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唯「ごねんご!」#中編 【非日常系】


http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1260686551/

唯「ごねんご!」#前編
唯「ごねんご!」#中編
唯「ごねんご!」#後編




88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 18:32:02.18 ID:XH8Cv2OP0

秋山澪の場合。





89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 18:32:54.00 ID:XH8Cv2OP0

徒然なるままにその日暮らし。
画面に向かって心にもない悪態をつけばそれ以上の煽りで蒸し返される、気持ち悪い。
ディスプレに浮かんだ文字にさえ悪意を覚える、
苛立ちを晴らす当てを求めて板から板へと渡り歩いていた。

どこもかしこも出口の見えない押し問答、相手を罵って自分を正当化していれば満足できる退屈な日々。
綺麗ごとでは決して済まされない水面下の争いは、激化の一途を辿っていった。
便乗するように意見を垂れ流していく、そのうち拾われて晒されて祭り上げられて収集がつかなくなる。
これで何度目になるだろう、いい加減同じパターンは飽きてくる。


「ああぁ、もううざったいなぁ」


これ以上は無駄だ、奴らも相当の頑固者揃いらしい。
こんな吹き溜まりに入り浸っている時点で大した思考の持ち主ではないということだろう。
だけど私は違う、自分は特別なのだと理解しているしその証拠だってちゃんと残してきた。
お気に入りのフォルダを開くと過去の栄光がずらりと並べられる、我ながらとても眩しい。
眺めるのに飽きれば適当に公開して反響を受ける、
最もその大半は賞賛の声であって残りは嫉妬なのだけれど。

在庫も少なくなってきたし、そろそろ新作を発表する時期なのかもしれない。
腹が減っては撮影できぬということで、やる気になってみるか。

適当なペットボトルを流し込んだのだけれど、ぬるくてまずい、
これは何日前に購入したものなんだ。まぁ水分さえ補給できればいい、

今度は菓子パンでも、しかしカビが生えている、でもそれ以外の所なら食べれるはずだ。
まだまだ若いのだから少しくらい危ない物を食べたって胃が悪い菌を洗浄してくれる、と思っておこう。
食事なんて栄養さえ摂取できればそれで事足りるのだ、今度はピザパンに変えてみよう。

衣装はまだ組み合わせてない小物を繋げればいい、
こいつ等は単純だから簡単に誤魔化しが利いて助かる。
照明よし背景よし鏡よしカメラよし衣装よし、即席マイスタジオの完成だ。



93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 18:36:26.55 ID:XH8Cv2OP0

【女神】 - 平日しかも昼間に女神がうpしてくれるスレ68
435 :みお☆みお ◆/n4pdeiDUQ [sage] :2009/8/24(月)11:54:41 ID:uaG20Jel0
  新しいコス作ってみました
  評価お願いしま~す
  http://www.uproda.net/down/uproda003268.jpg

436 :名無し@18歳未満の入場禁止[sage] :2009/8/24(月) 11:57:22 ID:Bbe2lvea0
  新作ktkrこのコテだけはクオリティ高いから好きだ

437 :名無し@18歳未満の入場禁止[sage] :2009/8/24(月) 12:02:49 ID:L9SneG8FO
  >>135
  ツリ目たまらん
  睨んで下さい(;´Д`)ハァハァ

438 :名無し@18歳未満の入場禁止[] :2009/8/24(月) 12:03:01 ID:kQ06L1aGO
  女神でエロうpしないってなんなの?
  何清純気取っちゃってんの?

439 :名無し@18歳未満の入場禁止[sage] :2009/8/24(月) 12:08:53 ID:A7vtFl5N0
  >>135
  マジ最高です
  >>138
  いいから黙って下げとけ

440 :名無し@18歳未満の入場禁止[] :2009/8/24(月) 12:09:32 ID:kQ06L1aGO
  >>139
  どう見ても板違いなんですけど。それくらい分かれって言ってんの



94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 18:40:12.41 ID:XH8Cv2OP0

いいぞいいぞ、この板の空気は完全に私を中心として回っている、皆私のことを考えている。
信者も新規も荒らしも誰もかれもが私のことを話題に出す、
自分が必要とされている証拠が積み重なっていく。

快感だった、今正に女神として輝いてることがリアルタイムに証明されていくのを見ていた。
叩いてるのはどうせポチャ板常連の名無しだろう、嫉妬の炎を剥き出しにして何ともみっともない。
嫉妬しつつも惹かれていて、あの子みたいになれたらいいなと
実現されない夢にうつつを抜かしている頃だろう。

もっと早く自分の容姿に気付くべきだった、男なんて一時思考しか出来ない生物だと悟るべきだった。
叩きのレス一つに五レスの擁護が展開される、所詮醜いアヒルの子め、早々に降参するといい。
これ以上相手にするのも面倒だ、汚水のごとく沸いてくる批判に大した意味が含まれているはずもない。
早々に立ち去ろう、それも込みでクールな私がより演出される。


「久々に、やっちゃおうかな」


唾を飲めば熱い唸りが喉から戻ってくる、自分でも異常に興奮していることは分かっていた。
狙いを定めてシャッターを切る、上手く撮れているか確認する作業にも自然と熱が入った。
あられもない恥部を画面一杯に晒した私のソレはいやらしく広がっては見せつけていた。
これを今から釣堀に投げ入れるんだ、考えれば考えるほど頭がおかしくなりそうだった。

それでも躊躇わずにアップロードを始める、
痴女なんて都市伝説かと思っていたけれど誰にでも発症するものらしい。
現にこうして自らの醜態を全世界に発信しているのだから、想像しただけでも息が荒くなる。



97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 18:43:58.57 ID:XH8Cv2OP0

【女神】 - 平日しかも昼間に女神がうpしてくれるスレ68
263 :名無し@18歳未満の入場禁止[sage] :2009/8/24(月) 12:39:10 ID:uaG20Jel0
  恥ずかしいけど////
  こんなんじゃ駄目でしょうか?
  http://www.uproda.net/down/uproda??????.jpg

264 :名無し@18歳未満の入場禁止[sage] :2009/8/24(月) 12:41:53 ID:A7vtFl5N0
  >>263
  なにこのピンク綺麗すぎるだろ…
  
265 :名無し@18歳未満の入場禁止[sage] :2009/8/24(月) 12:42:25 ID:jU8p0g3g0
  何てエッチな子なんだ><

266 :名無し@18歳未満の入場禁止[sage] :2009/8/24(月) 12:44:05 ID:3kNie5gn0
  >>263
  もっと引きで撮ってくれ頼む!
  もしくは何か挿れて再ヨロ!

267 :名無し@18歳未満の入場禁止[sage] :2009/8/24(月) 12:44:38 ID:kQ06L1aGO
  ガバガバ過ぎて気持ち悪い

268 :名無し@18歳未満の入場禁止[sage] :2009/8/24(月) 12:47:24 ID:3Ph7xmg90
  >>263
  息子の病気が治りました
  ありがたやありがたや



98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 18:46:13.65 ID:XH8Cv2OP0

いい反応だ、正しくて最も人間らしい、単純な思考ほど見てて笑えるものはない。
もっと媚びてもいいのに、リクエスも受け付けるよ、私の機嫌を撫でてくれればもっと剥いちゃうぞ。
確かに女神だった、こいつ等は私の足元に縋り付いて懇願するしかない、もっと下さいもっと下さいと。
存分に抜けばいい、但し其方で考えているような醜い妄想を共有することはないから。
私は私なりに、未だ開け広げたままの下腹部に指を這わせれば
ヒクヒクと緩やかに拡張していくのが分かった。

お前達が一生触れることができない場所を触っているんだぞ、私の右手を羨ましく思うといい。
ディスプレイ上の反響が伝わるように指の俊敏さを上げていく、撫でて擦って突っ込んで掻き混ぜて。
自分を最高にいやらしい人間だと思い込む、腰の動きに合わさって鼓動が高鳴っていった。
奥まで弄ると声を出さずにはいられない、性感に溺れる声、
それを耳に受ければ尚更に興奮するインフレが起きていた。

尖った爪の痛みに体は悲鳴を上げるけれど、
独立した意思を持つ指先は一向に健在で、あらゆる内壁を突いては引っ掻く。
視界はリロード中の板のまま、次々と書き込まれる賛美の声が尚も私を昇格させていた。


「あっ、くぅぅ」


どさりと背中から倒れると力が抜ける、ただ濡れた部分だけが溢れて領地を拡大していった。
またやってしまった、いい加減に辞めるべきなのだろうけど、体が拒否してくれないんだ。
小型ファンと酸素を求める息遣いだけが響いて最高にいやらしい、自分の事ながら可愛いと思ってしまう。同じ画面の向こう側でもこんな行為に及んでることだろう、満足すると紅潮に合わせて口角を上がる。

今にも落ちて来そうな真っ暗な天井だけが
私を受け入れないと拒んでいるようだった、このむっつりさんめ。



99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 18:49:07.37 ID:XH8Cv2OP0

【女神】 - なんでも自由にうpするスレ Part81
291 :名無し@18歳未満の入場禁止[] :2009/8/24(月) 12:52:42 ID:kQ06L1aGO
  435 :みお☆みお ◆/n4pdeiDUQ [sage] :2009/8/24(月) 11:54:41 『ID:uaG20Jel0』
    新しいコス作ってみました
    評価お願いしま~す
  263 :名無し@18歳未満の入場禁止[sage] :2009/8/24(月) 12:39:10 『ID:uaG20Jel0』
    恥ずかしいけど////
    こんなんじゃ駄目でしょうか?

  あれあれー?^^;

292 :名無し@18歳未満の入場禁止[] :2009/8/24(月) 12:53:58 ID:Bbe2lvea0
  >>271
  マジじゃねぇかw

293 :名無し@18歳未満の入場禁止[] :2009/8/24(月) 12:54:30 ID:9Ja6Bu2LO
  みお☆みおって脱がないんじゃなかったの
  性器晒す奴はそれしか取り柄が無いって言ってたよね

294 :名無し@18歳未満の入場禁止[] :2009/8/24(月) 12:56:12 ID:eMMgr41lO
  >>271
  たまたまIDが一致しただけとか?

295 :名無し@18歳未満の入場禁止[] :2009/8/24(月) 12:56:31 ID:58hgEofp0
  Exif情報見る限りどっちもDoCoMoD902i
  まぁ前から気づいてたんだけどねw

296 :名無し@18歳未満の入場禁止[] :2009/8/24(月) 12:57:47 ID:PgnnH6290
  ちょっと過去ログ漁ってくる



103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 18:52:09.09 ID:XH8Cv2OP0

ナニコレ、一段落して体を起こしたらこの有様だ、どうなっている。
もしかしてルーターを再起動しておかなかったのか、嘘だ、そんなミス有り得ない。
でも結果は確実に立証されていて、これは完全にバレてしまったということ。

嫌だ、止めて、それだけはしないで、過去ログなんて漁ったりしないで。
どちらも私だけど同じじゃない、別々のキャラクターとして私の中に存在しているの。
みお☆みおは清純なレイヤーで、こんな名無しの恥部を晒しとはランクが違う、比べもにならないんだ。

大体Exif情報って何なんだよ、そんなもの知らなかった、もっと早く教えてくれたっていいじゃないか。
昔の画像を引っ張り出さないで、勝手に盛り上がらないで、祭り上げたいしないで、お願いだから。
どうして私がこんな酷い仕打ちを受けなければならないの、もういい加減にして欲しい。

別に悪いことをしたんじゃない、
欲求を満たすのは人間の本能であって、あんた等も同じ行為に性を出しているはずだろ。

もうコラ画像まで、ふざけるなって、
ほんの数分前まで蛆虫みたいに群がってきた癖に、なんて理不尽な手のひら返しだ。
とっとと消えてくれ、でないと荒らす、この板全部潰してやる、そうすれば全てが終わる。
これでもか、これでもか、まだまだ足りない、もっと容量を食わせて早急に落ちてしまえばいい。

えいっ、えいっ、えっ書き込めない、もう規制されたの、嘘だろ早すぎる。
クソッもう眺めることしかできない、何でだよ、この糞運営ふざけんな、クソックソッ!


「澪、静かにしなさい! どうしたら部屋の中でどうしたらそんなにうるさくできるの!」

「ご、ごめんなさい」



104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 18:56:41.29 ID:XH8Cv2OP0

もう火消しも疲れた、ログを消去して後は時間が経って忘れられるのを待つのが得策だ。
だとしてもふとした拍子に見かけたり思い出したりするんだろう、そう考えると死にたくなる。

起こってしまったものは仕様が無い、何か代わりに時間を潰せるものを見つけよう。
ネット上には無数に落ちているのだ、無料で遊べて簡単に世界と繋がれる。
一つに飽きたらまた別の、また飽きたら他に、そうやって連鎖を繋げていけば終わりが来るに違いない。

最も終わりを正確に掴むことなんてできない訳で、
のんべんだらりと待っていれば終着駅がぼやけてくるものだと思う。
しばらくはこうしていられる、少なくとも後十年、それだけ人生に余裕があると考えれば容易いものだ。

その先を考えると自分でも予想がつかない、でもまぁ適当にいい男でも見繕えばいいのだ。
まだまだ若いんだから需要はいくらでもある、決心がついたら見合いでも受ければいいのだろう。
それまでは好きな事をして時間を潰そう、別に卑怯だなんて思うはずもない。
今の社会が私みたいな女に有利というだけの話だ、それに処女は貴重だという評判らしい。
父も母も明言してくれた、好きなだけ休んで元気が出たら行動を起こしてくれればいい、と。

しかし最近は負の感情を浴びせられる機会が多くなっている気がする、
あれだけ甘く育てた癖に今更どういう風の吹き回しだよ。
自らの発言を棚に上げておいてコロッと態度を変えてしまうのだから、大人という存在は恐ろしい。
一応だけれども年齢的に言えば私も十分に成人の部類に属する、
現にビールの麦芽が血液の元になっている。

だとしても心は純粋なんだ、高校を卒業した辺りから私の成長はぴたりと止まっている。
常人よりも少しだけ準備期間が長い作りをしているだけなんだ。



106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 18:59:40.36 ID:XH8Cv2OP0

「ご飯置いておくからね。きちんと全部食べるのよ」


返事はしない、さっきは怒鳴られて瞬発的に謝りの言葉が出たけれど普段はそんなことしない。
足音に耳を立てて一階に下りたのを確認してから素早くおぼんを自室にバキュームする。
乗せられているのは色彩豊かな食事、それも普通なら大皿に盛られるような品ばかりだ。
伝えようという意図が的確に胸の内を抉る、一緒に食事をしたいという両親の想いが。

しかし無理だ、今更顔を突き合わせてどうなる、
働けだの嫁げだの世間体がどうのと喧しく散らされるだけだ。
受け手である私から発せられる言葉が消える、喋ることすら許されていないような気がするのだ。
『何とか言いなさい』『理由があるなら聞くから』、それを順序立てて説明できるのなら苦労はしない。

延々と口を噤むしかない、心の内から感情が爆発してしまうのを必死に押さえつける。
そうして泥濁に積もったストレスは発散できる何かを求めて姿を変えると、
涙になって止め処なく零れ落ちる。

ここまで事が進むとようやく父は優しさを取り戻す、けれども所詮は一時的なものと知っている。
しばらくして思い出したように苛立ちを取り戻すと繰り返す、一連のやり取りは台本通りだった。

律の存在を議題にされることもある、
同級生だというのに子供を産み立派に社会に出ているのだと教えられた。
だから何だと言うのだ、確かに律とは幼馴染で少しくらい喧嘩をしてもすぐに仲直りできる程の仲だった。
体が成長すれば心も成長するもので、興味を持った性の不思議を実践してみようということもあった。
でも裏切ったんだ、勝手に男と子供を作って消えてしまった、
私と軽音部の皆をいとも簡単に捨てられるような奴だったんだ。
それまでの付き合いはただの代価要員、所詮自分勝手な幸せを手に入れるまでの繋ぎに過ぎない。
進行形で私が延々と時間潰している作業と何ら変わりはない、それだけ退屈な暇潰しなんだ。
そんな白状者は散々遊ばれてヤり捨てられてしまえばいい、子供ごと遠くに連れ去られてしまえばいい。



108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 19:03:31.13 ID:XH8Cv2OP0

ネットゲームというものに手を出してみた、これがまた面白い。
惹かれるものがあったのだが手を出すことは躊躇われていた、
廃人という悪のレッテルを理解しているからだ。

情報によれば廃人病に感染すると意識のある時間は常にゲームに繋がっていなければならないらしい。
病は気から、火の無いところに煙は立たない、こればかりは流石にお断り願いたい。
だけれど、まぁちょっとくらいなら、と始めてみれば案外ハマってしまうのだから凄い。
人生を費やす奇人が現れるのも無理はない、だが私は節度を弁えて臨むつもりである。

この世界の常識や成り行きに慣れてくるとレベルの高い者が自然と羨ましく思えてくる。
ばっさばっさと敵を倒せば注目を一身に受けて駆け抜ける、アバターにも煌びやかなものが多かった。
ただし並大抵の努力では敵わないことがすぐに分かった、何百時間と費やした結晶だからだろう。
ならばとアバターに目を向ける、これならレベルや装備の差がそこまで如実に現れることもない。

逆に言えば弱くて可愛い格好の女キャラクターは
守りたくなるものがあるそうだ、男性心理というものらしい。
手に入れるには特殊なアイテムとの交換が必要であるのだが、
そのアイテムを落とす敵が倒せないしお金で買うにも全く足りない。

しかし見れば見るほど欲しくなる、
周りから持て囃されるポジションに自分を置き換えてしまいたくなる。
初心者にレベルや蓄えといった余裕はない、しかしどうにかして手に入れる方法はないだろうか。



110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 19:07:20.69 ID:XH8Cv2OP0


『見抜きしてもらえませんか?』

『何ですかそれ』


怪しげな男キャラクターに怪単語を送られた、専門用語か何かだろうか。
ネットゲーム初心者に用語の壁は付き物である、一般人がギャル語を理解できないのと同等だ。
格タイトルごとに違った扱いを受けている言葉まである、ちょっとした暗号とまで言えるだろう。

訳も分からずパーティーに参加して意味不明な批判を浴びた事もあった。
『新参はwiki見て出直して来い』と暴言を吐かれたので
渋々学習しようと思ったのだけれど、如何せん項目が膨大すぎて頭が混乱した。

それ以来は百聞一見にしかずの精神で乗り越えてきたのだが、ここに来て新たな壁が立ち塞がる。
向こうから何かを持ちかけてきたんだ、受け手が知らない言葉なら素直に教えるのが常識だと思う。
しかしそれにしても、何やら卑猥な響きに悪い方の想像が膨らむ。



115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 19:11:23.40 ID:XH8Cv2OP0

┌────┐─────┐
│会話    │バトル    │ ≫ +
│        └──────────────────────────────────────┐─┐
│龍魔神シャンクス:ちゃんと見て、僕のおちんぽ(顔の前に近づけていく                         │∧│
│みお☆キュン:おっきくてふっとい……                                          │ ̄│
│みお☆キュン:それに黒いよぉ                                               │  │
│龍魔神シャンクス:これが今から入るんだよ(ギンギンに見せつける                           │  │
│みお☆キュン:そんなおっきぃの入らないよう><                                   │  │
│龍魔神シャンクス:大丈夫ちゃんと濡らしてあげるから                                  │  │
│みお☆キュン:ふぇ><。。                                                 │  │
│龍魔神シャンクス:(そう言ってみおの股下に手を伸ばす                                │  │
│龍魔神シャンクス:クチュクチュ(嫌らしい音を立ててかき乱す                               │  │
│みお☆キュン:やぁっ……そんなに触ったらぁんっ                                        │  │
│龍魔神シャンクス:気持ちいい?                                                  │  │
│みお☆キュン:しゅっごい……汁が出てくるのぉ……                                       │  │
│みお☆キュン:かき混ぜちゃらめぇ。。。                                         │  │
│龍魔神シャンクス:どこが気持ちいいのか言ってごらん                                │  │
│C:\Program Files\Gravity\RagnarokOnline\ScreanShot\screanchaos004.bmp is Saved            │  │
│みお☆キュン:だめぇ言えないよぉ……恥ずかしい                                   │  │
│龍魔神シャンクス:(と勢いを加速させながら耳元で呟く                                   │  │
│龍魔神シャンクス:(クリを弾いて体に快感を刻み込む                                   │  │
│みお☆キュン:あぁん……そこは気持ちいとこなのぉ……                              │  │
│龍魔神シャンクス:どこが気持ちいいのかな?                                     │  │
│みお☆キュン:ぉ、ぉまんこ気持ちいのぉ。。。////                                       │  │
│龍魔神シャンクス:言わないと入れてあげないよ^^                                   │  │
│龍魔神シャンクス:ちゃんと言えたね^^じゃあご褒美に入れてあげるよ                           │  │
│みお☆キュン:ぅん///////                                                │  │



116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 19:12:14.10 ID:XH8Cv2OP0

│龍魔神シャンクス:チュプッ(ずぶずぶとみおのお膣に進入していく                            │  │
│みお☆キュン:はぁぁだめぇ……ぉまんこ避けちゃうからあぁんっ                           │  │
│龍魔神シャンクス:ズンズン(と奥まで侵入する                                       │  │
│龍魔神シャンクス:体は避けないで受け入れてるけどね^^;                                │  │
│みお☆キュン:ぃじわるぅ////                                              │  │
│C:\Program Files\Gravity\RagnarokOnline\ScreanShot\screanchaos005.bmp is Saved            │  │
│龍魔神シャンクス:みおはホントエッチな子だなぁ                                    │  │
│みお☆キュン:それはしゃんくの前だけでだよぉ><。。。                               │  │
│龍魔神シャンクス:(勢いを光速に変えていく                                          │  │
│みお☆キュン:あっぁっ……そんなに激しくしたら                                      │  │
│龍魔神シャンクス:それじゃ出すよみおのおまんまんの中に                             │━│
│速さが増加しました。                                                    │//│
│みお☆キュン:イっちゃうイっちゃうのぉ><////                                        │//│
│龍魔神シャンクス:赤ちゃん出来ちゃうトコに出すよ                                 │//│
│みお☆キュン:やぁんっ……でも                                              │//│
│みお☆キュン:しゃんくの赤ちゃんならぁ……                                     │//│
│龍魔神シャンクス:ん?^^                                                     │//│
│みお☆キュン:きっと可愛い子が生まれるかも//////                                    │//│
│龍魔神シャンクス:みおみたいなエッチな子が生まれるよ^^ (思い出したようにズンズンと続ける         │//│
│みお☆キュン:んぁっあっ……しょんあぁ                                           │//│
│龍魔神シャンクス:そろそろイクね                                              │━│
│龍魔神シャンクス:ドピュッ☆(とどめの一撃を下腹部に込めて発射する                         │_│
│みお☆キュン:みおもイっちゃうからああぁぁlんっ。。。。////                           │∨│
└───────────────────────────────────────────┘─┘
┃              ┃┃お前頭おかしいだろ                                        ┃oo┃
┗━━━━━━━┻┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┛



124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 19:16:47.48 ID:XH8Cv2OP0

有り得ない、もう色々と有り得ない。
具体的に何が有り得ないかと説明すれば箇条書きにしても余裕で二桁を超えてしまうだろう。

案の定に教えられた専門用語は隠語であって淫語でもあった、そして実行するに到る。
何故実行したのかという理由は明確だ、そうでなければヘルス紛いの媚び売りなどする筈も無い。
断り口を探す途中で『あの高そうな帽子くれるなら~』と不用意に発言してしまったのが間違いだった。
全然構わないと押し切られてしまい、
かくして私は仮想世界のキャラクターに処女喪失の先を越されてしまったのである。

別にピンクグラフィックや甘いBGMや喘ぎ声が聞こえるものでもないのだけれど。
何故かプライドに深い爪痕を残された、自分の分身に嫉妬するなんて思ってもいなかった。
何かを得るには相応の対価が要求されるということか、最近そんなアニメを見たような気がする。

早速装備してみれば、やはり可愛い、
誰かに寄られるでもないが周りからの評価が一段と上がったような気がする。
『またエッチな気分になったらヨロシクね^^』
と最後まで気持ち悪い様を見せつけた欲求不満男は早々に消えてしまっていた。
付き纏われる可能性を考えていたがどうやら杞憂に終わったらしい、それだけが救いだった。

しかし、後から振り返ってみれば私が相手をする必要なんてなかったのでないか。
彼らみたいな人種は女のキャラクターで
女っぽい仕草で止め処ない性欲に溢れかえった誰かを探している。

ともすれば操作している側の人間が女である絶対性などあるはずもない、男でも構わないのだ。
私みたいな可憐な女の子が色目を使ってイクまで接待し続けるなんて贅沢すぎやしないか。

あの男は運が良すぎた、
事実を知れば二回目の賢者タイムが訪れるだろう、確実に秘密にしておくけれど。

それにしても、口にすれば顔から引火しそうな程に甘い台詞をよくこれだけ吐き出せたものだ。
撮影しておいたスクリーンショットを眺めながらしみじみと感慨に耽る。
一つの授業料だと納得しておこう、何かしらの初期投資は必要だったのだと割り切る。
しかし中々割りのいいバイトじゃないか、と一瞬でも本気で考えてしまった自分が嫌いになる。



125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 19:19:46.34 ID:XH8Cv2OP0

「みおー。高校の時のお友達が来てるわよー」


それは本当ですか、何でこんな大事な時に、というより今更訪ねてくる人がいることに驚きだ。
掃除なんて大晦日以来していない、ゴミ山を蹴散らした跡が無数に形成されて八方に散らばっている。
カーテンだって一ミリ動かせば埃吹雪が舞う有様、
後一時間だけ、いや二時間待ってくれれば寄せられるから。

てさっきから部屋に招待することを前提に考えていないか、入れなければいい話じゃないか。
言葉にしたくないけど引き篭もりなんだぞ、メンヘラでリスカだってしたことあるんだぞ。
扉を開けるなんて、ましてや部屋の惨状を見られるんて有り得ない、一流コモリストとして許せない。

無視しよう、過剰な反応を起こすから印象に残ってしまうんだ。
両親が告げ口したのだろう、いい加減に私を外に連れ出すように。
その人が白馬の王子様ならば大歓迎なのだけれど、私に男友達なんて存在しない。

わざわざ訪ねて来るとしたら高校時代の知り合いのだろう、一体誰が来たっていうんだ。
律はない、むしろ律ならばぶん殴って蹴り飛ばして追い出してやる。
紬は海外にいる、唯は自分から連絡を拒否するようになった、残るは梓か。

懐かしいなぁ梓、当時は私を憧れの存在として見ていたんだ、本命のバレンタインチョコ渡す位に。
そんな後輩が落ちぶれた私を見つけて何を思うだろう、
あいつのことだから軽蔑して見下してくるんだろうな。

もしくは『私が澪先輩を連れ出してみせます』
というお得意の強気が発揮されるならまだ救いになるのだけれど。

ともかく一切を発信せず早々に帰ってもらおう、
その方がどちらにとっても労力を使わない効率的な結論だ。


「みおー? 久しぶりね、和だけど」

「えっ、何で和が」



131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 19:25:58.32 ID:XH8Cv2OP0

「何でとは聞き捨てならないわね、私じゃ役不足ってことかしら」

「ご、ごめん」

「どうしてこうなったかを話してみなさい」


ぽつんと浮かんだ疑問に答えを求めるよう、思わず扉を開放してしまった。
そのままあれよあれよと進入を許し、気付けば説教モードに突入していた。
『どうして』と問われれば色々な理由がある、いやもう過去の話になるのだけれど。

高校からの進路で和と唯以外バラバラになっちゃって、正直凄い寂しかった。
割と偏差値の高い大学に入れたはいいんだけど勉強が難しくてさ、結構一杯一杯だったんだよ。
それでも実力が試されてるのだから必死になってた、そのうち司法試験を受けようって気になったんだ。

法律を学んでどうなるかと問われれば、正直あまり考えていなかった、
ただ高い所に居たかっただけかもしれない。
周りは見るからにエリート街道走ってますみたいな人達で、
その中に混ざっていれば高貴でいられると勘違いしてた。

考え方が違えば行動も違う、ただ講義と参考書を睨めっこしているだけじゃ済まされないんだよ。
人付き合いが必要不可欠だった、ゼミで活躍して教授に気に入られたり率先して仲間を集めたり。
その為の意地汚い手段だってバレなければ合法、何の為に法律を勉強しているんだって話だよね。
気の抜けた高校生活のせいもあったかな、私にはそれがドス黒い策略に見えて吐き気を催した。
人間の醜い本性だよ、けれど所詮は大学での付き合いなんて社会人からすれば些細な争いかもしれない。

でも耐えられなかったんだ、小さな摩擦さえ毛嫌いして、
エリートなんて糞食らえだって本気で軽蔑してた。
ならいっそ思い出に残るキャンパスライフを送ろうって、しばらく経ってそう思えたんだ。



136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 19:28:18.25 ID:XH8Cv2OP0

決心したのが夏休みの時、後期が始まったらサークルに入ろうって決めてた。
でも募集期間なんてとうに過ぎていたし授業が重なる人達もそれぞれの輪を形成しちゃってた。
爪弾きにされた気分だった、躓いて出遅れたのろまなアヒルみたいだったよ。

それでもちょっとは頑張ったんだよ、一人きりで不良の巣窟みたいなサークル塔を見学したり。
誘われるまま飲み会に参加したこともある、
騒がしい雰囲気に付いていけなくて逃げ出しちゃったんだけど。

いくつか渡り歩いて残った候補は一つのこじんまりとした軽音サークルだったんだ。
結局そこに所属した、決め手なんてなかったけど完全に孤立するほうが耐えられなかった。
でもやっぱり理想とはちがぐって、高校の時みたいに仲良くできなくって。
っく、ひっく、何で泣いてるんだろうね、可笑しいよねもう過ぎたことなのに。
でもたまに思い出がぶり返してくると、凄い、怖い、あんな仕打ちもう二度と、嫌だ。


「ごめんね、でも強要じゃないの。吐き出してスッキリするならと思っただけだから」

「いい、話す。話させて。長くなるけど、全部吐き出したい」



143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 19:32:34.17 ID:XH8Cv2OP0

男女比は半々くらい、普通に練習してる人もいれば幽霊部員だっていた。
私って変に生真面目だからきちんと音楽と触れていないと気が済まないんだよね、
だからそういう側に傾いてた。

一年目は割りと楽しかった、全くいざこざがないとは言えないけれど大学生らしい付き合いができたよ。
二年次を迎えてサークルを取り仕切っていた人達が就活で辞めていった、嫌な予感がした。
そうしたら次々と下の人達まで辞めていくんだよ、柱を失って倒れる木々のように。
残ったのは事実上の籍だけ置いておきたい音楽に無関心な連中。

外部要因で囲われないと集団を形成できないような弱い奴らだよ、まともに活動するのは私だけだった。
たった一人でサークル室を貸し切ってはベースを掻き鳴らす毎日。
多少は上達したのかもしれないけど、バンドとして演奏していなければ限界があるよ。
ついに抜けてしまおうかと思った時、先に向こうの集団から申し出てきた。
確か二年次も終わりを向かえる頃、私はチャンスだと思ったんだ。

上も下もいない一人だけのサークル、でも名前は多少の昔からは残っている。
当然人数制限を下回るわけだから継続できない、ならリニューアルすればよかったんだよ。
三年次が始まると共に私は勧誘活動に明け暮れた、
高校の時みたいに待つんじゃなくて自分から声を掛けていったんだ。
あの軽音部みたいな温かさを取り戻せるのかもしれないって、躍起になってた。

必死さが功を奏したのか少しづつ新入生が増えていったよ、
段々と賑やかになっていく実感が何よりも嬉しかった。

でもある日、一年生の中で軸になっている子が全員を連れて他のサークルに鞍替えしたんだ。
私は問い詰めた、そしたら吐くように一つの名前を挙げたんだ、そこも軽音関係のサークルだった。

後から分かったことなんだけど、以前抜けた同級生の子が新しく立ち上げていた所みたい。
そんなに仲が良いわけでもないんだけど、
顔を合わせれば挨拶をするし、一緒に講義を受けたこともある。

裏で手を引いていたんだ、私がメンバー集めに必死になっているのを利用して、陥れた。
ごっそり持っていかれただけあって三年間所属したサークルは解体、逆に向こうは新設扱い。
自分以外の人間が、もう誰もかれもが信じられなくなった。



147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 19:36:01.34 ID:XH8Cv2OP0

奴らは平気で蹴り飛ばし唾を吐く、他者の痛みなんて考える間もなく。
誰がどんな仕打ちを受けようと他人というだけで途端に理解しようともせず放棄する。

三年次の半ばになればいよいよ就職活動が始まる、早くも内定を貰って喜んでる人がいたっけ。
両親の目が細くなってきたのもその頃、講義も結構サボってたしね。

奴らと同じ空気を吸って、奴らと同じ空間にいることすら耐えられなくなってきたんだ。
それでいて普通に話しかけてくる、ようやく掴みかけた仲間を奪ったアイツまで話しかけてくる。
裏があると思わない方が不思議だろ、気を許したら絶対にしっぺ返しを食らうんだって。

避けていくうちに大学に行かなくなった、家にいることが多くなった、部屋から出ないようになってた。
世界中の人間を恨みながら、こんなちっぽけな空間こそが私に相応しいんだって変な見栄張っちゃってさ。
でも向上心だけは消えずにベクトルだけが悪い方向に向いちゃって、
結果がこのディスプレイの中、気持ち悪いでしょ。
仮想世界ばかり気にして、現実世界に一切を生み出さない、
食を潰して二酸化炭素を吐き出すだけの存在だよ。

もうすぐ引き篭もり二年目に突入する今は完全に開き直ってる、
有りもしない妄想に花を咲かせることも楽しい。
存在しない世界に投影されるちっぽけな自分が哀れで儚い、これさえあればもう十分なんだ。



148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 19:40:46.56 ID:XH8Cv2OP0


「そうね。そういうこともあるでしょうね」

「え?」


その返事はどういう意味で、私の過去に共感してくれているの。
言葉にするのは容易いんだ、それらしい語録を並べれば済む話なのだから。
和は本当に理解してくれているのか、分からない、久しく人の感情なんて浴びていないのだ。
眩しすぎて発言の意図が掴めない、私は喜ぶべきなのか悲しむべきなのか。
同じような過去を経験したということか、和にも何か凄く辛いことがあったのか。
酷い仕打ちを受けたのは私だけでないということ、本当にそうなのか、意味が分からない。


「辛かったね。よく頑張った」


肌から伝わる体温が暖かい、薄汚れてしまった私に正面から覆いかぶさって。
やめなよ、穢れるよ、和が触れていいような存在じゃない、粗大ゴミに構うだけ時間の無駄なんだ。
尖った髪先がくすぐったい、鼻先を掠めては私の垢を剥ぎ落としていくようだ。
優しくしないで、される義理もないし権利さえ認められていないと思い込んでいた、覚悟ならあったのに。
和はずるいよ、全部受け止めようなんて気になって、甘えてしまうに決まっている。

堰き立てられた涙腺は小さなプライドを一蹴するとダムのごとく放流した。
頭を埋めては和の肩を使って体中の泥を擦りつけて行く、それだけに没頭していた。
おそらく、一度と無いだろう大声は赤子の産声を思わせるものがあった。
みっともなくてもいい、恥ずかしくてもいい、ただ真人間らしい感情を沸き上がらせていた。
きっと彼女なら、和が支えてくれるのならば私は再び起き上がることができるのかもしれない。



153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 19:44:24.74 ID:XH8Cv2OP0

あれから和は時間を見つけて私に会いにきてくれた、長い時間を共にすることは許されなかったけれど。
高校時代のこと、それよりもっと昔のこと、話せば話すほど本来の性質を取り戻していくようだ。
ネット上での悪行も全て打ち明けた、予想通り呆れられたが見捨てられたわけじゃなかった。

下らなくて他愛の無い話がどんなに貴重なものであるかを実感していた。
一方で和はあまり自身について話を進めてくれなかった、些か不満ではある。
聞き役に徹してくれていると考えよう、それが和の優しさなのだと受け止めることにした。

漠然とした嫌悪感や負の感情は既に植え付けられている。
それでもワクチンが菌を殺すみたく、徐々に払拭されいつの日か抜けきってしまうのだろう。
思い切ってカーテンを開けると風が襲ってきた、部屋の隅々まで積もった影を吹き飛ばしていく。
光が差せば全景が明らかになるということで、途端に散らばるゴミ袋に恥ずかしさを覚える。
少しづつ発掘していく、疲れたり嫌になったりしたら休めばいい、後から続ければいいのだ。

部屋から出る機会も当然増える、二年ぶりにゴミ置き場まで出歩くことに成功した。
久しぶりの外には大きな変化はないけれど、間違い探しができる分には見つけられて嬉しくなる。
両親の表情も緩まる、口煩さは為りを潜めていた、これでも孝行に値しているだろうか。
自信の芽は少しづつ成長していって水をくれるのが楽しみになる、確信に変わる時を待っていた。
そんなある日の、いつもの訪問である。



156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 19:48:01.01 ID:XH8Cv2OP0


「あのね和、今日一人でゴミ出しいけたよ」

「それはよかったわね。ところで一ついいかしら」

「遠慮しないで、和の言うことは何でも聞くよ」


素直に受け入れようとしたのだが、ある不安が頭を掠めた。
おそらく和から腰を据えて何かを発信されるのは初めてな気がする、高校時代を抜かしての話だけれど。
表情はいつも以上に柔和で落ち着こうと務めている、悪いセンサーが感度を上げていた。
鞄から一枚の紙を取り出すと私に見せつける、自分でも苦い顔になるのが分かった。


「町のボランティア活動なんだけど、どうかしら」

「うん。うん」


出す時期を見計らっていたのだろうか、四つ端によった皺が鞄に眠っていたことを物語っていた。
和は見極めていたのかもしれない、私がこの足を踏み出せるまで回復したのかどうか。
達成できたとすれば大きな一歩に繋がるだろう、和もきっと喜んでくれる。

しかしいつまで続くのだろうか、社会復帰を果たすまでの道は大まかに舗装されている。
達成した暁に待ち受けている未来は、労働に勤しんでいずれは家族を作るのか。
私を純粋に支配しているのは和自身だ、彼女が笑うから喜ぶから頑張れている面があった。
独立した私に和は何を求めてくる、求めなどしないだろう、そうすれば代わりを探しにいくのか。
嫌だ、他の誰かに奪われたくない、和は駄目人間の私が必要なんだ。



158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 19:51:56.86 ID:XH8Cv2OP0

「うん。隠してて悪かったんだけど、役所の生活課に務めてる」


仕事、社会不適合者を更正させる仕事、それで和は給料を貰っている。
私のような人間はさながらダイヤの原石といったところか、実に都合のいい駒。
心の隙間に潜り込んでは手を加えて改造してしまう、社会の歯車と合致するように。
一つ直せば他へ、また直しては探して、材料としか見られていなかったということなのか。

ネットに書いてあった、ハローワークは薄利月給の仕事しか与えないって。
生きてさえいれば、なんて体のいい物言いで誤魔化して、過労死するまで働かせようとしているんだ。
私はそこまで愚かじゃない、罠になんて掛かってやるものか、所詮は他人だと調子に乗りがやって。
和は仕立て上げようとしていたんだ、友達ならどうとでも言い包められると高をくくって。


「そんなことない。澪と過ごす時間は楽しい、そこに嘘なんて」

「じゃあ証拠見せて」


私は和が欲しい、和がいてくれるなら他に何もいらない。
また重度の篭り症になればもっと構ってくれるの、なら喜んで落ちぶれるよ。
どうして抱きしめたの、どうして優しくしたの、後から突き放される方の気持ちを考えもしないで。
そんなの無責任だ、私との時間が楽しいなら、また触れ合って証拠を見せるのが筋じゃないの。

就職なんてどうでもいい、仕事なんてどうでもいい、社会復帰なんて糞食らえだ。
勘違いさせたのは和自身なんだから償うのは当たり前のことだよね。
もっと擦り寄って抱きしめて、気の済むまで甘えさせて、そしてそのまま。


「嫌っ。やめなさいって!」

―――― バチンッ



161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 19:54:10.33 ID:XH8Cv2OP0

気付けば和の体の隅々まで手を這わせて求めていた、艶かしい上目遣いでかつての親友にしたように。
胸を重ねて鼓動を確かめようとした辺りで頬に痺れが走った、熱くて悲しい。
痛恨の一撃と汚物を見下す和の視線が痛いほど刺ささる、心が死んで体が動いてくれない。
最後まで信じていたのに裏切られた、捨てられることが確定してしまったんだ。

逃げるように抜け出されると熱源を失う、何もかもごっそり奪われた気分だった。
和は嘘吐き野郎だったのだ、もう友達でもなんでもない、早く消えてくれ。
天使の仮面を被った悪魔め、とっとと失せろ、鬼畜、鬼、人でなし。
所詮この空間で完結していた人生なんだ、
仮想世界に精神を置いて命が尽きるのを待っていればそれでいいんだ。


「もういいわ。あんたに期待した私が馬鹿だったのね」

「どっか行ってよ」

「じゃあね。さようなら」



165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 19:58:45.29 ID:XH8Cv2OP0

死に絶えた部屋に生きる、全てが億劫だった。
食事は最低限に、排泄はペットボトルに、蠅がたかっていようが構わなかった。
時折外部から侵入する情報はどれもこれもがノイズ混じりで圧迫感を伴っている。
画面に映し出されたファンタジーの世界だけが特出して輝いている、
眩しかったが目を背ける程ではなかった。

展開される仮想世界は決してこちら側に影響されないと理解している。
プレイヤーの指示する行動だけが出力される、なんて単純な構造だ。
繋がった回路をなぞるように指先が動く、何度と繰り返してきたか覚えているはずもなかった。

現れたモンスターに退屈な時間ごとぶつけて潰していく、豪華なファンファーレも耳障りだった。
見せかけの仲間、無意味に輪を形成するだけの集団、これも害悪の対象だった。
モンスターを誘導しては殺す、所詮は作り物のグラフィック、血を噴かず苦しまずに倒れていった。

悦楽を味わう為ではない、怨み返される罵声にくっきりと浮かぶ負の形相を眺めたかった。
応じるように行動で返す、思いつく限りの非行を尽くしていった。
実験用のモルモットで弄ぶように反応を観察しては資料にならないと切り捨てる。
負は負を呼んで膨張を止めず、多数のプレイヤーが私を中心に乱れ狂う。
仕舞には見るも無残に引き裂かれる私の分身、起き上がっても途端に踏み潰されてしまう。

幾度かの経過で悟った、所詮人間の感情も一定のパターンを描いているのだと。
媒体が違うだけで中身に対して差異があるわけでもない。
そうかと簡単に信じ込むとゲームごとをごみ箱に放り込んだ。



168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 20:01:32.05 ID:XH8Cv2OP0

『軽音部同窓会のお知らせ』と書かれた一枚の絵葉書を見た。
気づいたら部屋の中にあった、両親が扉の隙間から入れたのだろう。
過去を遡るのにも苦痛が伴う、直視すれば失明する恐れがあった。
私より落ちた人間になっている者はいないだろう、人殺しくらいになら勝てるだろうが。

葉書に躍る達筆な字はゆるやかに滑ると余裕を見せつけていた、金持ちは些細な部分から違う。
金持ちというのは卑怯な存在ではないか、生まれながらに勝利が約束された人生、えらく不公平だ。
カースト制度の天辺に腰掛ければ下位の世界を珍しそうに眺めている。

思えば高校の時もそうだった、俗世間に押し掛けては観光気分で触れ合おうとしてくる。
加えて文化の違いをさり気無く見せつけられた、そうやって自分達の地位を確認していたんだ。
所詮、庶民とは上位層を支えるための柱でしかない、なんてふざけた存在意義だ。
今の私は最下層、全ての他人の不幸を背負うことでしか価値観を現すことができない。
腐り果てて、地に伏すまで虐げられば用済みとばかりに廃棄されてしまう。

誰がこんな社会構造にした、おかしいだろう、絶対に間違っている。
きっと私が落ちぶれたのも誰かの策略だ、綿密に計算された陰謀によってだ。
企てるなら違いなく一部、憎むべき上流階級のエゴ。
反逆してやりたい、ちっぽけで自己満足な革命になっても。

いいや反響させるべきだ、余所見程度にあしらわれてこの身が治まるはずもない。
デカイ事をしてやる、とびきり大きな爆弾を抱えて神風よろしく砕け散るんだ。
私の信念が世の末にまで響き渡れば似たようなクズ達が共振を起こすに違いない。
下克上の始まりだ、下から突かれ尻を蹴られみっともなく数に臆する貴族共の顔が目に浮かぶ。
そんな革命の中心で秋山澪という存在は原点として誰よりも輝くんだ。


「私ならできる。私ならできる。私ならできる。私なら」



169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 20:02:19.82 ID:XH8Cv2OP0

扉の外には誰もいない、両親は仕事に出払っていた。
適当な包丁を掴むと手首に刃を沿える、ぷつぷつと沸いてくる赤い玉が恍惚と揺れている。

これならいいかと刃道を適当な新聞紙で包む、即席の鞘になった。
化粧も忘れないでおく、出で立ちならば正装しておかなければ、成人式以来のスーツを引っ張り出す。
不思議と落ち着いていて躊躇いなくこなせた、きっとこの先もそうだろう。


「バイバイ、素晴らしい世界」


ドラマやアニメの主人公よろしく飾られた言葉を投げて後を絶った。
合理性とか論理性とか全て投げっぱなしのまま道端に置いておく。
すれ違う誰かの視線を無視して目標だけを捉えていた、意思が強固であるとひたすら確認していく。
内に篭る感情が剥き出しになっている、もう自分を偽る必要なんてないんだ。
誰に何と言われようが、私の信じる正義は私の中で決して揺らぐことがないんだ。



176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 20:08:06.48 ID:XH8Cv2OP0

中野梓の場合。



179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 20:08:54.73 ID:XH8Cv2OP0

我輩は猫じゃありません。
人間として生まれて人間として生きています、それくらい外見で判断できますよね。
ちょっとくらい耳が野生的だからって、尻尾がぴょろんとしているからって、
決め付けるのは早計すぎます。

ですから特出したものばかりに目を向けていないで、本体を見て欲しいと言っているのです。
そりゃあ自分でもちょっとは、似合ってるかなぁなんて思ったり思わなかったりします。
あくまでもちょっとですからね、そこのところ勘違いしないように、です。

それからですが、『にゃー』とか『みゃー』とか猫語を操れると思ったら大間違いですよ。
本物の猫さんに通じるはずもありませんし、何かしらの意思疎通があるだなんて本気で思ってますか。
だとしたら頭を疑います、コリン星人よりオッペケプーなのは間違いありません。
真人間はバウリンガルで我慢していればいいのです、
猫用にはニャウリンガルというものも発売されています。
営業の回し者じゃありませんからね、私が売り込みたいのは私自身なのです。

ちゃんと見て下さい『中野梓ニューマキシシングル』って、理解していただけたならご購入願います。
まぁ自主制作ではあるのですが、手抜きというほどではありません、気合入れて作ってます。
しょうがないじゃないですか、これしか方法がないと言われたのですから、道は限られているのです。
別に嫌々やっている訳ではありませんからね、きちんとした目標がありその為の手段としてです。
ミュージシャンには乗り越えなければならない壁というものが存在するのですよ。



182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 20:12:03.01 ID:XH8Cv2OP0


「「「あーっずにゃあああああああああああああああああああん」」」

「にゃにゃっ?」


目前にいらっしゃるのはむさ苦しい殿方、いえいえ購買層のお客様方です。
失言をしたというほどでもありません、心の声を盗聴されたようなものですから。
誰だって普通は思いますよ、決して口にしないだけで常に感情は渦巻いているのです。
言ってしまいたいです、気持ち悪いんだよ、と素直に言えるならどんなに気が晴れることでしょうか。

それも叶わぬ夢と知っています、
私はこういった属性の方々から収入を得て生計を立てているわけなのですから。
安っぽいプライドをぶら提げた方々には勤まらないお仕事です、それでも私なりの誇りは掲げています。
それもこれも、下積みという大変苦しい時期に当たっているからで、いずれ報われる日が訪れるのです。

インタビューとかであるじゃないですか、過去の自分が頑張ってくれたから現在の地位があるんだって。
それと同じです、サナギから蝶へ変身するように、いつか羽ばたける日がやってくるはずです。
もしも夢破れちゃったら、なんて後先考えてるから夢列車に乗り遅れるのです。
乗車権を得られる日まで、身を粉にして働く覚悟はできているのです。


「にゃにゃおーん。次の曲いっちゃうにゃ♪」

「「「うおおおおおおおおおおおおおおもえええええええええええ」」」



187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 20:16:03.87 ID:XH8Cv2OP0

「はいお疲れさん。今日の分ね」

「これだけですかぁ」

「CDは一枚も売れなかったんだ。飯代出るだけ有り難いと思え」


トホホです、結局は金のない萌え信者だったということですか。
それでも、どうしてチップ代くらい払おうと考えないのでしょうか、頭にきちゃいます。
ストリートライブだって無料でやれるものじゃないのですよ、
収入がなければこの業界は成り立たちません。

それにしてもですが、今日は修学旅行中っぽい高校生の姿をちらほら目にしました。
あいつら指差して笑っていやがったです、これだから田舎出の世間知らずは嫌いなのですよ。
見世物小屋でも開かれてるみたいに、ぽっと出の癖に携帯やデジカメは一人前に持っていやがったです。
ハァ、おそらく得体の知れない掲示板に私の飛び回る姿が晒されてしまうことでしょう。

それでもですよ、勝手にやってくれる売名行為と思えば我慢するべきなのです、プロ根性です。
決してプロと認められているわけではないのですけど、精々二流ということです。
ごめんなさい嘘をつきました、まだ三流だそうです、プロデューサーさんに怒られてしまいました。

兎にも角にも貴重な下済み時代は大忙しなのです、
今にプロとしてブラウン管に敷き詰められてみせますから見ていやがれです。



190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 20:20:23.84 ID:XH8Cv2OP0

「ただいまぁ」

「梓、ちょっとここに座りなさい」


ううう、緊張の一瞬がやって参りました。
何を警告されるのかはもう分かっています、いい加減に『今の』音楽を諦めろということです。
度々聞かされてきました、そろそろいいだろうという諦めの心です。

しかし依然として続けていく覚悟です、自分で選んだ道以外考えられません。
知り合いのプロデューサーさんを紹介してくれたのはお父さんですし、始めは応援してくれていました。
本気で考えているなら出来る限りの手助けをする、後はお前の力で成り上がるんだって。
だから私は凡人が泡噴いて倒れるような羞恥心溢れるストリートステージを今まさに展開してきたのです。
時間は必然的にかかるものです、デビューして一年で新人賞を総なめしてしまうような天才とは違うんです。

ですがしかし、未熟なまま社会に晒されるよりはコツコツと経験を重ねていくことも大切です。
秋元順子さんでしたっけ、デビューが五十八歳で売れたのが六十歳ですよ、凄いと思いませんか。
それはもう大変な気苦労をされてきたのでしょう、そして今この時を輝いています。

肝心なのは継続するということです、辛くても苦くてもやり抜く心、これを教えてくれたのもお父さんです。
背中を押してくれたあの時のお父さんのためにも頑張っているんです、今のお父さんなんて大嫌いです。



194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 20:25:12.87 ID:XH8Cv2OP0


「梓、パパを困らせないの。そろそろアイドルを卒業する年にもなったでしょう」

「それは、そうだけど」


年齢で言えば二十二です、起用される平成生まれさんの割合の方が増してきたことは事実です。
でもまだピチピチと言える年頃です、ほしのあきさんだって三十過ぎてまだグラビアやってるんですよ。
自分の娘を自分の思うままに動かしたいだなんてとんだエゴです、人権侵害に当たるです。

分かってるですよ、お見合いさせたいんでしょう、知り合いの音楽家の息子さんとです。
実はこの前こっそりお見合い写真を覗き見してやったのですよ。
政略結婚なんて古臭いと思いませんか、それでしかお互いを繋ぎ止めることができない。
私の為だって大義掲げてますけど、当人である私が全く嬉しくないから反発しているんです。
恋愛結婚しか認めません、無理矢理にでも引き合わせれば某田井中さんみたいに家出してやるですから。


「いい加減にしなさい。もう四年も好きにさせてるじゃないか」

「でもぉ」

「パパは本当に心配しているのよ。音楽を禁止するわけじゃないんだから」


楽をしたいなら言う通りにするのが得策です、でも音楽を縛られてまで従順になりたくはありません。
ジャズミュージックは自体は好きですよ、あれはあれで素晴らしいものがあるです。

しかしですよ、誰かの言い成りで作る音楽に魂が宿るなんて有り得ません。
どうせ父の背中を追った心優しい娘さんの印象で業界に濃く混ざろうとしているみたいですが。
私はあなたの娘ですが道具ではありません、独立した人間であるなら考え方だって違うんです。
絶対にお見合いなんてしませんからね、私は己の道を進むです。



195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 20:27:31.31 ID:XH8Cv2OP0

突如として目覚めました、キラキラの舞台とフリフリの衣装に。
目撃した瞬間に確信したのです、脳内妄想で自分を当てはめてみたらなんて可愛いのだろうと。
先手を打っておきますが『アイドルは音楽を舐めている』だなんて発言は妄言以外の何物でもありません。

作詞作曲編曲をきちんと見て下さい、層々たる著名音楽家の名前が連なっています。
激しいポップスにキュートな振り付け、最高じゃないですか、女の子にしかできない芸当ですよ。
セーラームーンに憧れた子なら一度は夢見る道です、ホモ好きだって経験しています。

少女達の眼差しを一身に受ける存在、そんなアイドルに私はなりたいのです。
そこらの道端でスカートの中を撮影されながら媚びる趣味はありません、もっと高貴な華になるです。
その為には情報収集及び印象操作、ネット利用が必要不可欠です。

―――― カチッカチッ

なにやらネットアイドルもどきが痴情で叩かれていますが、見るに耐えないので放っておきましょう。
巡回サイトとして自らこさえた中野梓掲示板を閲覧するです、今日の成果はどれほどでしょうか。
なんですかこれは、顔が映っていないです、下アングルの画像しか投稿されていません。

これは酷い有様です、普通に考えても売れないアイドル専門の育ての親気取りが数人つくはずです。
マイナーだからこそ、将来立派になった時に、なんて考える輩が一人もいらしゃいません。
まるでピンクチャンネルじゃないですか、路上サービスしたがりな風俗嬢とは違うのですよ。
しかし無理に流れを変えるのも怪しまれるのでここは我慢です、耐えるのですよ健気な私。



196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 20:28:57.09 ID:ikZGT2BqO

なんかあずにゃんだけ可愛いレヴェルだなwwww



197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 20:29:12.16 ID:gQNVyaVx0

涙が




198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 20:31:04.40 ID:XH8Cv2OP0

「下手米は開拓時代があるわけ、そこを忘れたら意味がないよ。
 すっかりやんちゃになった米が世界中に手出して英が嫉妬するのはよく見るけどさ。

 私に言わればそこに親心的なものがあるわけ。
 無茶しすぎないかなって側から見守ろうとするんだけど。
 結局我が出ちゃって口喧しくなるんだけど
 反応は大抵フランクなテンプレでそんなやり取りにもジレンマを感じてるわけ。
 んでボソッと『お前は変わったよな』とか弱気になられると
 米は肩すかされたみたいで困っちゃってさ。

 その影にまだ幼い頃の純粋な影と戸惑いが見えるわけ!
 そういうものだと思うでしょ、思わない?」

「周波数が高すぎるって」

言わんとしていることが理解できない訳でもないですけど、周囲にまで電波を放出するのは控えて欲しい。
ここは昼間のファミレスで周囲にはいたって健全な方しかいらっしゃらないのですよ。
全く私のアンテナが張り巡らされているのをいい事に好き勝手発信しやがってです。
最近はアブカプしか受信していないのですよ、灰男で荒師とか、勿論誘いで。

後は伯爵黒須でジェネレーションギャップな言葉攻めとか面白そうでゆんゆん来ますけど。
それより黒須受けの減少傾向にちょっと絶望してきています、ノーマルには飽きてきたのですよ。
新鮮なのはやっぱり陣ですかね、板の伸びもいいし時代背景も好みですし。

特に量陣の破壊力は素晴らしいですよ、いや逆でも全然構わないのですけど。
頑なに女子を娶らない先生にもしやと疑問を抱きつつ問い詰めるもはぐらかされる日々。
溜まった苛立ちが爆発して『しぇんしぇが望むなら何でもしちゃる』と曝け出し始める量。
先生は『僕が受け入れれば量さんに生きられる道が、しかし』と悶絶するんだけど結局落ちちゃうわけ。
断りきれないで●ごと弄ばれながら『量さんが元々その気なら拒否したって』と洗脳されてしまうのですよ。

吹っ切れた先生が攻めに転じるんだけど、今まで普通の人間より薬や病人に情熱を向けていましたよね。
そんな凄みを直に受け止めた量は戸惑っちゃうのです、そしたらもうわーきゃーいやーうふふなのですよ。

つまりどんなカプでもA×BからB×Aが熱い、一方的な愛には限度があるのですよ。
しかし、そこに到達するまでの束縛の経緯を見ていると思えば、それはそれでアリなのですけど。
あっ今になって思い出したのですが昨日の踏もう見てたらティンときて、域鮫の有り方って



199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 20:34:27.80 ID:isKHSnvEO

腐ってやがる……




201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 20:38:04.94 ID:XH8Cv2OP0


「ていうかもう卒業したんじゃなかったの」

「話を振ってきたのは純の方」


これでもまともになったのですよ、最近はハッピーエンドに結びつくものしか認めていませんし。
数もそうですけど費やす時間も着実に減っています、実質卒業みたいなものですよ。

ごく稀に後遺症を催しますが、もう治らないと諦めているからいいのです。
お互いそろそろ社会人として立派に務めなくてはならない年ですから。
いつまでも妄想に油売ってる場合ではないのです、火をくべられて燃え尽きる前に行動を起こさないと。
純がそっち方面で仕事したいならまずは社会活動、人付き合いは画力より遥かに勝ります。


「梓はいいよねー。ルックスだけで豚さんが鳴いてくれるから」

「鳴くだけじゃ駄目、肉を落としてくれなくちゃ」


基本無料が当たり前のご時勢、いたるところに割れ目が存在します。
困ったものですよ、興味だけは人一倍あるくせに財布の紐はギチギチに固いです。
寄生虫の分際で消費者気取りですよ、全く酷いと思いませんか。
最も困るのがですね、実態を見せず安全な場所から遠隔操作で観察してる野郎です。
これじゃニーズがあっても叶えられません、内輪でごねる井戸端会議なんて早急に解散するべきなのです。


203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 20:41:35.47 ID:RPLwli8bO

他が酷すぎてあずにゃんが不幸に見えないレベルだwww



204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 20:42:00.57 ID:W5+uTK5J0

あずにゃんは割と楽しそうだなぁ
とか素でいえそうなレベルだよな




206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 20:43:58.43 ID:XH8Cv2OP0

アニメはいいものです、現実に存在し得ないところが素敵です。
得に深夜に放送されるものには素晴らしいものがあります、
それまでサザエさんで満足してた己を戒めたい勢いです。

目指す路線と購買層が重っているようなので参考までにと見始めたのがきっかけだったのですが。
今や鑑賞棚にはお気に入りキャラクターのねんどろいどが並ぶ程度にまで成長しました。
最近はある女子高生が神様じみた力を持つアニメに注目しています、
何故なら本編の中でバンド演奏をしているからです。

当たり前ですが流れてくる音楽はプロの方々が演奏されたのでしょう、でしょうけど。
キャラが歌ったり踊ったりしてると妙な対抗意識が生まれるのです、これも音楽家の性でしょうか。
私にだってそれくらい弾けるです、こうしてこうやって、ちょちょいのちょいです。

―――― ジャカジャカギュイーン     ガチャ


「梓、今日はお客様が来るから静かにしててって言ったでしょう」

「ごめんなさい」

「いいから下へ降りて挨拶だけでもしてきなさい」


せっかくソロパートだったのに勿体無いです。
さて、居間の扉を開けるに例の音楽家とその息子さんがいらっしゃるようですが。
私に隠して呼びつけたですね、強硬手段とばかりに内緒で招待しやがったです。

好青年ぶった笑顔を作ったところで無駄ですから、私は二次元にしかときめかないのです。
そんなに私のことが気に入ったのですか、ただのロリコンさんじゃないでしょうね。

とりあえず、いらっしゃいませどうぞごゆるりと、言い終わりましたので自室に戻るです。
ふぉあぁ、お父さん何するですか、持ち上げるなです早々に下ろしやがれです。
せっかくだから若い二人で、じゃないですよいい加減に、ちょっどこ触ってるですか。
娘が父を訴えることも可能な世の中ですよ、離すです離しやがれです。



211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 20:48:29.57 ID:XH8Cv2OP0


「ええと。初めて会う訳じゃあないけれど」

「ですけど何か」


初対面ではありませんね、ホームパーティーやらで何度かお見かけしましたし。
もっとも全く記憶には残っておりませんが、これでも結構な人見知りなほうなのです。
大体あなたは嫌でないのですか、大して知りもしない相手を好きになれだなんて。
これから知ればいいよ、なんて甘ったるい台詞を吐かれても一切赤くなりませんからそのつもりで。

どうしたのですかその苦い顔は、自分から足を運んだ癖になんて態度ですか。
そんなに私に魅力がないと申しますか、
そりゃあ背だって小さいですし他にも、色々と、小さいところはありますけど。
あからさまに好意を喪失されれば頭にくるのが女の子のポリシーというものです。
心はデリケートなのですからオブラートに包んだ物言いを探して発言して下さい。

むむむ、あからさまに態度を悪くして何様のつもりですか、見合いの挨拶に来たんじゃないんですか。
お付き合いしてみれば案外良い部分が見つかるかもしれないと思ったのに、非常に残念です。
そうですね、そちらのお父様にもよろしくお伝え下さい、
それじゃお望み通りどっか行きますからお元気で。


「おい梓、話はもう済んだのか?」

「破綻しました。事務所行ってくる!」



213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 20:51:30.66 ID:XH8Cv2OP0


「お仕事ありませんか?」

「うーん。ないねぇ」


敏腕マネージャーの肩書きはどこに消えたのでしょう、
まとまるくんの被害にでもあったのでしょうか。
一人で複数の管理をするのはさぞ大変なことでしょう、
倒れても労災おりないんですから程ほどにして下さいよ。

お世辞はここまでにして、いい加減好きな子に仕事多くまわそうとするのを止めていただけますか。
好みで態度変えてるの丸分かりですよ、しかも十代の子にばっかり擦り寄っちゃって。
明らかに私のスケジュールだけ風通しがいいんです、干されるような失態をした覚えなんてありませんよ。
まぁプロデューサーさんの意向というのなら文句は言えない、いえ言ってはいけないのですけど。


「今企画部に大手スポンサーさん来てるから。顔売ってくれば」

「それを先に言って下さい」


正直に申し上げますと売り込みは苦手です、路上で赤い目を向けられる方がまだ楽です。
上の人達の考えが今一つ掴めないのですよ、スカートを捲れば振り向くとも限りません。
もっとも体使って売りに走るビッチ共は大嫌いですけど、受け入れる方も大概にして欲しいです。
どの業界にもあると割り切ってしまえればなんとも楽になれることでしょう。

しかし自分がアンナコトやコンナコトされる姿を想像するだけで、んもう血管がぶち切れる勢いです。
誘惑に目がくらんで本質を見誤るなんてアーティストとして許されざる行為だとは思いませんか。
そんな野蛮人の集まりでも一流の作品を仕上げてしまうのですから一層腹が立つのです。
仮にそのような方々に頭を下げられても此方から願い下げてやるです。
私は性器でなく正規の手段で認められることしか目指していません。



217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 20:57:55.81 ID:XH8Cv2OP0

―――― ガヤガヤ

結構人がいるですね、やはり大手さんともなると待遇が違うです。
私のような売り込みもいますがスーツ姿の営業マンさんらしき人達も見受けられます。
あの中に混ざったとして印象に残れるでしょうか、そう上手くいくとも思えません。
神経を使う会議の後にうるさく付き纏われても邪魔に思われるだけなのでは。
ならば誰もが真似しないような手段でアピールするのが吉、となると。

―――― ポーン


「ささ。どうぞどうぞ」

「あ、あぁ」


ふふふ、幸いにもエレベーターガールさんはいらっしゃいませんでした。
我ながら中々にいいアイデアだと思います、気の利いた子に見られているでしょうか。
扉は閉まりましたものの若干空気が重いですね、話の出来る状態ではなさそうです。
何も無理に会話する必要はありません、印象にさえ残って貰えればいいのです。

しかしですが、企画部の方々の視線が冷たい、そんな邪険な目を向けなくてもいいじゃありませんか。
私だって必死なんです、覚悟が足りないとよく脅されますが頑張ってるんです。



219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 21:00:07.81 ID:XH8Cv2OP0


「君の名前は?」

「はひっ。中野梓と申ひますです」


噛みまみた、じゃなくてスポンサーさんから話しを振ってもらえました、大成功です。
しかも名前を聞かれてしまいました、これは好意を抱かれてると見て間違いないですよね。
流石はやればできる子です、大手さんが味方につけば事務所の待遇も倍プッシュされることでしょう。
そしてスター街道をまっしぐら、アルタイルまで届くやもしれません。


「なかなか可愛いねぇ」

「そうでs、っひ!?」


いいまおお尻にあたたたかい擦れた感覚が、これってもしかして、そういうことですよね。
痴漢ですよね、お相手は大手スポンサーのお偉いさんなのですが、こんな事態が起こりうるなんて。
良い人と勘違いさせておいて後から丸呑みする作戦だったのですね、酷すぎます。

蔑むべき人種がこんなところに、って逆に私が睨まれてるのはどういうことですか。
心が顔に出ちゃってますか、だからってそこまで強面を増幅させなくても。
企画部の人助けて下さいよ、一応同じ会社の仲間ですよね、どうして黙ってるんですか。
困った時は助け合いの精神で乗り切るべきじゃないんですか、今度何か企画して恩を返しますから。

あああ、もう最悪の展開です、ついにアイドル人生の終末でしょうか。
こんな些細なミスで全てを棒に振るなんて、まだ地盤さえ固まっていないのに。
何でもしますから許して下さい、出来る限りのことはしますから、そっち方面以外なら。



223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 21:03:36.36 ID:XH8Cv2OP0

「馬鹿野郎! そんくらいの覚悟がないなら辞めちまえ!」

その後、マネージャーさんの机を奪って放心状態でいると
戻ってきたプロデューサーさんに暴言をいただきました。
私には才能がないそうです、主に人間関係の作り方をまるで理解していないそうです。
アイドルの勉強をする前に人間の勉強をしろと怒鳴られました、何もそこまで言わなくても。

でも、と反発した瞬間にボリュームが最大になりました、まだ鼓膜が痺れています。
間違ったことをした覚えはありません、いつも正しいと思う方を選択してきました。
しかし答えは的外れだったようで、成長が見込めないと諦められてしまったのでしょう。
いい加減に諦めて別の道を探し始めたほうがよさそうですが気持ちの整理がつきません。
素直にお父さんに頭を下げる時期が近づいてきたような気がします。



227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 21:07:09.09 ID:XH8Cv2OP0

「軽音部同窓会のお知らせ?」

うなだれを継続させて帰宅したところポストに懐かしい単語を見つけました。
なんでも高校時代の軽音部で同窓会をやらないかということみたいです。
可愛らしい花柄がプリントされた絵葉書には紬先輩の優しさがそのまま残っているようです。

海外の大学に進学したらしいのですが、その先はあまり知らされませんでした。
お金持ちが羨ましいです、各国に別荘を持っているようですから色々な世界を見てきたことでしょう。
私なんかが想像するよりツーランク上の特別な待遇を受けているということです。

そういった世界にはやはり公にならない特異な苦労もありそうですが、考えるだけ野暮な話しですから。
とりあえず同窓会に焦点を絞ってみようと思います。

「皆さんどんな大人になっているでしょうか」

高校という一つの束縛から解放されてしまえば、悲しきかな次第に会うことも少なくなっていきました。
唯先輩と澪先輩は大学に進学したそうですが、その先までは耳にしていません。
律先輩は殿方とゴールインしてしまいあちらの世界に行ってしまいました。

それにしても一週間後とは随分と急かすのですね、何か理由があるのでしょうか。
あれほどの財閥ですから四人のスケジュールを完璧に把握していたという線も有り得ます。
むしろ好都合ですけどね、いつまで経っても皆さんに会いたい気持ちは変わりませんし。
考える前から答えなんて決まっていたのですよ。



231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/13(日) 21:09:25.22 ID:XH8Cv2OP0

「いってきまぁす」

特に返事はありません、一連の経過を耳にした両親には呆れられてしまいました。
勘当されるのも時間の問題でしょうか、この一週間ロクに会話をしませんでした。
兎にも角にも目の前の事が先決です、少し早いですけど遅刻したくはないですからね。

普通の居酒屋さんを予約する辺り何とも期待外れですが、この際我が侭は言ってられません。
足を進めながら過去を一歩づつ振り返っていきます、本当に懐かしくて楽しい時間でした。
あの人達のことですから大して変わっていないでしょう、なんとなくそんな予感がします。

同窓会で心のゆくまでは思い出に浸ったら、一つ前に気持ちを切り替えましょうか。
ここがターニングポイント、きっと皆さんが背中を押してくれるはずです。
それにしても楽しみです、早く会ってあの日々のように甘えてしまいたいな。



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