメね」

梓「そんなあっさり!?」



542 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 16:57:04.00 ID:ZN+7JwP7O

律「ダメって…ああ、じゃあ他に私らの担当をしてくれる神候補が…」

さわ子「いないわね」

律「能力無しで戦えと!?」ガーン

さわ子「そんな危険な真似を生徒にさせたりなんかしないわ」

梓「(能力使ってバトルすること自体は危険じゃないのかな…)」

律「じゃあ、どうすんのさ?」

さわ子「ルール破る」

律「そっちの方が生徒の前でやっちゃダメだろ!?」ガーン



546 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 17:22:24.00 ID:ZN+7JwP7O

さわ子「大丈夫よ。ルール破ったところで罰なんかたかがしれてるもの」

律「どうなんの?」

さわ子「地獄に落ちる」

律「そんなサラッと言うなよ!?」ガーン

梓「じ…地獄…って…」

さわ子「あっ、別に死ぬわけじゃないから大丈夫。
    所謂人間界で言うところの囚人生活が待ってるだけだもの」

律「待ってるだけってアンタ…
  私達に能力を与えてから地獄に落ちるまでの執行猶予とかあるのか…?」

さわ子「無いわよ。即地獄行き」

律「おいおい!?」



547 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 17:30:43.00 ID:ZN+7JwP7O

律「じ、じゃあ唯のことはどうすんのさ!?ていうか、そっちの二人もそれで良いのかよ!?」

犬丸&斉藤「……」

律「ムギは?和は!?アンタらなぁ…!」

さわ子「だから、りっちゃん達が支えてあげて。
    だって私達神候補はバトルに手を出すことすら出来ないもの」

さわ子「今、出来る最善のことは仲間を増やして
    唯ちゃん達のバトルの負担を少しでも軽くすることなの」

律「……」

さわ子「…わかってくれる?」

律「…バトルが終われば地獄から出てこれんの?」

梓「(律先輩…)」

さわ子「……」



548 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 17:36:48.05 ID:ZN+7JwP7O

さわ子「…出てこれないことは無いけどね。それがいつになるかはわからないわ」

梓「!!」

律「……」

律「教師が生徒をほったらかして良いのかよ…」

さわ子「今、生徒の為に頑張ろうとしてるからチャラじゃダメ?」

律「明日から私の担任誰だよ」

さわ子「副担任?」

律「…卒業式までに出てこれんの?」

さわ子「…約束は出来ないけど覚える」

律「…ずるいぜ、さわちゃん」

さわ子「そうね…ごめんなさい…」



549 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 17:40:28.70 ID:ZN+7JwP7O

律「……」ギュッ

さわ子「…!りっちゃん…?」

律「…さわちゃんいねぇならずっと留年する」

さわ子「…ダメよ。そんなの許さないわ」

律「……」グスッ

さわ子「りっちゃん…」

梓「(律先輩…)」

澪「コワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイ」



553 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 17:50:15.12 ID:ZN+7JwP7O

さわ子「…ありがとうりっちゃん。こんな優しい生徒を受け持つことが出来て先生嬉しいわ」ギュッ…

律「……」

さわ子「…きっと早く返ってくるからね」キュイン…

律「…!?」

梓「さ、さわ子先生の体が光って…」

さわ子「………を………に変える能力………」

律「さ、さわちゃんっ…」

さわ子「さてと…」バシッ…!

律「うわっ!?……!?」

さわ子「こんなことに巻き込んでごめんなさいね…」ゴォォォォッ…!

梓「(先生の周りにブラックホールみたいな…穴が…)」

さわ子「……」




さわ子「またね」



556 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 17:58:36.91 ID:ZN+7JwP7O

ヒュンッ……!

梓「消え…た…?」

律「……」

律「ずりーよなぁ大人って」

律「次から次へと言葉を並べてさ…」

律「…早く帰ってくる。…またね?」

律「……ホント…かよっ…!」グスッ

梓「(律…先輩…)」

梓「(多分…もうきっとさわ子先生には…)」

梓「……」

梓「…あなた達はそれでも良いんですか?」

犬丸&斉藤「……」



560 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 18:07:52.51 ID:ZN+7JwP7O

斉藤「…ええ。決めたことなのです」スッ…

梓「!」

斉藤「これが今、お嬢様の為に出来る最善の一手…」キュイン…

斉藤「………を………に変える能力………」

梓「あっ…」

斉藤「お嬢様を…どうか…」ゴォォォォッ!

斉藤「どうか、よろしくお願いいたします」ヒュンッ……!

梓「……」

犬丸「…このような戦いに彼女達を巻き込んでしまった私達の贖罪みたいなものです…」

梓「(…でも、それで本当に良いの…?)」

犬丸「…さて、私も…」

澪「」ガクガク



561 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 18:18:22.08 ID:ZN+7JwP7O

犬丸「秋山さん…だったかな…」

澪「」ガクガク

犬丸「…うん。怖いんだね。こんなことに巻き込んでしまってすまない…」

犬丸「しかし私だけ地獄に行かない…ってわけにもいなくてね…
   じゃないと多分さわ子先生に殺されそうだし…」

澪「」ガクガク

犬丸「秋山さん…君には………を………に変える能力を与えようと思います」

澪「…えっ?」ブルブル

犬丸「えーと…ほら!こんな感じです!」パァァッ…

澪「…!」

犬丸「きっとあなたならこの能力と上手くやっていけると思いますよ」ニコッ

犬丸「そしてあなたの支えてなってくれるでしょう」

犬丸「どうでしょうか?この能力…受け取っていただけますか?」

澪「……」

澪「(バトルは怖い…怖い…けど…!)」



562 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 18:28:26.26 ID:ZN+7JwP7O

澪「は、はひっ!や、やります!」

犬丸「そうかありがとう」ニコッ

梓「(…!澪先輩がやる気に…一体どんな能力を…?)」

犬丸「では…………を………に変える能力………」キュイン…

犬丸「能力を受け取ってくれてありがとう秋山さん……
   和さんをよろしくお願いします」ゴォォォォッ…!

澪「え、えっ!?黒い大きな穴が…?」

梓「(そっか…澪先輩は地獄に落ちる瞬間をさっきまで見てなかったんだっけ…)」

犬丸「…では、さらば!」ヒュンッ……!

澪「!?」

梓「(犬丸さん……)」

梓「(…澪先輩…今の見て大丈夫だったかな…?)」

澪「……」

梓「(あれ?案外大丈夫そう…?)」

澪「」

梓「(…よく見たら立ったまま気絶してた…)」



563 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 18:36:21.42 ID:ZN+7JwP7O

~~~~~~~~~

澪「そ…そうか…斉藤さんや…さわ子先生も…」

律「…ああ」

梓「…本当にこれで良かったんでしょうか?唯先輩達にも別れを告げずに…」

律「…まぁ、帰ってくるとは言ってたし良いと思ったんじゃね?
  …ホントかどうか知らないけどよ…」

梓「律先輩…」

澪「……」

澪「あのさ一つ思ったんだけどさ…」

律「ん?なんだよ?」

澪「このバトルって…」ゴニョゴニョ

律&梓「……」

律&梓「…!!」

澪「…ってのはダメなのかな?」



564 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 18:43:36.78 ID:ZN+7JwP7O

律「いや、アリだろそれ…大アリだよ澪!」

梓「さわ子先生達の言ってたことが本当なら…試す価値はありますね」

澪「そ、そうか…?けど地獄に落とされてそれってやっぱり少し無理が…」

律「ないない!絶対ないって!むしろ無理なら神様ぶっ飛ばす!」

梓「なんという発言を…」

律「よっしゃー!!そうと決まれば俄然やる気出てきたぞー!!
  サクッとチームバトルで勝っちまおうぜ!!」

澪「律が急に闘志を…」

梓「くすっ。やる気があるに越したこはとないです」

梓「(となると、これから始まるバトルには絶対に負けられない…!)」



566 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 18:52:27.74 ID:ZN+7JwP7O

そうちょう!
しぜんこうえん!

唯「…あれ?」

和「…えっ?…どうして律達がいるの…?」

律「そんなの決まってんじゃーん。私らも今日のチームバトルの参加者なのだ!」

紬「…ってことは」

律「そういうこった!」

紬「……」

紬「敵チーム!?」

律「ちげーよ!」



567 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 18:59:34.49 ID:ZN+7JwP7O

~~~~~~~~~

紬「えっ?ホントに私達のチームなの?」

律「あったりまえだろー!!」

梓「むしろなんで敵チームだなんて思ったんですか…」

和「いやだって…マーガレットが言うには残る能力者の数は9人で
  そのうちの6人は相手チームだって言うものだからてっきり…」

律「あぁ…もうそれだけの人数なのか」

唯「じゃあ敵じゃないってことは私達と一緒に戦ってくれるってこと!?」

律「だから最初からそう言ってんじゃん」

唯「やたー!!これで6対6だぁー!」



570 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 19:06:25.16 ID:ZN+7JwP7O

紬「ホントに私達のチームなのね!嬉しい!」

紬「…でも」

澪「」ガクブル

紬「…澪ちゃんは大丈夫なのかしら?」

律「うーん…まぁ澪が戦うことになるとも限らないし…
  ルーレット形式で先に大将を倒した方の勝ちなんだろ?」

和「まぁね」

和「(どうか私に当たりませんように…)」

唯「そういや相手チームはともかく、さわちゃん達遅いねー。寝坊かなー?」

律&梓「…!!」

澪「」ガクブル



571 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 19:17:37.51 ID:ZN+7JwP7O

和「そういえばそうね…さわ子先生はともかく犬丸さんも…」

紬「斉藤は昨日の夜に私用の為に屋敷を抜けたと聞いていたけど…」

梓「(り、律先輩…どうしましょう…)」ゴニョゴニョ

律「(うーん…いきなり地獄に落ちたとか説明してもなぁ…
   多分みんな神候補の禁忌のこととか知らないだろうし…)」ゴニョゴニョ

唯「もぅ!しょうがないなぁ~さわちゃん先生は!」フンス!

和「犬丸さん…あとで少しお説教をしてあげないとね!」フンス!

紬「私斉藤を減給するのが夢だったの~」ニコニコ

律&梓「……」

律「(なんか…今は言わなくても良さそうじゃね?
   みんなそこまでモチベーションに影響出てる感じが…)」

梓「(先輩方たくましいです…)」

澪「」ガクブルガクブル



576 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 19:28:00.18 ID:ZN+7JwP7O

マーガレット「…おや?皆さんお揃いのようで。待たせてしまったかな?」

和「…!マーガレット…」

マーガレット「…おや?」

律「(マーガレット…さわちゃんが言ってたな…)」

梓「(なんだろう…この人…不気味なオーラを感じる…)

澪「」ガクブル

マーガレット「(能力者…?昨日の時点では確かに9人だけだったはず…)」

マーガレット「……」

マーガレット「(なるほど…そういうことか…愚かな人たちだ…)」

マーガレット「(今更能力を与えたところで所詮は数合わせ程度にしかならないだろう…)」



579 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 19:34:53.22 ID:ZN+7JwP7O

マーガレット「てっきり3対6かと思っていたが…
       私としたことが残り人数を数え間違えるなんて…
       簡単な計算ミスをしてしまったよ」

和「(…あれ?そういえば律達っていつから能力者だったの…?)」

紬「(…それよりもどうしてこの場所へ…?
   マーガレットの反応を見る限りりっちゃん達とは初対面…)」

和&紬「(…まさか)」

唯「それよりも!憂は!憂はどこですか!?」

和&紬&律&梓「!」

澪「コワイコワイコワイ」ガクブル



584 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 19:43:10.28 ID:ZN+7JwP7O

マーガレット「ああ…ちゃんとこの先で待っている。
       昨日からずっと君と戦いたくてしょうがない様子だったよ」

唯「そうですか…」

律「(なんてこった…なんか流れ的にそんな気はしたけど憂ちゃんは敵チームの能力者か…)」

梓「(…憂…どうして唯先輩と…)」

和「(今は能力云々を考えている場合じゃないわね…)」

紬「(目の前の出来事に集中しないと…)」

澪「……を……に変える能力……」ボソッ

澪「……」ガクブル

澪「…ふふっ///」



587 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 19:49:36.08 ID:ZN+7JwP7O

マーガレット「それでは案内しますよ。どうぞこちらの方へ…」

唯「(憂…)」

律「よっし!行くか…って澪?行くぞー?」

澪「…えっ!?あっ…あ、あぁ…」

澪「……」シュン

澪「(バトルとかしないでずっと能力だけ使ってたい…)」

澪「(むしろこの能力…バトルで使えるのか…?)」

澪「(怖いとか怖くない以前に…出来れば使いたくないなぁ…)」

澪「……」

澪「(また怖くなってきちゃったよぅ…)」グスッ



595 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 20:28:04.22 ID:ZN+7JwP7O

ザッザッザッ…

和「(随分奥まで進むのね…)」

梓「(それよりもこんなに広かったっけなぁ…この自然公園…)」

澪「(ううっ…もう引き返せないんだなぁ…)」

律「(つーか、やる気はあるけど能力貰ったの
   昨日の今日だからちゃんと使えるか少し不安だな…)」

紬「(…そろそろかしら)」

唯「(おじさん元気かなぁ?)」

マーガレット「さぁ…着きましたよ」



596 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 20:34:21.07 ID:ZN+7JwP7O

ばとるかいじょう!

デデーン…!

律「うえっ!?公園の奥ってこんな風になってんの!?」

唯「うひゃー…広いねぇ…」

和「中央にリングが置いてあるだけで周りには特に…」

紬「いや、あそこに機械みたいな物が…あれがルーレットかしら?」

梓「ていうか明らかにこれ別世界じゃないですか!?」

澪「(…着いてしまった)」ガクブル




マーガレット「ようこそ。天界の入り口へ」



599 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 20:43:33.20 ID:ZN+7JwP7O

律「へっ?なんだって…?」

和「天界の…入り口…?」

マーガレット「ああ。だが深く考えなくても大丈夫。
       私が人間界を行き来するのに創っただけのものだから。特に意味は無い」

マーガレット「今から始まるバトルを考えて、これぐらいの広さがちょうど良いと思ってな」

梓「ちょうど良いってレベルじゃ…」

紬「…特に有利不利があるわけでは無いのね?なら良いじゃない」

律「ムギ…大物だな…」

澪「」

梓「また気絶してる…」



601 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 20:51:55.80 ID:ZN+7JwP7O

唯「ひょえー…」

唯「……!」

律「ん?唯?どし…」


憂「……」


梓「う…憂…」

律「…うへ…如何にも大将って風格だな…私の知ってる憂ちゃんとは別人に見えるよ…」

唯「……」

唯「(…憂)」

唯「…始めましょう!マーガレットのおじさん!」フンス!

紬「(唯ちゃん…)」

マーガレット「準備すでに完了している。そちら側の面々も準備はよろしいということで良いのかな?」



604 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 20:58:01.63 ID:ZN+7JwP7O

紬「…ええ。私はいつでも」

梓「や、やってやるです!」

律「私もいつでもオッケー!」

和「私も覚悟は出来たわ」

澪「……を……に変える能力……」ガクブル

律「澪なんか能力出しっぱで一番やる気満々だな!」

マーガレット「そうか。テンポが良いのは助かるよ」

マーガレット「それでは神候補と空白の才をかけた
       ルーレット式チームバトルを始めるとしようか!」


憂「……」

憂「(お姉ちゃん…)」



606 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 21:09:25.56 ID:ZN+7JwP7O

マーガレット「では…第一試合のルーレットを回させていただくまえに
       そちら側の大将を確認したいのだが」

律「あぁ…そっか。先に大将を倒した方が勝ちのバトルなんだっけ…」

和「(能力だけを見ればまずムギで間違いだろうけど…)」

紬「唯ちゃん、お願い出来るかしら?」

唯「うんっ!任せて!絶対に負けないよ!」フンス!

和「(ここは唯しかいないわよね…)」

マーガレット「そちら側は平沢唯さんだね?わかっていると思うがこちら側の大将は憂だ…フフッ…」

唯「はい!わかってます!」フンス!

マーガレット「それぐらいじゃ臆しないか…君と戦う時は良いバトルが見れそうだね」

マーガレット「それでは!第一試合のルーレットを回させてもらう!」ガチャッ!



607 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 21:17:53.42 ID:ZN+7JwP7O

ガシャガシャガシャッ…

澪「(神様ぁ…)」プルプル…

『琴吹 紬』ガチャン!
『マリオ』ガチャン!

マーガレット「唯チーム!琴吹 紬VS憂チーム!マリオ!両者前へ!」

澪「(よ、良かったぁ…)」ホーッ…

紬「あら?初戦は私ね。それじゃあ行ってくるわね!」タタッ…

律&梓「……」

律「ムギの奴…すげー余裕だな…」

梓「ムギ先輩ってお強いんですか?」

和「ムギの実力?…フフッ」

唯「すぐにわかるよ!」



614 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 21:26:26.05 ID:ZN+7JwP7O

第一試合

紬VSマリオ

マリオ「おいおい勘弁してくれよ…チームバトル形式だっつーから、
    どんだけ強い奴らが来るのかと思ったら女学生の集団じゃねぇか!」

マリオ「まぁ女学生って言っても憂さんはスーパーな人だから別物だけどな!」

律「なんか態度デカくてムカつく奴だな…」

梓「でも体が大きくて強そうです…」

紬「……」

紬「もう良いのかしら?始めても?」

マリオ「……!」

マリオ「随分余裕じゃねぇか、このウルトラタクアン眉毛が!
    俺の能力の前でもそんな顔出来るか見ものだな!」

マリオ「いくぞ!体をスーパーダイナミックエレガントとボールに変える能力!!」パァァッ…!



619 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 21:32:52.79 ID:ZN+7JwP7O

律「スーパーダイナミック…なんだって?」

梓「ってかアレ、ビリヤード玉ですよね…」

マリオ「ビリヤード玉じゃねぇ!スーパーダイナミックエレガントボールだっ!」ムキー

律&梓「(うわっ、めんどくさい)」

律「で、でもセンスはともかくとしてあれめちゃくちゃデカいぞ!?
  あんなでぶつかってこれたらマズくね!?」

紬「あら?ビリヤード?私もたまにするのよね~」

マリオ「…!!」ブチッ

マリオ「テメェら揃いも揃ってぇ!スーパーダイナミックエレガントボールだって言ってんだろ!」

マリオ「もう許さねぇ!一撃で終わらせてやるっ!」ギュインッ…!

梓「つ、突っ込んできた!ムギ先輩、避けてー!」

和「…さて、次は誰かしらね。ムギが連闘だと良いんだけど…」



621 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 21:37:33.69 ID:ZN+7JwP7O

律「和っ…お前何を余裕かましてっ…!」

バキッィ!!!

律「うっ…イヤな音が…ムギぃ…!」

律「…って、えっ?」

梓「……」ポカーン

梓「(今、何が起きたの…?)」

マリオ「」ピクピク

紬「ナインボールゲット…ゲームセットね」

唯「おおっ!さすがムギちゃーん!」

梓「(まばたきした瞬間にビリヤードの人の方が倒れてた…!?)」



626 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 21:44:00.26 ID:ZN+7JwP7O

マーガレット「…マリオ戦闘不能!勝者琴吹紬!よってマリオはゲームは除外される!」


和「ムギ、おつかれさま」

紬「ありがとう。うふふ。初戦で勝てて良かったわ~」

律「勝てて良かったわ~…ってなんだありゃ!?あの一瞬で何をしたんだ!?」

紬「玉を打ち返すのにキューが無かったから拳で打ち返したの~。ちょっと痛かったわ…」

律&梓「……」ポカーン

律&梓「(敵じゃなくて良かった…)」

澪「」

唯「あっ澪ちゃんまた気絶してる」

和「多分ビリヤード玉見た時に驚いたのね…」



631 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 21:50:10.65 ID:ZN+7JwP7O

マーガレット「(マリオはうちのチームで最弱クラスとはいえ…琴吹紬…あの能力はとてつもないものだな…)」

マーガレット「(フフッ。憂が彼女と当たらないことを祈ろう)」

マーガレット「(憂の負ける姿など想像出来ないがね…)」

マーガレット「それでは第二回線のルーレットを回させてもらう!」ガチャッ!

和「(唯かムギなら間違い無く憂以外なら安定だろうけど…)」

『真鍋 和』ガチャン!

和「」



636 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 21:58:41.43 ID:ZN+7JwP7O

唯&紬「…!!!」

律「おっ…和かぁ。ムギがあんなんだもんなぁ…」

梓「きっと凄いお強いんでしょうね…
  自分の番が来たに自分の能力が相手に通用するのか不安になってきちゃった…」

和「(通用する気がしないわ…)」

紬「…やはり1/6じゃ和ちゃんにもどうしても当たってしまうわね…」

唯「相手の能力の限定条件がぶりっこポーズをすること!なら勝てるよ!」

和「(絶対いないわ…)」

和「(くっ…せめて相手が少しでも……)」

『バロン』ガシャン!

マーガレット「唯チーム真鍋和VS憂チームバロン!両者前へ!」



644 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 22:03:35.44 ID:ZN+7JwP7O

バロン「お前の相手、バロン!バロン、強い!」デデーン!

和「」

律「うっわ!?さっきの奴よりでけぇ…」

梓「ていうかあれ明らかに学生じゃないですよね!?軍服にナイフ持ってるし!?」

紬「まずいわ…明らかにさっき私が戦ったビリヤードさんとは格が違う…」

唯「それって和ちゃんピンチってこと!?」

唯「(和ちゃん…)」

和「(こ、これはもう一発勝負にかけるしか無いわね…じゃないと死ぬわ…)」



645 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 22:09:35.36 ID:ZN+7JwP7O

バロン「覚悟はいいか?バロン、出来た!)」

和「(もう、どうにでもなれっ!)」

和「ね、ねぇ待って!その前に両手首こすると良い香りがするのよ!」

バロン「えっ?ホント?」ゴシゴシ…クンクン…

和「……」

和「あぁっ!?ちょっとあなた右足に犬の糞をついてるわよ!」

バロン「なにぃいい!?」ヒョイ

和「……」

律「な、なんだあれ…?」



650 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 22:13:31.89 ID:ZN+7JwP7O

律「な、なんだあれ…なぁ、ムギ…」

紬「…!!」

バロン「どこどこ!?」キャルン

紬「今よ和ちゃん!!!」

律「ええっ!?」

和「…!!」

和「相手をメガネ好きに変える能力ぁ!!」ドーン!

バロン「!?」ビクッ!

唯「きたー!!」

律&梓「(…なにそれ)」ポカーン



652 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 22:19:55.73 ID:ZN+7JwP7O

バロン「なに!?お前…今、何を…」

和「ふふっ…まんまと騙されたわね」

バロン「…なんだと!?」

和「ホントは手首こすっても良い香りなんてしないわ!」ドーン!

バロン「なにぃいい!?」ガーン!

和「ホントはあなたの靴に犬の糞なんて最初からついてないわ!」ドーン!!

バロン「なにぃいい!?」ガーン!!

和「全ては私の限定条件をクリアする為の真っ赤な嘘だったわけよ!!」ドーン!!

バロン「はかったなぁあああああ!!!」

和「さぁ…覚悟はいいわね?」

唯&紬「和ちゃんかっこいい~!!」

律「そ、そうか…?」



656 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 22:24:32.37 ID:ZN+7JwP7O

バロン「ふん!お前が何の能力使ったかわからないけどバロンの方が強い!」

和「そう…私に攻撃してくるの…?」

バロン「もちろん!いくぞ!」

和「えいっ」パキッ

バロン「」

律「!?和のやつ自分のメガネを折った!?」

紬「なんて惨い技を…」ガクガク

梓「(ええっ!?ムギ先輩が怯えてる)」

バロン「な…な…」

バロン「うわぁあああああ!?はかったなぁあああああ!!!!!」




657 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 22:25:49.21 ID:tFVnSK8y0

\(^o^)/



658 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 22:27:28.48 ID:UVsBMrfHO

「メガネを~」は役に立たなそうでその実最強クラスだからな。



660 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 22:30:56.65 ID:fttqY2z80

問題は限定条件・・・
相手のポーズを自分のポーズに変える能力とかあったら組み合わせるとやばそうだな





661 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 22:31:20.51 ID:ZN+7JwP7O

バロン「うわぁあああああ!?」

和「落ち着いて。今のは予備のメガネ。もう1つ本物があるわ」

バロン「!?き、貴様!そのメガネだけは…!」

和「ええ。手を出さないわ。…でも、条件があるの」

バロン「条件?バロン、なんでもする!」

和「ホント?じゃあ床に頭ぶつけて自爆してくれる?」

バロン「はいっ!!ぐほぉ…!」バキッ!!!

和「…あなたが気絶したその瞬間、この試合私の勝ちね」

バロン「!?」

バロン「はかった…なぁ…」ガクッ…

和「…ふっ」

和「あ、相手が…悪かったわね…!!」フンス!



667 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/06(水) 22:50:44.32 ID:ZN+7JwP7O

マーガレット「…バロン戦闘不能!勝者真鍋和!よってバロンはゲームから除外される!」


唯「やったねー和ちゃん!」

紬「あんなに強そうな相手を倒すなんて凄いわ!」

和「当然ね…軍隊が生徒会に勝てるわけないじゃない」

律&梓「……」ポカーン

律「(いや強い…強いけどさ…)」

梓「(なに…あの能力…)」

律「(そういや澪って和の担当から能力を…)」チラッ

澪「」

律「まだ気絶中かよ!?」




関連記事

ランダム記事(試用版)




唯「ゴミを木に変える力!」#中編
[ 2012/01/07 22:36 ] クロス | うえきの法則 | CM(0)

コメント(アンカー機能)
●>>1と半角で書き込むと>>1と記事へのアンカーが生成される。
●*1と半角で書き込むと1とコメントへのアンカーが生成される。
上記の2つのアンカーが有効なのは該当記事のみ。

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

サイト関連
メール ツイッター 最新記事一覧(30件)
ユーザータグ 検索

U:
P:
色々変更
好みのカラーコードをどうぞ

記事の背景色変更


本体の背景色変更


名前の色変更
IE8:重
火狐4.01:軽
chrome:軽


広告4
広告5
広告6