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紬「唯ちゃんを縛って目の前で憂ちゃんを拷問して殺すのが夢だったの#2 【ホラー】





管理人:残酷な描写を多々含みます。閲覧には十分ご注意下さい。





紬「唯ちゃんを縛って目の前で憂ちゃんを拷問して殺すのが夢だったの#1




517 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土)19:30:30.88 ID:jkZN9E1WO

澪「…………」

澪は呆然と死体と化した幼なじみを眺めていた。

当たり前の話だが彼女は死んでいる。

自分が殺したのだ。

澪「律……」

床に俯せの状態で転がる律の肌は、ほとんど焼けただれており、生前の面影などまるでなかった。

澪「律……」

返事はない。しかし、澪はもう一度「律」と呼びかける。

それでも律は反応してくれないので、澪が近づこうとすると不意にけたたましく電話が鳴った。

紬の部下の電話だった。男は数十秒会話を交わすとすぐに電話を切る。

そうかと思えば男はいきなり律に歩み寄ると、彼女を担いだ。

澪「り、律をどこへ連れていく気……?」

男は澪を一瞥こそしたがすぐさま扉の向こう側へ消えていった。



519 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土)19:38:36.31 ID:jkZN9E1WO

紬「お待たせ。澪ちゃん」

30分ほどして紬は再び現れた。
服装が変わっている。それに心なしか肌の艶が増しているように思えた。

部屋に蔓延する異臭のせいて澪の鼻は正常に働いていないが、正常な嗅覚の持ち主なら彼女の香りを堪能できたかもしれない。

紬「さあ、梓ちゃんを連れてきて」

開いた扉からなにかが運ばれてくる。

――キキキキキっ

それは寝台だった。

寝台の上に梓は確かに載っていた。

澪「梓……」

だが、そこで澪が眉を潜める。

梓の首から下はシーツにかくれて見えない。

が、首から上の梓の顔にひどい違和感を覚えた。



524 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土)20:10:21.54 ID:jkZN9E1WO

澪「…………!」

澪が驚愕に顔を強張らせる。

紬「どうしたの澪ちゃん。そんなに驚くようなことでもあった?」

澪「……あ、あ、ああ……」

梓の顔はパッと見ただけではなにもされていないように思える。

が、

澪「目が、目が……」

澪は恐怖のあまり座り込む。足に力が入らない。

紬「ああ、梓ちゃんの目?」

澪とは対照的に紬がつまらなそうに答える。

澪「目が縫い合わせてある……!」

澪の言ったとおりだった。

梓の瞼は糸で縫い合わされていた。

つまり自力で目を開くことができないということだ。



527 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土)20:24:02.54 ID:jkZN9E1WO

上瞼と下瞼に糸が通っており、糸を通した肌の穴は赤くなっていた。

しかし赤くなっているだけで血が出ているわけではない。

つまり、この目を縫い合わすという残虐非道な行為がされてから、それなりの時間が経過しているということだ。

澪は自分が総毛立っているのを感じた。

澪「な、なんでこんなひどいことができるの?」

紬「ひどい? どうしてひどいの?」

紬が首を傾げる。とてもあのような拷問を梓に施した人間の仕種には見えない。

紬「だって梓ちゃんが言ったのよ。目を開けたくないって」

澪「どういう意味だ?」

紬「そのままの意味よ。彼ら――」

紬は近くにいた男たちを指さす。

紬「――に梓ちゃんの上瞼と下瞼を押さえさせたの。目を閉じれないようにするために」

紬がつまらなさそうに言う。

紬「すごく地味な拷問――ていうか拷問ですらないわ――なのに泣き叫び出したから、今度は瞼を開けれないようにしてあげたの」



530 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土)20:32:38.66 ID:jkZN9E1WO

澪は寝台で眠っている梓を見た。
少なくとも今は安らかに寝ているように見える。
だが、梓は目を覚ましたらいったいどうなるのだろうか。

泣き叫ぶのだろうか。なんの反応も返さないかもしれない。

紬「せっかくだから澪ちゃん。梓ちゃんのかぶってるシーツをはがして」

澪「……」

紬「早くしてくれないかな? 早くしてくれないと……」

紬の両目が猫のように細くなる。

澪は慌ててシーツをはがした。

澪「……っ!」

澪は顔を引き攣らせる。

梓は裸だった。健康的な白さを持っていた肌は目も当てられないほど悲惨な状態になっていた。

まず澪の目に入ったのは、梓の胸だった。

梓の胸には青黒い点のような痣が広がっていた。



533 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土)20:47:15.21 ID:jkZN9E1WO

紬「ああ、それ? それなんとなく梓ちゃんの胸を見てたら注射針を突き刺したくなったから」

紬は人差し指で虚空をつついた。

紬「百本ぐらい、それぞれの胸に刺しちゃったの」

紬はそこで、ぽん、と手を打った。

紬「そうだ! 昨日、梓ちゃんを拷問したときの映像があるの」

紬は邪気を全く感じさせない笑顔で澪に尋ねた。

紬「途中からだけど……見たい?」



540 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土)20:55:31.65 ID:jkZN9E1WO

見たくない。

そんなことを言えるほど澪は勇敢ではなかった。
まして相手はとんでもない、人間の皮を被った化け物。

澪「み、見たい……」

紬は嬉しそうな声を出した。今にも踊りだしそうだった。

紬「うふふ、じゃあさっそく見ましょ。今すぐ見ましょ」

紬は壁に備えられたテレビの電源をつける。

テレビの画面の中には目隠しをされて寝台に革ベルトで身体ごと拘束された梓がいた。

澪は小さく息を呑んだ。が、すぐに澪の表情が怪訝そうなものに変わる。

梓は特になにもされていなかった。

唯一されているのことは、額に一定の間隔で水滴を垂らされているということだけだった。

梓の額に、黒服の男がスポイトで吸収した水をひたすら垂らしている。

それだけ。



545 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土)21:06:30.84 ID:jkZN9E1WO

いったいこの行為のどこが拷問なのだろうか。
澪が恍惚とした表情を浮かべる紬に視線を移しかけた瞬間だった。

 『あ、あ、い、いやっ……』

そんな聞き慣れた声が聞こえた気がして、澪は寝台で眠っている梓を振り返った。

梓は未だに眠っている。

ではあの声はどこから聞こえたのか。

 『あ、あああ助けて……助けて……助けてぇ……』

それが映像の中の梓の悲鳴と気づいたときには、梓の声は金切り声に変わっていた。

梓『いやだいやだいやだああああああああああ』

澪にはなにが起きているのか理解できなかった。



559 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土)21:50:57.13 ID:jkZN9E1WO

紬「ふ、ふ、ふ、ふふふ……」

紬が本当におかしそうに唇の端をつりあげる。

紬「澪ちゃん、不思議に思ってるでしょ? どうして梓ちゃんがあの程度のことで泣き叫んでるのか」

紬が背中に壁を預けた体制で言う。

紬「実は理屈は私にもわからないの。
  ただ、目隠しされてあれをやられるといつか急にばったり死ぬの
  死ぬ直前にはあんなふうになるみたい。これは初めてだからこんな反応になるなんて知らなかった」

紬『いいわ。そこまでにして。死なれちゃ困るし』

映像の中の紬が言った。映像の中の紬の右手には注射器があった。

澪はすでにわかっていた。というより、わかりきっていた。これからまた始まることが。

極めて残酷な行為が。



561 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土)22:03:36.69 ID:jkZN9E1WO

紬『梓ちゃん』

梓『いやだああ帰りたいもうこんなのやだああゆいせんぱいいいぃっ』

紬『……はあ、まったく。目を塞いだのに……』

紬は泣き叫んで大きく開いた梓の口に手を強引に突っ込む。

梓『ふごっ……』

紬『黙って。そうじゃないと梓ちゃんの口に私の糞を突っ込んで縫い付けるわよ?』

梓『ぁがっ……う゛っ……』

紬『それともこのまま梓ちゃんの喉に指を突っ込んじゃおうかしら?』

梓『んんんっ……ん゛う゛う゛……!』

紬『指を突っ込まれたら当然戻すでしょうね。
  そしてこの体勢で嘔吐したら吐瀉物が気管支に詰まってきっと死ぬわよ?』

梓『ん゛ん゛んんんんっ』

紬『そんなミジメな死に方したくないでしょ?』

梓『んん! んん!』



564 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土)22:10:22.44 ID:jkZN9E1WO

梓が必死に頷く。
もっとも顔を押さえられているため、ほとんど首は動かせていないのだが。

紬『わかってくれたみたいね』

さっきまでの形相が嘘のように晴れやかな顔で紬は微笑む。

紬『私ね。どうしても梓ちゃんに聞いてほしい話があるの……って、ごめんなさい』

手を抜いてなかったわ。そう言って紬は自身の拳を引き抜く。
ねっとりとした涎にまみれた拳を紬は自分の舌でペロリと舐めとる。

梓『ぷはっ……はあはあ……』

荒い息をつく梓の額を紬は愛おしむように撫でる。

紬『梓ちゃんは血友病って知ってる?』

梓『はあはあ……言、葉だけ、なら……』

途切れ途切れに梓が紬の質問に答える。



566 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土)22:27:09.30 ID:jkZN9E1WO

紬『梓ちゃんには見えないでしょうけど私が今手にもっている薬は、クロスエイトMっていう血液製剤なんだけど』

紬は言って、注射針のキャップを外して空気を抜くためにピストンを押す。

紬『血友病っていうのは凝固因子が普通の人より少なくて、血が止まりにくくなる病気なの』

梓『…………』

紬『そんな血友病患者を助ける薬がこの血液製剤なの。
  他にもコージネートとか色んな薬があるんだけど……』

紬はおもむろに梓の慎ましい乳房に注射針をぶっさした。

梓『ぎゃあっ……』

梓が小さく悲鳴をあげる。突然の痛みに梓の喉がせりあがる。

紬『そんなに痛くないでしょ? 注射針なんて刺画鋲よりも細いんだから』



569 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土)22:39:37.47 ID:jkZN9E1WO

梓『はあはあ……いたいぃ……やめてよぉ……』

紬『いや』

紬は次の瞬間、ピストンを一気に押した。

血液製剤の量は20CC。
本来は20分近くかけて注入しなければいけない薬をものの数秒で、梓の乳房に注入し終える。
しかも暖めてから使わなければいけない薬なのに、冷やした状態で使用している。

梓『あ、ああ、あああ…………』

鈍い痛みが胸を襲う。
痛みじたいは大したことはないが、胸という部位に液体を流されているという未知の行為が少女を恐怖に陥れる。

紬『あ、ごめんなさい。よく見たら血管に針が刺さってなかったわ』

紬は注射針の針をグリグリと動かす。
皮膚の中でこれをやられる痛みというのは形容しがたいものがある。

梓『あ、ああ……やめてっ……!』

紬『安心して梓ちゃん。薬は百本以上あるから』

紬はすでに用意された注射針を再び垂直に梓の胸に突き立てる。



571 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土)22:50:57.50 ID:jkZN9E1WO

梓『いだい゛っ……いたいよおぉ……いたいいっ』

梓の小さな両胸には数十本の注射針が刺さっていた。
そしてそれらからは、血液製剤を流し込まれている。

梓の胸には赤黒くぷっくりと膨らんだ点が無数にできていた。

何本目かの針が梓の胸を貫く。液体が注入される。

紬『血管に刺すのっつ難しいわね……』

紬がさも胸の血管を探すかのように注入針をあちらこちらに動かす。

梓『うぐっ……ぁあ!』

紬『ダメね。仕方ないからこっちの針を使いましょう』

紬の手にもっている針はこれまでの注入針より遥かに長い。しかも太い。

血液検査の際に用いられる注射針を、紬は容赦なく梓の胸の頂きに突き立てる。

梓『ぁあぁああああああああぁあ!』

乳首に激痛があがり梓が喉を反らす。

その上紬はその針をグリグリと激しく動かす。

今までの痛みとは比較にならない痛みが梓の胸を襲った。



574 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土)23:03:07.24 ID:jkZN9E1WO

紬『私、白衣の天使になるのが夢だったの~』

ひたすら同じサイクルで行為は続いた。

針が梓の胸に突き刺さる度に悲鳴がスピーカーを切り裂く。

澪は見ていて吐き気を覚えた。
同時にあまりにおぞましい行為に身震いする。

紬『梓ちゃん、すごいわ~。いっぱいおっぱいから針が出てる』

梓の両の乳房には数えきれないほどの注射針が刺さっていた。

紬『ちょっと揉んじゃおう』

ぐにゃり。

乳房が紬の手の中で形を変え、注射針が乳房の内側を傷つける。

梓『あああああいたいいやめてええええ……!』

紬『あ……』

しかし、紬は梓の悲鳴など聞こえていないかのように無視する。
というより別のことに気がついて紬はあんぐりと口を開けた。



578 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土)23:09:18.42 ID:jkZN9E1WO

紬『ごめんなさい。梓ちゃん』

紬が呆然とした声で言う。

紬が梓の乳房に刺さった血液検査用の注射針を引き抜く。

梓『ぐっ……』

梓が唇を噛み締め必死に痛みを堪える。

紬は今しがた引き抜いた針を眺めて言った。


紬『ごめんなさい梓ちゃん』



紬『今梓ちゃんに刺した針、以前エイズの患者さんから血をとった針だった』



587 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土)23:26:30.93 ID:jkZN9E1WO

梓『え……?』

紬『あら? しかもこの薬は……コージネートでもクロスエイトでもないわね
  どうやらかなり古い薬を梓ちゃんに投与しちゃったみたい』

おそらく梓は、紬が言った残酷な事実を受け入れることを拒絶しようとしている。

紬が追い撃ちをかける。

紬『この血液製剤もエイズ感染者から作られたものみたいね』

今でこそ血液検査や血液ろ過の技術が確立されているが、当時はそれらがきちんとしていないがため
エイズがいっきに広がったということがある。

人を助けるはずの血液製剤が、結果として人を不治の病へと陥れた。

そして、梓もまたかつての血友病患者たちと同じ目にあおうとしていた。

梓『あ、あ、あ、……いやだあああ死にたくないいエイズなんてやだやだやだいやだあああああああああああ』

梓が紬の言葉を意味を理解し、絶叫する。



590 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土)23:38:34.22 ID:jkZN9E1WO

紬『うるさい……うるさいなあ』

紬が苛立ちに眉をひそめる。
どうやって黙らそうか、頭を回転させる。できるなら最高に残酷な方法がいい。

紬『そうね……』

梓の絶叫が響き渡る中、紬は顎に手を当て思案する。

梓の乳房に突き刺さる無数の注射針を眺めていると不意にアイデアが降ってきた。
そして、ひとつのアイデアが出てくると更にアイデアが出てくる。途端に紬の機嫌はよくなった。

紬『ねえ、確かここってアレの飼育してたわよね?』

これは部下の男に向けて言った言葉だった。

ひとりの男が頷く。紬は言った。

紬『大至急それをもってきて。早く』

紬は梓を見下ろす。未だ叫び続ける後輩を。



591 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土)23:47:39.88 ID:jkZN9E1WO

紬『梓ちゃん、黙るなら今のうちだよ』

どうも梓の叫び声は紬の好みの声ではなかった。

基本、女子の絶叫ならどんな娘のものでも積極的に聞きたいと思うのに、梓のそれを聞いていると苛立ちが募ってくるのだ。
一瞬、歯を全部抜いてやろうかと思ったがそんなことをすれば痛みのあまりショック死するだろう。

梓『いやだいやだいやだあいやだあああ』

紬『……うるさい』

平手打ちを梓の頬にするが変化はない。

辟易としてため息をつきかけたときだった。

男たちがようやく紬の頼んだものをもってきてくれた。

紬『待ったわよ。』

部下のひとりが謝罪するが紬にとってそんなことはどうでもいい。

紬は、男たちに命じた。



595 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/20(土)23:57:37.18 ID:jkZN9E1WO

紬『糸を使って梓ちゃんの口を塞いで。多少乱暴に扱ってもいいから』


うるさい口は開かないようにしてやればいい。


魔女狩の際に用いられた拷問のひとつに縫い合わせというものがある。
革で作られた特殊な糸で穴という穴を塞ぐというものだ。

それなりに時間がかかるが、まあ仕方がない。

紬『それと……それを梓ちゃんの口に突っ込みましょ』

梓『なにいぃ!? なんなのぉ!? なんなのおおおぉ』

梓がやたら口を大きく開いている。喉の奥までよく見える。

紬『縫い合わせは私できないからあなたたちがやってね。それから、それ――』

紬は虫かごに入ったそれを指指す。


それは巨大なゴキブリだった。



紬『そのゴキブリを梓ちゃんの口の中に入れるのもお願い』



605 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日)00:14:07.32 ID:d5BjBJGnO

梓『ゴキブ……うぶっ……!』

梓が疑問から開いた口に容赦なくそのゴキブリを突っ込む。
しかも一匹じゃない。二匹だ。

紬『世の中には肛門や膣に蛇を突っ込んだりする拷問もあるけど、ゴキブリで勘弁してあげる』

梓『んんんんんんんんんんんんんんんんっ!!??』

梓がくぐもった悲鳴をあげる。

はたして誰がこんな行為を予想できたというのか。
目を縫い付けられ、口すらも縫い付けられる。

視覚を奪われて他の感覚が敏感になった状態で、しかも味覚の中枢となる舌を持つ口の中にゴキブリを入れられる。

ただの女子高生にはあまりに厳し過ぎる。

梓の口の中を二匹のゴキブリが蹂躙していく。

梓『ん゛ん゛っ! んんっ! んんんんんんんんん』

さらに男たちは容赦をしなかった。
男たちは梓の口の端に針を突き刺す。



609 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日)00:29:26.89 ID:d5BjBJGnO

男たちの手つきは実に慣れたものだった。
下唇から上唇にかけて素早く針を移動させ、次々と縫い合わせていく。

三人がかりで抑えつけられている梓を眺めながら、ふと紬は思い出した。

未だ抵抗しようとしている梓の耳許で紬は囁いた。


紬『梓ちゃん。梓ちゃんの口の中に突っ込んだゴキブリはつがいなの。
  しかも交尾から二週間で赤ちゃんを産むの』


梓『んぐんっん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛』

いったいどうしたらこんな顔になるのだろう。
梓の顔は真っ青を通り越して土気色になっていた。

紬『さて、次の拷問の準備をしようかしら?
  ……その前に、』

紬は梓の胸に突き刺さっている注射針を乱暴に引き抜いていく。

――ブチブチ

めちゃくちゃな方向へと抜いた針が、梓の肌を食い破っつ、血の球が弾ける。

梓『んぐんっん――  ――  んぶっ』

梓は極度のストレスと痛みから気を失った。



613 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日)00:43:05.25 ID:d5BjBJGnO

紬『あらあら……気絶しちゃった』

澪「あ、ああ……おええええ……おぇっ……」

澪はあまりにおぞましい光景に再び戻してしまう。
もとから痛いものが苦手という彼女にはあまりに辛すぎる映像だったのかもしれない。

紬「あらあら……」

映像の中と同じように紬がそんなことを言った。

紬「まだ終わってないわよ」

澪は顔をあげた。確かに画面の中で紬は新たな器具を取り出していた。

それはかぎ爪のような物体だった。

握りにかなり大きな金属の爪が四つもついたそれは明らかに拷問ようの器具だった。



615 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日)00:51:44.91 ID:d5BjBJGnO

映像の中の紬は男たちが梓の口の縫い合わせが終わるのを待っているようだった。

紬「ここからが本番よ」


まもなくして男たちの縫い合わせが終わる。
紬は待ってましたと言わんばかりに、梓の名前を呼んだ。


紬『あーずにゃん♪』


画面の中の紬はその拷問器具を梓の腹に当て、そこで止まった。

紬『さすがにお腹やると死んじゃうかも。……梓ちゃんお腹のお肉薄いし』

紬が唇を尖らせる。

紬『とりあえず肩にしておきましょう』

爪の先端を梓のむきだしの肩に宛がう。

紬『梓ちゃんは猫が好きなのよね? あずにゃんなんてあだ名なくらいだし。というわけで、』

紬は一呼吸置いて、

紬『『猫の紬』で梓ちゃんの肩のお肉をいただきまーす』

紬は猫の爪で梓の肩の肉をえぐりとった。



619 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日)00:58:01.45 ID:d5BjBJGnO

梓『んぐぐぐぐぐぐっ!!!!!!』

恐ろしいほどの激痛が梓を覚醒へと導く。

猫の爪が梓の肩の肌に突き刺さる。
そして紬は容赦なく引き下ろす。


――めり、べり、べりべり

肌が裂け、えぐれ取られていく。

血が噴出する。さらに紬は猫の爪による責めをやめない。

梓『んぐぐっぐっぐぐぐっんんっ』

紬『梓ちゃん、だんだんいい声になってきたわ』

血だらけの梓の乳房に紬の唇がいやらしく吸い付く。
ちゅうっと音をたてて梓の血を吸血鬼のごとく吸い取る。

梓『んんっ ――――んんっ  』



626 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日)01:15:48.86 ID:d5BjBJGnO

紬『せっかくだから梓ちゃん。拷問グッズでオシャレしちゃわない?』

梓『  ん  ――  』

紬『梓ちゃんのためだけに『スコットランドの深靴』を用意したの』

深靴の形をした鉄製の足枷を紬は梓に見せてやる。

もっとも激痛に呻いている梓はそれを見る余裕もない。

紬『じゃあまずは手袋をつけてっと。熱湯を靴の中に入れて……』

紬は鉄の足枷を梓の足にはめた。

梓『ぐんっ―――――  んんっ』

熱湯の入った鉄製の靴に足を突っ込み梓は悶え苦しむ。

おそらく靴の中では肌がボロボロに焼きただれているであろう。



699 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日)17:55:37.58 ID:d5BjBJGnO

スコットランドの深靴のあまりの熱さに梓が悶え苦しむ。

ほとんど悶絶しかけた梓に紬はさらに追い撃ちをかける。

紬『このまま寝ると傷口からバイキンが入っちゃうかもよ?』

言って紬はオキシドールを梓の猫の爪によってできた深い傷に垂らす。

梓『   ――う゛ん゛ん゛ん゛ん゛』

新たな激痛が梓を無理矢理覚醒させる。
痛みに悶える梓には構わず、むきだしの肩の肉にオキシドールをつける。

梓『んも゛も゛も゛も゛も゛も゛も゛も゛も゛も゛』

今度は自分の指にオキシドールを付けた指をそのまま梓のえぐれた肉に突っ込む。

――ぐちゃっ、ぐちゃ

真っ赤に熟れた肉を紬はぐちゃぐちゃと下品な音をたてて指でほじくる。

紬『消毒♪ 消毒♪』



705 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日)18:10:08.36 ID:d5BjBJGnO

紬『じゃあそろそろ最後にしてあげるね』

紬は熱湯の入ったスコットランドの深靴を梓の足から外す。

梓の足の肌は熱湯に長時間浸かったせいで見るも悲惨な状態になっていた。

紬『梓ちゃんの足ぶよぶよになってるね』

水膨れなどという生易しいものではない。

紬は猫の爪の握りを掴み、梓の火傷した足を引っ掻いた。

梓『          』

口を縫い合わせていなかったらさぞかし素晴らしい大絶叫が聞けただろう。

もっとも紬は梓の悲鳴は好みではなかったが。

水分を多分に吸い込み、水膨れのような肌の大きな膨らみが、猫の爪により真っ赤な血を吐き出し、弾けていく。
もとより肉の薄い部分でもある足は、たやすく削ることができた。

――ぶちっ、ぎぢっ、ぐちゃぐちゃ

火傷した肌を刃物で削り取られる。
この痛みを想像するなどまず普通の人間には不可能だろう。



708 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日)18:19:33.12 ID:d5BjBJGnO

紬『ねえ梓ちゃん、痛い? ねえ痛いの? 私にはわからないの。拷問されたことないから』

梓『   ――   』

なにか言葉を紡ごうとしている唇は縫い付けられている。

だが、ほどなくして梓の意識は激痛から消し飛んだ。

紬は血にまみれ、ところどころ骨がむきだしになっている梓の足をじっくり眺める。
火傷によりただでさえ悲惨な状態の足を、紬はしげしげと見つめる。

紬『……まあ、いいわ。今日は拷問はここまでにしてあげる』

洋梨や蛇でも使って性器や肛門を破壊してやってもよかったが、どうもそれはマンネリな気がした。

紬は男たちに必要最低限の手当てをしろという旨を伝え、部屋を出た。



712 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日)18:32:25.15 ID:d5BjBJGnO

紬「――とまあ、こんなわけで梓ちゃんは今は眠ってもらってるの」

澪「あ、ああ……」

紬「どうしたの、澪ちゃん?」

澪「に、人間じゃない。お前なんて人間でもなんでもない!!」

澪は半ばパニックに陥りかけていた。
自分がこれからこんな目にあわされるのかと考えただけで気が狂いそうだった。

紬「ふうん……」

紬は澪の言葉に対して表情する変えない。
紬は鬱陶しげに自分の長い髪を払った。

紬「だったら澪ちゃんはどうなるのかしら?」

澪「……?」

紬「りっちゃんをファラリスの雄牛で殺した澪ちゃんはどうなるの? 拷問よりも人殺しのほうが最低じゃない?」

澪「そ、それは……」



717 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日)18:41:06.42 ID:d5BjBJGnO

紬「私がしていることは最低だけど、私は私がしたことを自覚している」

澪「…………」

紬「澪ちゃんは澪ちゃんがしでかしてしまったことを自覚してる? 自覚できてるの?」

澪「やめて……」

紬「やめない。ねえ澪ちゃん? どうなの? 自分が人殺しだって自覚ある?」

澪「違うっ……違うっっ!」

紬「あくまでもりっちゃんを手にかけたことを否定するのね」

澪「私は……私は律を殺したくて殺したんじゃない!」

紬「じゃあなんでりっちゃんを殺したの?」

澪「ムギが、ムギが悪いんだっ!! 私はなにも悪くないっ!!」

紬はそう、と言って冷たい瞳で澪を睨んだ。



紬「じゃあ澪ちゃんは梓ちゃんに殺されなさい」



726 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日)18:52:52.42 ID:d5BjBJGnO

紬「澪ちゃんを拘束して、寝台に寝かせて」

紬は側近の男に命じた。

紬「私ね、正直りっちゃんを殺したくなんてなかったの」

男たちが澪に拘束され、梓が眠っている寝台とは別のもうひとつの寝台に寝かせる。

澪「じゃ、じゃあなんで……!」

紬「りっちゃんがステキだったから本性を見たくなったの」

澪「……?」

紬「りっちゃんはとってもカッコよくてとっても優しくて……私に色んなことを教えてくれた」

紬が梓の寝台に歩み寄る。

紬「そんなステキなりっちゃんが命ごいする姿が見たかったのよ」

澪「く、くるってる……」



734 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日)18:58:47.54 ID:d5BjBJGnO

>>726
男たちが澪に拘束され~

澪が男たちに拘束され~

自分で笑っちまった



737 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日)19:02:56.97 ID:d5BjBJGnO

紬「恐怖のあまり狂ってりっちゃんを殺した澪ちゃんに言われたくないけど……まあいいわ」

紬はスタンガンを取り出し、梓の膣に押し当てた。
光が弾けて梓の身体がビクンと跳ねる。

梓「――――――!!」

紬「おはよう。お寝坊梓ちゃん」

梓が目を見開き声にならない声をわずかな口の隙間から漏らす。



743 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日)19:11:17.09 ID:d5BjBJGnO

ぶちぶち、という糸がちぎれる音が聞こえ、血が弾ける。

紬「ふふ、昨日のうちに普通の糸に変えておいたんだけど……なかなか傑作かも」

梓が瞼が切れる痛みに呻く。
汗を額にびっしょりと浮かべて革ベルトの拘束から逃れようとする。

紬「かわいそうに、梓ちゃんったらこんなに怯えて」

再び梓の口からくぐもった悲鳴が漏れる。

覚醒により痛みまでも復活したのだろう。
血の涙を流す梓を実に楽しげに紬は眺めた。



748 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日)19:18:58.80 ID:d5BjBJGnO

紬は梓の身体をなめ回すように見る。
猫の爪によりえぐり取られた肌はグロテスクなことこの上ない。
紬は指圧するように梓の傷口を強く押さえる。

梓「んんっ――」

紬「梓ちゃんどう? やっぱり痛いの?」

涙を流す梓を紬は心配げに見る。

紬「ねえ、梓ちゃん――」

紬は梓の耳許で囁く。それは悪魔の囁きだった。

紬「助かりたい? 拷問なんてもうやめてほしい?」

梓が必死に頷く。血走った瞳が助けてくれと必死にうったえる。

紬「じゃあ……」



紬「梓ちゃんが澪ちゃんに拷問して。
  そしたら梓ちゃんは助けてあげる」



755 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日)19:27:47.55 ID:d5BjBJGnO

梓が何度も頷く。
梓の頭にはすでに澪のことなど消えてしまっているのかもしれない。

紬「ふふ、梓ちゃん必死だね」

紬は梓と同じように寝台に拘束された澪を振り返る。

紬「澪ちゃん。よかったね。梓ちゃんが私の代わりに拷問してくれるって」

紬がうれしそうに言う。

拘束されてしまった澪に抵抗する術はない。

紬「頭のいい澪ちゃんはもちろん、イスラームの『目には目を』って掟を知ってるわよね?」

澪は背筋を震わせた。嫌な予感が汗となって澪の背中をなぞる。



759 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日)19:36:26.62 ID:d5BjBJGnO

紬「『目には目を』なんて聞くと、ついつい野蛮なイメージをもっちゃうけど私は、むしろ寛容だと思うの」

梓の拘束をほどきながら紬は言う。

紬「だって仮に目を潰されたら、私だったらそれ以上にひどいことをしようと思うもの」

澪「や、やめて……助けて……」

澪の視界はとうに滲んでいて、紬の顔すらぼんやりとしていた。

紬「なにをいってるの?」

低い声。それだけで紬が本気で自分に拷問する気だとわかる。

紬「澪ちゃんは私の大好きなりっちゃんを殺したんだから本当なら……」

紬はその先を言わなかったが、続きは言わなくてもわかった。

紬「さあ梓ちゃん。立って」


梓の拘束がとけた。



766 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日)19:46:31.81 ID:d5BjBJGnO

だが、梓が身体を起こして床に立った瞬間、呻き声を漏らす。

当然だった。梓の足は火傷したばかりか猫の爪により激しく傷つけられている。
立つことなどまずほとんど不可能だった。

梓が床にくずおれる。

紬「なにをしているの、梓ちゃん?」

梓「んんんっ……」

紬が梓のツインテールを引っ張り、無理矢理立たせようとするが梓は首を横に振る。

紬は苛立たしそうにため息をつく。

紬「べつに私はこのまま梓ちゃんに拷問してもいいんだよ?」

それは最高の脅しだった。梓はもう一度立とうと床に足をつける。

梓「  ――んぐっ!」

呻き声が漏れる。が、梓は拷問への恐怖からなのか立ち上がる。



澪はただひたすら願う。
梓が床に倒れ伏すことを。



773 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日)19:54:33.74 ID:d5BjBJGnO

――嗚呼、神様、お願い――

革ベルトによって拘束されている澪にはただ願うことしかできなかった。

紬「梓ちゃん。頑張って。澪ちゃんに拷問すれば梓ちゃんは助かるのよ」

悪魔の囁きが、梓をまたもや呼び起こす。
梓が床に手を付き、四つん這いで澪の寝台に近づいていく。

紬「なるほど、考えたわね」

梓「ふうっ……んんんっ……!」

梓が徐々に近づいてくる。

必死の形相の梓が。

澪の喉がひっ、と短く鳴る。恐怖が澪の喉から悲鳴をあげさせた。

澪「くるなあああああああああああああああああ!!!!」

梓はしかし、近づいてくる。赤ん坊のように。一歩、二歩。


そして、梓は澪の寝台に指をかけ、無理矢理立ち上がった。


紬「おめでとう、梓ちゃん」



792 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 20:45:16.39 ID:d5BjBJGnO

梓「んふっー、ぅふー……」

澪「くるなっくるなっくるなあああああああああああああああああ」

梓の血走った双眸が澪の両目をとらえる。
すでにその目に正気はない。

紬「梓ちゃんは大切な目を傷つけられた。そしたらなにをする?」

梓の小さな指が澪の右目に近づいていく。

目には目を。梓は今からそれを実践する気だった。

反射的に澪が目を閉じた。が、左手で澪の右目をこじ開ける。

澪「やめろおおおっ……やめてええええええっ!!」

梓の指がえぐるように澪の目頭を抑える。いな、実際にえぐろうとしているのだ。

澪「いぎゃあああっやめっ……いたいぃっいだあああああいっ!!!」

人間にとって目を傷つけられるのというは並大抵の恐怖ではない。
梓とて正気であれば目を傷つけようなんて発想など浮かばないはずだった。

梓の指の爪が澪の眼球に食い込んでいく。



819 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 21:51:31.23 ID:d5BjBJGnO

――ミチミチ

眼球が不気味な音をたてる。
梓の指が澪の白目の部分に埋もれていく。

涙なのかもしくはまたべつのなにかなのか液体が目頭から溢れてくる。

澪「あ、あ、いあっ――」

梓「んんんっ! んー」

もっとも梓も万全なコンディションとは言い難い。
本来の力を発揮できなく手こずっている。

紬「梓ちゃん、これ使って」

いつの間にか梓の隣に紬がいた。

紬の白い手にあるのはダガーナイフだった。


紬「これで澪ちゃんの目を潰しちゃって」


紬の微笑とともにナイフが鈍い光を放った。



828 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 21:58:48.33 ID:d5BjBJGnO

澪「やめっ……あずさああぁっ! やめてよおっ!」

澪が叫ぶが梓には聞こえていない。

梓は紬からナイフを受け取る。重いナイフのためか梓の足許がふらつく。

紬「澪ちゃん。殺されないだけマシと思わなきゃ」

澪「やめろおっ! 梓、そうだあずさっ!」

とっさに澪は思いつき叫ぶ。

澪「そ、そのナイフでムギを殺せ! 殺せよっ!」


梓の動きが止まった。



835 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 22:10:34.33 ID:d5BjBJGnO

紬「あ~、なるほど~」

紬が関心したように手を打つ。

紬「そうよね。梓ちゃんに凶器を持たせたら私が危ないね」

澪「はやくっ梓っ! ムギを…………!」

次の刹那、青白い光が空間を切り裂く。
例のごとくスタンガンだ。ビリビリと光を放つ凶器を澪ではなく、梓に向ける。

紬「梓ちゃん、なんなら私を拷問してみる?」

微笑む紬の顔を電気が妖しく照らす。

梓「……っ!」

本能的な恐怖が梓の身体を駆け抜ける。
爪先から背骨を貫くような、そんな感覚に畏怖し、梓は澪な目へ向けたナイフを振り上げる。

澪「あず――」

澪の声はそこで途切れる。



梓のナイフが澪の眼球に突き刺さる。



844 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 22:19:35.74 ID:d5BjBJGnO

澪「あず――あああああああああああああああああああああaaaaaaaaaaaaaaaa   ―――――」

梓の名前が絶叫に変わる。

――目が! 目が! 私の目が!?

痛いとかそういうレベルではない。

視界が真っ二つに割れ、急に暗くなる。
目の痛みが頭蓋に響き渡る。喉からほどばしる絶叫が、さらにそれに追い撃ちをかける。

――ぐちゅり

が、梓はナイフを突き刺しただけでは終わらなかった。

ダガーナイフを勢いよく回転させたのだ。
ミチミチと肉が裂ける音ともに、瞼までもがナイフに切り裂かれる。

澪「――  あ  あ  んがふっぞばあぞあああああああああああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」



857 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 22:28:08.06 ID:d5BjBJGnO

紬「梓ちゃん、お上手~」

紬が拍手をして、梓を褒めたたえる。
しかし、その顔はどこか物足りなさそうで退屈そうだった。

紬「一応、澪ちゃんのためにこれを目につけてあげて」

梓はすぐさま紬の手からそれを引ったくると、澪の血だらけの目にそれをぶちまける。

消毒用のオキシドールを。

澪「――  じぬ゛う゛う゛の゛お゛い゛や゛あ゛あ゛ ――  ま゛ま゛あ゛ あ゛  ――」

視神経をそのまま火で炙られたかのように右目が熱くて、痛い。

視界もめちゃくちゃだった。
見えない右目による真っ黒な闇。未だ無傷の左目は、チカチカと光が目の前で明滅しているかのようだった。

両目の景色が組み合わり、さらに澪を追い詰める。

紬「左目も早くやりましょ」



865 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 22:40:40.83 ID:d5BjBJGnO

梓は紬のそう言われて、すぐさま右目からナイフを抜き取る。
右目からナイフを抜き取ると滴る血が、澪の顔を汚した。

梓「――んんっ!」

一切の躊躇いもなく、梓は澪の左目にナイフを突き立てる。

――ぐちゃり。

水っぽい音がしたときには梓のナイフは澪の目を突き刺し終わっていた。
それどころか、スープでも混ぜるように、ぐちゃぐちゃと音を立てて、目を掻き混ぜる。

澪「――ぬ゛ぼ゛゛゛あ゛ぐ  り゛づ゛ぅ゛ ゆ゛ る゛ じで゛  ええ゛」

眼球はすでに原形を留めていない。
ぐちゃぐちゃに掻き混ぜられ、液体に近い状態になっていた。

紬「拷問はやっぱり目が一番聞くわね」

紬は楽しげに呟く。

拷問を受けた澪は口から泡を吐いていた。



878 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 22:51:58.77 ID:d5BjBJGnO

が、不意に紬の顔から微笑みが消える。


紬「うそ。やっぱり――つまらない」


つまらない。紬はもう一度呟いた。

もはやこうなってしまってはダメだな、と紬は落胆した。
梓はほとんど正気を失ってしまっている。
澪が律を殺したときのような葛藤がまるで感じられない。

いったいなんのために自分の大好きな軽音部のみんなを拷問にかけていると思っているのか。

澪がだんだんと精神的に追い詰められる様はなかなか見てて面白かったが、今は痛みに苦しんでいるだけ。

単純に拷問を楽しむなら、適当な連中で全然問題ないのだ。

拷問により精神的苦痛を味わせる、それこそが自分の目的なのだ。

紬がつまらなそうに欠伸をしたときだった。


携帯電話が鳴った。



891 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 23:02:04.27 ID:d5BjBJGnO

紬「もしもし」

電話の主は執事だった。淡々とした声が用件を言う。

斎藤「お嬢さま。お嬢さまが依頼されたものが届きました」

紬「……そう、ずいぶん早かったわね。
  じゃあ、今すぐリドカインと鎮静剤と薬の類。ウォッカと壺を持ってきて」

斎藤「かしこまりました」

紬「じゃあね」

紬は電話を切った。
本当はまだ試していない特殊な拷問があって、梓に試そうと思ったが。

紬「梓ちゃんには飽きた。だから死んでもらおう」

紬はそう言ったが、ナイフで澪の眼球を掻き混ぜるのに夢中の梓には聞こえていない。

紬「あの拷問は唯ちゃんにしてあげよ」

紬はそう言うと、スタンガンの電源を入れた。
そして梓に押し付ける。

梓「  ――!!?」

紬「梓ちゃん。そろそろ死のっか?」

紬は梓にはっきりとそう告げた。



896 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 23:07:33.93 ID:d5BjBJGnO

すんません

次のスレ立てお願いしてもいいですか

紬「唯ちゃんを縛って目の前で憂ちゃんを拷問して殺すのが夢だったの

スレタイはそのまま、最後の 」 はいりません

あると逆に困ります




900 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 23:08:55.43 ID:dCWRGNb50

>>896
スレ立て代行依頼がきました~だれか立ててやってくれ~



901 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 23:09:40.77 ID:qrjDr2+/0

>>896
VIPでいいんだな?ちょっとやってみる



905 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 23:13:19.39 ID:mA9bvj7T0

」がないのはわざとなのか



907 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 23:14:14.14 ID:qrjDr2+/0

PCじゃ無理だったから携帯でたてた
紬「唯ちゃんを縛って目の前で憂ちゃんを拷問して殺すのが夢だったの
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1290348809/





913 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 23:20:08.34 ID:d5BjBJGnO

梓「ん゛っ――」

梓の表情が凍りつく。

だが、紬は男たちに命令させ梓を拘束させた。

紬「梓ちゃんを寝かせるベッドは、あっちのものに変えて」

紬が指示した寝台は先程まで梓が眠っていたものよりも二倍近く大きい。

梓は満足に抵抗することもできず、あっという間に寝台に寝かされる。

しかし、今度は大の字の形で拘束させられる。

紬「梓ちゃん。私がさっき話した『目には目を』の話覚えてる?」

梓「んんんー、んんっ」

梓が必死に助けてくれと懇願するが、紬は聞くつもりなど最初からない。



919 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 23:31:13.39 ID:d5BjBJGnO

紬「私の話を聞いてね、梓ちゃん」

梓の目の前でスタンガンの光を放つ。

梓「――――!」

紬「黙ってたら今だけは痛いことしないから」

梓が必死に頷く。
紬は内心、不思議だった。どうせエイズまでかかった身だ。
人より短い人生で終わるのはもはや決定事項なのになにをそんなに必死になるのか。

紬は言った。

紬「『目には目を』って確かに同害報復の権利はイスラームの戒律では認められてるの」

梓「 ――  」

梓がなにか言おうとしている。しかし、紬は相手にしない。

紬「でもこれは報復することを推奨しているわけじゃないの。
  むしろ逆。この権利を放棄することこそをイスラームの教えでは奨めているの」

梓の目にわずかに疑問の色が宿る。


紬「私、梓ちゃんを試したの。もし、梓ちゃんが澪ちゃんに危害を加えなかったら梓ちゃんのこと助けようと思ってた」


嘘だけど、と心の中で紬は付け加えた。



938 名前:>>927訂正する:2010/11/21(日) 23:48:41.01 ID:d5BjBJGnO

紬「本当に残念。梓ちゃんは私の期待を裏切った」

紬「前から言おうと思ってたの」

紬「梓ちゃんのせいで私たち軽音部のバランスは崩れた」

紬「私、梓ちゃんのことがずっと前から嫌いだったの」

紬「だから死んで。私を『不安にさせる』梓ちゃんは死んで」


――キキッ


甲高い金属が悲鳴をあげる音。
部屋の扉が開き、男たちが次々と入ってくる。

紬「ご苦労様。言ったものは……全部用意できてるみたいね。ありがとう」

部下に労いの言葉をかけ、再び紬は梓を見た。

紬が梓の瞳を覗き込む。梓の目は恐怖に怯えて震えていた。

紬「梓ちゃん――」



紬「今から梓ちゃんをダルマさんにしてあげる」



945 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/21(日) 23:55:55.99 ID:d5BjBJGnO

梓「…………?」

梓はまだ紬の言葉を理解できていない。

紬はすぐさま男たちに指示を出す。

紬「梓ちゃんに麻酔――リドカインをかけて。昇圧剤と一緒に鎮静剤もよろしく」

梓の周りを黒服の男たちが囲んでいく。

それからほどなくして、梓の呻き声が何度か漏れた。

梓「んぐっううううううううううううっ」

局部麻酔を男たちが施したのだが、麻酔を打たれた直後は激痛が走るため、梓は呻いているのだ。

だが、それもすぐに止むだろう。

紬は梓が麻酔をかけられている間に壁にかけられたノコギリを吟味することにした。



950 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 00:06:48.43 ID:DKBIfNjLO

紬「ノコギリギーコ、ギーコ、ギーコ♪」

紬はひとつのノコギリを手にとる。
琴吹家が用意したものだけあって質もよさそうだった。

紬「ふふ、久々にこの拷問はやるから少し楽しみかも」

紬はさらに鉄板を火で炙った。
一時的な止血のために用いるのだ。

紬「さて、準備はできたかしら?」

拷問をしているときはいつも時間の感覚が曖昧になる。
もっとも紬はまるで気にしていないが。

それなりに時間が経過したことだろう。

暴れていた梓は一時的に眠っていた。
鎮静剤の効果だ。が、すぐに効果は消え、目を覚ますことだろう。

紬は梓のもとへ行き、すぐさまノコギリの刃を梓の肩に宛がう。


紬「それじゃあギコギコ時間♪」


ノコギリの刃が梓の肩を削り始めた。



961 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 00:21:30.60 ID:DKBIfNjLO

――ギコ、ギコ、

――ぐち、ぐち、


紬「ギコギコタ~イム♪」

肉がノコギリの刃によって削りとられ、裂けて、そして血が溢れ出る。

紬「ギコギコた~いむ♪」

不気味な音を奏で、腕の肉が徐々にあらわになっていく。
肉が、神経が、血管が、ノコギリの刀によってえぐりとられていく。

梓はまだ起きない。
ノコギリの刃が一旦、そこで止まる。


骨だ。ノコギリの刃が梓の細い骨に引っかかったのだ。

が、紬はやはり手慣れた様子で簡単に骨を削っていく。

ほどなくして、梓の右腕はなくなった。

同時に――

梓「ん――――」

梓が目覚める。



966 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 00:30:35.99 ID:DKBIfNjLO

梓は何度も瞬きする。

そして、梓の目がこぼれ落ちんばかりに開かれる。

梓「ん――――んん……?」

紬「おはよう、梓ちゃん」

梓の口は縫い付けられているため、開くことができないが、開いたらそれはそれは素敵な絶叫が聞けただろう。

梓「――――――――――――――――――――――――――――――」

梓の反応は今までのそれとは違った。

全身をプルプルと震わせ、何度もくぐもった悲鳴を漏らす。

梓は狂乱していた。

だが、紬はまるで動じた様子はない。

紬「鉄板で、梓ちゃんの傷口を塞いで」

梓の肩の切り口に熱で炙られた鉄板が押し当てられる。



969 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 00:42:18.87 ID:DKBIfNjLO

止血というにはあまりに乱暴すぎる行為だった。
が、紬はあくまでも一時的に止血ができればそれでいいので、構わなかった。

肉が焼ける悪臭が、部屋に蔓延する。


梓「  ――  ――  」

梓がなにかを呻いている。

紬「梓ちゃん。なにが怖いの? 別に痛くないでしょ?」

紬は言いつつ、梓の左肩に刃を当てる。

無論、腕がなくなるという恐怖は痛いとかそういう次元でないことはわかっている。

わかってて言ったのだ。

紬「まあ麻酔の量が通常より少ないから痛いかもしれないけど」

麻酔の量を少なくしているのは、この後の真の拷問のためだった。



971 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 00:49:37.62 ID:DKBIfNjLO

どれくらいの時間が経過したのだろうか。

梓の手足をすべて切り落とすのにはかなりの時間を要した。


紬「ダルマさんは……転ばない……」


紬はぽつりとそんなことを呟いた。


身体のパーツをすべて切り落とされた梓を見て、しかし紬はこれといった表情を見せなかった。

むしろ退屈そうだった。

それは昇圧剤とともに鎮静剤を打たれ、梓が再び気を失ってしまったかもしれない。
あるいは別の理由なのかもしれない。

紬「梓ちゃん、最後に私の大好きな拷問で終わらしてあげる」

紬は背後を振り返った。

そこには人ひとりが入れるぐらいの巨大な壺があった。



979 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 01:03:32.61 ID:DKBIfNjLO

紬は額の汗を拭うと男たちに命令する。

紬「そろそろ、壺に全部のウォッカを入れて」

男たちが、運んできたウォッカを壺に注いでいく。

紬「梓ちゃんは中国史好き?」

紬は笑う。梓は意識を失っていたが、そのまま紬は語り続ける。

紬「私の予想だと多分嫌いだと思うけど……」

言いながら紬は梓を見下ろす。

結局のところ梓とは最後の最後まで打ち解けることはできなかった。

彼女が一線を引いてたのか、自分が一線を引いてたのか、それはわからない。

紬「まあ、もう終わりだからどうでもいいけど」

紬は梓を抱き抱える。手足がないせいか異様に軽い。

紬「じゃあ私から最後にプレゼント」


紬は梓を壺に突っ込む。
顔だけが出るようにして。



982 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 01:12:00.69 ID:DKBIfNjLO

紬は男たちが前もって運んできてくれていた椅子に腰掛ける。

さすがに梓の身体を切り刻むのには疲労したらしい。
もともと紬は体力があるほうではない。

紬「少しだけ、寝ようかな……」

紬は目を閉じる。

目を閉じてもなにも浮かぶものなどなかった。

紬「おやすみ梓ちゃん――」


紬は意識を放り投げた。

大丈夫。

寝坊はしない。

今までで一番大きな梓の呻き声が自分を起こしてくれるだろうから。



990 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 01:26:23.11 ID:DKBIfNjLO

なんとなくお尻が痛いな、と意識がぼんやりと覚醒し始めたときだった。


 「  ――  ――  ――  ――  ――」


まるで地獄からの怨嗟のように不気味な呻き声が聞こえた。

紬はゆっくりと瞼を持ち上げる。

梓「  ――  ――  ――  ――  ――」

梓がなにかを呻いている。ようやく紬は自分が梓にした拷問を思い出した。


今の梓は地獄の苦しみを味わっているのだ。

麻酔が切れたことにより、切断された四肢の痛みがまず蘇る。

そして、なによりもアルコール度数60パーセントを越えるウォッカが傷口に染み込んでいく。

しかも、何時間も水分に浸かったため肌もふやけて、止血した傷口も再び開くことだろう。

紬も過去に自分の皮膚に包丁を刺して、焼酎をかけたら半端じゃないくらい痛かった。

あれの千倍以上の痛みを梓は今味わっているのだ。

梓「  ――  ――  ――  ――  ――」



23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 01:49:23.17 ID:DKBIfNjLO

紬「梓ちゃん、痛い? きっと痛いのよね?」

ぶちっ、と音がした。なんの音かと思えば、梓の口を縫い合わせていた糸が切れた音だった。

紬「すごい……」

紬は感嘆の声を漏らした。今まで口を縫い合わせた糸が切れたのは見たことがなかった。

梓の肌の色は尋常ではなかった。血色を失った肌は土気色をしていて、あと少しで死ぬというのが、はっきりとわかった。

――ぶちっ

また糸が切れた。梓の糸が切れるのと果たしてどちらが先なのか。

紬「梓ちゃん頑張って!」

紬は叫ぶ。そのとき、

――ぶち、ぶち、ぶちぶち、

梓の唇から血が零れる。すべての糸が切れたのだ。

梓の口が大きく開かれた。


梓「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああaaaaaa――    む、ぎ、せんぱ……  」



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 01:53:49.86 ID:DKBIfNjLO

梓の絶叫は鋭いナイフで切り落としたかのように、ぷつんと途切れた。

紬「梓ちゃん?」

梓「」

梓は目を見開いて、口を大きく開けていた。

呼吸はすでに止まっていた。



紬「ああ、そう……死んだんだね、梓ちゃん」



28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 02:03:28.88 ID:DKBIfNjLO

紬「え……?」

梓の大きく開いたら唇からなにかが出てくる。

紬「きゃっ……?」

紬は思わず身体をのけ反らせた。

梓の口からつがいのゴキブリが出てきたのだ。
二匹とも仲良く梓の口から飛び出てくる。

てっきり死んだのだとばかり思ったが。

紬「さすがはゴキブリね。ねえ梓ちゃん?」

梓はなにも言わない。言ってくれない。

紬「…………」

もしかしたら梓が死んだら涙が出るかもしれない。
そんな期待は結果から言えば木っ端みじんに砕けた。

そもそも律が死んだ時点で涙が出なかったのだ。
ありえるわけがなかった。

紬「ごめんなさい梓ちゃん。やっぱり私は梓ちゃんのこと嫌いみたい」

紬は笑った。梓は笑わなかった。



106 名前:◆OD6Ec0CF7M:2010/11/22(月) 19:13:29.03 ID:DKBIfNjLO

紬は男たちに命令し、梓の死体をホルマリン漬けにさせるよう指示を出した。
深い意味などない。ただ、自分の嫌いな少女をあえて自分の側にできる限り良好な状態で保管しておこうと思ったのだ。

紬「さて……」

紬はもう一人の少女を振り返る。

澪「はあああ……あああい゛たい゛いいた゛いよ゛……」

目を潰され、血の涙を流している少女という絵は見ているだけで総毛立つ光景だった。
もっとも紬はなんの反応も示さない。なんともつまらなさそうな顔で澪を見下ろしていた。
澪は全身の汗腺から汗を噴出させ、痛みに喘いでいる。

目をえぐられぐちゃぐちゃに掻き混ぜられる痛みは、紬には到底わからなかった。

紬「ごめんね澪ちゃん。ついつい梓ちゃんに夢中になってて忘れてた」

紬は決して澪のことを忘れていたわけではなかった。
一応死にそうになったら最低限の処置はするように部下たちには伝えていた。


しかし、秋山澪単品ではやはりつまらない。
彼女は田井中律といてこそ真の輝きを見せるのだということを、この拷問を通じて紬は知った。



109 名前:◆OD6Ec0CF7M:2010/11/22(月) 19:29:17.26 ID:DKBIfNjLO

紬は部下のひとりに言った。

紬「りっちゃんの顔をもってきてくれないかしら。せっかくだからもう一度澪ちゃんに会わせてあげたいの」

紬は律の身体を五体バラバラにして保管させた。
紬のある種のこだわりで、自分の気に入った死体はバラバラにしてしまうのだ。

ひとりの男が部屋から出ていったのを見届けてから、再び紬は澪に話しかける。

紬「澪ちゃん。りっちゃんに会いたいでしょ?」

澪「う゛る゛ざい゛の゛お゛お゛  だじゅけでえ゛えぇ゛」

目の激痛に澪は叫ぶだけで澪は紬の言葉を無視する。
必死に痛みを紛らわそうと身体をよじらせるが、そもそも彼女は拘束されていて動けない。

紬はとあるイタズラを思いつき笑みをこぼした。


紬「澪ちゃん、助けてほしい?」

澪「だずげでえ゛え゛お゛ね゛がい゛い゛いぃ゛」

紬「いいよ。助けてあげる」


紬は梓の身体を突っ込んでいた壺に歩み寄る。



114 名前:◆OD6Ec0CF7M:2010/11/22(月) 19:47:58.06 ID:DKBIfNjLO

深い闇が口を開いていた。
紬は空の容器で、壺を満たすウォッカを掬い上げる。アルコールの強い匂いに鼻の奥ががツンとする。

紬「澪ちゃんお待たせ」

いつの間にか澪は痛みに気を失っていた。
よく見れば、澪の顔は熱でも起こしているのか林檎のように赤くなっている。
やはり目に対する拷問の効果は絶大らしい。おそらく澪は今までにも気絶と覚醒を繰り返していたのだろう。

一歩間違えれば梓のようにショック死していた可能性さえある。
人間は歯を5、6本抜かれただけで簡単にショック死できるのだ。

そして、痛みは人を殺すと同時に覚醒させることもできる。

紬は片手で澪の右目を開いた。
ゼリーのような状態になった白い眼球の部分と
赤い血が混じり非常にグロテスクな状態になった目に紬は容赦なくウォッカを注ぐ。

オキシドールなどのアルコール度数は3パーセント。
それに対し、このウォッカのアルコール度数は60パーセント。

澪「   ――う゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ―― aaaaa !!!」

悲鳴が空間を切り裂く。



122 名前:◆OD6Ec0CF7M:2010/11/22(月) 20:04:25.01 ID:DKBIfNjLO

澪「――  の゛お゛ぼ゛   あばアぁ゛あ゛ぐぼ  ばあ゛い゛   ――――     !」

紬「澪ちゃん我慢してね。これはお消毒なの」

浜に打ち上げられた魚のように身体を跳ねさせる澪は、紬の加虐心をより一層煽る。

そのとき男たちが部屋に入ってくる。

紬「りっちゃんの頭を持ってきてくれたのね」

紬は唇をひん曲げ、男たちから律の黒い煤のついた顔を愛おしそうに胸に抱く。

紬「澪ちゃん、りっちゃんが澪ちゃんに会いにきてくれたよ。
 これからりっちゃんが澪ちゃんを助けてあげるって」

澪「  り゛   づ゛゛゛  あ゛ だ   し゛を゛  ――た―― す  けて――   !!」

紬「澪ちゃんは目が痛いんだよね? だからりっちゃんが澪ちゃんに自分の目をプレゼントするって」


紬はダガーナイフを取り出すと、律の目頭をあっさりと突き刺した。



133 名前:◆OD6Ec0CF7M:2010/11/22(月) 20:21:46.74 ID:DKBIfNjLO

思いのほか眼球を取り出すのは簡単だった。
紬はてこの原理て眼球をえぐり出し、視神経はナイフで切断する。
ファラリスの雄牛の中にいた時間が少なかったせいか、眼球の損傷は予想よりはだいぶ少ない。

紬はその眼球に一度ウォッカをかけ、消毒をする。丸い綺麗な眼球はてらてらと輝く。


紬「澪ちゃん、新しい目玉よ~」


あるアニメのキャラクターの真似をする紬は本当に楽しそうだった。
悪趣味なことこの上ないが、紬は特に気にせず澪の瞼をこじ開ける。
空気に晒された眼球は新たな痛みを提供し、澪がまたもや悲鳴をあげる。

澪「――  いだい゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛    !!??」

紬「はい、澪ちゃん」

紬は澪の開いた瞼に強引に目を押し込む。

触れられただけでも、死にそうになるほどの痛みが走るのに、眼球を無理矢理埋め込まれる。
しかも、その眼球の表面を濡らしているのはウォッカなのだ。

――ぐちぐち



164 名前:◆OD6Ec0CF7M:2010/11/22(月) 21:51:08.45 ID:DKBIfNjLO

澪「 いぎゃあああああ  ぎゃ゛あ゛あ゛あ゛」

ぬちぬちと音をたてて埋め込まれた眼球を紬はさらに指圧する。
もっとも紬はほとんど考えずに眼球を突っ込んだためか、白目を向いていた。

紬はもう片方の目も同じ要領で澪に眼球をはめてやる。
やはりそれも、白目を向いていた。

紬「ごめんね澪ちゃん。うまく目をはめれなかったわ」

澪「はぐっうぅ……っ゛ああ゛ぁ゛あ……いだいいいぃい゛い゛い゛たずげでえ゛…………  」

紬「澪ちゃんはまだ助けてほしいの?」

澪「た、た、たたただだた ス けでえ  ぇ  むぎぃ  ……」

紬「…………」



168 名前:◆OD6Ec0CF7M:2010/11/22(月) 22:00:37.31 ID:DKBIfNjLO

紬は不思議そうに片眉をあげた。
最早澪の世界は永遠の闇に閉ざされたのだ。
一生光の差し込むことのない世界の中で、どうしてそれでも生きたいと思うのだろう。

いや、今まで拷問にかけてきた連中はみんなそうだった。
泣き叫びながら、意味のない音の羅列を並べ助けをこうのだ。

紬「ねえ、澪ちゃん」

紬は言った。
ここまで来たのだ。どうせ澪はあと数時間もしないうちに殺す予定だ。
だったら最後に澪と遊ぼう。遊んで最低最悪の思い出を作ろう。

紬「今から私が言うことができたら澪ちゃんを助けてあげる。目も治してあげる。やる?」

澪「はあ、はあはあ……! やるぅ……やるの゛お゛ぉ」

澪が叫んだ。叫びすぎたせいか、声は掠れていたがさっきの声より遥かに力強い。

紬は言った。



172 名前:◆OD6Ec0CF7M:2010/11/22(月) 22:09:56.02 ID:DKBIfNjLO

紬は澪の顔を興味深そうに覗き込む。
彼女がどんな反応を返すのか楽しみでしかたがなかった。

が、


澪「だ、だべるう゛ う、の゛お゛お゛お゛たべざぜて、え、ええ゛え」

あっさりと澪は律の死体を食べることを選んだ。
どこか壊れてしまった彼女の声は、低く、奮えて掠れていた。

紬「りっちゃんの身体なのに食べられるの?」

澪「し゛に゛だぐな゛い゛いいィいイィいィい 」

目の前にぶら下がる生へのチャンスを必死に掴もうと澪が必死に叫ぶ。
開けっ放しの口から、ねっとりとしたヨダレが垂れて頬をなぞる。

紬「そう。りっちゃんを食らってまで生きたいのね」

澪「い゛いのぉ゛  りつ゛いい゛よ゛ねええぇ゛」


紬は男たちへ、律の身体を持ってくるよう指示を出した。



182 名前:◆OD6Ec0CF7M:2010/11/22(月) 22:28:00.41 ID:DKBIfNjLO

三分もかからず男たちが律の身体を運んできた。

右手、左手、右足、左足、胴体。
それらの身体のパーツを適当に一カ所にまとめて、置いてやる。

紬「澪ちゃん、準備できたよ」

男たちによって澪の拘束が解除される。同時に無理矢理澪を律の身体のパーツを固めた場所へと運ぶ。
すでに澪の目は潰れているため、目で見るということは不可能だった。
はたして、澪がこの状態からどのような行動をするのか紬には楽しみでしかたなかった。

澪「がぅっ……」

澪はいきなり床に手をついた。べちり、と音を立てて、澪は四つん這いになった。
犬のように床に鼻をつけて律の血の匂いを探索する。

不意に澪の動きが止まる。

律の死体を鼻が捉えたのだろう。

犬のように四つん這いの状態で尻をあげる。
澪は手で律の右足を掴んだ。



189 名前:◆OD6Ec0CF7M:2010/11/22(月) 22:42:09.59 ID:DKBIfNjLO

そこから先の光景は、数々の拷問をこなし、様々な人間を苦しめてきた紬でも、思わず引いてしまうほどの光景だった。

澪「はあはあ……はあはあ…………!」

見えるはずがないのに、澪は神に捧げるがごとく律の足を天井に向かって掲げた。
そして、それを床にたたき付けたかと思うとおもむろに噛み付いた。
澪の歯が律の足の肌を食い破り、血が流れる。さらに歯は突き刺さったまま、食いちぎろうとぐいぐいと引っ張る。

肌が破れ、足の肉が剥き出しになり、それを澪が咀嚼する。

――ぐちゃぐちゃっ

ピンク色の肌を赤い血が濡らして、また澪の歯が肉に食いつく。

が、不意に澪の肩が不自然に震える。奇怪な音が鳴ったと思ったら、

澪「おええええええぇエェえええ」

澪の真っ赤な口から戻したものが出てくる。そしてそれは律の足にかかった。が、

澪「がっ……がううぅ……あぐうぅっ」

それすらも澪は食らう。ゲロまみれの足に再び歯が突き刺さる。



197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:05:28.67 ID:DKBIfNjLO

澪「ふぐっ……ふうふう……はあはあ……おえっ……」

食べては吐いてを繰り返して澪はひたすら律の肉を食い続けていた。
無論、肉に歯が突き立つ度に溢れる血が澪の喉に絡みついて吐き気を促すのだろう。
しかし、理性のかけらもない彼女はひたすら律を貪り続ける。

尻を高くあげ、肉を食らう姿はどことなく犬を連想させたがそんなかわいいものではない。

――ぎりっ――

深いな音が紬の耳朶を叩いた。

澪「あがっ……ああああああああああああ」

澪が口を押さえて呻く。おそらく骨をかじったときにでも折れたのだろう。
あるいは、顎の関節が外れたのかもしれない。どちらにしよう激痛には違いなかった。

だが、澪は数秒経つと再び律の肉にかじりついた。
その姿からは確かに生きたいという執念を感じた。



200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:17:08.49 ID:DKBIfNjLO

紬「…………まさか、本当に食べ切るなんて……」

紬の表情には呆れと驚きが浮かんでいた。心なしか顔色が悪い。

長い時間をかけて澪は、律の肉を食いきった。肉だけではない。臓器の類も、だ。

澪「き、ひ……ひ、ひひ……」

澪の赤い唇から不気味な笑い声が漏れ出る。
澪の口は律の肉の血なのか、はたまた澪の口の血なのか、とにかく血によって真っ赤に染まった。

澪「やっ、だ……り、つう……わたしぃ、わたし、律を……たべ、たああ……」

紬「……恐いわね」

秋山澪はもはや半分以上壊れている。精神的にも肉体的にも。
律の目をはめ、口を血で真っ赤に染めた少女はひたすら笑い続ける。

澪「ひ、ひひ……ふ、ふふふ……ははは、り、つう……りつう、わたし、やった、やったんだ……………うぅっ……」

澪の不気味な笑声が消える。代わりに呻き声のようなものが聞こえてくる。

澪「あ、あああ……うぅ……りつ……うううぅ…………」

澪が血の涙を流して呻いていた。



205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:22:49.79 ID:DKBIfNjLO

澪「はあはあ…………うわあああああああああああああああああああああ……りつう……」

澪の声にわずかに正気が戻る。その声には自分のした行為への後悔の念が確かに含まれていた。

澪「りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
  りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
  りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
  りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
  りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
  りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
  りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
  りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
  りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
  りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
  りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
  りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
  りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
  りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
  りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
  りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
  りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
  りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ
  りつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつりつ」



211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:30:56.43 ID:DKBIfNjLO

紬「ああ……もう、ダメね」

紬はぽつりと呟いた。

まだ澪は処置次第ではいくらでも拷問にかけることができる。肉体的にも。おそらく精神的にも。

だが、ダメなのだ。

澪ではない。

自分がだ。

ただひたすら律の名を呟く澪を見ていたら、彼女に対する拷問をしようという意思が消えてしまった。
紬はため息をついた。何年かぶりにこんな気持ちにさせられた。

もういい、楽にしてあげよう。

紬「澪ちゃん。おめでとう。約束通りあなたを助けてあげる」

澪は床に手をついてひたすら律の名を呼んでいる。
紬は聞こえていないとわかっていて、澪へと言葉を向ける。

紬「澪ちゃん。私がさっきイスラームの戒律のことを話したよね?」

紬「イスラームの元来の意味はその人に委ねる、って意味なの」

紬は澪にもう一度言う。


紬「澪ちゃん、すべてを私に委ねて。楽にしてあげる」



217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/22(月) 23:45:51.74 ID:DKBIfNjLO

澪を引き連れて、紬は今までで一番広い部屋へと訪れていた。

部屋にはなにもなかったが、唯一中央には牛が二頭いた。
かなり巨大な牛だ。並の牛より一回り以上は大きいだろう。

紬「澪ちゃん、楽にしてあげる」

紬はもう一度言った。

澪「りつりつりつりつ――」

男たちに引き連れられた澪は、ひたすら律の名前を呼んでいる。すでに正気など失ってしまっている。

紬「それじゃあ、澪ちゃんの首と足を牛に繋いで」

澪を殺すに相応しい拷問。

――牛裂き。

人間が生み出した拷問においてもっとも残虐と言われているこの拷問で、澪を殺す。



235 名前:◆OD6Ec0CF7M:2010/11/23(火) 00:07:59.36 ID:3czI7ZJVO

>>217
紬「それじゃあ、澪ちゃんの首と足を牛に繋いで」

紬「それじゃあ、澪ちゃんの両足を牛に繋いで」

に訂正
間違い失礼



229 名前:◆OD6Ec0CF7M:2010/11/23(火) 00:03:35.73 ID:3czI7ZJVO

紬は男たちに指示を出し、澪の左右それぞれの足に足枷をつけさせる。
そしてそれぞれの足枷の反対の先は牛の足を繋がせる。

紬「本来なら牛四頭でやる拷問なんだけど……二頭でも十分にできる拷問なの」

澪「りつりつりつりつりつ――――」

澪は足枷をつけられ、床に寝そべっててなお、律の名を譫言のように呟いている。

だが、その呟きはすぐに悲鳴に変わるだろう。そして彼女は間違いなく死ぬ。

紬「そろそろ始めましょ」

紬は牛たちへと近づく。

紬の右手には松明が握られていた。



239 名前:◆OD6Ec0CF7M:2010/11/23(火) 00:19:31.54 ID:3czI7ZJVO

紬「じゃあね、澪ちゃん」

紬は松明を牛たちの尻の前へ置いた。それは紬が澪へ引導を渡したことを意味した。

それまでじっとしていた牛たちが不意に暴れ出す。

足枷についた鎖がけたたましくじゃらじゃらと鳴り、牛たちはそれぞれ反対の方向に斜め上へと走り出す。

本来まっすぐに走るはずの牛を調教した結果、彼らは斜め上へと走るようになった。

そして、それがいったいなにを示すのかは言うまでもない。


澪「りつりつりつ――――あ、あ、ああああああ…………!?」


澪の譫言が悲鳴に切り替わる。


――ミシミシ

骨が軋む音が澪の絶叫に掻き消されていく。
澪の足はそれ以上伸びるはずがないのに、牛たちはさらに歩を進める。



246 名前:◆OD6Ec0CF7M:2010/11/23(火) 00:30:14.02 ID:3czI7ZJVO

澪「ぎゃあああああああああああああ死ぬううう゛死んじゃううううういあいだいいっああえわいあらわたししにたくないいい」

すでに澪の足は牛たちにより、180度以上開いている。

骨が軋むどころの話ではない。

――ボキボキ、ボキ、ボキ

澪「うわあらにたまたあたあああああああやたあらたなならにあああああらなああああああ」

骨が完璧に折れ、澪はあまりの痛みに悶え苦しむ。
しかし、牛たちに慈悲の心などなかった。

足の肉が、筋肉が、神経が、牛によってひっきちぎられていく。
奇怪な音をたてて徐々に、足の肉がつけねから外れていく。
血が吹き出て、足どころか股間まで裂けようとしていた。


澪「いやだああしにたく――しぬ  しぬのおおおおおおoooooo――――  !! 」



257 名前:◆OD6Ec0CF7M:2010/11/23(火) 00:42:25.64 ID:3czI7ZJVO

まもなく股間すらも裂けることだろう。紬は澪が悶え苦しむ姿を目に焼き付けるために、真剣に澪を見つめた。

澪「ぁあ゛あぁあアあぁ゛あ゛アアああ!!!!」

澪の指が床を引っ掻く。せめてもの足掻きのつもりなのかもしれない。
が、たかが女子高生が牛に抵抗しようとしたところで不可能に決まっていた。

――ミチミチ

――ボキボキ

肉が裂け、骨が裂け、筋肉が裂ける音がどんどん強くなっていく。

澪「   ――――  ああああああああ  SSSSsssしししししぬううううしんじゃああああああああああ  ――」

――ミチミチ

澪の女性器が有り得ないぐらいに裂け、血が吹き出る。裂け目はヘソの下付近まで近づいていた。

が、

澪「――――――  あ        」

――ミチミチミチミチミチミチミチミチ――澪の足が、つけねから外れた。



267 名前:◆OD6Ec0CF7M:2010/11/23(火) 00:55:30.64 ID:3czI7ZJVO

次の瞬間、ミチミチと裂けた澪の股間からミチミと腸が血とともに床にこぼれ落ちる。
大量の血が赤い池を作り澪の腸や排泄物やらを撒き散らす。
澪の両足は牛たちが持ち去ってしまい、足のつけねから筋肉の繊維や骨、肉の残りカスだけが澪のもとへ残った。


澪「   ――――あ           」


澪の手が天井へと伸びる。血に濡れた指が、ぴくぴくと何度も痙攣する。


澪「――――    りつ         ――――」


澪の伸ばした手が床に落ちた。

痛みによるショック死か、もしくは失血死か。とにかく澪は今この瞬間死んだ。


紬「さようなら、澪ちゃん。澪ちゃんとりっちゃんならきっとまた、会えるわ」


そこが天国だろうと地獄だろうと。



272 名前:◆OD6Ec0CF7M:2010/11/23(火) 00:59:16.23 ID:3czI7ZJVO

前編終了


次から後編へ




紬「唯ちゃんを縛って目の前で憂ちゃんを拷問して殺すのが夢だったの#3



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タイトル:
NO:31 [ 2010/11/23 22:50 ] [ 編集 ]

乙!
なんか中身が終わらない夏休みみたいだw
律かっこよかった!

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