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玉の輿アニスちゃん & ガチ百合お嬢様 琴吹紬#前編 【エロ】


SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)@VIPServiseより

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1330749613/

玉の輿アニスちゃん & ガチ百合お嬢様 琴吹紬#前編
玉の輿アニスちゃん & ガチ百合お嬢様 琴吹紬#後編




1 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/03(土) 13:40:14.05 ID:+IlrY4IDO


あたしアニスちゃん
趣味はガルド拾い
特技はお金持ちのお坊ちゃまの誘惑
ローレライ教団神託の騎士団道師守護役所属、アニス・タトリン 13歳!


なんだけど………
ルーク様の超振動の影響で違う世界に飛ばされたみたい……

この世界にも人間はいて、街もある
でもガルドが通貨じゃないみたい!
おまけに言語も通じないし、アニスちゃん大ピンチ~!!

もう元の世界に戻れないのかな?

いや、こうなったらこっちの世界で玉の輿を狙うんだからね!!


「と、い~訳で大きな建物の前に来ました~。
 きゃわ~ん
 こんな大きな家に住んでるんだから、きっとかなりのお金持ちね~♪
 ………んしょ
 第一印象が大事ね。言語が通じなくても、可愛らしさはどの世界でも通じるはず!」


じゃあ、早速門をくぐって行こ~。



ガチャガチャ……


「あれ?ドアが開かないや………。
 ちっ。留守だったか……」


『アニスちゃんの世界では、人が他人の家に勝手上がり込むなんて日常茶飯事です。
 インターホンなんて習慣すらありません。』


「ま、いいか。その辺にも、まだ大きな家があるし………」

「あら?……何か御用?」


目の前には……
ナニコレ?めっちゃ綺麗な女性じゃない!?
あー、妬けるわ。

「えーと…。この家の人は……留守みたいですね?」

この女何者?
この家のお嬢様……?
はっ!!まさかこの家のお坊ちゃまの許婚!?

「あら……日本語がお上手なんですね。現地……の方ですか?」


あ………。
そうだ!3日ぶりに人と会話できた!
やった~!通じた!


「あのあの!あたしアニス・タトリン……て言うんですけど……」

「あらあら……可愛い。」

あたしはまだ知らなかった

この出会いが、あたしをあんな未知の世界に落としめるなんて………





3 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/03(土) 14:02:43.57 ID:+IlrY4IDO


「あたし!この家の人に会いたくて……いや、その……あたし、実は…!」

「ここ……うちの別荘だけど………」

「はぅあ!?そうだったんですか!?」

別荘?これが?
この女……侮れない…
こいつに兄弟なんて居たら……狙い目ね!!

「あの~、お嬢様。ご兄弟なんていらっしゃいますか?」

「私?いえ、一人っ子です。」

「えーと、じゃあ、お母様がいないとか、お父様が独り身だったりしませんか?」

「いえ……特に……」

ちっ………
なら、お父様の愛人関係を狙ってみるか……

なら早速、この女を取り入って……

「あの~、私、実はこうお家に一度でもいいから入ってみたくて………」

「………困ったわね……。お父様にはむやみに他人を家に入れるな、って言われてるの。」

「うっ………。そこをなんとか………?」


「じゃあ、一つ条件を与えます。それを守るなら、特別に入れて差し上げますわ。」

「え?ホント!?何々?アニスちゃん頑張る!」

「ええ……。私の妹になってくれませんか?」

「…………ほえ?」

「私、姉妹とかも居なくて、親戚にも身近な年齢の人がなかなか居なくて……」


「はぅ~ん。分かりました。今日からアニスちゃんはお姉様の妹です!」

「うふふ……可愛いわぁ~。」



ふふふ……計画通り
意外にチョロかったわね
さすがわアニスちゃん!



………妹ってなんだろ?



4 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/03(土) 14:30:46.54 ID:+IlrY4IDO

「ひっろ~い。おしゃれ~。最高です~。」

ルーク様のお屋敷並……

これは期待出来る!

「それでお姉様。お名前は何て言うのですか?」

「琴吹 紬です。」

コト……変な名前。

「あたしはアニス・タトリン。ローレライ教団神託の騎士団道師守護役です!」

「神託………?そういう学校があるんですか?」

「え?いや……学校って言うか、軍隊のような……」

待てよ
いきなり軍人なんて言っちゃったら、暴力的な女の子に見られちゃう!?

「………っぽい遊びが学校で流行ってました。」

「あらあら。楽しそうですね。」

………おし!
上手く切り抜けた
違う世界とはいえ、軽々しく自分を軍人なんて……



………って………

「はぅあ!忘れてた!」

あたしは今、謎の新世界に居て帰れないかもな状態なのに!
せっかく言葉が通じる人を前にして何やってんの!


「あの………何か?」

「あのあの!あたし、実はオールドランドからやってきたんです!この世界はなんて言うんですか?」

「…………。オールドランド?その様な国名は……。ここはイタリアですよ?」

「え?知らないの?オールドランド………。いたりあ?何それ?」

「………あら。やっぱり出身はこの辺りではないのですね。もしかして、日本人の方なんですか?」


「日本………?なんか聞いた事あるような……」

「アニス……。日本名ではなさそうですし……」


………やっぱ、そう上手くはいかないか……



5 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/03(土) 14:41:32.64 ID:+IlrY4IDO

グゥウウ~

「はわわ!?」

ヤバッ!こんな時にお腹が鳴った!
ああ、はしたない女の子に見られちゃう~!

「………まずは食事でも取りましょうか?」

「え?いや………」

「その……アニスちゃん?」

「えっ!?」

キモッ!!
女にちゃん付けされた!
何!?喧嘩売ってんの!?


「……とお呼びしてもいいでしょうか………?」



………なんなのその目…
うるうるして、餌を求めてる子犬みたいな………



はぅあ!
何?あたしの中の何かが反応した!



うう………


「……いいですよ。むしろ呼んで下さい。紬お姉様♪」
「よかったぁ~。ありがとうございます。アニスちゃん♪」


「はは………」


なんでこんなに喜んでるの?

なんか、こっちが可愛い感じてきた……



「そうですわ。せっかくですから、私が料理をお作りしましょうか?」

「ええ!?駄目ですよ!
 お姉様がお料理なんて!」

お嬢様の料理=激ヤバ
に決まってる!

「あたしがやります!」

「いえ……そんな。お客さまなんですから……」

「任せてください!妹の手料理、心して作ります!」


ここで手料理の実力を見せつけておくのもアリね
全ては玉の輿の為~♪


エプロンを付けて……

「お姉様は座って見ていて下さい。」

いざ出陣!


「アニスちゃんのエプロン姿………。
 可愛い……」



6 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/03(土) 15:12:44.34 ID:+IlrY4IDO

「………おいしい…」

「よかったぁ!お姉様のお口に合って…」

「エビの焼き加減がお上手ですね。
 素材本来の風味が増しているように感じます。……でも、こちらのカレーは独特ですね。」

「マーボーカレー?材料が足りたから作ってみたんだけど……」

金持ちはこういった庶民の味が美味に感じると聞いた事あったんだけど……
駄目だったかな?

「なんかお嫁さんの手料理って感じです。味もずば抜けてる気がします。
 アニスちゃんはいいお嫁さんになりますね?」

「そうですかぁ~?アニスちゃん嬉しい/////。」


好印象ゲットー!!

あたしサイコー!


「………もう、今晩のお食事会に行く必要はありませんわね……」

「え?お姉様、何か言いました?」

「アニスちゃん。もうお家に帰らなくてもいいの?暗くなってきましたわよ?」

「え?……あ……。」

家なんてないし……
家なき子=孤児!?

ヤバい!印象激悪!?

「あ、あ、あたしは………その……」

「………アニスちゃん。今晩は私は暇なのですけど、宜しければ泊まって行きませんか?」

「……へ?」

「見ての通り、この屋敷には部屋は沢山あります。
 本当なら使用人が数人いるんですけど、私、プライベートの使用人があまり好きになれなくて……」

「………。こんな大きなお屋敷で……1人?」


さすがに、それはかわいそう……



「…………うん。お姉様が1人で淋しいの、アニスちゃんも嬉しくないし。今日はここで泊まる!」

「本当ですか!?よかったぁ~。私、1人で居るのとか……本当に嫌で……」


ふふふ………タダでこんな豪邸に寝泊まり出来るなんて……
アニスちゃん、今日はめちゃめちゃラッキー!

今までは路地の端でタチ悪い野良犬を襲って食事、橋の下で寝泊まりだったし……
ようやく、ちゃんとした所で睡眠できる……



7 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/03(土) 15:30:22.01 ID:+IlrY4IDO

うひひひ

今日だけ、アニスちゃんはお姫様~、な気分♪


綺麗な部屋~

きゃわ~ん!


…………

………でも、なんか寂しい……


コンコン

「あの~、アニスちゃん。お風呂が沸きましたよ?」


「はぁ~い♪今行っきまぁ~す♪」

お風呂か~。
何日も入れないのは慣れてるけど、やっぱ女の子だし~。

ガバッ

「え?」

「お姉様。一緒に入りましょうよ♪」

アニスちゃんの必殺、相手の腕に飛び付き上目遣いでおねだる交渉術!!
……を、調子に乗って使っちった。
てへっ♪


「//////。ええ、是非一緒に…………。」

「きゃわ~ん!恥ずかしがるお姉様!可愛い~!」


なんか~
夢見たい!

あたし、本当にここのお嬢様になれないかな!?



「お姉様、肌綺麗~…」


服を脱ぐ姿もなんかさまになってる

さすがお嬢様!

「アニスちゃんも……。綺麗な肌ですね?」

「え?あたしですか?そんなぁ~。お姉様と比べたら~……」


傷を負ってもすぐヒール、オイルで手入れしてるから当然だけど………



8 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/03(土) 15:57:22.22 ID:+IlrY4IDO

「きゃっほ~!」
バッシャア-ン!

何!?すっごい広い浴場じゃない!泳げるじゃん!

「サイコー!快感~!」


ガララ……

「お湯加減はどうです?」

「はわ~。最高ですぅ~。お姉様~。」

………とっとっと。
あくまで上品に………

「えいっ!」

バッシャアーン!

え!?何!?何が起こったの!?


「ぶくぶく……ぶはっ。気持ちいいですね~。」



お嬢様が飛び込んだぁああああ!!!!?

「お姉様!?あの……」

「使用人がいると苦笑いをされるんです。だから、今だけ………ね?」

「あ、あは、あははは。」

ぽか~ん

ひょっとして、
見た目以上にはしゃぐタイプの人?


「………えいっ!」

ムギュッ!

「はぅあ!?」

きゃっ!何!?胸!?


「アニスちゃん。ぷにぷにしてる~。」

「きゃっ……はわ……あ……お姉様……やめっ…!」


この……お風呂に入っただけでテンションが全く変わったわ……


「お……お姉様だって!」
「ひゃっ………もう、アニスちゃんったら……えい!」


も、も~ ………
なんでお嬢様相手にこんなことやってるの?


「も~、いい加減に…………。!?」

ふと顔を上げたら、目と目があっちゃった……


「……アニス……ちゃん…」

………え、何!?この状況!?

いつの間にか、お嬢様の手があたしの背中……腰に……

「あ………あの……」



13 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/03(土) 20:56:41.60 ID:+IlrY4IDO

「あの………」

「アニスちゃん……やっぱり綺麗な肌……」

「そんなぁ、お姉様の方が白くて綺麗な肌ですよぉ~。」

「アニスちゃんの褐色の肌………なんか神秘的。それに長い黒髪……綺麗。」



いやぁ……確かに髪には自信あるけど……
なんか髪の毛の触り方がやらしいんですけど……



………やらしい!?
なんでよ!?



「ふぁあ!?……ひゃ…」
「やっぱり肌の触り心地……癖になっちゃいそ…」


はわわ……なんかやらしい手つき………



って、なんでやらしいの!?

どうしたのお嬢様!
なんか凄く感じちゃうんだけど!
なんで女同士でこんな事を!?


「あ、あの、お姉様?」

「……アニスちゃん……」


あ……でも綺麗な目だなぁ

自然と顔が緩んでくる……なんか力が抜ける……

あ……気持ちいいかも……


「…………はわわ…」


目……近くでみると本当に綺麗……

お姉様……やっぱ綺麗だな……

どんどん近くなって……
匂いもしてきた……

いい匂い……

近い……お嬢様の吐息が私の唇に…………



がぁあっ!?


「ちょっとまった!」

「は、はい!?」


危ない危ない!
何やってんの!あたしの唇はそんなに安くない……

って、だからなんで女同士で何やってんのよ!?



14 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/03(土) 21:16:58.56 ID:+IlrY4IDO

「お姉様!どうしちゃったんですか!?」

「え?え?…あの何か?」

「いやいや!もう少しで…その……キスとかしちゃうとこだったんですよ!?」

「え?姉妹なら、軽いスキンシップぐらいにはするんじゃないでしょうか?」

「し、しませんよぉ!!何言ってるんですか!?」

「え?だって、私の持ってる本には………。
 それに律ちゃんに聞いたら、姉妹じゃよく有る事だ、って……。おかしいですか?」


「………。よく分かりませんけど、多分その人にからかわれたんじゃないですか?」


分かる……
あたしの周りにも、口から雪崩のように嘘をまいては
翻弄される人々を眺めて楽しむ悪魔みたいな性格の人がいるし………

きっとお嬢様だから、間違った知識を騙されて教えられたんだなぁ………


「………とにかく、むやみやたらに他人にキスをしたら駄目じゃないですか。」

「そんな!私だって、ちゃんと相手を見てからしていますわ!」

「それに女子同士なんて嫌でしょ。なんの得にもならないし……」

「いえ……得に嫌じゃないです。」

「はぁ……そうですか。」


「むしろ、やってみたいです!」

「はいはい…………

え?」



あり?
今、なんか嫌な予感がした………


「特にアニスちゃんのような可愛い娘となら……ホント……………」


え?何?その目?
また、小犬がねだるような感じで………


え?
え?
えぇえええ~!?


まさか、このお嬢様ってそういう趣味の人だったの!?



16 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/03(土) 21:34:43.02 ID:+IlrY4IDO

「え!?あ、え!?」


「い、いえ。よければの話ですけどね……」

「あ、あう………
 えぇええ!!?」


何!?
この状況!?

ヤバい!
なんか変な汗出てきた!

なんか、今まで感じた事のない恐怖が……
大佐が楽しみにとって置いたケーキを間違えて食べちゃったのがばれた時みたいな………恐怖!?



「はわわ………あ、あたしそろそろ出ようかな!!」


駄目!
今すぐトグナガを持って…………

早く服着ないと!


「きゃわっ!?」

ドスン!

いったぁ~

なんでよりにもよってこんな時に転ぶのよ!?


「あの……大丈夫ですか!?」


「ふぇ?……ぎゃぅあ!?」

肩触られただけで……
素肌触れただけで……
なんか刺激が走った!

何!?もう全身が性感帯なの!?

あたしの身体!なんかおかしくなってるぅうう!!


「せっかくの綺麗な肌が傷ついてはいけません。どこか、怪我してませんか?」


「い、いや………ひゃぁああ!?」


も、もう触らないで!!
身体が……ホントにヤバいんだって!!

気持ち良すぎて、頭が狂ってきちゃううう!!!


「だだだ大丈夫です!!
 おおお姉様は、ももうちょっとゆっくり浸かっていった方がいいよ!!!!」


「え?あ、はい……」



17 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/03(土) 21:53:08.78 ID:+IlrY4IDO

いいベッド……
広い………
3人ぐらい寝れるんじゃないかな?


そして、そのベッドの真ん中で布団に包まって子猫のように小さくなってる
あたし…………


「……はぁ……はぁ…」

今、あたしは異常なまでの心拍数、吐息、布団を握り締めて………

とにかく怯えています!!

恐怖しか感じません!


この広いお屋敷の中に、あたしとあのイカれたお嬢様が2人きり!!

あのお嬢様は、あたしの唇………いや、身体を狙ってきます!!

魔物なんかより遥かに怖い!
昔、誘惑し過ぎてロリコンのド変態富豪に屋敷に連れ込まれそうになった時より怖い!
怒った大佐より………


………怖い!!大佐はあたしの身体を傷ものにしたりはしないもん!
心はズタズタにされるけど………

魔物や変態はトグナガで成敗できたけど………



あう~

こんな屋敷、さっさと逃げ出せばいいのに!



嫌!!
念願の豪邸生活を捨てたくない!

そうよ!
玉の輿になれるんなら、多少の障害ぐらい!
我慢すればいいんだ!
所詮、女であるお嬢様があたしにできる事なんてしれてるはず!

それぐらい我慢できなくて、玉の輿なんて無理よ!!

意外と棘の道なんだなぁ…



コンコン

「あの~。アニスちゃん?ちょっといい?」


キターーーーーー!!!!
嫌だあ!!怖い怖い怖い!

お金の為!

でも怖い!



18 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/03(土) 22:09:23.23 ID:+IlrY4IDO

「ど、どうぞ。」


く~
まだ覚悟が出来てないけど………

あたし頑張る!

見てて!イオン様!
守って!イオン様!



「あらあら、やっぱり同じ服を着てる。」

「え?服?」

「せっかくお風呂に入ったのに、また汚れた服をきちゃうなんて……」

「だって……替えなんてないし……」

「はい。これ、私のなんだけど………着れない事はないと思うの。」


服……あ、綺麗。

うわ、めちゃめちゃ豪勢じゃん!

「はぅう~!ありがとうございます!」

「じゃあ着替えましょ。」

「……え?」



ぎゃぁああああ!!

そういう作戦かぁあああ!!!!

服に目が眩んでほいほい裸になった無防備なあたしに………

侮れん!


「いえ、せっかくですが…」

「はい、脱いで脱いで♪」

「え?うわっ……ちょっと!?」


え?何?
凄い力………

え!?嫌!!
ダメ!

ダメ!脱がされる!!

「ちょ、ちょっと!」


もうダメ!トグナガでいっその事………


ってダメー!!

お嬢様を傷つけたりしたら、もうこの家追い出されちゃう!!


「い…いや……だめぇ…………あ……」


あう~………


イオン様……
穢れるあたしをどうか嫌わないでください………



19 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/03(土) 22:31:30.21 ID:+IlrY4IDO

「はい。完成~。」

「…………あ…」

「どう?気に入りました?」

「……可愛い……」


チョーかわいい!!

鏡にうつる私、まるで妖精じゃん!!
服以上に中身の素材が最高なのね!!

いや、服もやっぱ超豪華!そんな服が似合うあたしってば、も~惚れ惚れしちゃう~♪

「可愛いですわ。アニスちゃん。」

「……えへへ………」



見た!?見た!?
恥ずかしがるあたしのきゃわい~笑顔!!
もう天使じゃん!

もうサイコー!!



「あ、ありがとうございます。お姉様。」

「お古がちょうどのサイズでよかった。

でも、下着はさすがになかったわ……。大丈夫?寒くない?」


「はい。スカートの中はドロワなんで特に問題ありません。」

「そう?ならよかったですわ。」



う-ん、せっかくの服で寝ちゃったら、ゴワゴワにならないかな?
高そうなのに、もったいないなぁ~


「あのー……」

「はい?なんでしょう?お姉様?」

「その………。さきほどはすいません。何か私が間違った事をしてしまって……」

「え?いや……別に……いいですよ。」

危うく一生消えない心の傷を貰うとこだったけど……

「あの……。姉妹が一緒のお布団で寝る……と、いうのも変でしょうか?」


「へ?」


一緒の布団で………

…………寝る!?



20 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/03(土) 23:02:16.62 ID:+IlrY4IDO

「私のお友達に、仲がとってもいい姉妹がいるの。
 たまにお姉さんの方が一緒のベッドに寝た時の話をするんですけど……。
 楽しそうなんです……」


…………

…………はっ!

何考えてるの!?

寝るったって、同じ布団に入って目をつぶるだけでしょ!

宿屋のベッドが一つしかない時とか、よくティアと一緒に寝てたじゃん!



「ま、まぁ…………。
 それぐらいなら……」


「よかったぁ~?私、一人で眠るのが淋しかったんです!」

「あはは…。お姉様に喜んで貰えて、アニスちゃんも嬉しい~……」


ただ、寝るだけだよね?


何もしないよね?



「じゃあ、寝ましょっか?」


「は………はい。」

緊張する~!!

なんなのこの感じ!!

「あ………。隣に人がいると、お布団の中ってさらに暖かくなるんですね。」

「あはは……。そうですね……。」



とりあえず相手に背を向けて防御の構え

寝ろ!寝てくれ!

早く熟睡して~!

安心できない!!

あたしの方が先に寝たら、無防備なあたしの身体に何をされるか………


「ふふ………」
ムギュ

「はぅあ!?」


て、起きてる内から攻めてきた~!!!

後ろから抱き付かれたー!

ちょ!?
やっぱそういうつもりだったなの!?



21 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/03(土) 23:14:37.74 ID:+IlrY4IDO

「アニスちゃん……いい感触……やわらかい…」

「はわわわ………」

「なんか、小さい頃にぬいぐるみを抱いて寝ていたのを思い出しますわ~。」


ググ……


そんなに力を込めて締め付けられたら……

確かにアニスちゃんはぬいぐるみ並、いやそれ以上に可愛いけど………


でも
お嬢様の身体も暖かくてやわらかい……



「はぅう~……お嬢様…」

「ホント、かわいい妹……。アニスちゃん……」

……ムニュ……

「………ひゃぅ!?」


え!?胸!?
なんで触るの!?


あ……もう……

「ひゃぁあ……お姉…様……だめ……」


「やっぱりやわらかい……。ぴったり手にはまる…………かわいらしい……」


「………寝るだけ……じゃないんですか……?」


「え?姉妹が同じお布団に入ったら、お姉さんが妹にこうするものなんじゃ?」

「…………また、さっき言ってた人の入り知恵ですか……?」

「え?やっぱりおかしいの?また律ちゃんの嘘?」


……はぁ……はぁ……

なんでこの人はそんな嘘に騙されてばっかなのよ……



ギシッ


「……え?」


お嬢様があたしの顔の前に手を付いた
仰向けになると、お嬢様の体は私のちょうど上においかぶさっていた………


え?え?

なに………この状況……?



22 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/03(土) 23:35:25.71 ID:+IlrY4IDO

………

あたしは今恐怖の絶頂を迎えている………

布団の中であたしの両横に手をついて上に覆い被さっているお嬢様……

その目が……今までと違う



この目………
魔物が獲物を睨むとき、これぐらい眼光がするどくなるよね……

獲物…………

……あたしだ………



「え!?………あ、あの………」


ザッ!

お嬢様の素早い右手があたしの左手首を押さえつけた………

え?まさか……


「……い…いや……」

「………」

無言のまま、あたしを睨み付けてくる

表情も………怖い……

押さえつけられた左手も力が込められて痛い……

なんなの……?


「痛………!?」

なんとなく、お嬢様の顔があたしの顔に向かって近づいてる感じが………


「いや……ちょっとまって……」

ザッ!

右手でお嬢様の顔を押し退けようとしたが、一瞬にしてお嬢様の左手に抑えられ…………

ギシッ


え?

ちょっと?

え?

これ、ヤバいんじゃない?

これ、さっきまでの雰囲気と違う………


マジだ……

お嬢様………マジだ!!



「痛い……手が痛いです…………お姉様………」



「………アニスちゃん………かわいい……………」



23 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/03(土) 23:56:01.28 ID:+IlrY4IDO

怖い………

怖い怖い怖い………



「アニスちゃん……」

「……え……?」


また、目が近寄ってくる


いや……

その目は………嫌だ……

怖い……


「いや………あ………いや……嫌!嫌だ!嫌だって!ちょ!!あ!」


「………静かに……」


「あ………」


黙ってしまった……

いや、黙らされた……

口を封じられた……

お嬢様の………唇で……



ただ塞がれてるだけじゃない………

入ってくる……入れらるてる…………

舌が……


「…んん………ふぇ………んくぅ……」


あ………また胸……触られてる………

手がいつの間にか解放されてる………

でも、もういいや……

なんか、もういいや……



24 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/04(日) 00:15:02.44 ID:YnIXqk2DO

「むぐぅ………………ふぁ………ひぃ!?」



え?
なに?
どこ触られたの?

あ………

スカートの中………


あ………

「え………い……や、やだ……いや……だめ…あ…」


「……大丈夫だから…」


あ……いや………いや!

ダメ!

そこは、まだ早い!

あたし、そんなの……


や、だめ!!

なんかくる……

頭が…………


「あ……だめ………もう………だめ………!!」


いや!!

………あ……


なんか………凄く気持ちいい………


スッキリする…………



「……はうぅ………」


あ………なんか………

濡れてる……


「あらあら………。
 凄い事になってますね……」

「……え?
 ……………ぇえ!?」



え!?

やだっ!!

濡らしてる!

ドロワやスカートや布団が………


「!?……あ、あ……」

「予想以上にかわいらしかったので……………つい。でも、気持ち良かったんですね……」



25 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/04(日) 00:20:00.81 ID:YnIXqk2DO

「ふぁ……ふぁあああ~!!!」


「え?あの………アニスちゃん……?」


「お姉様のバカぁ!アニス、怖かった!!なんでこんな事するのぉ!?」

「……………。」


ギュッ


「ふわぁあっ!?……」

「かわいかったから………アニスちゃんが……」


だからって、抱きしめて済まそうたってそうはいかないわ………

アニスちゃんにこんなに恥をかかして……

でも、完全な嘘泣きじゃない……

お嬢様の顔はマジで怖かったし………

それが元に戻った安堵感やら緊張の糸が切れて、ドバッと涙が溢れてきた……



「それに………お姉さんだから、多少は強引にしなきゃ……って思って……」


「………ぐすん……お嬢様の姉妹に関する概念はおかしすぎます……」


「ごめんなさい……」


「…………もう寝むりたいです!」

「分かったわ。もう何もしないから………」

「………え?この布団を使うんですか?」

「え?何か問題でも?」

「いや………あたしが濡らしちゃったし……」


「私はむしろ、アニスちゃんの匂いが染み付いてて、寝心地が良くなったと思うんですけど………」



この人………

やっぱり頭オカしい!!



27 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/04(日) 09:13:13.44 ID:YnIXqk2DO

……………さて

昨晩、あたしは熟睡していた

なんか寝る前に冷や汗を掻き過ぎたせいか、ぐっすり寝れた……

この人の横で……

「…………zzz」

気持ち良さそうにすやすや寝てるし……

あたしが寝ている間に何かしてたんじゃ………



でも、寝顔はかわいい………

癒される………

昨日、あんな雌豹だったとは思えない……



あれ?

………なんか下の方がむずむず………


「………はぅあ!?」


しまったぁあああ!!!

マジでこの布団で寝てたのかぁ!?

あ!!
しかもまだ濡れたまんまの服まで着てるし!

ドロワとか、肌触りがぬめってしてめっちゃ気持ち悪い!!


「んにゃああああ!!!」

絶叫の中、あたしは布団を飛び出す……

服を脱ぎ捨て、昨日お嬢様の持ってきた服の中から別の服を選んで着た……


「うへへ……あたしってばマジでかわいい~♪」

鏡にうつる自分の姿に酔いしれる事30分……

………だって、

ホントにアニスちゃんってばかわいいんだもん♪



「……う~ん……」

「はがっ!?………」

ベッドから声が………



………寝返りをうっただけのようだ………


今の内だ!!

早くここから逃げないと!

アニスちゃんの体は将来アニスちゃんを

(金銭的な意味で)幸せにしてくれる運命の王子様のものなんだから!!!

こんな女が夜な夜な自分の不埒な欲求を満たす為に使われる玩具なんかじゃないんだからね!!



28 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/04(日) 09:26:40.80 ID:YnIXqk2DO

…………ちょっと小腹が…………

あ、昨日料理した時、材料がまだいっぱい余ってたような………



なんか食べていこか……

ん?

「うわっ。なんか、この場に似合わない写真立て……。安っぽ……」


なんで広いのリビングのこんな目立つところに……


あ、お嬢様
……と同じ服をした他の女が4人……

制服?軍服?……あ、学生服なのかな?


でも、お嬢様以外は幸薄そうなのばっか……

こいつなんてアホまるだしの面してる……

このカチューシャは……なんか意地汚そう……

こっちの背の高いのはカッコよさそうなのに、
なんでこんな恥ずかしそうな顔してんの?写真が恥ずかしい?……実はシャイ?

………んでこいつはダメだ!黒髪ツインで童顔!?
アニスちゃんとキャラかぶりを狙ってんの!?

まぁ、どうせアニスちゃんの方が、若くてピチピチですよぉ~だ!



でも………お嬢様は幸せそうな顔してるな……

でも、なんか板を叩いてるように見える?
白黒白黒……ピアノ?



………って、こんな事してる場合じゃない!!

さっさと何か食べ物……



ふと、あたしは思いだしてしまった

昨日、料理を美味しそうに食べていたお嬢様の顔を…………


「…………」



29 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/04(日) 10:10:52.31 ID:YnIXqk2DO

と、いうわけで

アニスちゃん特製シチュー完成~♪


………なんでこんな時に本格クッキングを……

でもでも~
キッチンに立って豊富な食材を目にしたら、
どうしても腕をふるいたくなるのが乙女の性~、て感じ~?


………一応……お嬢様の分も作っておいた

だって……ほら
一晩こんな豪邸に泊めてくれたわけだし………

でも、昨晩ベッドの中で体で払わされたような…

むしろ、おつりをよこせ!


「あらあら、かわいいエプロン姿ね~。朝からいいものを見せてもらいましたわ。」


「でっしょ~。アニスちゃんは何を着てもかわ……」



はぅあ!?

お嬢様が起きてきた!!

しまった!
絶体絶命!!



「はわわわ………。お早うございます……お姉様…」


「いい匂いです~。朝ご飯。作ってくれてたんですね~。」

「あ、がぁっ……は、はい!そりゃもー、お姉様の為に心を込めて作りました!!」


「あらあら。では、早速いただこうかしら?」



あう~

イオン様、あたし何かいけない事をしたんでしょうか?

もう、あたしには救いはないのでしょうか?



「朝起きたら手料理を作ってくれるなんて……
 アニスちゃんはお嫁さんみたいですね?」

「あは、あははは……」



30 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/04(日) 10:24:22.90 ID:YnIXqk2DO

「あら、おいしい。すごくおいしいですわ!」

「………はい。ありがとうございます……」


眠り薬でも入れとけば、隙を作れて逃げれたかもなのに………

……い、いや!

何を言ってるの!?

今日こそ、お金持ちのお父様にあたしを紹介してもらわないと!
もう親族やらなんでもいい!!
あたしは!その為に昨晩だって……!


「ホント、アニスちゃん。本当にお嫁さんになってくれたら、いいですのに…」


「へ?……え!?ホントですか!?」

え?何々!?

あたしを誰かに紹介してくれるの!?


「…私の……かわいいお嫁さんにしちゃいたいです……」


「………はい?」


………はぁ……

なんだ冗談か……

そりゃあんたが男だったら

ベッドの中で既成事実になってるんだから
脅してでも 婚約に持ち込ませるわよ!


「無理ですよ~。お姉様は女の子なんですよぉ~?お嫁さんになる側ですぅ~。」

「あら?でも……、確か同性婚ってものがヨーロッパにはあると聞いたのですが………」


「どーせい?」


「おなじ性別同士の結婚でも、法的に認める………というものです。」



……………ん?


何?


あたしの中に何かが走った………



31 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/04(日) 10:39:26.82 ID:YnIXqk2DO

「…………それって、つまり財産も共有するんですか!?」

「?……ええ。法的には婚姻となるので………」



あたしが玉の輿を狙う理由………

お金の為!
お父さんやお母さんを楽にするため!
自分のため!

その為にならキチガイペドロリ伯爵や野蛮国の鬼畜王、箱入り馬鹿お坊っちゃん、
言ってしまえば大佐とでも結婚する覚悟があった………


あたしの、オールドランドでは同性の婚姻なんて、法的にはおふざけ程度の話だった………



「お姉様……それ、ホントですか?」

「え?……ええ…」


「……マジですか?」


「?……………??……」

お嬢様はおろおろしてる…


あたしが今考えてる事……


同性でも結婚できる……

目の前にはちょっと抜けてそうだけど超お金持ちのお嬢様……


昨晩、既成事実………



「………お姉様………いやお嬢様………」


「は、はい?……何か?」


「あたしと!結婚してください!!」



32 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/04(日) 11:01:10.29 ID:YnIXqk2DO

「え?………あ、あの………え?」


「結婚です!あたし、お嬢様のお嫁さんになりたいんです!!!」

「は、はい………ですが……その……あの……」



なんとなく、お嬢様が怯えてるような気がする……


多分、今のあたし、すんごい迫力の顔でお嬢様に迫ってるんだろな……


でも、ダメ!

ここでひくわけにはいかない!!!


「あたし!あたし!お嬢様の為ならなんでもします!毎朝ご飯つくります!!
 お風呂も一緒に入ります!!夜だって、いつでもお相手します!! 」


「………え、えと。でもね………」



ここだ!!

チェンジアップ!!


「それとも………お嬢様、アニスの事が嫌いなんですか……ぐすん……?」


「え?えぇ!?……いえ、そのような事は……」


アニスちゃん必殺!ヒットアンド泣きじゃくり!!



決まったー!

大佐以外の人なら、例え相手が女性でもこれを食らったらイチコロよ!!



「………ごめんなさい。私一人では決めきれません。あたしのお父様に聞いてみないと……」


「はぅううう……」


ちっ

やっぱり金持ちは親類の賛同を気にするんだから…

やっぱりこっちの世界でも女の子同士の結婚も難しいのかな……?



33 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/04(日) 11:27:15.58 ID:YnIXqk2DO

「………でも!アニスちゃんがお嫁さんになってくれるなら、ぜひそうしたいし!……だから……」


「……なら、今日は姉妹じゃなくて、夫婦になりませんか?」

「え?」

「だ~か~ら~、今日はアニスちゃんがお嬢様のお嫁さんになります!」


とりあえず、そういう事にして、今日もこの家に居座ろ~♪

なんたって、玉の輿がかかってるんだから……

相手は女だけど
お金持ちならなんだっていいし~♪


「……はい。そうですわね…。そうしましょうか!」

「はわ~ん。アニスは今日からお嬢様のお嫁さんですぅ~!!」

「じゃあ、またアニスちゃんでいいかしら?呼び名………」

「はい!んで、あたしはなんてお呼びしましょうか?コト………」


名前……
コト………なんだっけ?

もぉ~、コトちゃんでよくない?



「ムギ……。お友達はそう呼んでくれてました。」

「ムギ?ムギちゃん?
かわい~ですね!じゃあムギちゃんで!!
ふつつか者ですが、今日からお世話になります。
ムギちゃん。」


「//////。こちらこそ。アニスちゃん………」



よし

後は、お嬢様をオトすだけ…………



35 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/04(日) 13:12:01.07 ID:YnIXqk2DO

……………

でも、具体的に何をすればいいんだろ?


お嫁さんって言ったら、ご飯を作ってあげたり、お風呂で背中を流してあげたり、夜のベッドで……


……て、もう既にやってる事ばっかじゃん!

え!?
じゃあ、これ以上何をアピールすればいいの!?


「あの、アニスちゃん。よかったらこの後、私の部屋に来ない?」

「え?あ………はい!」


部屋………私室……

え?昼間っから!?


いや~ん!お嬢様ってば大胆!!


「何々!?何するの!?ムギちゃん。」

「大したことではないのだけれど……。実は、最近ハマってる趣味があるの。」



趣味………?


いゃぁん!なんか期待しちゃう~♪

お嬢様の趣味…………


え?

なんか危ない事じゃないよね?

この人ならやりかねん!


「あ……あの。趣味って?」


「音楽です。私、最近ピアノの練習にハマってて…」


「へ?」



案外普通でした



36 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/04(日) 16:28:46.90 ID:YnIXqk2DO

やっぱお嬢様の部屋はひっろ~い!!!


なんかいい匂いする~



んで、でかいピアノがある

でかさだけじゃなくて高そう……


「ムギちゃんのピアノ~♪わくわく♪…わくわく♪」


うっは~

高そうな壺!
なんか光ってる
………宝石!?


きゃっは~♪


…………あ、なんか聞こえてきた…………



……………

……………


なんだろ………


……………



37 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/04(日) 16:40:05.71 ID:YnIXqk2DO

「あまりレパートリーはなくて……。
 気に入った曲だけを独学で弾けるようにする程度なんですけど……」


「いえ!さすがお嬢様です!あたしなんて、楽譜も読めませんよ……」


「いえ、私も………。音楽は習い事の一つに過ぎませんでした……。」


「……どうかしましたか?」


「い、いえ………。
 ………そうですわ!
 アクセサリーなど興味ありませんか?」

「え?装飾品ですか?ありますあります~。」


キター!!

何々!!?
金のブレスレット!?
ダイヤの指輪!?

はわ~ん
宝石が埋め込まれたティアラなんかも~



「はい、これ!」


「うわぁ~………あ?」


…………?

カチューシャ?

それに………猫耳?


「猫耳バンドです。」


「あ……はは。かわいいですね………」


「アニスちゃんに似合うと思うわ~♪」



やっぱ、この人………変



38 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/04(日) 16:55:46.19 ID:YnIXqk2DO

「うわぁ~。かわいい~……」


「……あはははは……」

そりゃあたしは何をつけてもかわいいだろうけど……


う…………でも

猫耳なあたし……

破壊力バツグンじゃん♪


「あの!アニスちゃん!」


「は、はい!?なんでしょうか!?」


「にゃ~……って、言って下さい………」


「………へ?」

「にゃ~………です!」

「……にゃ、にゃ~…」


「あぁ………癒されますわ~……」


「あはは……。良かったですにゃ~。私も嬉しいですにゃ~……」


「そうですわ!
アニスちゃん!これを…」


白黒の……服?


「猫耳メイド~。最高のシチュエーションですよね~。」


「にゃぅあ!?」


な、な、
なんであたしがメイド服なんて!!?

使用人の服なんて着たら、幸が薄くなっちゃうじゃない!!


………ま、かわいいのは認めるけど………


「ささ、お着替えしましょう♪」

「え!?え!?
…………にゃわっ!?」


またこのシチュエーションなの!!?


「い、いや!!
 ちょっ!………自分で脱げるから………
 あ、いや!?」



あう~…………


この人のお嫁さんはやっぱ嫌かも………



39 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/04(日) 17:06:14.28 ID:YnIXqk2DO

「かわいい~!!
アニスちゃん!可愛い過ぎます!!」


「……あ、ありがとうございます……にゃ~。」



あは、あはははは


もう、なんでもいいや……


「あ、あの~……ムギちゃんはこ~ゆ~のは着ないんですか~?」


「あ、私?私は着るのより、着ている人を見るほうが好きなので……♪」



はぁ~……

なんか疲れた………


あたし、こんなのでお嫁さんになれるのかな?


玉の輿の為にも、結婚まで持っていかせなくちゃならないし………

その為にも、お嬢様を誘惑して、あたしの虜に………



あれ?


「あ、あの~、ムギちゃん?」


「はわ~……ふぇ?なんでしょ~か?」


あたしに見惚れてる?


あれ?今、ひょっとしてチャンス!?



40 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/04(日) 21:11:22.57 ID:YnIXqk2DO

「……えへへへ……
ム~ギちゃん。」

「ふぇ?…………あ……」


姿勢を低くして、お嬢様の懐に入り込む

上目遣いで近づき………


「………にゃ~ん。」


「えっ!?あ、アニスちゃん!?」

「ごろにゃん♪」


そのまま胸の中へ飛び込んだ

頭を胸の間になすりつけてグリグリ~

「……あ……アニスちゃん、どうかしましたか………?」


「にゃ~♪にゃにゃっ♪」


もう言葉なんて発しない……

あたしはかわいい子猫

子猫になるんだ!!


ペロッ

「あ……やぁっ!」

そのまま首筋を軽く舐めて………

もういっそしゃぶり付いちゃえ!!


カプッ

「ひゃぁっ!?……アニ……ス……ちゃん?……やっ………あ…………」


さっきや昨晩とは違って、今はアニスちゃんが先手を取ってる~♪


こう見ると、お嬢様も意外とかわいい~



「にゃふ~ん♪」


「アニ……ス……ちゃん…………どうし……ちゃったんですか…………?
 ひぃあん!?」


今度は耳たぶを軽く噛んでみた……


どぉ?

お嬢様

あたし、こんな子猫にもなれちゃうんだよ?



41 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/04(日) 21:51:02.67 ID:YnIXqk2DO

大佐はあたしを
かわいい妖精のふりをして危険な森に連れ込む皮をかぶったゴブリン
って言ってた……

……ゴブリン………って…………さすがに嫌だな


でも、それで悪い?

人を魅惑するために見た目に気を遣う可愛いゴブリンがいるんなら……



「にゃ~ん♪」


今、私は子猫

子猫の皮を着た小悪魔かもしれない

……だから………

お嬢様を襲っちゃうんだから♪



「………い……あ……。アニスちゃん……もう……」
「にゃにゃっ、にゃっは~♪」

ゴソッ

「あ………だ、だめです………あ……」


胸元から、お嬢様の服の中に手を入れた

お嬢様の胸を直に……

なんか普通の大きさ

ティア(巨乳)といつも一緒にいるせいか、あたしの基準がおかしくなったのかな?


でも………柔らかい


「あ………いや……」


お嬢様の喘ぎ声………

………心地いい

あたし、なんか獣の本能にでも目覚めたかな……?



「にゃひゃっ♪」

「……あ………ダメ!」


服をずらして、お嬢様の素肌が露になった……

お嬢様の……
大き過ぎず、小さくもない胸………


ペロッ

「ひぃ!だめ、ダメです!あ、やぁ!」


いい匂い………

いい舌触り………

お嬢様は制止しようと手であたしの肩を押してるけど、力がほほんど入ってない………

「あっ!………やぁ……だめぇ……」



42 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/04(日) 22:10:11.29 ID:YnIXqk2DO

「にゃは~♪子猫をなめちゃだめですにゃ~♪」


「はぁ……はぁ………」


どうかな?
アニスちゃん頑張ったよ


お嬢様、満足した?

まだ足りない?


なら…………



ガシッ

「にゃぅっ!?」

え?
肩が……痛い

さっきまで全く力が入ってなかったお嬢様の手がものすごい力で掴んでる……

指が食い込んでる……



ドサッ

「にゃがぁっ!?」

そのまま引っ張られて、反転して………

気が付くとベッドの上に仰向けで………



あれ?

なんでまた……こんな……


「あの………え~と…」


恐る恐るお嬢様の目を見た…………



やっぱりだ


昨晩みたいな目をしてる……

しかも、今回は口元がややにやけている……


「……アニス……ちゃん……」


「ふぇっ!?あ……あの………」

「いたずらな……子猫ちゃんね………」



43 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/04(日) 22:17:33.21 ID:YnIXqk2DO

ガシッ!


「あっ!痛っ!?」


もの凄い力で胸を掴まれた………


痛い!

痛い痛い痛い痛い!!!


「痛い!痛いです!ムギちゃんやめて!」



ギシッ


お嬢様があたしの上にまたがって………


バサッ


「ひぃっ!?」


服の上半身部分を下げられた!!?

いや……

素肌が………

胸が見えてる……


「いぃ!?いやっ!!」


「……あら?…もう猫の真似をしないの?」


ギュッ

「ひぐぅ!あ!痛い!」


痛い!
胸の先をつねってきた!

痛い!痛い!

千切れる!やめて!!


「やめて!痛いよぉ~!!やめて!やめて!やめて!やめ…………」



もうダメ!



「んぎゃあぁあああ!!」

「!?」


絶叫とともに、あたしは両腕をお嬢様に向けて思いっきり伸ばした!!



44 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/04(日) 22:33:49.27 ID:YnIXqk2DO

ムギュ!!

「えっ!?……あ、やぁん!!」


お嬢様の露になっていた胸にしがみ付いた

今度はかなり力を込めて!


「やぁん!痛っ……もぉ!!」

「うぎゃっ!?」


またあたしの胸に激痛が!

お嬢様の私のを掴む力がさらに増した!?



「………う、きぃっ!」

歯をくいしばりながら、あたしも自分の両手に力を込めた


込めて込めて込めて…!!


「あんっ!!……ん!!」

「ひぐぅっ!……だ……だめ……」


弱音を先に吐いたのはあたしの方だ………

向こうは上から押さえつける分、力も強かった


あたしもお嬢様の胸や先を掴んで、これでもかってぐらい引き下げるけど………


…………ダメ!


まけちゃう………!



「あぐ……あ………んぐ!!!」

「えっ!!?」


もう片方の手をお嬢様のスカートに伸ばした

昨日、あたしはあれを食らって、一瞬で昇天してしまったから

逆転を狙うにはそこしかない!!



「えっ!?やぁっ!!」


お嬢様の胸を掴む力が若干弱まった!!

チャンス!!

一気にスカートの中に手を差し込んだ!



45 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/04(日) 22:48:22.67 ID:YnIXqk2DO

とにかく突っ込んで


手探りで



「やぁっ!?いやぁっ!」


明らかに向こうの力が弱まってる

効果的だ!



……クチュ……


「ひぃっ!?」

指に力を入れると、なんか妙な感触………

あ、入っちゃったんだ……………


このまま、力を込めて掻き混ぜちゃえ!



「やぁっ!!んあ……ああぁん!!……ひぐぅ!!」


ついにあたしの胸から手を離して、スカートに入っているあたしの腕を両手で掴んできた

でも、全く力が入ってないようだ


あたしはスカートに、あそこに指を突っ込ましたまま、もう片方の手でお嬢様の肩を引いた


ドサッ

今度はお嬢様がベッドに横になった



「ん!!…だめぇっ!!」

お嬢様は両ももを閉じてあたしの腕を挟んだ

そんな事をしても、あたしの指は止まらない

うずくまって、小さくなるお嬢様………


………勝った……


いや、まだ油断できない………


もうこんな危険なお嬢様、リミテッドの光を落としてぶっ飛ばしてやろうかしら……


でも、うずくまって喘ぐお嬢様も………かわいい……



46 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/05(月) 00:23:37.58 ID:lECchezDO

………そうだ……
第3音素を使って……


もう片方の手の指に意識を集中………

音素を込めるくらいなら、トクナガ無しでも……



バチッ



人差し指に微小の電撃を走らせた


光って火花が飛び散った


「……えっ?……」

それを見たお嬢様の顔が少し、いや、かなり歪んだ

表情もだんだん……
怯えた小犬みたいに……


ひょっとして、音素使い自体が珍しいのかも



「……大丈夫です。じっとしててください………」

「えっ……そんな、ダメ!」


スカートの中の腕に意識を集中……

指に集中………



大丈夫……

例え力を込めすぎても、あたしの魔力じゃ気絶させるぐらいがやっとだから……



ビクッ!!


「ひゃぁっ!!…………………………………………」


お嬢様の身体が弾けて飛んだ…………


そして、ヒクヒクって……


顔は、目は開いているけど虚ろになって、もうどこも見ていないようだ

開いた口は横から唾が頬にかけてだらしなく伝っている


イっちゃったんだ……


スカートの中の腕が濡れていくのを感じる……



…………なんか


あたしはまだ満足出来ない…………



48 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/05(月) 00:43:29.74 ID:lECchezDO

…………なんだろ

まだ、何かできないかな?

あたし、満足できない……


ねぇ、あたし、満足できないよぉ?



お嬢様の頬を触った


なんの反応もない

ただ、かすかに呼吸する声は聞こえる……



………あたしも……

気持ち良くなりたい……



お嬢様の手を取った

柔らかい手……

柔らかい指……


自分のスカートを捲り上げて、お嬢様の指を自分のに近付けた



何やってんだろ……

こんな事して、なんの得にも………

でも

気持ちいいんだろうなぁ………



「………ん……ぐっ!」

ゆっくりいれた……


あ、ちょっと冷たい……


「……はぁ……はぁ………んん!……あぁっ!!」



入れただけで、ちょっときちゃった………

あ………足が……

力入んない………


床に膝を着いて、上半身からベッドに倒れこんだ……

お嬢様の体の上に………


「はぁ………はぅ……」


お嬢様の濡れたスカートの上に顔がのった


あ………

いい匂い…………



49 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/05(月) 00:57:03.26 ID:lECchezDO


なにやっての………


もぉ…………



でも……

いい匂い………



お嬢様のスカートを匂って…………

そのまましゃぶりついた………

あたし、もうおかしいよね

自分でも分かる……


でも、もっとおかしくなっちゃってもいいかな?


ねぇ?

イオン様………


ちょっとだけ、目をつぶっててくれますか?



片方の手はお嬢様の指を動かし続けて、もう片方の手でお嬢様のスカートを捲し上げた



あ………

綺麗…………



いい匂い…………


あ、もう
頭の中
何考えてるのかも分かんないや………



ペチャ……ペチャ……



でも、なんで舐めてるんだろ…………

あたし、なんでお嬢様のを舐めてるの?

分かんないや………


「……ん……ん……」

あ、あたし自身もなんかどんどん気持ち良くなってく…………


クチャ…クチャ…

お嬢様の指を動かす手も、なんだか激しくなってきて……

もう、あたしの手じゃないみたいで………



「……ひゃっ……あ………ダメ!………あぐっ!!」



50 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/05(月) 01:20:50.27 ID:lECchezDO

………………


あれ?

あたし……どうしちゃった………?


『アニスの馬鹿!』

『うっさい!根暗ッタの癖に!』


………あれ?


なんで、根暗ッタが………

これ、夢?


『アニス!イオン様の仇!死んじゃえ!!』

…………

『アニスとなんかお友達になれない!!』

『アニスなんか嫌い!』



やめて!

あたしは………

あたしだってあんたの事なんか嫌いだった!!



でも…………



「……………」


「あ……起きましたか?」


あ…………お嬢様……

あたし、寝てたんだ……

「あの………その………」

「………え……?」

「……アニスちゃん。大胆なんですね…。」


「………はい?」

「……その………あの……私、気は遠くなってましたけど………アニスちゃん……あの後………」


恥ずかしそうに、スカートの裾を押さえながら………


…………

「あ………あがぁああっ!!!?あ、あれは!その………!」


あたしも一気に顔が赤くなった



51 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/05(月) 01:38:20.68 ID:lECchezDO

「あ、いえ………私もいささか強引にやっちゃっ感がもありますので………」


「……そ……そうですよ!あたし、すごく痛かったんですよ!?」


「ごめんなさい!私………本当のアニスちゃんを知りたくて……」

「………へ?本当のあたし?」

「アニスちゃん、私と出会った時から妙にぎこちなさそうに慣れない振る舞いをしていて、
 無理してるような気がして………………。
 だから、私、本当のアニスちゃんを見たかったんです!!!」


「………本当のあたし?」


……何言ってんの?こいつ………


「…………へぇ……」


「だから、その……」


「だからあんな怖い顔をするんだ………」


……………

……だから、賢い女は……


「ムギちゃん。アニスはアニスだよ?かわいいアニスちゃんだよ?」


「……え?あ、あの……」

「アニスは謙虚で表裏のない真面目な普通の女の子で~す♪」


「………あ、その……」



なんか、ムカつく


本当のあたしが知りたい?

何言ってんの?

教えるわけないじゃん


本当のあたしを見て、あたしと結婚したいなんて思う奴なんかいるわけない!!


だから……

皆……

あたしの外側だけ……
綺麗でかわいいアニスちゃんの外側だけ見てればいいの!!



52 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/05(月) 01:52:17.38 ID:lECchezDO

「……ごめんなさい……」

「何がですか?」

「私……あなたを怒らせるような事をしたなら………ごめんなさい!」


「……別に怒ってないですよ~。あたしは、いつも笑顔でハッピーって感じ~?」


「ごめんなさい!ごめんなさい!わざとじゃないんです!
 ……だから、嫌いにならないでください!!」


「…………」


なんなの………

あたしが怒ってるように見えるの?

こんなにハピハピ笑顔で受け答えしてるのに


嫌うわけないじゃん

どんな事があろうと、あなたは私の王子様……いや王女様なんだからね……


「………アニスはムギちゃんの事、大好きですよ?」


「……ぐすん……。本当ですか………?」


「うん!もうサイコーに!」



ウザイ………

もう泣き止んでよ……


こんなにあたしが笑顔を振り舞いてんだから……



根暗ッタの方がマシじゃん…………



「………ひぐ……そうですか………」

「うんうん♪だから、泣き止んで。」

「………」


ガバッ


「え!?」

また抱きついてきた


「………あの、アニスちゃん!私…………。アニスちゃんのお嫁さんですから!
 だから…………………いえ……
 もうちょっと、このままでいさせてください……」


「………いいですよ。」



…………………


ウザイ



53 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/05(月) 02:06:52.00 ID:lECchezDO

「……………本当にごめんなさい!
 私、なんか取り乱してしまって……」

「いえ~。大丈夫です。も~最高に可愛らしかったですよ?」


かわいそうなぐらいにうざかった……マジで


「あ、あの、アニスちゃん。実は、もうすぐ使用人達が屋敷の清掃に来るのですが………」

「清掃………?」

「さすがにこんな広いお屋敷の清掃だけは私の手には負えないので、
 1日に一回使用人達がこの屋敷に来るのです。
 あの、アニスちゃんはお父様には内緒で私が勝手に上がらせてしまったので……。
 ですから、使用人には会わない方がいいかと……」

「あ……なるほど、分かりました……」


「それで!私は今日は屋敷を出て、
 周辺の観光に行こうと思うんですけど。あの、ご一緒にどうですか?」


「あ、はい。アニスちゃんでよければ御供させてください♪」


どうせこの家出たら、行くところないしなぁ……


しょうがないっか……


「………はぁ~ん。2人で観光なんて、楽しみです~。」


「あははは……アニスちゃんも~♪」


なんか、さっきと違って扱い易くなった………


ホント、このお嬢様はくえないや………



54 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/03/05(月) 19:12:37.57 ID:lECchezDO

「ふぁ~……アニスちゃん!可愛い~!」

「えへっ♪嬉し~♪もっと褒めて褒めて~♪」

「やっぱりこれも似合うわ~……。もう、全部買いましょ!」

「やった~……って、さすがにこの量は多い……。どうやって運ぶんですか?」

「そうですね……お屋敷まで輸送してもらいましょうかしら…」

「えぇ~!?そんな、悪いですぅ~。」



いやいや、バカじゃないの!?一気にこんなに服なんか買って………。
しかも全部あたしの為に……

「いいんです!私がアニスちゃんに着せてあげたいんです!!」

「ふぇ~……。………じゃあ、せめてこれとこの一式だけにしときませんか?」

「そうですね……。そうしましょ!」


ふぅ~

全くお嬢様はバカみたいに買い物して………

お嬢様のお金は将来アニスのお金になるんだからね!

あんまり無駄遣いしないでよ


「えいっ!」

ガバッ

「うぎゃっ!」

なんか頭にかぶせられたし……


「あの~……なんですか?これ………」

「可愛い~。やっぱり、そういう可愛らしいのが似合うわ~。」


鏡には麦わら帽子がうつっていた……

綺麗な花がつけられていて……

質素だけど………ちょっといいかも………

「ほら。笑顔笑顔~♪」

お嬢様がしゃがんで後ろからあたしの両肩に両手をついて、自分の顔をあたしの顔の横に並べてきた

すっごい笑顔だ………


「えへ………えへへっ…」

ちょっと苦笑い……

お嬢様の笑顔に圧倒されちゃった………


アニスちゃんが……

笑顔で負けた………



こんな感じで、最初にやってきた服屋を後にした……



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