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梓「ども、百合にゃんです」 【非日常系】


SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)@VIPServiseより

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1333254957/




1 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 13:35:57.68 ID:hg8cSjxl0

百合だくさんの、百合エティ系。

へんたいちっくな描写、えろ有り。

なので、そう言うのが苦手・見ちゃいけない人は、れっつごー・ばっくでよろしくです。

それでは、まったり完成させますです~。



2 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 13:38:25.96 ID:hg8cSjxl0

梓(私はよくレズにゃんとかガチにゃんとか言われるですが、それは正しいです!
  しかぁし! 私は完ビである以上に百合にゃんなんです! そうでしょ!?


そうだね☆


  ほらっ!)
「わかりましたかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああぁああああぁあぁぁぁぁぁ!」

気が付くと、私は椅子から立ち上がって叫んでいました。





3 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 13:41:28.83 ID:hg8cSjxl0

「な、中野さん? どうしたの?」

梓「あ、すみません先生。居眠りしてしまっていまして、寝ぼけていたみたいです」

周りのクラスメート達から笑いが起こります。

「まあ。授業中に居眠りは駄目よ?」

梓「はい、失礼しました」

失敗失敗。百合にゃんうっかりにゃん☆

梓「ははは、みんなもゴメンね」

クラスメート達にも軽く謝り、私は椅子に座り直します。

「ーーさぁ、授業を再開するわよ」

先生の言葉に大きく頷いた私は携帯を取り出すと、

今夜某掲示板に投下する百合SSの執筆に取り掛かるのでした。



4 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 13:44:47.58 ID:hg8cSjxl0


五時間目。朝からSSを書き続けては、さすがに疲れも出てくると言うもの。

梓(むう、ちと詰まりましたね)

気分転換に、私は純を見ました。

純の可愛らしいモフモフと背中。

たまりません。

梓(あの時の純、最高だったなぁ)

ふと、先輩方が修学旅行に行っている雨の日に、平沢家に泊まった時の事を思い出します。



5 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 13:49:28.73 ID:hg8cSjxl0

普段のキャラから多少は想像出来てましたが、まさか純があれほど寝相が悪いとは。

百合にゃんの安眠を純の足に邪魔された時、

思わず彼女の足の裏をクンクンペロペロしてしまいましたよ。

まったく、良い匂いはするわ美味しいわの、ミラクルな足でした。

その日見た朝日は、まだ眠気が抜けてなかったとは言え、

あまりに嬉しい事があった後だからかよく記憶に残っています。

肝心の朝日は、雨で見えませんでしたが。


ムラッ。


梓(あ、いかんです)



6 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 13:52:58.98 ID:hg8cSjxl0

テンション上がって来たのは良いですが、

こっち方面のテンションは逆に集中力が無くなるので芳しくありません。

こんな時はアレに限ります。

梓(百合にゃあぁぁぁあぁあぁぁん・スキャアァァアァァアアアァァアァァァァァン!)

説明しようっ!

百合にゃんスキャンとは、

『対象が、色んな相手にどのレベルで百合感情を持っているか』

と言うのが数値でわかる百合にゃんの必殺技です!

言わば、対象の百合闘力がわかるスカウターです。

まあ、今の百合にゃんの力では、一人辺り上位三名までしかわかりませんが……

修行を積み、近々すべての相手を見れる様になってやるです。



7 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 13:55:43.22 ID:hg8cSjxl0

梓(さて、今日の純の百合闘力は……)

純。
澪・119。 憂・91。 梓・91。

むふふ、今日も澪先輩大好きっ娘でいやがります。

ちなみに数値の目安として……

70~90がお友達とか、ちょっと意識してる仲の良い人レベル。

91~99が親友だったり憧れの存在だったり、特別と言って良いレベル。

100以上は、完璧な恋愛対象であり、百合フィーバーが来ている相手ですね。



8 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 13:58:27.17 ID:hg8cSjxl0

澪純と言うのは、どことなく悲恋な感じがするのがたまらんですっ!


純『どうしても……駄目なんですか?』

澪『ごめん。私には好きな人が居るんだ』

純『……知ってます。だってその人って……』

澪『……ごめん』

純『良いんです。
  むしろ、それをわかっていながら告白なんてした私が悪い子……なんっ、で……す』

澪『わっ! な、泣くなよ……
  そんな事思ってないから、な?』



9 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 14:00:17.25 ID:hg8cSjxl0

純『ぐすっ……すみません……』

澪『大体こうやって好きになって貰えたのは、嬉しい事だ』

純『ありがとう、ございます。私、その言葉だけで……
  ……でも』ギュッ

澪『わっ……! す、鈴木、さん……?』

純『今だけは、こうさせて下さい。お願いします。
  そして、純って呼んで……下さい。今、今……だけは……』

澪『……わかったよ、純……』


ひょひょいひょ~~~~~~~☆

梓(いつも元気な純の切ない姿、
  気弱なのにこういう時は頑張って先輩ぽく振る舞い、純を支えようとする澪先輩。
  たまらんですっ!)クチュップシッ
 「ふぅ」



10 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 14:03:55.18 ID:hg8cSjxl0

おっと。イキました。イッちゃいましたね。

うかつです。百合妄想をして、余計な感情を押し込めようという作戦だったのですが。

まあこんな時の為に、常にライナーを装着していて良かったです。

さてさて、んじゃあこの勢いに乗ってSSを完成させましょうか。

意気揚々と再び携帯を開くと、私の指は疾風の如く動き始めたのでした。



11 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 14:06:34.59 ID:hg8cSjxl0


憂「今日も授業終わったねー」

無事百合SSも完成し、ウキウキで部活へ向かう準備を始めた私の所に、憂がやって来ました。

梓「そうだね。ちょっと疲れちゃったよ」

まあ、この疲れは大仕事をやり終えたからこその気持ちの良い疲れなのですが☆

純「なに言ってんのさ~。居眠りしてたくせに」

笑いながら純も来ます。

なんだとこの可愛いモップっ娘め。モフモフして、また足の裏クンクンペロペロしてやろーかぁ。

梓「うるさいなぁ、純だってよく居眠りしてるでしょ?」



12 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 14:10:38.02 ID:hg8cSjxl0

純「あはは、そりゃ言わない約束だよ~」

憂「ふふふ」

憂が隣でほほ笑む。

いつも思ってるですが、ホント憂って魅力的な笑顔してるよなぁ。

…………憂、可愛いなぁ。

梓(百合にゃあぁぁあああぁぁん・
  スキャアァァアァァアアアァァアァァァァァアァァアァァアアアァァアァァァァァン!)

憂。
澪・計測不能。 唯・138。
純・95。 梓・95。



13 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 14:12:53.35 ID:hg8cSjxl0

にゃふふ、相変わらず憂は澪先輩に対して凄い数字です!

あ、計測不能とはーー

百合にゃん・スキャンが計測出来る限界数値、150オーバーの場合に出て、
百合フィーバーをも越えて百合の真・世界を創造出来るレベルと言えばわかり易いですね。

最初憂が澪先輩をここまでLOVEなのを知った時は、さすがの私も驚きましたが……

しっかり者で面倒見が良い憂と、
意外にちっちゃいワンコみたいに臆病な澪先輩はかなり好相性みたいです。



14 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 14:14:41.86 ID:hg8cSjxl0


~平沢家にて、軽音部の皆と憂で怖いBD鑑賞~

澪『……あうぅ……』ウーイニピトッ

憂『澪さん? どうしたんですか?』

澪『な、何でもないっ』

憂『……怖いんですか?』

澪『こっ、怖くなんてないぞ』

憂『怖いんですね。
  でも、なんで律さんじゃなくて私なんですか?』

澪『……そんな事したら律にからかわれるだろ?
  それ自体はいつもだし、良いんだけど……
  こんな事で、この場に水を差したくないんだよ……』

憂『ふふ、そうですか』

澪『……迷惑だった?』

憂『えへへ。逆に嬉しいです。
  私、そんな澪さんだいすきですから』ナデナデ

澪『も、もう///』



15 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 14:18:19.67 ID:hg8cSjxl0


あはっほ・あはっほ・イェイ☆

けしからボディ同士の、優しくて頼りになるおにゃのこと、

クールな美人に見えて実は甘えたさんのお姉たま。

これぞまさに、萌え萌えキュンっ☆ なカポォ! ユーリンク・カッポォ!!

まったく。絶対あの後憂ったら、このけしからん身体で澪っぱいを……

こんな、けしから……

…………むぅ。



17 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 14:24:02.65 ID:hg8cSjxl0

梓「ーーさて、部活行こうかな」

純「あっ、じゃあ私も行こっと」

憂「今晩のおかずは何にしようかなぁ」

澪っぱいでしょ。かー、このむっちり百合娘がぁっ!///

梓「憂って毎日毎日、ホント凄いよね。
  私真面目に尊敬しちゃうよ」

純「だねぇ。全面的に同意だわ」

憂「えっ。別に全然凄くないよぅ。
  ……えへへ///」

ーーよし、部活の前にトイレ行くですっ。



18 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 14:26:18.41 ID:hg8cSjxl0


梓「ふぅ~♪」ツヤテカ

当たり前の事ですが、外にトイレがあるというのはありがたいです。

やばい時いつでもひと頑張り出来ますもんね。

さすがの高性能ライナーさんと言えども、これに二回も耐えられないでしょうし。

スッキリしてライナーも替え、絶好調の百合にゃんは部室に向かいます。

ーーと。



19 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 14:29:47.68 ID:hg8cSjxl0

律「おう、梓じゃん」

澪「梓も今からか?」

梓「はいです」

桜が丘女子・百合代表チームのメンバー、最高年の方々に出会いました。

ちなみに憂と純もメンバーで、百合にゃんが監督です☆

律「丁度良いや、一緒に行こうぜ~」

梓「そうですね」

律澪という並びはそれだけで百合の花びらが舞うものですが、

今の百合にゃんは賢者。飲まれはしません。



20 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 14:31:44.86 ID:hg8cSjxl0

梓「そういえば、唯先輩とムギ先輩はどうされたんですか?」

澪「ん?
  ああ、あいつらは掃除当番だ」

梓「そうですか。
  ……ってアレ? あのお二人って出席番号並んでましたっけ?」

私の疑問に、律先輩が笑顔で答えます。

律「はは、気を使ってやったんだよ。
  掃除当番なんてたまにしかないイベント、二人っきりにしてやりてぇじゃん」

ごぶらっは!



21 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 14:33:40.44 ID:hg8cSjxl0

やべっす! 百合の花びらではなく百合の嵐が吹き荒れました。

こんなのに飲まれるなと言うのはムチャ振りです。

澪「まったく……こういう時だけ気が利くんだから」

律「さすが律っちゃん、さすがぶちょーうっ!」

澪「自分で言・う・な!」ポカッ

律「ひゃっはー☆」

百合の嵐がさらに進化して、百合ストームになりましたっ!

梓(ダブル・百合にゃああぁぁあぁあん・スキャアァァアァァアアアァァアァァァアンッッ!)

律先輩。
梓・122。 澪・108。
唯・92。 紬・92。

にゅっふ♪ 律先輩はいつも私の事がだいすきなんだから☆



23 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 14:36:50.23 ID:hg8cSjxl0


梓『あれ。今日は部活、律先輩一人ですか?』

律『んー。そうだな。皆急に用事が出来ちまってさ。
  ……いや、梓含めて二人か?』

梓『そうですか。
  ……うーん、なら今日は中止にしましょうか?』

律『そうだな、さすがに二人じゃあやっても仕方ねぇか』

梓『その口振りだと、初めから中止にするつもりでしたね』

律『おっ、バレたかー』

梓『でもそれならわざわざ待って頂かなくても、私にメールでもして貰えば良かったのに』

律『まあその方が合理的なんだろうけど……
  ちょっと梓の顔が見たかったからな』



24 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 14:40:31.66 ID:hg8cSjxl0

梓『なに言ってるんですか、もう。
  ……そういえば、来週は律先輩の誕生日でしたよね』ヌギ

律『ん? ああ、そうだぜー。
  って梓っ、なに脱いでんだよ!?』

梓『……だって、誕生日の当日って……家族とか軽音部や、澪先輩と一緒に祝うんでしょ?
  だから、二人きりの今のうちにプレゼントを渡します』

律『な、な、な? プレゼントってなんだよ……
  つか梓近いよっ近……ぅわっ///』

梓『ーー先輩、ほら。私を好きにして良いんですよ?』リツノテヲトリ、ジブンノムネヘ



25 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 14:42:41.53 ID:hg8cSjxl0

律『ふわ……』
 (梓の胸、小っちゃいけど柔らかくって……暖かい……)

梓『ん……
  律先輩、すき。私を貰ってくれますね?』

律『(ゴクッ)…………
  や、やっぱりダメだよっ!』

梓『なんでですか?
  律先輩、私の事嫌い……?』

律『ちげえよ。私だってお前の事……
  で、でもっ、怖いよ……こんなの、わからないもん……』

梓『もう……先に女の子にここまでさせておいて、ヘタレな律』

律『うるせー! つか私だって女の子! 大体、先輩を呼び捨てにすんなぁ!』

梓『じゃあ……律っちゃん?』ウワメヅカイ

律『っ!///』


くぁぁぁぁぁぁ! 律先輩ったらなんてヘタレイケメンっ!



26 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 14:47:11.37 ID:hg8cSjxl0

梓(しゃーねぇです、百合にゃんがガッツリ・リードしますですよっ☆)ヌチャッ、プュッシ

………しまった、また体力使っちゃいました!

いやそれは自然の摂理なので詮無き事ですが、

私はガチにゃん以上に百合にゃんなんです! ありゃいかんですよっ!

体勢を立て直すですっ。澪先輩……!

澪先輩。
憂・計測不能。 律・108。紬・94。

んふ♪ HTT作詞担当の澪先輩と、作曲担当のムギ先輩はかなり相性が良いと思うのですよ。



27 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 14:50:18.64 ID:hg8cSjxl0


澪『うん、この曲はこれで完成だな』

紬『お疲れ様でした~』

澪『お疲れ様。
  しかしムギは凄いよな。これだけ完成度の高い曲を作れるんだもん。
  それも何曲もさ』

紬『ありがとう。
  でも、それを言ったら澪ちゃんだって凄いわよ~。
  他の人じゃあ絶対に書けない素敵な歌詞ばかり見せてくれるんだもん』

澪『えっ、そんな事ないよ///』

紬『そんな事あるわ。
  私、澪ちゃんの歌詞のおかげで作れた曲が沢山あるもの。
  いつもありがとう』



28 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 14:52:45.16 ID:hg8cSjxl0

澪『い、いや、私こそさ、えっと、その……
  いつもありがとうな///』

紬『うふふ。
  ……そう言えば澪ちゃん、また胸が大きくなった?』

澪『う、うん……
  ちょっとだけな///』

紬『どれどれ♪』ミオノシャツ、ヌガシ

澪『ぅわっ、ムギ!?』

紬『まあまあまあまあ、二センチ成長してるね』

澪『な、なんで見ただけでわかるんだよぅ///』

紬『じゃあ触っちゃお♪』

澪『ふわっ///』



29 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 14:55:11.14 ID:hg8cSjxl0

紬『でも澪ちゃんのブラ、結構大人っぽいのね。
  澪ちゃんの体臭と合わさって良い匂いがするし☆』クンクン

澪『か、嗅ぐなぁ///』

紬『おパンツはどうなのかな、かな?』

澪『わわわわわ///』

紬『あら、うさちゃんのバックプリント♪
  ブラと合ってないのが気になるけど、澪ちゃんならそれも魅力に感じるのが不思議ね~』

澪『な、なんだよぅ。こないだ買ったばかりのお気に入りなんだぞっ』

紬『うふふ、大丈夫よ~。可愛らしいうさちゃんだわ♪』

澪『パンツお尻に食い込ませないで///』

紬『でも、トイレの後はちゃんと拭かないと駄目よ。
  買ったばかりのおパンツなのに、外からでもわかる位に黄ばんでるもの』クンクンツプッ

澪『っひ!///』プシッ



30 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 14:56:54.56 ID:hg8cSjxl0


もう、もうっ! つうか、加虐心そそるタイプ同士が幼なじみなんて反則も良い所ですよっ!///

律「よっしゃ、部室に着いたぜぇ」

澪「梓、早く入ろう」

梓「すみません、私トイレに行ってきます」

澪「えっ? なら荷物だけでも置いて……
  ーー行っちゃった」

律「よほど我慢してたのかね?」



31 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 15:00:41.43 ID:hg8cSjxl0


♪求められているのは、どんなキャラですか?♪

梓(ふぅ~)

♪知らないけど私は、百合に生きるです♪

梓(ニャフ///)

ご機嫌で部室に戻ってきた私。意気揚々とドアを開け……

あれれ?

和「ほら、早く書いて」

律「ひぃぃぃ、澪たん助けてぇ~っ」

澪「自業自得だ」

部室には、和先輩が居ました。



32 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 15:03:18.41 ID:hg8cSjxl0

梓「こんにちは、和先輩。
  どうされたんですか?」

和「あら、こんにちは。
  また律が今日提出のプリントを忘れてて」

澪「まったく。提出忘れのみならず、必要事項に記入すらしてないとは」

なるほど、いつもの事ですか。

律「うっせぇっ、人間だれだってミスはあるだろっ!?」

和「律の場合は」

澪「そのミスの頻度が多すぎるんだ」

ツーカーな和先輩と澪先輩。



33 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 15:06:16.59 ID:hg8cSjxl0

律「ひぇ~ん!」

……しかしこうやって見てると、澪先輩と和先輩が律先輩を攻めているみたいです。

……………

いや、平気ですよ?

なんたって、今の百合にゃんは賢者ですからね。超信頼感あるでしょ。超説得力あるでしょ。

平気ですよ?

和「ほら、泣いてないで手を動かしなさい」

律「うぇぇぇん、鬼畜ぅ!」

!!!!!

和「鬼畜じゃなくて。
  決まり事よ」

梓(百合にゃあぁぁぁんっっ・スキャアァァアァァァァァアアァァアァァァァァン!)

和先輩。
唯・127。憂・127。
澪・111。紬・111。

さっすが我が桜が丘女子・百合代表チームが誇る、クールビューティーなイケメン生徒会長!

色んな人に対して、高い標準で百合意識を保ってるですっ!



34 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 15:10:01.88 ID:hg8cSjxl0


唯『ふあっ!///』プシシッ

和『……おしまい』

紬『あ、あ……』

澪『……ぁ、ふ……///』

律『ん、ん……///』

和『さて。あとはムギだけね』

紬『いや、こんなの駄目よぅ……』



35 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 15:12:13.01 ID:hg8cSjxl0

和『なにが?
  私は嬉しいわ。私はムギみたいなほわほわしてる魅力的な女の子、大好きだもの』

紬『あ……っ』

和『ふふ。ムギ、可愛い子』ギュッ

紬『は、離してよぅ///』

和『それは、離して欲しくないよぅ、の略かしら?』

紬『ちっ違……』

和『わない。
  違うのだったら、なんで抱かれただけで感じてるの?
  それに私は見ていたわよ。
  私が他の娘達を愛でている時から、ムギのココがどんどん濡れていってたの』

紬『そ、そんな事……
  ーー~っ!?///』ツチュップ



36 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 15:13:53.32 ID:hg8cSjxl0

和『大体さっきから口ばかりで全然抵抗してないし』クチュ

紬『あ、あ、あっ///』クチュクチュ

和『……ほら、わかる? これ、ムギの。
  ムギの幼くて可愛い女の子が、嬉しくて流してる涙』

紬『やぁっ、そんなもの見せちゃやだよぅっ///』

和『じゃあ口移しで飲ませてあげる』チュッ

紬『んふむっ!?
  ……む、ふ……
  ーーぷぁっ、ふぅ、ふぅっ、ふうぁ……』コテン

和『……あら?』



37 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/01(日) 15:15:43.85 ID:hg8cSjxl0

紬『あ、あぁ……』シュシィ。シィィ、シィィィィィィィィィィ…

和『あらあら。キス一つでおもらし?
  ……膝が汚れちゃったじゃない』

紬『ごめ、っさぃ、ごめんなさぁい……』

和『まったく。
  このパイパン包茎の女神さんには、お仕置きが必要ね。
  ーーたっぷり可愛いがってあげる』

紬『の、和ちゃんっ……///』



42 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 21:54:32.35 ID:1DElb+850

和『さぁ、私にすべて任せなさい。
  私無しじゃ居られない、私の下僕にしてあげるわ』

紬『和ちゃんの……
  鬼畜眼鏡///』


きちっくぅ、めがねっとぉ、シコ
来たもーんだっ、シコ
こりゃっ☆ドピュッ

梓「あ、終わったみたいですね。
  ポロポロ泣いてた割に、律先輩やるじゃないですか」

律「うっせぇ!
  泣いてたのは演出だし、こんな書類ちょちょっと書くだけの簡単なもんだぁ!」



43 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 21:56:31.66 ID:1DElb+850

澪「忘れてた奴が言うな☆」

梓「携帯でいちいち漢字確認しながら書いてましたしね☆」

律「澪っ、中野ぉ!」

頬を膨らませながら律先輩が突進してくるです。

でも、こんな直線的なの当たりはしません。軽く避けながら、そんな律先輩の様子を観察します。

律「待てぇこいつら~」

にゅふふ。両手を回しながら、必死にバタバタ走る律先輩、可愛らしいです♪



44 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 21:58:09.82 ID:1DElb+850

和「さて、じゃあ私はおいとまするわ」

澪「あ、うんっ」

梓「お疲れ様です、和先輩」

律「……と、和ぁ、すまんかったぜ」

和「次こそ気をつけてよ。
  唯とムギにもよろしく伝えてね」

和先輩は苦笑を浮かべて言うと、私達に見送られながら立ち去りました。

澪「まったく、本当にしっかりしてくれよ」

律「おうっ! もう大丈夫、心配するな!」

まあダメでしょうね。



45 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 22:00:11.34 ID:1DElb+850

でも、そうとわかっていても。

私はもちろん、澪先輩も和先輩も結局いつも本気で怒らないのは、

律先輩がイザと言う時はキチンと頼りになる人だと知っているからでしょう。

そして、私にとっては他の先輩方も皆同じ。

何だかんだで頼りになる、大好きで尊敬している皆さん。

梓「そうですか。
  じゃあ唯先輩とムギ先輩が来たらすぐ練習しますんで、演奏でも頑張って安心させて下さいね」

そんな方たちだからこそ、私は安心してこうやって生意気を言え、口うるさくも出来るんです。



46 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 22:01:55.81 ID:1DElb+850

律「ふぉっ! ま、まずいっ。お腹が空いて力が……
  ま、まずはムギのお茶とお菓子を頂かなくては……」

梓「な……ダメですっ!
  今日こそはちゃんとやるんですっ!」

律「お前は先輩を殺す気かーっ。
  わしはお菓子食べて百休みしないと死んじまうんじゃ。
  なぁ澪婆さんや」

澪「意味がわからん百休みってなんだ誰が婆さんだっ!」ゴチン

律「あ痛っ☆」

……やっぱり私一人では荷が重いので、澪先輩。時々で良いんで助けて下さいね。

唯・紬『みんな、お待たせ~♪』

そうこうしていると、唯先輩とムギ先輩が手を繋ぎながらやって来ました。

……百合にゃん平気ですよ?



47 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 22:03:38.63 ID:1DElb+850


演奏中。

練習熱心な私の押しで、あれからすぐに練習に入りましたっ!

いや別に、仲良くお手々繋いでた唯ムギがあまりに素敵すぎて、

すぐにでも演奏始めないとどうにかなりそうだったとかはありませんよ?

梓(……そろそろ唯先輩のソロだ)


ジャアアァァァアアアン!


……やっぱり唯先輩は凄いと思う。



48 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 22:05:15.46 ID:1DElb+850

部活ではだらける事が多いのは確かだが、明らかに日々技術が上がっている。


ジャジャッ、ジャジャッ、ジャッジャッ……


ーー今のセンス抜群の技だって、テクニックが無いとこうやって形には出来ないのだ。

今の唯先輩のギタリストとしてのレベルは、私が最初見た頃の唯先輩とはもはや別人と言って良い。

いつか……追い抜かれるんだろうな。

練習してさえ居れば、技術なんていくらでも上がる。

だがセンスはそうもいかないし、技術の伸びそのものも唯先輩は凄い。



49 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 22:07:08.18 ID:1DElb+850

この人には勝てないーー

その気持ちは、日々大きくなっていく。

ーーだけど。

梓(……面白い)

いつかその時がやって来るにしても、もちろん私も

ただおいそれと追い抜かれる……いや、追い付かれるつもりもない。

それに、こういうプレッシャーは望む所。

こうした意識を出来る相手と言うのは、むしろ求めていたと言っても良い。

梓(……まあ、唯先輩がギタリストとしての私をどう思っているのかはわからないんだけどね)



50 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 22:08:50.33 ID:1DElb+850

そして何より、私は私のギターを極めるのだ。

誰が相手でも、負ける事自体は嫌なのでベストは尽くすけれど……

テクニックとか才能だので人に勝とうが負けようが、最終的に私は私のギターを極めてみせる。

それは技術だけじゃなくて。心だけでもなくて。

これがギタリスト・中野梓の最終目標であり、生きる道なのだ。



51 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 22:10:36.80 ID:1DElb+850

唯「どっせいっ!」


ぴらっ。


にゃっふる!?

ソロの最後。よほど気持ちが盛り上がったのか、

ラストの締めとともに唯先輩が大きくジャンプしますた。

タイツに覆われた、意外とむっちりしたお尻……

梓(百合にゃあああぁぁぁあぁあああぁぁあん・スキャアァァアァァアアアァァアァァァァァッッッン!)



52 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 22:13:06.82 ID:1DElb+850

唯先輩。
紬・計測不能。 憂・138。
和・99。 律・99。
澪・99。 梓・99。

しっかし百合っふにゃん☆ 唯先輩の人当たりが良いのは、

見せかけだけじゃない上に群を抜いているんですよね♪

リアルタイムの百合闘力を写す百合にゃん・スキャン。

その特性ゆえに数秒でも多少数字が変わるのは当然で、

これまでも沢山の方にいく度と無く行ってきたのですが……

ここまでまったくと言って良いほど数値がぶれないのは、唯先輩とムギ先輩位です。

しっかし、個人的に唯律の悪友?コンビみたいなのも素晴らしいと思うですよ~。



53 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 22:16:01.02 ID:1DElb+850


唯『律っちゃぁんっ♪』スカート、バッ

律『うわっ!?』

唯『えへへ~、律ちゃんの今日のおぱんつは黄色っ!』

律『こいつぅ~、やったなっ』

唯『きゃ~~~~☆』

律『へっへっへ、追いついちまうぜ!
  ーーそりゃっ!』スカート、バッ

唯『わぁっ』



54 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 22:17:21.46 ID:1DElb+850

律『へへーん☆ 唯のパンツは……
……タイツごしじゃあ良くわかんね』

唯『へへへっ、残念でしたぁ』

律『だー! 納得いかんっ!』ガバッ

唯『わわっ!?』ソファ-ニ、ポフッ

律『こうなったらタイツ脱がしちゃるっ』

唯『いやぁん、律っちゃんのえっちぃ!』キャッキャッ

律『ふひひ! 大人しくするのじゃ!』

唯『あーれー、ごむたいなぁ』

律『…………』



55 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 22:19:22.69 ID:1DElb+850

唯『……律っちゃん?』

律『……やべぇ。ふざけすぎた』

唯『えっ?
 (スカートガバァ)ーーぅわぁ!』

律『すまん、ガマン出来なくなっちまった……』

唯『あ、あの、律っちゃん?
  のし掛かられてスカートめくられて、タイツ丸出しはさすがに恥ずかしいよ?///』

律『……唯が悪いんだよ。無邪気に誘ってくるからさ』

唯『さ、誘うってなにかなぁ律っちゃん隊員っ。
  ね、ね、やめよ。おしまいおしまいっ☆』

律『……この体勢だと動いてもムダだぜ』



56 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 22:22:02.31 ID:1DElb+850

唯『あわわわわわわ!? お股に顔くっつけちゃダメだよぅ///』

律『やべぇ、マジやべえ』カプリコ

唯『わわわわっ///』

律『唯のタイツ、汗と体臭で蒸れてて、すげぇ唯の味がする……』

唯『律っちゃ……そんなとこ食べちゃ……ダメ……っ』

律『はぁはぁ……ごめんな、ごめん』

唯『わ、わっ……どんどん下に……』

律『ーー超良い匂いがする』スー、フー

唯『んっ……! そ、そこ、足の裏だようっ……///』

律『ん、あむっ……』

唯『ひああわわっ、つま先くわえるなんて汚いよぅっ!』

律『唯に汚い所なんてねぇよ……
  超神聖で綺麗で、美味しいよ』ハムハム

唯『///』



57 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 22:26:06.81 ID:1DElb+850


くうう唯先輩まじ罪作りっ!

いつも私に抱きつく時だって、毎回毎回良い匂いがしまくってヤバいんですから!

特に生理の時なんてもう、もう……!

百合にゃんよりガチにゃんが上回るのを堪えるのに必死なんですからっ。

大体、そんな事されたら移りますよまったくもうっ!

でも唯先輩ズルいです。唯先輩は羨ましい事にとても軽いらしいのですが、

私は比較的重い方なので不意打ちで移されるのはマジ困るです。

けれど、唯先輩に抱きついて欲しいという完ビの欲望そのものは消える訳も無く……

結局いつも、心にも説得力も無い拒絶を口にするだけになるんです。



58 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 22:28:04.02 ID:1DElb+850

くくぅ! ホント何から何まで唯先輩はズルいですよっ。

……いやまぁ、別に密着しなくても生理が移るのは良くある事なので、

実は唯先輩が抱きつこうがつくまいがあまり関係ないのですが♪

ーーむう、などと言ってる間に私のソロが来ますっ。


ジャジャジャァァァシュッピュァァァアアアアァァァアアァァァァンッ!


……決まりました。

完璧です。



59 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 22:30:01.15 ID:1DElb+850


律「ーーよっしゃぁ!」

澪「ふうー、良い演奏だったな!」

唯「楽しかったねーっ」

紬「最高~♪」

演奏が終わり、皆さんが口々に言います。

確かに、こう、身体が熱くなる素晴らしい時間でした。

やっぱり……この人たちは凄い。



60 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 22:32:09.16 ID:1DElb+850

こうやって一つになった時は、この一体感だけでなく個々の実力も明らかに上がっている感じがする。

その実力とは、テクニックの事だけでなく……

もちろんそんな事はありえないので、これこそが皆さんの本当の実力なのだろう。

これを毎回やってくれれば……と思わないでもないが、

これこそがHTTの魅力なんだろう。今は素直にそう思う。

もちろん練習をせずにだらけすぎるのは良くないので、

私はこれからも口うるさい後輩として頑張っていきますけどね。



61 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 22:37:17.96 ID:1DElb+850

律「つーか皆凄かったが、特に梓のソロが良い感じだったな」

澪「うん。
  私は梓の持ち味は、確かな技術とそれにともなう安定感だと思ってるんだけど、
  あのソロはその安定感の中でも弾けていたな」

紬「なんて言うのかな、安心して盛り上がれたわね♪」

唯「あずにゃんすごーいっ!」ダキッ

梓「ぅわっ!///」

ふにゃっふ///

まあこれも、百合☆ひろ。

あっ、間違えました。百合にゃん間違えました。

どんまい♪

ーーまあこれも、百合☆パワーのおかげなのですが。



62 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 22:39:25.19 ID:1DElb+850

……っていうかさっきから……ちと百合にゃんピンチかもです。

唯「むふー、あずにゃんよしよーし」ナデナデ

律「部長様も褒めてやろうー」ナデナデ

梓「ああもう! やめて下さい子供扱いしないで下さいっ」

そんな事されたらガチにゃん降臨しちまうです。

唯「ちぇー」

律「ちぇー」

澪「ほらほら、梓が嫌がってるからこれ位にしとけ」

紬「うふふ♪
  じゃあ、そろそろお茶にしましょうか~」

梓(……あ、ピンチどころかマジやべぇです)

唯「わーいっ♪」

律「よっしゃぁ☆」

梓「私ちょっとトイレ行ってきます」



63 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/04(水) 22:42:49.69 ID:1DElb+850


放課後、下校中。

律「ふぅー、今日も食った食ったぁ!」ポンポン

ホント『ふぅー』でした。

やっぱりさしもの高性能ライナーさんも、二回は耐え切れなかった様です。

あの時に横漏れし始め……

こりゃ外からモロ見えな位垂れて来た!

と言う時に何とかトイレの個室に着いたので、本当ギリギリセーフという奴でした。

澪「おい律、お腹を叩くな。はしたない」

紬「まあまあうふふ♪」



71 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 14:13:12.11 ID:gYdtMMc/0

唯「でもホント美味しかったなぁ~。
  いつもありがとねっ、ムギちゃん」

紬「まあまあうふふ///」

歩きながらムギ先輩の肩に頭を乗せる唯先輩。

まったく、けしからんですね。


もっとやるです!


律「あら澪ちゃん。はしたないって、唯ちゃんとムギちゃんにも注意するべきではござりません事?」

澪「うんっ、無理! 水をさせないっ」



72 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 14:15:36.30 ID:gYdtMMc/0

からかうような律先輩の言葉に、澪先輩はキッパリ答えました。

律「うんっ、同感!」

それに律先輩もハッキリ返し、澪先輩と笑い合います。

……幸せだなあ。

私は思います。

こういう景色と言うか、素敵な様子をいつも真近で見られるんですもん。



73 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 14:18:05.81 ID:gYdtMMc/0

当たり前すぎてつい忘れがちですが、百合と言い先輩方や友達などの人間関係と言い、音楽と言いーー

私は、とても恵まれた環境に立たせて貰っていますね。

そしてその中でも百合関連でもの凄く助けて貰ってるのは、やっぱりムギ先輩でしょう。

自身が百合好きだとほぼ公言しているみたいなもので、

かつこれは私の妄想ではなく、唯先輩と明らかに怪しーいたまらーん感じのムギ先輩。

この方が居てくれる事で、私が究極の百合にゃんである事を隠せているんだと思います。



74 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 14:21:33.54 ID:gYdtMMc/0

そりゃ上手く演技はしているつもりですが、私も人間。

今日、朝の授業中みたいにちょっと気を抜くとうっかりミスだって出て来ますから。

なんか盾にしているみたいで申し訳ないとは思うのですが、

本当に感謝し、とても大切で尊敬している素敵な先輩の一人です。

もちろん百合を抜きにしても、ですけどね。

むしろ私が知ってる人の中で、人間として、女性として一番憧れている人はムギ先輩かもしれません。

そりゃあ他の先輩方を始め、素敵な人は沢山居ますけど……



75 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 14:24:32.58 ID:gYdtMMc/0

美人で優しくて器も大きく、楽器だって上手くて曲作りも凄い。

一つしか歳の違わない方にこういうのはアレですが、

大人になったらこんな女性になりたいなって、そう思います。

唯「はい、ムギちゃん飴ちゃんだよ。
  あ~んっ」

紬「あら、ありがとう唯ちゃん♪
  ……あららっ? ぴゅ」ポォン

梓「もご。
  わみゅ」テッテレー



76 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 14:26:13.16 ID:gYdtMMc/0

唯先輩から飴ちゃんを頂こうとして横を向いた時に、脚が絡まったか何かしたんでしょうか。

ムギ先輩がつまずき、私へダイブ。

まず、ムギ先輩が唯先輩から食べさせて貰った飴ちゃんが空中浮遊し、

私のお口の中へドライブ・シュート。

そしてたゆんたゆんなムギ乳さんが、百合にゃんのお顔にゴール・イン!

梓(こ、これは…… !)



77 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 14:27:59.18 ID:gYdtMMc/0

紬「あ、梓ちゃんゴメンね? 私、こけそうになっちゃった」

申し訳なさそうなムギ先輩の声が、頭上から響いて来ます。

くふふ♪ だからムギ先輩みたいな天然さんな方はだいすきなんですよ。

なんたって……

律「おいおい大丈夫だったか?
  つかムギ、離れてやらないと梓が息出来ないんじゃないか?」

シャァァァァッ! 律先輩余計な事言っちゃダメですっ。

紬「あらっ、そうねっ。
  私ったら気が付かないで……」

ああっ、離れて行く。百合の女神を体現した様なお方と空間が……



78 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 14:31:06.61 ID:gYdtMMc/0

これほどまでの百合ヘブン、ムギ先輩味の飴ちゃんと、

ムギ先輩自身が合わさったからこそ産まれたこの世の楽園なのに。

それぞれが、単体でもビッグバン並で特筆もののパワーがあるとは言え、この差はデカイです。

しかも、ムギエキスのあまりの百合美味さに私の舌が大活躍し、今や飴ちゃんの九割は私のお腹の中。

残り一割も、もはや私の唾液がほぼ侵食している為ーー

飴ちゃん一つ取っても、全盛期と比べて『ユリ・ソノモノ』と『マルデ・ユリ』位の差は否めません。



79 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 14:34:44.44 ID:gYdtMMc/0

唯「もー、ムギちゃんばっかりズレいよっ!」

紬「あらっ♪」

梓「むぎゅう///」

☆百合の女神は、ここにも居ました☆

ムギ先輩が私の身体から完全に離れかけた時、唯先輩が横から抱きついてきたのです。

私のみならず、ムギ先輩ごと。

再びこんにちは、ムギ乳さん♪ そして私の二の腕にいらっしゃいませ、唯ばすと☆

梓(ーー百合にゃぁあああああぁぁぁぁあぁあぁぁぁ・ズキャッツ !!!!!)

な、なんと心中で噛んでしまうとはっ。



80 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 14:39:14.80 ID:gYdtMMc/0

ムギ先輩。
唯・計測不能。 律・計測不能。澪・計測不能。
梓・計測不能。 和・計測不能。
さわ子・計測不能……いちご………信代……………………

むむむ、あまりの夢見心地展開に、さすがの百合にゃんも混乱している様ですっ。

百合界の象徴の一つ・妄想を体現する至高技の一角、百合にゃん・スキャンが暴走するとは……っ!

まあムギ先輩は唯先輩と似た様な数値傾向なので、

こんな感じにすべて横一線でも正しい数字と遠からずなのですが。



81 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 14:41:58.10 ID:gYdtMMc/0

しかしそれは置いておいて、前から横から。

梓(やわらかふかふかさん♪)

女の子でも、やっぱり女の人の胸は好きです。むしろだいすきです。

ーーあ、百合にゃん変な気分になってきました。

これは、





か……

百合にゃんとガチにゃん、夢のコラボ・レーションっ!?



82 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 14:47:18.94 ID:gYdtMMc/0


唯『ムギちゃん、よく頑張ったね……』

紬『うん……ありがとう、唯ちゃん』


『すぅ、すぅ……』


唯『赤ちゃん、良く寝てるね』

紬『可愛いわね……
  私達の赤ちゃん……』



83 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 14:50:39.75 ID:gYdtMMc/0

唯『えへへ/// 頭ナデナデしちゃぅ』ナデナデ

紬『うふふ♪』

唯『あーっ。こんなに最高のお嫁さん貰って、
  こんなに最高の赤ちゃん授かるなんて私はホント幸せ者だよ~』

紬『私もよ……
  幸せ。もの凄く……幸せ』

唯『もうたまらないっ。赤ちゃんにちゅーしちゃう!』ムチュチュ~

紬『あっ。ダメよ唯ちゃん、赤ちゃん起きちゃう』



84 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 14:52:58.88 ID:gYdtMMc/0

唯『えー。ちぇちぇっ。
  じゃあムギちゃんにちゅー☆』チュ

紬『ん……
  うふふ、ダメよ唯ちゃん……///』

唯『…………』ムギチャンノ、ウエヘ

紬『ーーえっ?』

唯『えへへ。ムギちゃん、だいすき』

紬『ゆ、唯ちゃん?///』



85 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 14:58:06.97 ID:gYdtMMc/0

唯『仕方ないけどずっとご無沙汰だったじゃん。
  だから、ね?』モゾモゾ

紬『だ、駄目よっ。赤ちゃん起きちゃったら見られちゃう……///』

唯『見せてあげようよ。
  親同士が仲良くしてる所だもん。悪い事なんてないよ』

紬『そんなぁ///』

唯『どうせなら、この子に妹か弟……作ってあげようか?』

紬『///』

唯『それにさ、おっぱい。
  やっぱりまずは、ママが味見しないと♪』チュパ

紬『ふぁぁっ……
  唯ちゃん、唯ちゃぁん……///』



86 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 15:02:05.82 ID:gYdtMMc/0


梓(ムギママ、唯ママ……)チュパ、モニ

唯「ふぉ?」

紬「きゃうっ!?
  あ、梓ちゃんくすぐったいわ///」

梓(……ハッ!?)プュ、プシッ
 「あ、すっ、すみません。息が出来なくて、つい腕と口を動かそうとして……」

いかぬっ。つい唯先輩とムギ先輩の赤ちゃんになりきってましたです。

さすがに自制の限界を感じた私は、多少……

嘘ですね。百合にゃん嘘つきました。

とてもとても未練を残しつつ、私はムギ先輩と唯先輩から離れました。



88 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 15:04:44.81 ID:gYdtMMc/0

唯「ちぇちぇっ。抱き合いっこ、もうおしまいかぁ」

梓「な、なに勝手言ってるんですか。
  ムギ先輩は事故なので仕方ないにしても、いきなり抱きついてきてっ」

……でも、唯先輩とムギ先輩の赤ちゃんか……

なんだろ、その純度100パーセントの百合ちゃん。

すっげぇすっげ、可愛いんだろうなぁ……



89 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 15:09:36.39 ID:gYdtMMc/0

赤ちゃん産める幸せを身を持って実感出来るのは女子の特権ですし……

ホント、女の子同士は最高ですね☆

澪「おいおいどうしたんだ梓、顔がにやけてるぞ?」

……し、しまった!?

律「つうかムギのシャツ胸んとこがベッタリだし、超嬉しかったんじゃないのか?」

ニヨニヨしながらの言葉なのは若干ムカムカ百合にゃんですが、律先輩ナイス・フリです!



90 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 15:13:13.28 ID:gYdtMMc/0

梓「な、なに言ってるんですか! そんな訳ないじゃないですかっ!」

律「んぇー? じゃあさっきのはなんなんだ?」ンフフ

梓「もう、うっさいです!
  それよりすみませんムギ先輩、シャツ汚してしまいました……」

動揺してて気付きませんでしたが、

改めて見ると確かに、ムギ先輩のシャツは胸の部分が私の唾液でしっとり濡れていました。

……あ。よく見たらブラが透けています。ピンクのブラが透けています。

こっそりマジマジと見てやりましょう。



91 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 15:16:59.75 ID:gYdtMMc/0

紬「良いのよ~。苦しかったんだもんね。
  私こそゴメンね?」

梓「そんな。ムギ先輩はなにも悪くないです」

……よ、よし。さっきのは何とかごまかせたみたいですね。

助かりました律先輩っ。

澪「でも外で抱き合うのはやめてくれよ。恥ずかしいからさ」

苦笑しながら言う澪先輩。

確かに仰る通りですね。百合は宇宙最強・最高の正義とは言え、公衆道徳は大事です。



92 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 15:21:02.51 ID:gYdtMMc/0

唯「んー……
  でもちょっと物足りないなぁ」

何やら思案顔の唯先輩。

唯「ねねね、律っちゃんも澪ちゃんももっと近くにきてくだせぇ」

律「ん?」

澪「どうした、唯」

唯先輩の言葉に2、3歩程離れていたお二人が、およそ1歩位の距離まで近付いて来ました。

これで私達五人は、全員がかなり近い位置に居る事になります。



93 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 15:24:15.86 ID:gYdtMMc/0

唯「みんなっ、むぎゅうぅぅぅぅぅぅぅぅっ!」

紬「まぁ♪」

梓「にゃっ!?」

なんと唯先輩がいきなり、目の前の私とムギ先輩に両手を広げて抱きついて来ました!

律「おっと!」アズサヲ、ササエ

澪「わっ!?」ムギヲ、ササエ

突然の事に私もムギ先輩も少しよろめき、おそらく反射的にでしょう。

すぐ後ろに居た律先輩と澪先輩が協力し、慌てて私たちを両手で支えます。

ーー気が付くと、私たち五人は皆で抱き合う様な格好になっていました。



94 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 15:29:42.01 ID:gYdtMMc/0

唯「えへへ、皆で抱き合いっこっ♪」

澪「ちょ、こんな場所で……」

紬「うふふ♪」ミオハンド、ギュ

澪「ム、ムギ!?///」

照れ臭かったのか離れようとした澪先輩を、ムギ先輩が許しませんでした。

律「いや、まあアレだ。
  よし、ちょっと落ち着こうか。よし落ち着……
  中野ぉ!?///」

澪先輩に習おうとした律先輩ですが、これは私が阻止。



95 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 15:33:52.85 ID:gYdtMMc/0

外と言えど、別に人通りの多い道という訳でも、

はたまた道のド真ん中でやってる訳でもないのです。

大丈夫ですよね☆

梓(もちろんですともっ!)

うむっ、何も問題無し。

ならば、こんな一大百合イベントを早々終わらせるのはもったいないじゃんっ!



96 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 15:36:20.49 ID:gYdtMMc/0

唯「えへへー。
  こうやって五人で思いっきり、ぎゅーし合ってみたかったんだぁ♪」

律「……しょうがねぇなあ///」

澪「ま、まったく……///」

まだ恥ずかしそうなお二人でしたが、

唯先輩に純粋な瞳で見つめられ、離れようとするのをやめました。

紬「うふふ、楽しいねー♪」

唯「うんっ!」

律「……そうだな///」

澪「ま、まあ……悪くないな///」

梓「……はい」



97 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 15:41:27.85 ID:gYdtMMc/0

最高です。

最高に幸せです。

大好きな人たちとこうしてぎゅー出来て。過ごせて。

そして、軽音部の先輩方だけでなく、

家族だって、憂や純、クラスメートや和先輩、さわ子先生、トンちゃん……

大切で、大好きな人たちに囲まれた今が。

心から感謝です。


こうして、百合にゃんの一日は過ぎて行くのでした。



おしまい。



98 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/07(土) 15:41:59.34 ID:gYdtMMc/0

これで本編は終わりです~。

読んでくれた皆さん、本当にありがとですっ。

でも実はまだチラッとおまけがあるのですが、今日はこの辺で。



99 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/04/07(土) 15:47:04.10 ID:t4eGKotwo


時々真面目になるのが妙に面白かった



100 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/04/07(土) 17:36:45.77 ID:m47ggCbEo

取りあえず乙
面白かったよ



101 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府):2012/04/07(土) 17:59:25.68 ID:0oNe+OpSo


良い百合にゃんガチにゃんで面白かった
おまけにも期待




103 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 17:35:33.24 ID:pzsDwIZD0

おまけ。


ちちちちぃ、しくりやがったです。

この百合にゃん様ともあろうお方が、部室に携帯を忘れてしまったのですよ。

よって今、私は部室を目指して放課後の学校の階段を上っています。


ガチャッ……


梓「……あった」



104 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 17:37:33.93 ID:pzsDwIZD0

携帯はすぐ見つかりました。

梓(よし、これで百合SSを投下出来るです!)

ウキウ気分で携帯をしまい、夕日の差し込む部室を出ようとする……と。

さわ子「あら、梓ちゃんじゃない」

ドアの向こうから、さわ子先生が現れました。

梓「あっ、お疲れ様です」

さわ子「お疲れ様。
     どうしたの? 一人で」



105 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 17:42:50.48 ID:pzsDwIZD0

梓「ちょっと忘れ物をしてしまいまして。
  先生は見回りですか?」

さわ子「そうね。もう下校時間過ぎたから」

私の問いにさわ子先生は笑顔で頷きます。

……正直、私はさわ子先生を残念に思っています。

と言うのも、ちょっと聞いて下さいよ皆さん!



106 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 17:45:14.68 ID:pzsDwIZD0

めずらしい事に先生はなんと、ストレートなんですよ! いわゆるノンケっ!

いやまあ、世の中色んな人が居ますので、それは良いんです。

こういう趣味の方もそりゃ居らっしゃるです。恥じる事はなかとです。

ただ、さわ子先生みたいな美人がストレートだと言うのがひっじょーーーぅに残念で残念でっ!

惜しいったらありゃしない!

先生には以前何度か百合にゃん・スキャンを掛けてみたのですが、

やっぱり百合闘力は無いに等しかったです。



107 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 17:47:55.29 ID:pzsDwIZD0

さわ子「でも残念だったわ。今日仕事が忙しくて、部活中に顔を見せられなかったもの」

しょぼんとする先生。

お口が×になっていて、美人さんなのにかわいらしさも感じられます。

女の子たちを着せ替えさせるのが好きだったりと

素養はあると思いますし、ホント素晴らしい逸材なのですが……

梓「あはは。ムギ先輩のお菓子、食べそこねちゃいましたね」

さわ子「……でも、よかったわ。
     梓ちゃんだけでも顔が見れて」

さわ子先生は笑顔で、そんな嬉しい事を言ってくれます。

……おやぁ?



108 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 17:50:38.49 ID:pzsDwIZD0

気のせいでしょうか。今のさわ子先生の笑顔には、ちと感じるものがありました。

百合にゃんだからこそ感じる……百合の匂い。

……ふむむ。

梓「ありがとうございます。
  でもどうしたんですか? 突然」
 (百合にゃん・スキャンっ!)

言いながら私は、こっそり百合にゃん・スキャンを掛けます。

百合闘力が無い人にこの技を使ってもテンションが下がるだけなので、

それがわかってる相手には基本やらないのですが……

百合にゃん、ビビッと来ました!



109 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 17:53:42.16 ID:pzsDwIZD0

さわ子「ふふ、可愛い娘に会えたら幸せでしょ?」

梓(……!?)

私は目を見張りました。

さわ子先生。
梓・|| || 7 唯・|| || 7 紬・|| || 7
律・|| || 7 澪・|| || 7 ……………

様々な人に対して、どんどん数値が上昇していますですっ!

今回はムギ先輩の時みたいに暴走している訳でもありませんし、

いくらリアルタイムの数値がわかるとは言え、これは一体……?



110 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 17:57:31.46 ID:pzsDwIZD0

まさに誰かに恋に落ちた瞬間にスキャったなら、考えられない事もないですが……

それでも、その一人に対して数値が急上昇するのを目撃する位でしょう。

さしもの私も、こんな事例は初めてです。

まあいずれにしても、さわ子先生が百合に目覚めたのは非常ぅぅぅに喜ばしい事です!

やはり純粋たる百合ベイター、アズサ・レイの異名を持つ百合にゃんの勘は当たりますねっ♪

☆今日は記念日☆

さわ子「……私ね、わかったの。
自分の気持ちに」

梓「はいです」

内心のMAX・ハイテンションを隠しながら、私は相づちを打ちます。



111 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 18:07:56.03 ID:pzsDwIZD0

さわ子「昨日、ちょっと良いな~って思ってた人に振られて。
     一晩ヘコんだんだけど、朝起きたら妙にスッキリしてて。
     学校来たら可愛い娘ばかりで。
     あ、女の子って良いな……って」

来たか!? 来たよね!?

さわ子「私が本当に恋愛対象として好きなのは、女の子なんだって、ね」

びんご!!!!!


み な ぎ っ て き た で す !


んふふっふ♪



112 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 18:10:07.80 ID:pzsDwIZD0

さわ子「それで気付いたの」

さわ子先生はどんなカップリングが……

さわ子「私が顧問やってる軽音部って、超々素敵な娘揃いじゃない?」

……あれ。

色々とカップリングを妄想しようとしていて気が付いたら、さわ子先生が真近に居ました。

これは比喩じゃなくて、まさに目の前。

さわ子「だから何としても今日、皆に会いたかったんだけど……
     ふふ、神様って居るのね。
     仕事を頑張ったご褒美に、梓ちゃんと二人っきりになる時間を貰えるなんて」

おお! さわ梓ですか! なるほど、それもなかなか良い感じ……

えっ?



113 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 18:12:17.02 ID:pzsDwIZD0

さわ子「はぁぁ……可愛いわ、可愛い。
     今まで生きてきて、こんな気持ちになった事なんてなかったわ」

私の頬に手をやりながら、さわ子先生は甘い吐息を吐きます。

いやいやいや。クンクン

さわ子「これまでの私って、ただ『恋人』が欲しかっただけなのね。
     その上女の子に囲まれて過ごしてたから、
     自分の気持ちに気付かなくて、ずっとつまらない勘違いしていたんだわ」

駄目でしょー、駄目でしょ。

私は百合にゃんですもん。これはいかんですよ。



114 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 18:14:05.68 ID:pzsDwIZD0

でも、夕日にきらめくさわ子先生はとっても綺麗で、すっごく良い匂いがします。

こりゃあ、つい静観してしまっても誰も百合にゃんを責められませんね。うん、仕方ない。

さわ子「でももう間違ったりしない。
    『当たり前』に胡座をかいて、本当に大好きで大切なものを見失ったりしないわ」


ぎゅっ。


梓「にゃふっ!?」



115 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 18:15:56.42 ID:pzsDwIZD0

突如、さわ子先生が私を抱きしめてきました。

うーむむうむむ。

ムギ先輩や澪先輩みたいに、

『女性らしい身体の中に、まだ未成熟さも兼ね備えてる』

と言うのもたまらなく絶品なのですが……

先生みたいに、完全に成熟した女の人の身体と言うのも良いものなんですね。

これは初めて知りました。



116 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 18:17:57.89 ID:pzsDwIZD0

梓(うむ、これも百合道を極める為の勉強だぁ。
  ここは静観よぉ)モゾモゾ

さすがは勉強熱心な百合にゃん。

さわ子先生の胸の中で、私は首を振ります。

やっぱり感触をよーく知っておかないと。

梓(……むっふぅ、これはパラダイスです♪)

貴重な経験であり、時間ですね。一秒足りとて無駄には出来ません。



117 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 18:20:15.07 ID:pzsDwIZD0

さわ子「あらあら、そんなにイヤイヤして……
     ゴメンね。急に抱きしめたりして、驚かせちゃったかしら」

先生は体を少し離し、私の両肩に手をやった状態で優しく言います。

ぬわーーっっ! 抱きしめ終了はまだ早いですよっ!

さわ子「でも大丈夫。
     優しくするから」


ドサッ……


ンンンーっ? なんで私はソファーに押し倒されたのですか?



118 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 18:23:59.77 ID:pzsDwIZD0

さわ子「梓ちゃん……」チュッ

!!? 上に乗っかられて唇にキスされたです!? これはなんてI wan ちゅー!?

梓「あ、あああの先生? こ、こここれは一体……っ」

さわ子「すき」

先生の唇から一言漏れると、私の首すじに顔をうずめてきます。

むむむむむ。これは百合にゃん思わぬ大ピンチ。

私はガチにゃんではないので、ここは本気で抵抗する振りをしておきましょう。



119 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 18:26:36.18 ID:pzsDwIZD0

梓「だ、ダメですっ、こんなの……!///」ムギュゥ

今の私にかかれば悪魔さんも謝り、鬼神さんも撃破出来るでしょう。

泣きそうな顔でひと暴れしました。

よし、完璧です。百合にゃんは演技も得意なのです!

さわ子「……嬉しい。喜んでくれているのね。
     そんなに幸せそうな顔で私に抱きつ……
     ううん、しがみついてくれるなんて……」

あれ?



120 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 18:31:44.57 ID:pzsDwIZD0

さわ子「しかも、ライナーがこんなにびちょびちょになる位濡らして……」

いや、それはさっきムギママと唯ママの赤ちゃんになった時のです。

しかし、もちろんそんなカミングアウト出来ません。

どうしたものかと考えていたら、

先生が私の制服をサササッと脱がして私の胸に甘いキスをしてきました。

さわ子「……そっか。私、もっと気付いたわ。
     私は女の子が好き。
     でも、それ以上に……」

待つです。

これはもしや、詰みというやつですか?



121 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 18:35:42.81 ID:pzsDwIZD0

さわ子「だいすきよ」

待つです。

さわ子「梓」

わわわわわわわわわわわわわわわわ///


……………………

………………

…………



122 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 18:38:33.33 ID:pzsDwIZD0

そして 夜が 明けた !



123 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 18:39:58.58 ID:pzsDwIZD0


何と言う事でしょぅ♪

中野梓こと百合にゃんは、さわ子先生の手によってガチにゃんにされてしまいました。

……うーむ、こんなはずじゃなかったのですが。

でも私は思いました。

私はガチにゃんを否定する事を辞め、ガチにゃんとしても頑張る百合にゃんで在ろうと!

これが私の生きる道なのだと!!



124 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 18:42:10.25 ID:pzsDwIZD0

新たな決意を胸に、私は私の道を行きます。

これから先、どんな茨道があっても負けません。

なぜなら私は……

ガチにゃんと完璧同化し、覚醒した完全体・百合にゃんなのですからっ!


おまけ・おしまい。



125 名前: ◆oPuBYIiV7iIQ:2012/04/08(日) 18:43:10.73 ID:pzsDwIZD0

以上です。

レス下さった人、ROMって下さった人、皆々さん本当にありがとうでしたっ!

ではでは、よろしければまたどこかで~。



126 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/04/08(日) 18:46:51.83 ID:9Dg3HBpBo


最後の最後で目覚めちゃったかwwwwww



127 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府):2012/04/08(日) 21:16:21.76 ID:hCZgPzAmo


完全体wwww
しかしこの百合にゃんはさわちゃん一筋になるとは思えないなww
最後のおまけまで面白かった!



128 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/04/10(火) 23:05:02.91 ID:1pyBJnoCo

面白かったよ





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[ 2012/04/15 14:27 ] 非日常系 | | CM(0)

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