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唯「2つのヴァイオリンのための協奏曲?」#2 【音楽】


唯「2つのヴァイオリンのための協奏曲?」#1


92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 23:12:46.67 ID:pw0crdbA0

――――――

―――――――――――――


梓「こんばんは~」

憂「あ、梓ちゃん!待ってたよ~!」

梓「あれ、これ唯先輩の靴…?」

憂「うん、お姉ちゃんなら部屋で勉強してるよ」

梓(あああ!!憂の家には唯先輩がいるんだった!!だめじゃん!!)

憂「大丈夫だよ。ほら、ちょっと来て」

梓「え?」




94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 23:16:50.41 ID:pw0crdbA0

ガチャ

憂「ほら、お姉ちゃんしっかり勉強してるでしょ?」ボソ

梓「ホントだ…」ボソ

唯「…」

梓(真剣な表情…。ホントにちゃんと勉強してるんだ…)

憂「だから台所に居ても気づかれないよ?」

梓「うん…」


憂「じゃあ、早速やってみようか。ティーセット出すから少し待っててね」


96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 23:22:10.75 ID:pw0crdbA0

梓「うん、手伝うよ」

憂「ありがとう。よし、それじゃあ、まず基本から行くね」

憂「まずお湯を用意するんだけど…」

梓「はい!」

梓(…唯先輩のためにがんばるんだから)


梓「ふう…」

憂「梓ちゃん、お疲れ様!初めてにしては上出来だよ!」

梓「ううん、憂のおかげだよ」

憂「梓ちゃんが一生懸命やってたからだと思うよ?さあ、飲んでみよう?」


97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 23:26:35.28 ID:pw0crdbA0

梓「あ、おいしい!」

憂「でしょでしょ?自分で入れるとすっごくおいしく感じるよね!」

梓(これなら…、唯先輩も満足してもらえるかな?)

憂「…ねえ、梓ちゃん」

梓「うん?」

憂「どうして急にお茶の入れ方なんて覚えようと思ったの?」

梓「え?い、いや、来年はムギ先輩もいないし、私もお茶の入れ方ぐらい知ってないと先生が困るかなと思って…」

憂「そうなんだ…。昨日お姉ちゃん部室行ったんだよね?なにかあった?」

梓「別に…、ちょっと二人で話して、練習して…それだけ」

憂「そっか…。そうだ、梓ちゃん、お姉ちゃんにお茶もって行ってあげたらどうかな?」

梓「え?私が?」


98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 23:31:32.62 ID:pw0crdbA0

憂「そう。いつもこのぐらいの時間に私がお夜食もって行ってあげてるんだけど、今日はせっかく梓ちゃんががんばってお茶入れてくれたんだし」

梓「い、いや、私は…、うん、そうだね、わかった…」

憂「うん!お姉ちゃんもきっとよろこぶよ!」


――――――

―――――――――――――


唯「…」カリカリ

唯「…」カリカリ

唯「…」ゴシゴシ

唯「…」カリカリ

コンコン



99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 23:37:19.25 ID:pw0crdbA0

唯「うい~?」

ガチャ

梓「唯先輩」

唯「え?」

梓「お疲れ様です…。あの、お茶を入れました」

唯「え?え?なんであずにゃんが??」

梓「今度から私がお茶を入れるって、言ったじゃないですか…」

唯「………あ、あずにゃん」

梓「ちゃんと勉強してるんですね。私、感心しました。お茶、ここに置きますね」

唯「あずにゃん」

ダキッ


100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 23:40:37.13 ID:pw0crdbA0

梓「…ゆ、唯先輩、また補給です…か」

唯「勉強疲れたよ…あずにゃん」

梓「んっ、唯先輩…」

スリスリ

梓「お、お茶が冷めちゃいます」

唯「…もしかして、あずにゃんが入れてくれたの?」

梓「は、はい」

唯「それじゃあ、冷めちゃったら悪いね。飲もう!」

スッ


101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 23:45:25.01 ID:pw0crdbA0

唯「おいし~い!あずにゃん、すごいねえ!」

梓「い、いえ、憂に教えてもらったんで」

唯「正直者だねえ。でも、本当においしいよ。憂が入れてくれるのとなんだか違う気がする」

梓「やっぱり憂が入れた方がおいしいですか…?」

唯「おお!ヤキモチ!?かわいいこと言ってくれるねえ、あずにゃん!」

ダキッ

梓「ひゃあ!ま、またですか!」

唯「だってあずにゃんがあ~」

憂「お姉ちゃ~ん?梓ちゃ~ん?」


102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 23:48:54.53 ID:pw0crdbA0

梓「あ、憂…」

唯「あずにゃ~ん」

憂「ふふふっ、お姉ちゃん、あったかいでしょ?」

梓「え?う、憂まで…」

憂「ねえ、梓ちゃん、もう時間遅いけどどうする?今日は泊まっていきなよ?」

梓「そうだね…」

唯「おお!じゃああずにゃん、一緒に寝よ~?」


103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 23:53:43.88 ID:pw0crdbA0

梓「いえ、やめておきます」

唯「即答!?」

憂「お姉ちゃんの勉強の邪魔になるから、遠慮してるんだよね?」

梓「そうです!唯先輩は油断したらすぐ息抜きするんですから!」

唯「ええ~!?今日も一日部屋でずっと勉強してたのに!」

梓「じゅ、受験が終わるまでは油断大敵です!」

憂「まあまあ、梓ちゃん、今日は私の部屋で寝よ?」

梓「うん…。唯先輩、すみません」

唯「ぶー、まあ、仕方ないか~…」


104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/29(月) 23:58:44.42 ID:pw0crdbA0

梓「はい、それでは寝る支度をしてきますので…」

憂「うん。じゃあ、お姉ちゃん勉強がんばってね!」

唯「うん!あずにゃん、お茶ありがとうね」

梓「いえ、唯先輩のお口にあってよかったです」


梓「ごめんね、結局泊まらせてもらっちゃって」

憂「ううん、いいの。それより、お姉ちゃんと一緒の部屋じゃなくてもよかったの?」

梓「!!な、なに言ってるの、私が居たら唯先輩の勉強の邪魔でしょ」

憂「…そんなことはないと思うんだけどなあ」


105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:02:50.07 ID:PJl+uL2v0

梓「さあさあ!今日は疲れちゃった。もう寝よう?」

憂「え?まだ早い時間だけど、わかった。お布団出すから待ってってね」

梓「ありがとう」

憂「よいっしょっ…と。はい、準備できたよ~!じゃあ、電気消すね?」

梓「うん。おやすみ、憂」

憂「梓ちゃん、おやすみなさい」

カチッ

梓(…)

梓(…)

梓(唯先輩と二人きりなんて今までも良くあったことだけど)


106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:07:22.78 ID:PJl+uL2v0

梓(でも、一緒の部屋で二人きりで眠るとなると)

梓(なんでだろう、眠れない気がする)

梓(唯先輩、まだ勉強してるのかな…)

梓(…)

梓(zzz)


――――――

―――――――――――――


~♪♪


108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:13:35.40 ID:PJl+uL2v0

梓「…うん?」

梓「ヴァイオリンの音…?」

梓「唯先輩?」

ガバッ


唯「♪~♪~」

梓(唯先輩、こんな朝早くから…)

梓(…)

梓(バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ、第三番ホ長調のプレリュード…)


109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:17:39.83 ID:PJl+uL2v0

梓(…)

梓(すごい、朝日が金色のヴェールをまとって空気にまとわりついているよう)

梓(なんだかいつもの唯先輩らしくない、優しい音)

梓(やっぱりホ長調のヴァイオリン曲はすばらしい)

梓(楽譜見てないけど…、CDの音を覚えているんだろうな)

梓(澪先輩が貸したCDはシェリングかな)

梓(いけいけのハイフェッツやミルシュタインもいいけど、シェリングもやっぱりいいなあ)

梓(つくづくバッハの奥深さを感じる)

梓(…それにしても、音のなかに唯先輩の音が混じって…)

梓(…こんな唯先輩もいいなあ)


110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:21:42.27 ID:NuIbHJNOO

結構良いと思うんだが支援レス少ないな…
>>1は最後まで頑張ってくれ



111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:22:26.21 ID:PJl+uL2v0

※参考音源

シェリング
http://www.youtube.com/watch?v=3rOuaAMzhCA&feature=related




ハイフェッツ
http://www.youtube.com/watch?v=9sDLb_uk020




憂「あ、おはよう、梓ちゃん!」

梓「あ、憂、おはよう」

憂「ごめんね~、お姉ちゃん、最近朝はああやって練習してるんだ。起こしちゃった?」

梓「ううん、いつもこのくらいに起きてるから…」


112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:27:08.73 ID:PJl+uL2v0

憂「そうなんだ。朝こうやってヴァイオリン聴いてるのって、なんかいいよね~!」

梓「うん、そうだね…」

憂「お姉ちゃんの演奏、どう?」

梓「うん、とってもいい…」

憂「」ニヤニヤ

梓「はっ!い、いや、ちょっとまだ荒っぽいかな!」

憂「ガーン!ううっ…」

梓「じょ、冗談だよ!…正直ちょっと聴き入っちゃった」

憂「そう?えへへ!あ、朝ごはんできたからお姉ちゃん呼んできてくれない?」

梓「わかった」


113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:28:23.05 ID:ahZL2kkH0

ハイフェッツは聞いてて楽しいわ
支援


114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:29:16.11 ID:NzFFNuBNO

この唯いいな
キャラって音楽と同様、書き手の解釈でそれぞれの味が出るよね。



115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:31:27.22 ID:PJl+uL2v0

唯「~♪」

梓「唯先輩」

唯「♪~」チラッ

梓(ううっ、なんか唯先輩の演奏姿がまぶしい…!いつも見ていたのに…)

梓(弾いたままこっち向かれるとなんかドキッとする…)

梓「ご、ごはんできたそうですよ?」

唯「そうなんだ、すぐ行くよ~!片付けるからちょっと待ってて~」

梓「はい」


116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:35:18.85 ID:PJl+uL2v0

憂「今日の朝ごはんはハムエッグだよ~」

唯「おお!ハムエッグ~!!」

梓「私の分まで作ってもらってごめんね」

憂「お客様なんだから当然だよ~」

唯「」モグモグ

憂「あ、お姉ちゃんいただきます言った?」

唯「いただきまふ!!」

梓「ふふっ!いただきます」

唯「えへへ、食卓にあずにゃんがいるなんて、不思議な気分だね~」

梓「そ、そうですね」


117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:39:41.05 ID:PJl+uL2v0

憂「梓ちゃん、今日はどうするの?」

梓「うーん、特に予定はないけど…」

唯「あずにゃん、それなら一緒に練習しようよ!」

梓「え…?勉強は大丈夫なんですか?」

唯「昨日ずっとやってたからね!」

梓「ええ~、ホントに大丈夫ですか~?」

憂「うん、今日ぐらい大丈夫なんじゃないかな?お姉ちゃん、赤本もほとんど終わってるもんね」

梓「すごい…、そうなんですか?」

唯「エッヘン!」フンス

梓「それじゃあ…、でも少しだけですよ?」


118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:45:13.41 ID:PJl+uL2v0

唯「ホント!?やったあ!!」

憂「お姉ちゃん、よかったね!」

梓「とりあえず、楽器取りに一度家に帰りますね。それからまた来ます。お昼ごはん食べてから来ますので、それまでは勉強しててください!」

唯「うひ~、あずにゃん、厳しい~」

憂「お姉ちゃん、がんばってね!」

唯「あ~う~、憂まで…」

憂梓「ふふっ!!」

アハハハハハハハ


――――――

―――――――――――――


119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 00:46:55.83 ID:dDwB2kdO0

面白いね
ヴァイオリンわからないけど



122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:01:39.26 ID:PJl+uL2v0

初めてさるさん喰らった…


梓「さて、それじゃあこの前の続きからやりましょうか」

唯「うん!お願いします!」フンス

梓「憂はスコア見て気づいたところを言ってね」

憂「これを見てればいいんだね。わかった」

唯「よし、やろう!」

梓「はい!…行きます!」

梓「…」

梓「…スゥ」

~♪


124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:07:16.95 ID:PJl+uL2v0

梓「♪~」チラッ

唯「…」コクリ

唯「♪」

~♪♪~

憂「…」

――――――

―――――――――――――

梓「だいぶ噛み合うようになってきましたね」

憂「お疲れ様~」


126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:12:50.57 ID:PJl+uL2v0

唯「やっぱりこの曲いい曲だよね!なんか演奏してるうちにあずにゃんの音が絡んできて…」

梓「ちょ、ちょっと唯先輩!?変なこと言わないでください!」

憂「でもホントに後半はすごく良くなってたよ」

梓「そ、そう?憂も練習に付き合わせちゃってごめんね」

憂「ううん、楽しかったよ!音楽っていいね!」

唯「でしょでしょ!憂もやればいいのに~」

憂「私はいいよ~。ね、それより次は二楽章やるの?」

梓「!」チラッ


128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:17:56.92 ID:PJl+uL2v0

唯「…もちろん全楽章やるよ!ね、あずにゃん!」

梓「え?あ、は、はい」

憂「わあ~!ね、ね、梓ちゃん、この二楽章はどんな曲なの?」

梓「うん、ゆっくりしたテンポで、一楽章の平行調のヘ長調で始まるの。一楽章は少し暗い雰囲気だったと思うけど、二楽章は長調でとっても落ち着く雰囲気だよ」

憂「へ~、この楽章も梓ちゃんから始まるんだね」

梓「うん。唯先輩、8分の12拍子なんで、しっかりアンダーカウントしてくださいね」

唯「8分の12拍子…、8部音符が小節に12個あるんだよね!」

梓「そうです。それじゃあ、一度弾けるとこまで弾いてみましょう」

唯「了解!」


130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:23:41.91 ID:PJl+uL2v0

憂「二人ともがんばって!」

梓「行きます…」

梓「…」スゥ


梓「唯先輩ストップ、ストップ!」

唯「♪~ほえ?」

梓「全体的になのですが、メロディーですしある程度自由に弾いていただいていいのですが、あんまりテンポ揺らされると伴奏がついていけないですし、もったりした印象になります」

梓「今は二人だけなんですが、本来はさらに合奏部が伴奏していますので…」

唯「そっかそっか、ごめんね。憂、スコア見せてくれない?」


133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:30:42.27 ID:9C9rhJwv0

>>9
に軽音部って書いてあるけどヴァイオリン弾いてしるし軽音部じゃないよね



134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:32:23.84 ID:PJl+uL2v0

>>133 普通にミスです。すいません…


憂「お姉ちゃん、ここのとこだよ」

唯「おお、確かに…」

梓「でもよく歌っているところはすごくいいと思います」

唯「ホントに!?」

梓「はい。一度私が1stを弾きます。唯先輩は憂とスコアを見ながら、特にバスを意識するようにしてリズムを確認してみてください」

唯「はい!」

憂「お姉ちゃん、私が指でなぞってあげるね」

唯「ありがと~、うい~」


~♪~


135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:38:20.59 ID:PJl+uL2v0

唯「……あずにゃんすご~い……」

梓「……それじゃあ……もう一回やってみましょう………」

梓「………そこ……音程が………」

梓「……ここの歌いどころはここを目指して………」

唯「……うん………了解………」

唯「………ここのボーイングどうしよう………」

唯「………ここは私に合わせてね…………」

梓「……………」

唯「……………」

憂「……………」



136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:40:43.69 ID:yodkm7Da0

クラシックって、単語とか曲名とか厨二心をくすぐるよね。
ハーメルンのバイオリン弾きとか好きだったな。



138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:43:57.88 ID:PJl+uL2v0

一応かなり簡単にここ数レスの用語の説明。わかりづらかったら申し訳ない…

・ヘ長調…〝ファ〟で始まる音階。ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」SMAPの「夜空ノムコウ」とかがある
・アンダーカウント…小節の中の〝拍〟を数えること。長い音符とか休みのときにも細かくこれをすることでリズムを合わせることができる
・ボーイング…ヴァイオリンの弓をどう使うかを表す指す言葉。これをどうするかで演奏スタイルがかなり変わる

こんなとこかな?


※参考音源:二楽章

http://www.youtube.com/watch?v=qLPwkgW2_UA




http://www.youtube.com/watch?v=Any2tuVFp3w





動画



137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:40:56.05 ID:9C9rhJwv0

軽音部じゃないなら何部なんだろ?
音楽部?
どうでもいいけど桜が丘は音楽系の部活多すぎだろ
軽音に合唱に吹奏楽、ジャズまであるし



139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:49:33.02 ID:PJl+uL2v0

>>137  がっそうぶ! か げんがくぶ!で悩んでる

――――――

―――――――――――――


グツグツ

憂「今日はお鍋だよ~」

唯「おお!変わった鍋だねえ!」

梓「す、すごい…憂、これは何鍋?」

憂「今回はイタリアンテイストのシーフードトマト鍋です!」

唯「ヨーロピアンだねえ~」


140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:54:26.69 ID:PJl+uL2v0

梓「うう、たくさん練習しておなか空いちゃったから、すごくおいしそうに見える…」

憂「お姉ちゃんも梓ちゃんもすっごくがんばってたからね!たくさん作ったからいっぱい食べてね」

唯「おお!いただきま~す!!」

梓「いただきます!」

唯「はふはふ、ねえあずにゃん、今日二楽章かなり詰めたし、三楽章はどんな感じで行こう?」

梓「はふはふ、そうですね、やっぱり唯先輩はあのCDみたいに弾きたいですか?」

唯「憂、おかわり!そうだねえ、あのCD以外にもいろんな弾き方があるの?」

梓「結構いろいろな演奏がありますよ。特にバッハは様々な解釈がありますし、アレンジもかなりありますからね」

憂「二人とも真剣だね!ねえ、私もそのCD聴いてみたいなあ!」

唯「そうだね、ごはん食べたら聴こう!」

梓「いいですね、やる前にもう一度確認の意味も込めてそうしましょう」


142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 02:00:46.65 ID:PJl+uL2v0

梓「それじゃあ、今日はこのぐらいで帰ります。親も心配していると思いますので」

唯「うん、昨日今日とありがとうね。なんだか、あずにゃんのおかげでヴァイオリンすごく上達した気がするよ」

梓「そんな…それは私も一緒です。唯先輩と一緒に弾いていると…なんていうか刺激になります」

唯「そーお?」

梓「は、はい。それより唯先輩?ホントにこんなに練習していて大丈夫なんですか?確かに唯先輩がすごく勉強しているのはわかりました。ただ、その、それでも私が邪魔をしていないか心配で…」

唯「…あずにゃん、聞いて。私は絶対に受かるよ。だって…」

梓「え?」

唯「もし私が落ちちゃったら、あずにゃん責任感じちゃうでしょ。だから、絶対に受かる。だから、あずにゃんと一緒にいればいるほど私はがんばれるんだよ。だから、あずにゃんは邪魔なんかじゃないよ」

梓「ゆ、唯先輩…」


141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 01:58:27.90 ID:9C9rhJwv0

>>139
弦楽部か合奏部確なら軽音部よりは廃部寸前そうだな



143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 02:04:26.48 ID:PJl+uL2v0

>>141 実際そうだろうね。てか、軽音部が廃部寸前とかあまりなさそう


唯「だから、これからもよろしくね!」

梓「は、はい!」

唯「じゃあ、また明日は勉強するから、明日の分のあずにゃん分補給していい?」

梓「…どうぞ」

ギュ

唯「…」

梓「…」


144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 02:08:34.15 ID:PJl+uL2v0

――――――

―――――――――――――


梓(こうして、あるときは放課後の部室で、あるときは唯先輩の家で)

梓(様々なCDを聴いたり、バッハに関する文献を読んでみたり、憂にピアノで伴奏してもらったり)

梓(試行錯誤を続けながら、私と唯先輩の練習は続いていった)

梓(そして、唯先輩の受験の日がとうとうやってきた)

梓(唯先輩のことが心配でしょうがなかった私は、朝、唯先輩の家に向かっていた)



145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 02:09:03.01 ID:CuuThr2N0

ツィゴイネルワイゼンまだー?





146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 02:13:08.14 ID:PJl+uL2v0

すいません、今日はもう眠らせていただきます…
読んで下さってる方がいらっしゃるかわかりませんが、ここから後半に入っていきます

続きはまた明日書きます
スレ落ちてたらまた同じスレタイで続きを書こうと思いますので、よかったらまたお願いします

>>145 先に言っておくと、今回はサラサーテの出番はないんだ…すまん


152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 07:40:57.74 ID:PJl+uL2v0

まさか保守してくださる人がいるとは思わなかった…。朝少しだけ投下します
いつ再開するかわからないのは嫌だと思いますので書いておきますが、本格的な再開は夕方からになります…


ピンポーン

憂「はーい、あれ、梓ちゃん、こんな朝早くにどうしたの?」

梓「おはよう、憂。唯先輩がちゃんと起きたか気になって…」

憂「…そのためにわざわざ?梓ちゃん、そんなにお姉ちゃんのこと…」

梓「あ、いや、そういうんじゃなくて!!」

梓「…なんか自分の目で唯先輩が起きて受験に向かうところを見ないと今日一日もやもやしそうで」

憂「そ、そう?学校で私に聞けばいいのに…」

ピンポーン

憂「はーい、って、律さんに澪さん!」


154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 07:44:16.53 ID:PJl+uL2v0

律「おはよー、憂ちゃん。唯もう起きてる?」

澪「寝過ごして受験不合格とかやらかさないか心配でな」

紬「おはようございます。唯ちゃんもう起きてる?」

憂「紬さんまで!?」

梓(…唯先輩、みんなから愛されてるんだなあ…)


澪「唯、ちゃんと受験票持ったか?」

唯「うん、大丈夫だよ」

律「そんなこと言ってる澪が実は忘れてきたりするんだよな~」

澪「そんなわけないだろ…、って、あれ!?受験票がない!!」

律「あ、こんなところに澪の受験票が~☆」

ボカッ

律「目が醒めたぜ…」


153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 07:42:42.56 ID:NuIbHJNOO

夕方までの保守も任せとけよ



155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 07:48:07.10 ID:PJl+uL2v0

>>153 ホントにありがとう。必ず完結させるよ


澪「ったく…、それじゃ、憂ちゃんたちとはこの辺りでお別れだな」

憂「あ、はい…」

梓「みなさん、がんばってくださいね!」

律「おう!それじゃな!」

唯「あ!忘れ物があったや!!」

憂「ええ!?」

梓「え!?大丈夫ですか、今から間に合うんです…か!?ふぐっ!」ダキッ!

唯「あずにゃん分補給し忘れてた~」

グリグリ


156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 07:50:43.38 ID:X6W0OVhv0

ヴァイオリン全くわかんないけど面白い



160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 07:59:17.58 ID:PJl+uL2v0

紬「…あらあら!」

澪「唯もよく飽きもせず抱きつくよなあ」

唯「えへへ~」

律「まったく、ほら、唯そろそろ行くぞ?」

唯「は~い。…あずにゃん、がんばってくるからね…」ボソッ

梓「絶対に、合格してください…」ギュッ

律紬「…」

澪「ほら、行くぞ」

唯「うん、よし、行くぞ~!!」

律「よ~し、それじゃあ行きますか」


157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 07:50:59.87 ID:uOf8GVlb0

最後まで書き溜めてあるのに丸一日使うのは人集めかな?
まあ頑張れ


158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 07:56:54.07 ID:GIGTsshbO

>>157
今日は平日だ


159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 07:57:16.79 ID:NuIbHJNOO

さる規制とかもあるんだから長編だったら一気には無理だろ
●持ちなら可能かも知らんが


161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 08:03:11.07 ID:uOf8GVlb0

>>158
そりゃスレ立てる前から次の日が平日かどうかぐらいはわかるだろうね



162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 08:05:54.82 ID:PJl+uL2v0

>>157 すまん、いかんせん初投稿なんでペースがわからなかったんだ
     休日に投稿すればよかったんだけど、唯の誕生日に投稿するような自信がなくて…


憂「よし、私たちも学校いこ?」

梓「あ、家に忘れ物してきちゃった。憂、先に行ってて?」

憂「え?あ、梓ちゃん、遅刻しちゃうよ~!」

梓「ごめん、先生に言っておいて~!!」ダッ


梓「…」ハアハア

梓「財布の中…、1万円」

梓「ふう」

ガラガラ

梓(神様、私は先輩方が大好きです)

梓(でも、以前、先輩方が受験で落ちてほしい、と心の隅で思いました)

梓(そうしたらもっと一緒に居られる…。本当に自分勝手で、浅ましい考えを持っていました)


163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 08:10:07.65 ID:PJl+uL2v0

梓(あのことは謝ります。今年一年、私に不幸が起こっても構いません。)

梓(だから、どうか、どうか4人を同じ大学に行かせてあげてください)

ヒック..ヒック..

梓(どうか、あの4人を引き離さないであげてください)

パンッ パンッ

梓(これで、私にできることはやりました)

梓(みさなん、がんばってください)

梓(唯先輩、絶対に受かってくださいね)


165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 08:15:14.51 ID:PJl+uL2v0

澪「こ、ここがN女子大か…」
朝はこれでラスト。出かけてきます。


紬「どきどき…」

律「よ~し、覚悟しろN女子大!!!」

澪紬「お~!!!」

唯「がんばるぞ~!!」

唯(…)


――――――

―――――――――――――




166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 08:54:37.14 ID:ynXmWKRf0

いいね

シャコンヌの出番はあるのかしら。





182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 17:45:44.99 ID:fVoIMCWV0

戻りました!保守してくださった方、本当にありがとうございます。
がんばって今夜には完結させたいと思います。
よかったら最後までお付き合いください。
とりあえず、パソコンに張り付けるよう晩飯用意してから再開します。

あと、期待してくださっている方がいらっしゃったら大変申し訳ないんですが、
今回はもう新曲は出ません。
今回、唯にソロでバッハを二曲ほど弾かせているのですが、一応場面場面に合わせて
調性を考えて選択しています。
そのため、シャコンヌはドッペルコンチェルトと調が被るので出番はありませんでした。
シャコンヌは私も大好きなんですが、ちょっと今回の唯の雰囲気には合わなかったです…


183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 18:06:04.57 ID:fVoIMCWV0

さわ子「それで、今日はみんな来るの?」

憂「ええ、合格してたらみなさんで報告に来るそうです」

梓「あー…、なんだか緊張してきた…」

憂「も、もー梓ちゃんが緊張してド、ドウスルノー」

純「憂もね…」

ガラッ

純「あっ!」

梓「!」ドクン!

梓(うう、振り向けないよお…。もし、一人でもいなかったらどうしよう…)

梓(唯先輩がいなかったらどうしよう…)


184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 18:10:36.40 ID:fVoIMCWV0

ブルブル

純「ほらっ!梓!」

梓(!)

唯「あれー?」

澪「みんないる…」

律「さわちゃんまたお菓子くってんのかよ」

紬「お久しぶり~」

梓(あ、あ…)

梓「唯せんぱ…!うぐっ!?」ダキッ

唯「あずにゃん、久しぶりー!!」

梓「ぷはっ!!ゆ、唯先輩、今日来たってことは…!?」

唯「うん…、N女子大、合格したよ!!」ブイ


185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 18:15:13.29 ID:fVoIMCWV0

梓「!!ゆ、ゆいせんぱぁぁい!!!」ダキッ

唯「ふおおおおおおおおおおお!!!???」

梓「唯先輩よかった…よかった…」

ギュー--

唯「…よしよし、絶対に受かるって約束したでしょ?」

梓「は、はい」

紬「…まあ」

律「いやー、見せ付けてくれるねえ~」

梓「み、澪先輩もムギ先輩もおめでとうございます」

澪「ありがとう」


186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 18:18:55.88 ID:Oe67BZpbO

支援ぬるぽ



187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[>>186 ガッ!]:2010/11/30(火) 18:20:16.12 ID:fVoIMCWV0

律「さあ、私にも祝福の抱擁を!!」

梓「うっ…」チラッ

唯「…」ジー

梓「り、律先輩よく合格しましたね~。あんなに遊んでたのに」

律「へ?」

梓「もしかしてムギ先輩のコネ入学ですか?」

紬「まあまあ」

律「梓…」ユラァ

梓「はう!律先輩、ギブギブ…」

紬「ふふっ、じゃあ、私お茶入れるわね!」

唯「…これで卒業まではまた部活できるね!」

澪「ああ、そうだな」


188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 18:25:22.74 ID:fVoIMCWV0

――――――

―――――――――――――


律(こうして、また今までどおり部活動が再開したのだが…)

澪「…」

紬「…」

律「…おかしい」

唯「え?」

梓「どこかおかしいところがありましたか?」

律「唯と梓が合いすぎてる!!」


189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 18:26:04.35 ID:sZxfycud0

大きな鍵盤と円盤のための協奏曲しか思い浮かばなかった俺は
間違いなくクラシックを知らないゲーム脳 支援



190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 18:30:01.63 ID:fVoIMCWV0

澪「うん、リズムだけじゃない、ニュアンスとかも揃いすぎてるんだ!!」

梓「合ってるならいいじゃないですか!私はとても良かったと思います!」

唯「そうだよ~!澪ちゃんもこっちの方がいいでしょ~?」

澪「そ、それはまあそうなんだけど…」

律「なんか違和感が…」

紬「ま、まあまあ、少し休憩しましょう?私お茶入れるから…」

梓「あ、ムギ先輩、私も手伝いますよ?」

紬「えっ!?」

唯「よし、澪ちゃんりっちゃん、お茶入るまでさっきのところもう一回やろうよ!!」

澪律「えっ!?」


191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/30(火) 18:36:07.92 ID:fVoIMCWV0

梓「♪♪」

紬「…」

唯「♪♪」

澪律「…」

澪(な…)

律(なんだかなあ…)

紬(う~む…)

澪律紬「…」


――――――

―――――――――――――



唯「2つのヴァイオリンのための協奏曲?」#3

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