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唯「こんなんじゃ修学旅行に行けないよー」澪「そうだな」 【非日常系】


http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1287571900/




1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 19:51:40.38 ID:Evl9QbG40

俺「そうだな」



2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 19:53:11.82 ID:Evl9QbG40

澪「ん?…『ロシアで超国家主義派による軍事クーデター発生』…釣りか?ww」

絶世の美少女である秋山澪は、
2ちゃんねる某板のスレッド一覧から該当スレッドのタイトルをクリックした。
それから数秒。事件の詳細とニュースサイトのURLが記されたスレッド本文が表示される。

澪「ガチかよ……ソ連復活か?wktkだなwww」

ソース元のニュースサイトをチェックし、澪は、軍事板へと議論に向かった。

西暦2010年6月10日夜の事である。





3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 19:54:13.96 ID:Evl9QbG40

翌11日。

唯「ねー和ちゃん、ロシアで凄いことが起きてるんでしょ?」

平沢唯は、幼なじみである真鍋和に、問う。

和「…唐突ね」

唯「だってニュースで騒いでたんだもん」

唯は馬鹿さ丸出しの表情で和を見つめる。
和は説明を始める。

和「ロシア連邦軍内部の超国家主義勢力が、暴走したのよ」

唯「ちょうこっか…?」

和「超国家主義、ウルトラナショナリズムは、極端な国家主義の事で、強
  権的な国家の編成と対外進出の主張が特徴ね。いわゆる極右よ。
  今回、ロシアでクーデターを行ったのは、ロシア軍部内のこういった主張の勢力なの。
  そして、民衆もこれを熱烈に歓迎しているわ」

澪「民衆が国家主義を?」

和「あら澪、居たの」

澪「…ああ。大分前からな」

和「リーマンショック以降の金融危機は、昨年末、遂に世界恐慌へ発展。
  これは記憶に新しいと思うわ。私の家も正直苦しいわね…まあ良いわ。

  …そして、資本主義ロシアも例外無くこれに引きずり込まれたの。
  ロシア国内の経済はもうズタボロ。民衆の不満は相当溜まっていた筈ね。

  そこに今回のクーデター。
  民衆はこの極端な思想による極端な変革に、ある種の希望を向けたのよ。
  だから、反乱軍はこれだけ熱烈な歓迎を受けている。
  戦前のドイツに於けるナチ党の台頭にも似ているわね」



4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 19:55:04.45 ID:Evl9QbG40

澪「成るほど」

唯「ちんぷんかんぷんだよー…」

和「まあ世界情勢が不安定に成ることは確実ね」

和は会話しつつ、携帯電話を取り出し、ニュースサイトを閲覧する。

和「…『ロシア反乱勢力、新政府樹立を宣言』ですって」

澪「本当か?…本当だ」

直後、教室へ山中さわ子が進入。HRが始まった。



5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 19:57:34.09 ID:Evl9QbG40

『北方領土近海の日本漁船をロシア当局が拿捕。日本側に死傷者か』

この記事が国内各紙の一面を飾ったのは、6月21日の事である。

唯「ロシア人って何であんなに暴力的なの?」

澪「それは…ロシア人だからだろ」

埼玉県南部、私立桜ヶ丘高校。音楽室。女子高校生数名が談笑している。

律「うちの親父、ニュースを見た途端に怒り狂ってどっかに出てったぞ」

梓「えっ」

律「言ってなかったか?うちの親父は愛国団体の幹部なんだぞ」

田井中律は何故か、誇らしげな表情を見せた。

梓「…要は右翼ですよね?」

昆虫界では随一の美貌を誇る中野梓が、少しイヤな表情をしながら、律に問う。

律「まあな。ロシアが北方領土の領有を宣言した時から、
  親父、ピリピリしてたんだけどさ。
  今朝のニュースで遂に切れたんだぜ」

澪「…何かやらかすんじゃないのか?」

澪は怪訝な表情を見せる。

律「さあ?」



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 19:58:16.76 ID:Evl9QbG40

律「…」

6月24日。
律は教室の自席で、何も喋らず、俯いていた。

唯「りっちゃんどうしたのー?」

和「唯、ニュースを見てないの?」

和は唯に、問いかけた。

唯「何かあったの…?」

和「…極右団体が猟銃で北方領土のロシア当局を襲撃。
  ロシア側に多数の死傷者を出し、射殺される。
  その極右団体構成員の一人が、彼女の父親よ。
  全く、とんでもない事をやらかし…」

澪「おい和…!」

澪が和を制止する。

和「…まあ、ロシア国内の反日感情の沸騰は確実。
  悪くすれば戦争へ発展するかもしれないわよ」

律「…やってやるよ」

和「え?」

律「露助なんてみんな倒してやるッ!!」

律は教室を飛び出した。



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 19:59:00.97 ID:Evl9QbG40

6月26日午前。
航空自衛隊三沢基地、北部航空方面隊防空指揮所。

要撃管制官A「…ウラジオストク方面より進行中のアンノウン2機、ADIZへ侵入」

方面隊司令「第2航空団にスクランブルを発令しろ」

数分後、航空自衛隊千歳基地より、第203飛行隊のF-15J戦闘機がスクランブル。
更に数分後、スクランブル機はアンノウンを目視確認。

空尉A「…WOC、こちらカイザー5。ビジュアルID。国籍ロシア、機種はTu-95」

空尉B「2機編隊の爆撃機なんて珍しいですね」

空尉A「情勢が情勢だからな…写真撮影しろ、マウス」

空尉B「マウス了解」

Tu-95爆撃機、NATOコードネーム“ベア”は、
その後もスクランブル機の制止を無視して東進。
遂に領空内へ侵入した。

空尉A「マズいなこりゃ…」

空尉B「…!?目標が爆弾倉を開きました!」

空尉A「な…!?…WOC、こちらカイザー5。目標が爆弾倉を開いた」

要撃管制官『…カイザー5、威嚇射撃を実施せよ…』



9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 20:06:39.70 ID:Evl9QbG40

6月28日。
律は学校へ来なかった様だが、もはや誰も、それを気に留める事は無かった。
何故か。
ロシア軍のコマンド部隊が各地の空自施設を破壊、
同時に、輸送機による空挺コマンドの首都圏投入を開始したからだ。

澪「我が国の防空網はこれ程までに脆弱だったのか…」

空に舞う白薔薇の如き落下傘を見つめ、澪は呟く。

和「仕方無いわ。日本海側の主要なタクティカルベースは
  その機能を奪われ、レーダーサイトも潰されているもの」

言い終えると和は、背後で騒ぐ生徒達を、虫螻を見る様に睨み付ける。

唯「私たちどうなるの…?」

唯は不安気な顔で、問う。

和「さあ?まあ、此処でじっとしていた方が良いわね」

澪「Il-76…可愛いなあ」

澪はカメラを回していた。そして股間を、机の角に押し付けていた。

和「…何をやってるの?澪」

和は呆れた顔で、澪に話しかける。

澪「え…?…あっいやこれは…っ…違うんだっ!
  へ、兵器にその…は、は、発情なんてし、してないんだからなっ!!」

澪は顔を紅潮させ、その場に座り込んだ。



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 20:11:22.16 ID:Evl9QbG40

その時、BTR-D兵員輸送車と共に、
一個小隊規模のロシア兵が、学校の敷地内へ進入した。
生徒達はそれを呆然と見つめていた。

澪「AKS-74U装備の空挺部隊…」

和「あの銃、クリンコフって奴ね」

暫く見つめていると、校庭に居た女子生徒が数名、射殺された。
校内から悲鳴が聞こえ、生徒達は校舎を脱出しようと、一斉に走り出した。

和「…無駄ね」

階下で、連続した銃声が聞こえる。

澪「イヤだ…死にたくないよぉ…」

澪は恐怖からか、失禁していた。

和「音楽室へ行きましょうか」

和は、澪と唯を連れ、階段を駆け上がり、音楽室へ進入した。

和「音楽準備室に入るわよ」



17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 21:44:19.60 ID:Evl9QbG40

十数分後。
階下では銃声が消え、断続的な悲鳴が聞こえるだけとなっていた。

和「様子を見てくるわ」

唯「危ないよ和ちゃん!」

和「死んだら死んだで良いんじゃない?」

和はドアノブに手を掛ける。
しかし和が手を動かすより先に、ドアノブが回転した。
和は戦慄した。

憂「お姉ちゃーん?」

澪「ひぃいっ!?」

唯「うい!」

和「うい…ちゃん…」



18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 21:47:06.90 ID:Evl9QbG40

和は憂に、唯と澪を任せ、階下へ降りた。
途中、中島信代の死骸が、転がっていたが、
和は気にも留めず顔を踏みつけつつ、進む。

和「…居ないわね、ロシア人」

和はロシア兵を一人も、階下で見かけずに、一つの教室へ辿り着いた。
中からは複数のロシア人の声が聞こえている。

いちご「…イヤ…っ」

一人の女子生徒が、素っ裸にされ、厳つい男達に弄ばれていた。

和「若王子…だったかしら」

和はその生徒の名前を、数秒で思い出す。

和「…ロシア人は此処に夢中ね。チャンスだわ」

和は音楽室へ、戻った。



19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 21:50:50.17 ID:Evl9QbG40

唯「ういー、そのナイフ何ー?」

憂「一人のロシア兵から奪ったんだよ…不意を突けば、案外弱かったんだよね」

直後、音楽準備室のドアーが開く。
三人に戦慄が走る。

和「ただいま」

唯「和ちゃんかー」

澪「…はぅ…」

澪は再度、失禁していた。

和「今なら出られるかもしれないわ。来て」

和は三人を連れ、再び階下へ降りた。



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 21:52:24.80 ID:Evl9QbG40

出口付近に、歩哨が一名、歩いていた。

憂「私が行きます」

憂は対象の背後から、忍び寄る。
そして手際よく、ほぼ無音で無力化した。

和「凄いわね…私たちも行くわよ」

三人は憂に続き、校舎の外へ出る。
和と憂はロシア兵の遺体から、武器を取れるだけ取った。

澪「AKS-74Uか…可愛いな…ハアハア」

澪は発情する。



22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 21:55:01.16 ID:Evl9QbG40

四人は無事に、校外へ脱出した。
四方から炸裂音が聞こえており、所々煙も上がっていた。

和「取りあえず…北へ行くわよ」

唯「何で?」

和「恐らく東京方面はここらより戦闘が激しいんじゃないかしら。
  群馬栃木方面ならまだ、逃げ場所は有るわ」

四人は北へ向かう。
しかし。

憂「ロシア人!」

ロシア兵に、発見された。
和はAKを射撃、ロシア兵を足止めする。
他の三人は路地裏へ逃げて行く。和もそれに続く。



23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 21:55:42.43 ID:Evl9QbG40

途中で秋山澪が、転んだ。
しかし和は、それに構わず進む。

澪「イヤああぁぁああっ!!」

澪は一人のロシア兵に捕獲された。
更に数人のロシア兵が、他の三人へ向かう。
三人はそのまま逃げ続け、大通りに出る。

和「まだ来てる…!」

後ろにはなおも三人を追撃する数人のロシア兵が確認出来たが、
もはや三人に逃げる気力は無かった。

和「もうダメか…」

和は、逃走を、諦めた。



24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 21:56:35.10 ID:Evl9QbG40

その時、爆音と共に、96式装輪装甲車一両と高機動車二両が現れた。

和「自衛隊ね!…助かった」

ロシア兵は車載機銃の掃射を浴び、四散した。
数秒後、ぞろぞろと自衛官が現れた。

和達は、自衛隊に保護され車両に乗り、退避を開始した。


-Fin-




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唯「こんなんじゃ修学旅行に行けないよー」澪「そうだな」
[ 2012/01/18 20:43 ] 非日常系 | | CM(1)

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タイトル:
NO:5345 [ 2012/01/19 21:22 ] [ 編集 ]

澪っ(´;ω;`)ブァッ

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