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唯「ムギちゃんの脱出マジックショー」 【非日常系】


http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1288329017/




1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 14:10:17.82 ID:mI/Z1n5y0


律「れでぃーす えーん じぇんとるめーん!」

唯「おあつまりのみなさん! これからムギちゃんが超魔術を見せてくれます!」

律「引田天功もびっくりの脱出マジックだぜー!」

紬「うふふ」

わー わー

憂「………」グサッ ザクッ





4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 14:14:04.40 ID:mI/Z1n5y0


律「さてさてここに取り出しましたるは
  側面に無数の刺し傷がついたどこにでもある冷蔵庫」

冷蔵庫「うっす」

唯「ういもがんばったねぇ」

憂「お、お姉ちゃんほどじゃないよ…」かあっ

唯「ムギちゃんにはここに入ってもらって……それから!」

しゃきーん

憂「私がこの包丁で冷蔵庫ごとメッタ刺しにします!」

紬「憂ちゃん、お手やわらかにね?」くすっ

わー わー

唯「それではプリンセス・ムギちゃんどうぞ!」



5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 14:18:55.80 ID:mI/Z1n5y0


かぽっ

紬「よい……しょっと」

冷蔵庫「バタン」

律(ムギ、準備はいいか?)

紬(ええ! じゃあたくわんを取って)

すちゃっ

紬(ゲルじょうに な る の ぉ ー )でろーん

律(これで一安心だな。唯、いいぞ!)ちらっ

唯「(まかせてりっちゃん!) それでは、憂選手の入刀!」ふんすっ

憂「」グサッ ザクッ



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 14:22:28.00 ID:mI/Z1n5y0


ぷるるるるっ

唯「え、もしもし?」

憂「お姉ちゃんどうしたの? 本番中だよ?!」

澪「――んあぁっ! だめだよ、りつぅ……そこは……はぁっ!」

律「そういうくせに……みおのここ、こんなになってるじゃん……」ぬちゅ

澪「り、りつが…いじめるからぁ……! あっ、そこなめちゃだめ……んあっ!」

憂「律さんたちも本番中に本番はじめないでください」



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 14:27:19.66 ID:mI/Z1n5y0


唯「……うい、私行かなくちゃ!!」

憂「どうしたの?! ――って、もしかして!」

冷蔵庫「………」ふんすっ

唯「和ちゃんが羽化するんだよ! 私、行ってくるからっ」

澪「はぁ……あっ……きちゃうよぉ……んあぁああああっ!!」


憂「そっか……もう、そういう季節なんだね」

 彼女の濡れた頬を、柔らかな一陣の風が吹きぬけた。



12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 14:32:00.14 ID:mI/Z1n5y0


 ―― 三日前(three day ago.)――

 えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。
 焦躁と言おうか、嫌悪と言おうか
 ――酒を飲んだあとに宿酔があるように、
 酒を毎日飲んでいると宿酔に相当した時期がやって来る。
 それが来たのだ。
 これはちょっといけなかった。

 結果した肺尖カタルや神経衰弱がいけないのではない。
 また背を焼くような借金などがいけないのではない。
 いけないのはその不吉な塊だ。

 以前私を喜ばせたどんな美しい音楽も、
 どんな美しい詩の一節も辛抱がならなくなった。
 蓄音器を聴かせてもらいにわざわざ出かけて行っても、
 最初の二三小節で不意に立ち上がってしまいたくなる。
 何かが私を居堪らずさせるのだ。
 それで始終私は街から街を浮浪し続けていた。

和「あら唯」

唯「和ちゃん……いちにちぶりだね!」

和「うん、私もここ最近、週末は脱皮するのに忙しかったものね」

唯「まったく、和ちゃんはみずくさいなあ…」にこっ

和「ふふ、ありがとう」にこっ

 それが来たのだ。



13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 14:36:39.79 ID:mI/Z1n5y0


和「じゃあ……唯、がんばってね」

唯「うん…」

和「憂のこと、しっかりね。」

唯「……しばらく、あえないんだよね」

和「ふふ、当たり前でしょ。さなぎになるんだから」


唯「……待って、和ちゃん!」

ぎゅっ



14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 14:40:40.40 ID:mI/Z1n5y0


唯「……ひっく、えぐっ…」

和「どうしたの、唯。らしくないじゃない」

唯「わたしっ、のどかちゃんが…
  ずっと、いっしょにいたから……がんばってこれたんだよっ……えぐっ」

和「……そうなんだ」なでなで

唯「……のどかちゃんだけ…ひっく、大人になっちゃうの、やだよぉ…」

ぎゅっ

唯「……のどかちゃん…」

和「大丈夫よ。大人になっても……唯と、離れ離れになるわけじゃないもの」

唯「……そっかあ…そう、だよね」にこっ

 彼女の濡れた頬を、柔らかな一陣の風が吹きぬけた。



16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 14:46:39.93 ID:mI/Z1n5y0

唯「……のどかちゃん、あのね…」

和「なによ、唯。……水くさいじゃない」

ちゅ

唯「……えへ」

和「……今回だけよ?」

唯「ファーストキス、繭みたいな味がした…」くすっ

 その濡れた唇から長く伸びた白い糸は、じきに彼女の身体を包み込もうとしていた。



18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/29(金) 14:54:08.38 ID:mI/Z1n5y0

……

紬『げるじ ょ う にな  れな か っ たのー』

律「冷凍庫に入れたのがまずかったか…」

憂「待っててください、替えの分度器か頭蓋骨持ってきますから」

紬『いい いのよ、ういち  ゃ ん』』

憂「えっ……?」

紬「私、ゲルにはなれなかったけれど、ゼリーだもの」にこっ

憂「紬さん……!」でろーん


 のちにマンナンライフとなる会社が誕生した瞬間であった。







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唯「ムギちゃんの脱出マジックショー」
[ 2012/01/19 22:00 ] 非日常系 | | CM(2)

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タイトル:
NO:5370 [ 2012/01/21 04:10 ] [ 編集 ]

理解するには早すぎたようだ

タイトル:
NO:5388 [ 2012/01/22 06:03 ] [ 編集 ]

これカテゴリカオスじゃね?

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