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澪「私は占い師の澪」 【クロス】


http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1253808771/




1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 01:12:51.86 ID:IyESWU7c0


澪「10ゴールドであなたを占ってさしあげましょう」



5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 01:13:57.32 ID:IyESWU7c0


ここはエンドールの城下町
一人の少女が『占いの館』と書かれた小さな小屋の前でなにやらもじもじしていた

唯「ここが占いの館かあ・・・なんか怖そう・・・」

澪「いらっしゃいませ、旅のお方」

唯「わっ!」

突然の出迎えに慌てる旅人・唯
しかし、気を取り直して

唯「あの、占ってもらえますか?」

澪「はい、どうぞ。なにを占うの?」

唯「私は何をしたらいいんでしょうか?」


澪「は?」



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 01:14:44.19 ID:IyESWU7c0


唯「私、山奥の村で生まれ育ったんですけど、16歳になるまで、な~んにもしてこなかったの」

澪「はあ・・・」

唯「何かしなくちゃいけないって思ってるんだけど、何をしたらいいのかわからなくて・・・
  でね、とりあえず村を出てみたの」

澪「結構大胆だな」

唯「それで、この街までたどり着いたんだけど、やっぱり何をしたらいいのかわからなくて・・・」

澪「わかりました、とりあえず、水晶玉を見てみるね」



澪「その前に10ゴールド」

唯「しっかりしてるね」

澪「仕事だから」





7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 01:15:34.62 ID:IyESWU7c0


水晶玉に手をかざし、中をじっと見つめる澪

澪「・・・」

その澪をじっと見つめる唯

唯「ドキドキ」

澪「・・・見えてきた」

唯「ワクワク」

澪「・・・あなたの周りには光が見えます・・・
  はじめは小さな光ですが、やがて・・・って、え!?」

唯「なになに?」

澪「ま、まさか、あなたが・・・!」



律「くっそーーっ!また魚群ではずれた!こうなったら・・・」



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 01:16:23.50 ID:IyESWU7c0


澪「やっと見つけたわ!伝説の勇者!!」

唯「伝説の勇者!?」

澪「そう、間違いない!お告げ所で言われた通りだ!あんたは世界を救う勇者なんだよ!」

唯「わ、私が!?そんな、まさか・・・」

澪「一緒に来て!会わせたい人がいるんだ!」

唯「え、ちょ、ちょっとま・・・ふえ~~~っ!!」

断る間も無く、澪は唯を引っ張って店を飛び出した



律「キセルではずれんなよーーーっ!!!」



9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 01:17:32.51 ID:IyESWU7c0


律「がんばれ!がんばれトキ!
  だあーーーっ!!また負けた!!」

澪「やっぱりここか、律!」

律「(ビクッ!)み、澪か」

澪「私が占いで稼いだお金をカジノにつぎ込んでんじゃないわよ!」

律「いや、占いだけじゃ旅費に足んないからさ、ははは・・・」

唯「あのお・・・」

律「誰?」

澪「そうそう、聞いてくれ律!ついに伝説の勇者を見つけたんだ!」

律「伝説の勇者?」

澪「そう!」

律「その子が?」

唯「なんか、そうみたい・・・」

律「よっしゃあ!でかしたぞ澪!
  じゃあこれからはこの勇者様に養って・・・


  は、もらえそうもないなあ・・・」



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 01:19:09.99 ID:IyESWU7c0


唯「へえ、澪ちゃんと律ちゃんは仇討ちの旅をしていたんだ」

コーミズ村で育った幼馴染の澪と律は、
魔法の師匠であるさわ子の仇、バルザックを倒すために旅をしていた

澪「そう、その旅の途中のお告げ所で聞いたんだ。
  私達は、伝説の勇者と共に魔王を退治して、世界を救う運命にあるんだって」

律「正直、今までは半信半疑だったんだけどさ、
  実際にこうして唯に出会えたんだし、私も信じる事にするよ」

唯「でも、私が勇者だなんて言われても・・・魔法も使えないし、剣だって上手く扱えないし・・・」

澪「それは、まだ唯が勇者として覚醒してないだけだよ。今まで、何の修行もしてこなかったんだろ?」

律「大丈夫、魔法だったら私達が教えるし、旅をして経験つめば、きっと強くなれるよ!」

唯「そうなのかな・・・」



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 01:21:28.55 ID:IyESWU7c0


律「さて、とりあえずどこに向かう?」

澪「そうだなあ、世界を旅するっていっても、当てずっぽうってわけにもいかないしな」

唯「ねえねえ、澪ちゃんが占ってみたら?」

澪「ダメだよ、占い師は、自分のことは占っちゃいけないんだ」

唯「そうなの?」

律「澪も固いよなあ、占いの力をカジノで使ってくれたら大儲けできるのにな」

唯「そうだね~」

澪「賭け事なんて以ての外!!・・・あ、そういえば・・・」

律「何だ?」

澪「ここのカジノを大きくした人、元々武器商人だったらしいんだけど、
  その人が伝説の剣を探してるって聞いたことがあるんだ」

律「あ、私も聞いたことがある!
  たしか、コトブキっていう大金持ちだよな。東の街に屋敷を構えてるらしいぜ」

唯「へえ、その人だったら何か知ってるかもしれないね」

律「よし!大富豪のコトブキさんに会いに行こう!」

唯「おー!!」


かくして、勇者(?)唯と占い師・澪、ギャンブラー・律の旅は始まったのであった



13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 01:25:09.70 ID:IyESWU7c0


唯「ふうふう」

律「歩くのしんど~い」

澪「二人とも、旅はまだ始まったばかりだろ」

唯「ねえ、そのコトブキさんって人、大金持ちだったら馬車とか寄付してくれないかな」

律「いやいや、いっそ豪華な船とか貰えんじゃね?」

澪「おいおい」


モンスターがあらわれた!

唯「わわわわ!魔物だあ~~~!」

律「任せろ!ギラ!」 ピロピロロ  バシッ!バシッ!バシッ!

澪「バギ!」 ピロピロロ  ズバッ!ズバッ!ズバッ!
 

モンスターをやっつけた!


唯「律ちゃんも澪ちゃんも凄~い!」

律「へへん、このぐらい、朝飯前さ!」

澪「唯も呪文の練習しとかないとな」

唯「はあ・・・(私でも出来るようになるのかな・・・)」



15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 01:31:43.10 ID:IyESWU7c0


三人は、大富豪コトブキの屋敷のある、港町・コナンベリーに着いた

律「よーし、着いたぞ!」

澪「・・・」

唯「どうしたの、澪ちゃん?」

澪「うん、この街、なんか変に静かじゃないか?」

律「そうだよな、港町つったら、もうちょっと賑やかでもいいかもな」

唯「なんかあったのかなあ」

律「とりあえず、コトブキさんを訪ねてみよう」



16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 01:34:44.07 ID:IyESWU7c0


澪「この屋敷か」

唯「すごーい!おっきーーーい!」

律「お邪魔しまーす」

  ・・・

唯「誰も居ないね」

律「案外無用心なんだな」


娘「あら、お客様ですか?」

三人「わっ!」

唯「あ、あ、あなたが大富豪のコトブキさんですか?」

澪「そんなわけないだろ!」

紬「その娘です(ニコッ)」



18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 01:37:51.36 ID:IyESWU7c0


三人を出迎えたのは大富豪コトブキの娘・紬であった
応接室に通された三人は、豪華なティーセットと珍しいお菓子に目を丸くし、
舌鼓を打ちながら、ここに来るまでの経緯を話した

紬「そうですか、世界を救う旅を」

澪「それで、あなたのお父さんなら伝説の武器とか
  魔王について何か知ってるんじゃないかと思って来たんですけど」

紬「申し訳ありませんが、父なら今は仕事で他所の国に行っています。
  世界中をまわってますので、ここには滅多に戻らないんですよ」

律「そうなんだ、残念!」

澪「それにしても、ここ、港町にしては静かですね」

紬「ええ、実は・・・」



19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 01:40:26.36 ID:IyESWU7c0


ここ、コナンベリーの岬には、大きな灯台がある
コナンベリー周辺の海は、昼間は波が荒く、
船乗り達は灯台の明かりを頼りに、暗い時間に船を出入りさせていた。
しかし、数ヶ月前から灯台の明かりが消え、船の出入りが全く出来なくなってしまっていたのだった

唯「だったら、灯台に明かりともせばいいんじゃないの?」

紬「それが、灯台の頂上に魔物が棲みついていて、明かりをつけるのを邪魔しているんです」

澪「なんとも迷惑な魔物だな」



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 01:43:04.96 ID:IyESWU7c0


律「よし!じゃあその魔物を退治しよう!」

唯・澪・紬「えっ!?」

澪「待てよ、律、まさか私達で行こうって・・・」

律「当然じゃん!」

紬「お止めください、危険すぎます!」

律「だいじょーぶ!うちらは世界を救おうっていう勇者様御一行だぜぃ!
  こういうの見過ごしちゃいられないだろ!」

唯「そうだね・・・そうだよ!行こう!澪ちゃん!」

澪「唯・・・わかった、行くか!」



紬「魔物は灯台タイガーと呼ばれています。
  炎系の呪文は効かないらしいので、気をつけてください」

律「え!?じゃあ私ったら、役立たず!?」



21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 01:46:08.41 ID:IyESWU7c0


三人は灯台の入り口に到着した


澪「作戦を確認するよ。唯の打撃と私の呪文で攻撃、律は薬草で回復に専念する。いい?」

律「オッケー!」

唯「が、頑張るよ」

澪「じゃあ、入るぞ!」

律「待て!何かいる!」

唯・澪「!」



23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 01:49:59.13 ID:IyESWU7c0


灯台の入り口脇に、男が座り込んでいた


唯「人じゃん、脅かさないでよ、律ちゃん」

澪「でも、何か怪しげだな・・・人相悪いし・・・」

律「目つき怖いね、華麗にスルーしよう」


三人は、男に気づかれないようにソロソロと歩を進めたが


男「ちょっと、あんたたち」

三人「ビクッ!!」



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 01:53:56.58 ID:IyESWU7c0


男「なあ、薬草分けてくれないか?怪我してるんだが、切らしちまってて・・・」

澪「や、や、薬草ならあげますっ!」


澪は律の持っていた薬草奪い取って、男の前に放り出すと、
唯と律の手を取って灯台の中に駆け込み、一気に頂上付近まで駆け上がった


澪「はあ、はあ、はあ・・・」

律「おいおい、待てよ澪、そんなに慌てなくても」

澪「だ、だって、入り口で足止め食うわけにいかないだろ」

律「だからって、なにも全部やるこたないだろ」

澪「えっ!?あれで全部だったの?」

律「折角の作戦がオジャンだよ」

澪「だって・・・だって・・・怖かったんだもん!!」

唯「どうする?一回戻ろうか?」


律「そうもいかないみたいだ」


?「誰よ、私の住処で騒いでるのは・・・」



26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 01:57:10.75 ID:IyESWU7c0


暗がりから何者かが現れた

律「お前が灯台タイガーか!?」

?「灯台タイガー?はん、街の連中がなんて言ってるか知らないけどさ、

  私の名前は大河!」

松明に照らされて、大河と名乗る者が姿を現した



三人「 ち っ さ 」

大河「う、うるさいわよ!」



27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 02:01:12.18 ID:IyESWU7c0


大河「ここから先には行かせないわ」

大河は背中から木刀を抜き出すと、ビュン!と一振りして下段に構えた


律「そのちっちゃい体のどこにそんな長いもの隠してんだよ!」

大河「うるさいうるさいうるさいっ!」


大河が木刀を振り上げ、律に殴りかかろうとしたその時

男「やめろ!」

大河「!?」



29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 02:05:00.25 ID:IyESWU7c0


男「やめろ、大河!」

澪「さ、さっきの・・・ヒイイ!」

大河「まさか・・・竜児!?」

竜児「ああ、俺だよ大河」

大河「何でよ、何であんたがここにいるのよ!」

竜児「何でもなにも、お前を探してたんだ!勝手にいなくなりやがって!」


唯「知り合い?」



30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 02:08:36.53 ID:IyESWU7c0


竜児「お前、何やってんだよ、こんなとこで」

大河「あんたには関係ないでしょ」

竜児「関係なくはないだろうが!お前を迎えにきたんだ」

大河「何でよ!あんたはみのりんのところにいなきゃダメじゃない!」

竜児「やっと・・・気づいたんだ」

大河「え?」

竜児「お前がいなくなってから、やっと気づいたんだ、
   俺にとって、お前が必要なんだ!傍にいさせてくれ!」

大河「竜児・・・りゅうじいいぃぃぃ!!」



31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 02:10:04.94 ID:IyESWU7c0


駆け出す大河

駆け出す竜児

大河は竜児に飛びつき、竜児は大河を受け止め、お互いを抱きしめあった


律「かぁーーーっ!!熱いねぇ、見てらんないよ!」

唯「私達、空気だね」

澪「ヒイイ!」


律・唯「まだ怖がってるよ」



32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 02:14:08.20 ID:IyESWU7c0


街に戻った三人は、紬の待つ屋敷に戻った


律「結局、魔物じゃなかったよな」

紬「話に尾ひれがついてしまってたんですね。
  でも、どうして灯台の火を消してしまったんでしょう?」

唯「そういえば、なんでか聞かなかったね」

律「それどころじゃなかったし。な、澪」

澪「う、うるさいっ!」

唯「でも、あの二人が灯台守やってくれるっていうし、もう安心だね」

紬「皆さんにはお世話になりました。何かお礼がしたいのですが」

律「じゃあさ、私達、長旅になりそうなんでね、
  ちょっと、その・・・お船なんかを貸してもらえると嬉しいんだけど」

澪「律!」

紬「船ですか?すみません、さすがに仕事で使ってる船をお貸しするわけには・・・」

律「そ、そうだよね」

澪「ごめんなさい、無茶なお願いして」


紬「あっ、でも、あれなら・・・」



33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 02:17:31.37 ID:IyESWU7c0


紬「この船なら使っていただいて構いません。少し小さいですが」

澪「これで小さいんだ・・・」

律「じゅ、十分だよ!」

唯「でも、本当にいいの?お仕事につかうんじゃ・・・」

紬「大丈夫です。これは私の船ですから」

澪「私の・・・って、これあなたの船!?」

紬「はい(ニッコリ)」

律「さすがは大富豪の娘・・・」

紬「ただ、一つだけ条件があります」

澪「何?」



紬「私もお供させてください」



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 02:21:33.03 ID:IyESWU7c0


紬「では出航します」

唯「紬さん、船扱えるの?」

紬「はい、それから、私のことはムギって呼んで下さい」

唯「わかった、じゃあ、ムギちゃん!」

紬「はい!」

律「あれ?澪、荷物がなんか光ってんぞ」

澪「えっ?あっ、水晶玉が!」

唯「なになに?」

澪「真ん中の光のまわりに三つのちいさな光・・・これは!」

律「・・・ってことは・・・」

唯「ムギちゃんも運命の仲間だったんだ!」

紬「まあ・・・」



36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 02:25:43.03 ID:IyESWU7c0


商人の娘・紬を仲間に加えた一行は、南にあるミントスの街に着いた


律「なあ、唯」

唯「何、律ちゃん?」

律「私と澪は魔法使えるだろ?唯は一応伝説の勇者だ」

澪「い、いちおう・・・ね」

律「ムギって、、なんか特殊な能力あんのかな?」

澪「うーん、普通にお嬢様にしか見えないよね」


船を出してもらってるのに、えらい言われようである



37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 02:28:57.23 ID:IyESWU7c0


澪「困ったな・・・」

紬「どうしたんですか?」

澪「武器を買い換えたいんだけど、ちょっとゴールドが足りないみたいなんだ」

紬「じゃあ、私が交渉してみます」

澪「え?」


紬「すいません、これ、少しまけてもらえませんか?」

店員「お客さん、値切りは勘弁し・・・ああっ!あなたはコトブキさんとこの!」

紬(ニッコリ)

店員「(算盤パチパチ)こ、こんなもんでいかがでしょう」

紬「ありがとうございます!」



唯・律「 使 え る 」

澪「おい」



38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 02:33:24.65 ID:IyESWU7c0


街を一回りしていた一行は、とある家の前にさしかかった
その時、一人の少女が家から飛び出してきた


ドンッ!

律「うわ!」

少女「あ、ごめんなさい、ちょっと急いでるから!」
  ダダッ!

唯「律ちゃん大丈夫?」

律「ああ、なんだよいきなり・・・」


すると、もう一人娘が家から飛び出してきた

娘「ちょっと待って!カナ!」
  ドンッ!
律「ぎゃあ!」

娘「あ、あら、ごめんなさい」

律「なんなんだよ、もーーー!」



40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 02:37:29.27 ID:IyESWU7c0


春香「ごめんなさい、旅のお方」

澪「何かあったんですか?」

春香「実は、下の妹が熱をだして、寝込んでるんです」

唯「いもうと・・・」


千秋「うーんうーん」


紬「まあ、それはお気の毒に」

春香「何日も熱が下がらなくて、
   お医者さんも、もうパデキアがないとすぐには直らないかもって・・・」

律「パデキア?」

澪「聞いたことがある。何にでも効く万能薬だよ」

春香「ええ、ここより少し南の、ソレッタの城下町の特産品なんです」



41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 02:40:55.57 ID:IyESWU7c0


紬「でも、たしかパデキアは全滅してしまったとか聞きましたよ」

春香「そうなんですが、ソレッタの南の洞窟には
   いくらか貯蔵してあるって、上の妹のカナが聞きつけて」

澪「それを取りに飛び出していった・・・と」

春香「はい、でも、洞窟には魔物が棲みついてて、とても危険なんです」

律「まーた魔物かよ」

唯「行こう・・・」

澪「え?」

唯「私達で行こうよ!カナちゃんとチアキちゃんを助けようよ!」



43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 02:44:05.62 ID:IyESWU7c0


春香「すみません、紬さん、チアキのこと、よろしくお願いします」

紬「はい、皆さんも気をつけて」

律「よし、行くぞ!」


澪「でも驚いたな、唯があんなこと言い出すなんて」

唯「澪ちゃん、私ね、村に残してきた妹が居るんだ」

澪「へえ、そうだったんだ」

唯「いっつもダメな私を助けてくれる、とってもいい妹なの」

澪「思い出しちゃったんだな」

唯「うん、憂(うい)が・・・あ、妹の名前だけどね、
  チアキちゃんみたいになったら、きっと私も飛び出してたかもしれない」

澪「そっか、憂ちゃんのこと、大好きなんだな」

唯「カナちゃんも、チアキちゃんのこと大好きなんだよ。だから、ほっとけなくて」

澪「絶対、パデキア持って帰ろうな」

唯「うん!」



44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 02:48:01.84 ID:IyESWU7c0


夏奈「っと、飛び出してきたのはいいけど、
   一人じゃさすがに心細いなあ・・・よし、あいつらを呼ぶか!」



夏奈「たあっ!」バシッ!!

マコちゃん「やあっ!」ズバッ!!


まものたちをやっつけた!


吉野「マコちゃん、強ーい!男の子みたい」

マコちゃん「そ、そんなことないです!
   ああ、ハルカさんもいると思ってマコちゃんで来たのに・・・」

夏奈「先を急ぐぞ!小さいことは気にするな!」



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 02:50:32.00 ID:IyESWU7c0


内田「カナちゃん、怖いよ~、それに、寒い~!」

夏奈「洞窟なんだから、当たり前だ!
   ああ、遊び人なんか連れてくるんじゃなかった・・・トウマにしとけばよかった・・・」

内田「なんか、足元が滑る・・・あ、あ、ああーーーーっ!」

 ピューーーーッ!!ドン!

夏奈「内田ー!大丈夫かー!」

内田「いたたたた、なにこれー!」

マコちゃん「あっ、これ仕掛けだ」

夏奈「なるほど、この矢印みたいのに乗っちゃうと、勝手に進んでいくのか」

吉野「ええと、これがこうなって、これだとこっちいって・・・」



46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 02:54:40.94 ID:IyESWU7c0


吉野「うん、これに乗れば・・・えいっ!」ピョン

 ピューーーーッ!スタッ!

吉野「カナちゃん、こっちー!」

夏奈「おお、さすがは吉野!連れて来て正解だったな。行くぞ、マコちゃん」

マコちゃん「おおっ!」


内田「置いてかないでよーーー!!」



48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 02:57:28.18 ID:IyESWU7c0


唯「いたたた、洞窟の魔物はさすがに強いや」

春香「大丈夫?ベホイミ!」ピロロロ

唯「ありがとう、ハルカさんが魔法使えてよかった」

春香「神官の修行をちょっとやってたから。それと、同い年なんだから、ハルカでいいわよ」

律「まったく、澪があんなんだからなあ・・・入り口に置いてくりゃよかったかな」


澪「く、暗い・・・怖い・・・」



内田「みんなーー!!・・・もう、どこ行っちゃ・・・あれ?宝箱見つけた!ラッキー♪」パカッ

ひとくいばこがあらわれた

内田「うわーーーーーーーー!!!!」



49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:00:27.17 ID:IyESWU7c0


内田「たすけてーーーー!!!!」

唯「今の悲鳴は?」

夏奈「内田!?」


内田「きゃーーーーーーっ!!」

夏奈「とうっ!」バキッ!

唯「たあっ!」ズバッ!


夏奈「え?」

唯「あ、見つけた」



50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:03:01.70 ID:IyESWU7c0


春香「カナ!」

夏奈「おう、ハルカ、何してんだ、こんなとこで?」

春香「何してんだじゃないわよ、もう、心配させないで!」

マコちゃん「ハルカさん!」

春香「マコちゃん、それにみんな、ごめんね付き合わせちゃって」


律「みんな、気をつけろ!こいつ、まだやられてない!」

ひとくいばこ「グワーーーー!」



52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:05:05.51 ID:IyESWU7c0


唯「たあ!」ズバッ!

夏奈「とう!」バキッ!

律「ベギラマ!」ピロピロロ ズガッ!

春香「えい!」バシッ!

吉野「やあ!」ガシッ!

マコちゃん「うらあ!」ズンッ!

澪「暗い・・・怖い・・・」

内田「怖い怖い・・・」


律・夏奈「 た た か え 」 



53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:07:48.65 ID:IyESWU7c0


ひとくいばこをやっつけた!


夏奈「ふう、ようやく片付いた」

唯「強かったね~」

春香「あら?ここは・・・」

吉野「なんかの貯蔵庫みたい」

内田「ほんとだ、夢中で逃げてきたからわかんなかった」

律「あ、じゃあ、これが?」ヒョイ

春香「それよ!パデキア!」

夏奈「やった!見つけたぞ!」

唯「よかったよかった」



かくしてバデキアを見つけた一行は紬と千秋の待つ家に戻った



54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:14:39.20 ID:IyESWU7c0


千秋「おはようございます」

春香「おはよう、チアキ」

澪「チアキちゃん、もう起きてきて大丈夫なの?」

千秋「みなさんのお陰ですっかりよくなりました」

唯「よかったね」


律「チアキちゃんがいつも抱いてるぬいぐるみは何?」

千秋「くまだよ」

律「くまねえ・・・鮭もとれななさそうな顔して・・・」
  ビュッ!バスッ!
律「あいた!何すんだよ!」

千秋「今のはふじおかの意志だよ
   『アレフガルドにいた頃のオレなら、
    お前なんか、はぐれメタルといっしょに狩ってたところだ』
   と言っている」

律「ダースリカントかよ!しかも、混乱してんのかよ!」



55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:17:31.07 ID:IyESWU7c0


紬「ふじおか って、ぬいぐるみの名前?」

千秋「はい、カナがつけました」

唯「変わった名前つけたんだね」

澪「唯は人のこと言えないだろ!自分の剣に『ケン太』なんて名前つけてるんだから」

夏奈「なにー、子供か!?」

唯「いいじゃん、可愛いんだから」

春香「その剣は武器屋さんで買ったの?」

唯「ううん、家にあったんだ」

澪「え?それじゃあ、そのケン太が、伝説の剣ってこと?」

律「まさか!この古びた剣がそんなたいそうな物のわけないだろ」

紬「父から聞いている剣の姿とはちょっと違うみたい」

唯「いいの!私はこれが気に入ってるんだから!」



56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:21:15.61 ID:IyESWU7c0


律「それにしても、ここの家くつろぐなあ」

唯「ハルカちゃんの料理おいしいし、ずっとここにいたいよ」

春香「ありがとう、家はいつまででもいてもらっていいのよ」

澪「そうも言ってらんないだろ、チアキちゃんも元気になったことだし、そろそろ旅を再開しないと」

夏奈「ねえねえ、澪ちゃんは占い師なんでしょ?」

澪「そうだけど」

夏奈「じゃあさ、旅立つ前に、私達のことも占ってよ!」

澪「いいよ、何を占う?」

律「未来の素敵な旦那さま候補とか?」

夏奈「それはもういい。そうだな・・・これから起こる、ワクワクするような事!」

澪「わかった」



57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:23:27.38 ID:IyESWU7c0


澪は水晶玉を覗き込んだ

澪「・・・お城・・・王の間・・・お姫様・・・え!?」

夏奈「・・・」

澪「カナちゃん、あなたひょっとして、どこかのお城の・・・」

夏奈「さすがだね、そうなんだ
   私はサントハイム城の姫なんだ」

澪・唯・律・紬「えーーーーっ!?」



58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:26:55.88 ID:IyESWU7c0


紬「なんでお城のお姫様がこんなところに?」

千秋「おてんばすぎて、城を追い出されたんだよ」

夏奈「違ーーう!世間を広く知るために、外で暮らしてみなさいって」

律「じゃあ、三人は・・・」

春香「ええ、本当の姉妹じゃないの。でも、もうすっかり三人の生活が馴染んじゃって
   私も時々忘れてるわ、カナがお姫様だってこと」

唯「そうだったんだ・・・」


夏奈「で、澪ちゃん、続きは?」

澪「あ、う、うん」



59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:29:05.72 ID:IyESWU7c0


澪「・・・光・・・小さな三つの光・・・四つの光と重なって・・・

  !!!」


律「えっ!?」

紬「それって・・・」


唯「仲間だよ!カナちゃんも、ハルカちゃんも、チアキちゃんも!

  運命の仲間だったんだ!」



60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:31:21.85 ID:IyESWU7c0


おてんば姫の夏奈、神官の修行を積んだ春香、そして、魔法少女の千秋が仲間に加わった
運命に導かれた七人は、旅支度を整えると、最後の仲間を探しに家を後にした


春香「思えば、サントハイムの王様は、ここでみんなと出会えるのがわかってたのかも」

律「なんで?」

千秋「サントハイムの王家には、代々、予知夢を見る能力がそなわっているんだ」

唯「へえ、すごいね」



62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:33:40.76 ID:IyESWU7c0


夏奈「予知夢を見たぞ!!」

春香「えっ!?」

澪「まさか、王家の能力が覚醒したのか!?」

唯「ねえねえ、どんな夢を見たの?」


夏奈「それは・・・



   今日の夕飯はシチューだっ!!」


千秋「もっとまともな夢を見ろよ!バカ野郎!!」



63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:36:55.02 ID:IyESWU7c0


律「しかし、この人数で動くには、馬車か何か欲しいよな」

紬「そうね、船に積んでおけばよかった」

唯「あ、馬車見っけ!」

律「何ばかなことを、そんな簡単に・・・って、おおっ!本当にある!」


山の中腹を歩いていた七人は、なぜかポツンと置いてある馬車を見つけた


春香「少し古びてるけど、立派な幌馬車ね」

澪「でも、何でこんな所に?」

千秋「魔物に襲われた人たちが乗り捨てたのかも」

夏奈「何でもいいじゃん、もらっちゃおうよ!」



64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:38:32.99 ID:IyESWU7c0


唯「中も広いね」

紬「十分、全員で乗れますね」

夏奈「みんな乗ったか?よし、出発だー!!」



一同「 馬 は ? 」

夏奈「あ、そうか・・・」


澪「とりあえず、雨風はしのげそうだし、今日はここに泊まろう」



65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:39:55.43 ID:IyESWU7c0


春香「うーーん、いい朝!」

夏奈「ハルカおはよう」

春香「おはようカナ、めずらしく早いわね」

夏奈「馬、みつけてきたよ」

春香「そう、ありがとう

   ・・・う、馬!?」

夏奈「うん、こいつ」


見ると、真っ白な馬が一頭、夏奈の傍らに立っていた


春香「ど、どこから連れてきたの?」

夏奈「いやあ、なんか朝早く目が覚めちゃってさ、
   ちょっと森に散歩に行ったらこいつがいてねそのままついてきちゃった」


澪「おはよ・・・な、何その馬!?」


律「カナに随分なついてるな」

紬「体格もいいし、足もしっかりしてます」

唯「これで馬車が使えるね」



66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:41:39.81 ID:IyESWU7c0


夏奈「さて、この馬に名前をつけたいわけだが・・・」

律「ここでまさかの安価?」

夏奈「いや、それはない
   千秋、なんかいい名前ない?」

千秋「『フジオカ』」

夏奈「は?おい、それは・・・
   だいたい、まぎらわしいだろ!ぬいぐるみのふじおかと」

千秋「これは『ふじおか』で、馬は『フジオカ』だよ」

夏奈「音だけじゃわかんないだろ!」

春香「あら、いいんじゃない?カナになついてるみたいだし」

律・澪「ニヤニヤ」

唯「何、何?」

紬「お城にいた頃に、藤岡さんて人が、カナちゃんに告白したことがあるんだそうですよ」

唯「へえ、そうなんだ・・・

  ニヤニヤ」


夏奈「もう、なんだよみんなして!じゃあ、もうフジオカでいいよ!」

フジオカ「ヒヒーーン!」

一同「ニヤニヤ」



68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:43:12.62 ID:IyESWU7c0


紬「お茶がはいりましたよ」

唯「ムギちゃん、今日のおやつは何?」

紬「あの店のプリンですよ」

夏奈「なに!?あの店の!?」


春香「おいしい!」

唯「いっつも美味しいお菓子用意してくれて、ありがとムギちゃん!」

紬「どういたしまして」

夏奈「うーん・・・」

千秋「どうした、食べないのか?」

夏奈「ムギちゃんは、いつもどこでお菓子を仕入れてるんだ?」

紬「旅の商人の方に分けてもらってるんですよ」

夏奈「旅の商人にねえ・・・」



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:44:49.52 ID:IyESWU7c0


夏奈「旅の商人が、いつも都合よくお菓子を持ってたりするものか?しかも、ほとんど高級なやつ」

千秋「これはあれだな」

律「何?」

千秋「大富豪の父親が、商人に持たせて派遣してるんじゃないか」

澪「そんな、まさか」

律「いや、ムギの親父さんならやりそうだな」

夏奈「ひょっとしたら、あの馬車も・・・」


一同「 あ り う る 」



70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:47:58.25 ID:IyESWU7c0


唯たちは、伝説の勇者を探して旅をしている戦士が、海を渡ったとの情報を得た


唯「その人が、最後の仲間なの?」

澪「それはわからない」

夏奈「でも、いまのところそれしか情報ないんだよな」

律「よし、とりあえずその戦士とやらを追ってみるか!」


一行は海を渡り、モンバーバラの街へと着いた


春香「宿屋の人に聞いてきたけど、やっぱりここに立ち寄ったみたい」

唯「もうここにはいないの?」

春香「キングレオ城に向かったらしいわ」


律・澪「キングレオ城!」



71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:49:40.73 ID:IyESWU7c0


春香「じゃあさわ子先生の仇がそこに」

律「ああ、バルザックがいるはずなんだ」

夏奈「よし!じゃあみんなで行って、そのジェフベックとやらをやっつけようぜ!」

千秋「バルザックだよ!バカ野郎!」


澪「でも、大丈夫かな・・・あそこにはキングレオもいるし、一度は負けてるし・・・」

唯「みんながついてるんだから、大丈夫だよ!」

紬「用心にこしたことはありませんから、近くで情報を仕入れてみてはどうでしょう?」

律「だな、じゃあハバリアに行くか」

唯「ハバリア?」

律「キングレオ城の近くの港町だ」


澪「私達の旅が始まった街」



72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:52:03.02 ID:IyESWU7c0


ハバリアに到着した一行は、まずは宿屋を訪れた


主人「お泊りですか?お一人様、6ゴールドになります」

夏奈「安っ!」

澪「あの、旅の戦士がここに来ませんでしたか?」

主人「戦士?ああ、二階にいますよ。かれこれ一週間滞在してます」

千秋「長いなあ」

主人「いやいや、お気の毒に、体を壊してるらしくてね」

紬「まあ・・・」

唯「ちょっと、その人に会わせてもらっていいですか?」

  ギイッ

唯「お邪魔しまーす」

戦士「ぬおおおおおおおーーーっ!!」

唯「うわぁ!な、何?」



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:54:16.49 ID:IyESWU7c0


戦士「失礼いたした、拙者はバトランド城の戦士で、ライアンと申す。
   そなたのいでたちがお告げ所で言われた伝説の勇者殿にそっくりだったので、勘違いしてしまった」
唯「いえ、その・・・」

律「ここにいる唯が、伝説の勇者なんだけど・・・」

ライアン「なんと?」

唯「・・・」

ライアン「そなたが?」

唯(コクッ)



ライアン「ぬおおおおおおおおおおーーーーーーっ!!!」


一同「うるさい!」



74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:57:24.54 ID:IyESWU7c0



と、そこに一人の少女が入ってきた

少女「ライアン様、何の騒ぎですか?」

ライアン「おう、ホイミン、いいところへ」

少女「ライアン様、また間違えてる!」

ライアン「ああ、すまん、梓(あずさ)じゃったな」

梓「いい加減に、慣れて下さいよ!ところで・・・」

ライアン「おう、梓よ、とうとう伝説の勇者に出会えたぞ!」

梓「えっ」

ライアン「うむ」



梓「ぬおおおおおおーーーーーっ!!」


律「お前もかい!」



75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 03:59:39.20 ID:IyESWU7c0


戦士ライアンは、バトランドである事件を調査していた。
その途中で、ホイミスライムのホイミンと出会い、また、伝説の勇者が狙われていることを知った


ライアン「ホイミンは人間になるのが夢だったんじゃ」

夏奈「で、本当に人間になれた、と?」

梓「はい」

唯「女の子のホイミスライムだったんだね」

梓「いえ、人間になるときに、どちらにもなれたんですけど、ライアン様のたっての希望でこの姿に」

律「ライアン様の希望ねえ・・・」

ライアン「ゴホン・・・」



一同「 ロ リ コ ン お や じ 」



76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 04:01:48.00 ID:IyESWU7c0


ライアン「しかし、ようやく勇者殿に出会えたというのに、
      古い傷が痛み出してしまい、この体たらく・・・全く、自分が情けない!」

夏奈「別の意味で情けないけどさ」

春香「その話はもういいから」

ライアン「勇者殿のお供ができないのが残念でならぬ」


梓「ライアン様、私が行きます!」

ライアン「なんと、そなたが行ってくれるのか!」

梓「はい、私が勇者様を助けます!」

ライアン「よくぞ言ってくれた!ならばわしのこの剣、そのたに託そうぞ!」

梓「わかりました!勇者様、よろしくお願いします!」

唯「え?いいのかな?」

夏奈「いいんじゃないの?」

澪「いいと思うよ」

唯「そう、じゃあ、一緒に行こっか!」

梓「はい!」


ライアン「勇者殿を頼んだぞ、ホイミン!」

梓「梓ですってばぁ」



77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 04:03:35.03 ID:IyESWU7c0


澪「さっきは言わなかったんだけど、実はこれ・・・」

律「水晶?・・・あ、光が!」

紬「光が満ちてる!」

澪「梓が、自分が行くって言った時に光りだしたんだ」

春香「じゃあ、梓ちゃんが最後の仲間なのね!」

梓「え?それはどういう・・・」

唯「やったあ!これで全員揃ったんだ!」ガバッ

梓「ちょっ!急に抱きつかないで下さいよ!」


唯「よろしくね、あずにゃん!」

梓「はい、よろしくお願いします!


  ・・・あ、あずにゃん?」



78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 04:05:29.75 ID:IyESWU7c0


かくして、最後の仲間、元ホイミスライムのホイミンこと、戦士・梓がパーティーに加わった


夏奈「それにしてもだなあ・・・」

梓「何ですか?」

夏奈「その髪型、どうにかなんないか?私と被ってるんだけど」

梓「すいません、ホイミスライムの頃の名残か、こうしてると落ち着くんです」

千秋「カナが変えればいいだろ」

夏奈「私もこれが一番落ち着くんだよ!」

千秋「なるほど、じゃあカナもホイミスライムだったか・・・
   いや、毒があるからしびれくらげだな」

夏奈「毒があるのは、どっちかっていうとチアキの方だろ」

千秋「じゃあぶちスライム」

夏奈「いや、あれだけは勘弁して!」

千秋「じゃあ、おおなめくじ」

夏奈「なんでそうなる!」

唯「はさみくわがたとかは?」

紬「ももんじゃとかカワイイですよ」


澪「髪型の話はどこいった!?」



79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 04:07:06.61 ID:IyESWU7c0


唯「あずにゃんはいくつなの?」

梓「(あずにゃん・・・)えと、人間になったのは最近ですけど、
  ホイミスライムとして生まれてからは15年になります」

夏奈「なんと、私より年上かーーー!すいません、梓センパイ!」

春香「ホイミスライムだったって事は、魔法も使えるのね?」

梓「いえ、人間になったときに魔法の力はなくなってしまいました」

春香「あら、残念ね」


モンスターがあらわれた!


梓「!!私が行きます!」

唯「あずにゃん!?」


  ズバッ!ズバッ!
モンスターをやっつけた


澪「やるじゃないか、梓!」

梓「はい、ライアン様に剣術を教わりましたから」

律「勇者の唯より強いんじゃないか?」

唯「そ、そうだね、アハハ・・・」



80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 04:08:55.61 ID:IyESWU7c0


夏奈「プッ、ギャハハハハ!」

千秋「どうした、カナ?」

夏奈「いや、ライアンさんがさ、
   ホイミスライム相手に剣術を教えてるところを想像したら・・・ププッ!」

唯「ライアンさんが・・・(モヤモヤモヤ)」

律「ホイミスライムに・・・(モヤモヤモヤ)」

千秋「手取り足取り・・・(モヤモヤモヤ)」


一同「ギャハハハハハハ!」


梓「剣を教わったのは人間になってからです!
  もう、変な想像して笑わないで下さい!



  ・・・プッ!」


澪「自分で想像して吹くなよ」 



81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 04:11:18.60 ID:IyESWU7c0


そして、一行はキングレオ城に向かった


律「着いたぞ、澪」

澪「うん、いよいよだ」

夏奈「よし、乗り込むぞ!」


  バンッ!

夏奈が王の間の扉を勢いよく開けると、中には腕が六本、足が四本の獅子の化け物が立っていた


夏奈「おおっ!出たなー!アシュラマン!」

魔物「カーッカッカッカッカッカ・・・て、違うわー!」

千秋「ノリのいい魔物だな」

唯「あれがバルザック?」

澪「違う、あいつは・・・」


魔物「オレ様はキングレオ城の主、キングレオ様だー!」



82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 04:12:06.04 ID:IyESWU7c0


ズバッ!ザクッ!バシッ!

梓を加えた八人は、無敵とも思える強さでキングレオをやっつけた!

律「答えろ!バルザックはどこだ!」

キングレオ「ふんっ、バルザックはここにはおらぬわ・・・今頃はサントハイム城で・・・」

夏奈「なにっ!サントハイム城だって!?」

キングレオ「ぐふっ!」


キングレオは息絶えた



83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 04:17:37.12 ID:IyESWU7c0


唯「ここがサントハイムの城なんだ、おっきいね」

澪「今度こそ、バルザックがいるんだな」

律「ああ、今度こそ!」

夏奈「門番がいない・・・」

フジオカ「ヒヒーーン!ブルブルッ!」

千秋「うわぁ、フジオカ、おとなしくしろよ!」

紬「どうしたんでしょう?」

梓「何か異変を感じているんでしょうか」

春香「お城の中がどうなってるかわからないわ、みんな、用心してね」


夏奈「ただいまー!!」バンッ!



84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 04:18:43.50 ID:IyESWU7c0


千秋「ずいぶんシンとしてるな」

梓「誰も・・・いませんね」

夏奈「ただいまー!カナ姫さまのお帰りだぞ!出迎えはどうしたー!」


ガサガサッ!


夏奈「!!」


モンスターがあらわれた!


春香「お城の中に魔物が!?」

夏奈「どうなっちゃってんだ!?」

律「とにかくやっつけて、先に進もう!」



85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 04:19:49.47 ID:IyESWU7c0


夏奈達は、魔物を倒しながら、王の間に着いた


バルザック「ほう、人間がここまでやってくるとは」

澪「おまえ、バルザック!」

律「ついに見つけたぞ!」

バルザック「なんだ、澪に律ではないか。まだ生きていたとはな」

澪「黙れ!今日こそ仇をとらせてもらう!」

律「覚悟しろ、バルザック!」

バルザック「やれやれ」



86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 04:20:55.13 ID:IyESWU7c0


夏奈「やい、ソルマック!」

千秋「バルザックだっつってんだろ!」

夏奈「城の人たちはどうした!」

バルザック「知らんよ、俺が来たときにはもぬけの殻だった」

夏奈「何!?」

バルザック「まったく、キングレオから城をやるとか言われたから
       喜んで来てみれば、魔物が棲みついてるだけ・・・
       お城の女の子達を好き勝手できると思ってたのになー」

梓「なんて奴・・・」



87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 04:22:02.06 ID:IyESWU7c0


バルザック「退屈しのぎにはちょうどいい、相手をしてやろう」

律「くらえ!メラ!」ピロピロロ ボンッ!

バルザック「あちちちち!待て待て、こっちにも用意というものがあってだな」

千秋「何の用意だよ」

バルザック「さて、では戦闘モードに入ろうか・・・変身っ!!」

  バ、バ、バ、バルザック

バルザックの体は巨大化し、見るもおぞましい魔物の姿へと変わった



88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 04:23:12.48 ID:IyESWU7c0


澪「な、なんだこれは!?」

バルザック「グフフ、さあ、かかってこい!」

律「えーい、メラミ!」ピロピロロ

澪「バギマ!」ピロピロロ

千秋「ヒャダルコ!」ピロピロロ

  ボフンッ!!

律「やったか!?」

バルザック「効かんなあ、グフフ」

一同「!?」



93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 04:38:29.23 ID:G2xN9ySgO

千秋「あいつ、魔法が効かないのか!?」

夏奈「なら、ぶった切るまでだ!」

唯「行くよ、あずにゃん!」

梓「はいっ!」


夏奈「とう!」ズバッ!

唯「やあ!」バシッ!

梓「たあ!」ビシッ!

バルザック「ふん、こそばいわ」

夏奈「えっ!?」



94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 04:42:52.96 ID:G2xN9ySgO

唯「攻撃が効かない?」

バルザック「グフフフ、これぞ進化の秘法の成果よ」

澪「なんだって!?」

バルザック「さわ子の研究の成果はいただいた。俺は不死身となったのだー!」

律「そ、そんな…」

バルザック「今度はこっちからいくぞ!でええい!」


バルザックは巨大なこん棒を振り回した


一同「うわーーーっ!」



95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 04:50:08.54 ID:G2xN9ySgO

バルザック「どうだ、観念したか!」

千秋「だめだ、何やっても倒せない…」

バルザック「諦めて俺の手下になれ。そうすればお前達にも不死身の肉体を与えてやってもよいぞ?」

律「黙れ!さわ子先生は、そんなことの為に進化の秘法を研究してたんじゃない!」

バルザック「ぬ?」

澪「そうよ、医学や魔法では治らない不治の病に苦しむ人達を救うため…
  そんな人達の為に、さわ子先生は研究を続けていたんだ!」

唯「律ちゃん、澪ちゃん…」



96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 04:54:05.52 ID:G2xN9ySgO


夏奈「私は諦めないぞ!たあっ!」

夏奈は天高くジャンプした

夏奈「お城を返せーーーっ!!」ズバッ!

夏奈の鉄の爪がバルザックの肩口をえぐった


バルザック「ええい、欝陶しい!…ん?」

夏奈「!?」

バルザック「どうしたのだ?う、腕があがらん…」



97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 04:58:41.15 ID:G2xN9ySgO


夏奈「攻撃が…効いた?」

春香「わかった!進化の秘法はまだ完成してなかったのよ!」

紬「痛みを感じてないだけだったんだわ」

バルザック「バ、バカな!そんなはずは…!」


唯「よし、それなら…チアキちゃん、パワーアップお願い!」

千秋「わかった!パイキルト!」ピロピロロ


唯の攻撃力が上がった!


唯「たあっ!」ズバッ!

バルザック「ぬおっ!」



99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 05:02:22.83 ID:G2xN9ySgO


梓「チアキちゃん、私にも!」

千秋「任せろ、バイキルト!」ピロピロロ

梓「やあっ!」ズババッ!

バルザック「ぬわっ!」


夏奈「チアキ、私もだ!」

千秋「おうっ!ヒャド!」ピロピロロ ビキーン!


夏奈「いててて、何すんだよっ!」

千秋「ごめん、間違えた」



100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 05:03:04.46 ID:IyESWU7c0



夏奈「もういい、自力でいく!とおーーーっ!」

  ズババババッ!!! かいしんのいちげき!

バルザック「ぐわーーーっ!」


バルザックの巨体が床に倒れ伏した


唯「澪ちゃん、律ちゃん、今だ!」

澪「わかった!律!」

律「おう!」

澪・律「たーーーーーーっ!!!」


澪のモーニングスターが、律の毒蛾のナイフが、バルザックの心臓部分を貫いた!


バルザック「じ・・・実験は・・・失敗だったのか・・・ぐふっ!」

バルザックは息絶えた


唯「やったね、澪ちゃん、律ちゃん!」

澪「律・・・」

律「澪・・・」


澪と律はがっしりと抱き合い、大声をあげて、いつまでも泣いていた



101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 05:04:51.96 ID:IyESWU7c0


バルザックの死を境に、サントハイム城に棲みついていた魔物たちは姿を消した
唯たち一行は、しばらくサントハイム城で旅の疲れを癒すことにした


唯「はぁ・・・」

梓「どうしたんですか、唯先輩?」

唯「うん、みんなとはここでお別れになるのかなぁって・・・」

梓「えっ!?」

唯「だって、澪ちゃんと律ちゃんは無事に目的を果たしたわけだし、
  カナちゃんはお城にいなきゃいけないだろうし・・・」

梓「そうですね・・・でも、私はついていきますよ!ライアン様とも約束してますし」

紬「ありがと、あずにゃん」



102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 05:06:28.67 ID:IyESWU7c0


澪「お別れのわけないだろ!」

唯「澪ちゃん!」

澪「確かに仇はとったけど、私達の旅はまだまだこれからじゃないか!」

律「そうだぞ!なんたって運命の仲間なんだし」

唯「律ちゃん!」

紬「当然私も!それに、船がないと不自由でしょ?」

唯「ムギちゃん!みんな、みんなありがと!

  でも、カナちゃんは・・・」

澪・律・紬・梓「あ・・・」



103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 05:08:07.02 ID:IyESWU7c0


翌日

ぬこ「ニャーン」

夏奈「おっ、お前いたのか!」

澪「猫飼ってたの?」

夏奈「たまに来てたんだよ、思いがけない時に」

梓「何か咥えてますよ」ヒョイ

唯「手紙だ!」

夏奈「どれどれ、『おや・・・あいなる・・・』何だこれ?」

千秋「『しんあいなる』だろ、貸せ!

 『親愛なる夏奈姫へ
  お前がこの手紙を読む頃には、もう私はこの城にはいないだろう』

  これ、王様からの手紙だ!」

夏奈「えっ!?」



104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 05:09:43.02 ID:IyESWU7c0


千秋「『お前は伝説の勇者殿と世界を救う運命にある
    城のことは気にしなくて良いから、一日も早く、平和な世界を取り戻すのだ
    その為には、まず天空の剣、鎧、盾、兜をを集めよ
    天空の兜はスタンシアラの王家が保管している
    苦しい旅になるだろうが、しっかり頑張るのだぞ

    それから、やんちゃはほどほどにな
       サントハイム王  』」

夏奈「父上・・・」


旅の疲れを癒し、支度を整えた一行は、サントハイムを後にした

夏奈「さらばサントハイム!しばらく留守にするけど、必ずまた帰ってくるからな!」



105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/25(金) 05:11:19.07 ID:IyESWU7c0


澪「さて、次に目指すのはスタンシアラか」

春香「北のほうの国ね」

梓「水の都と言われてる、豊かな国らしいですよ」

千秋「そこに天空の兜があるのか」

律「なんか、ワクワクするよな」

紬「楽しみだわ」

唯「えへ」

夏奈「よーし、いくぞーーーっ!」

フジオカ「ヒヒーーン!」



唯・澪・律・紬・梓『レッツゴー!レッツゴー!ゴー!ゴー!』

春香・夏奈・千秋『経験値上昇見ててね~!』



        ~おしまい~




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NO:6232 [ 2012/04/07 19:26 ] [ 編集 ]

このコメントは管理人のみ閲覧できます

タイトル:
NO:6233 [ 2012/04/07 21:05 ] [ 編集 ]

現時点では続きらしきものは見つけていないので、これで完結となっているようです。

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