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純「ジャズけん!」#1~5 【日常系】


純「ジャズけん!」#1
純「ジャズけん!」#2
純「ジャズけん!」#3
純「ジャズけん!」#4
純「ジャズけん!」#5




1 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 03:22:28.98 ID:9n2kvUAO

ここならダラダラ書いてもいいと聞いたのでダラダラやります



2 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 03:33:03.41 ID:9n2kvUAO

#1

4月、今年から高校生になりました。


純「憂はお弁当作ってるんだっけ?」

憂「うん、そうだよ」

純「毎朝大変でしょ?私なんて絶対無理だよ」

憂「そう?結構楽しいよ」

純「へぇ~…まぁ憂はそういうの好きそうだもんね」

憂「えへへ」

純「あーあ、私もう購買のパンなんて飽きちゃった。給食が恋しい」





3 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 03:42:14.53 ID:9n2kvUAO

純「今思うとさ、給食って毎回違うメニューだから飽きないじゃん。
  しかもたまに美味しいのがあるし」

憂「なんかつい最近のことなのに懐かしいね」

純「高校も給食だったらよかったのに!」

憂(お姉ちゃんは給食と私のお弁当どっちが好きかな…)

純「カレーが食べたい…」

憂「純ちゃんは自分でお弁当作らないの?」

純「だから私には無理だよ。毎朝早く起きて作るなんて」

憂「一回やってみればいいんじゃない?慣れれば続くかもしれないし」

純「…こう見えてもさ、中学の時はお弁当生活に憧れてたんだよ」

憂「え?」



4 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 03:56:47.51 ID:9n2kvUAO

純「朝早く起きて、自分の好きなおかずばっかり入ったお弁当作ったりして」

純「カレーとか」

憂「カレーはお弁当には難しいんじゃないかな…」

純「それでね、お昼休みにはみんなでワイワイしながら食べて…」

純「『あ、それ美味しそう。私のと交換しようよ』『うん、いいよ』」

純「なんておかず交換して…」

純「いつの間にか料理も上達して、
  家庭科の成績も上がったりして充実した学校生活を送りたかったの!」

純「……送りたかったんだけど」

憂「だけど?」

純「私には無理だった。体が動こうとしない」

憂「あはは…」



5 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 04:07:30.21 ID:9n2kvUAO

純「なんか理想と違うんだよね~高校生活。もっと大人になってると思ったんだけど…」

憂「制服もぶかぶかだしね。私もまだまだ子供かな」

純「いや…憂は着実に成長してるよ」

憂「え?」

純(胸が)

純「コホン…とりあえず、立派な高校生になるために部活を頑張ってみようと思う」

憂「ジャズ研だっけ?」

純「うん。先輩みたいにかっこよくなりたいな~って…」

純「あっ、ごめんね軽音部」

憂「ううん、純ちゃんが自分で決めたならしょうがないよ」

憂「それになんとか新入部員も入ったってお姉ちゃん喜んでたし」

純「その新入部員って確か…」





梓「……」



6 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 04:15:53.87 ID:9n2kvUAO




純「えっと確か…」

憂「中野梓ちゃんだよ」

純「そうそう、それそれ!」

憂「かわいいよね~」

純「なんか高校生に見えないよね」

憂「ギターがすごく上手なんだって。お姉ちゃんが言ってた」

純「へ~」

憂「あと猫耳が似合うらしいよ」

純「猫耳……なぜ猫耳?」

憂「え?」




梓(なんか視線を感じる…)



7 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 04:26:17.15 ID:9n2kvUAO

純「なんか今まで絡んだことないタイプかも」

憂「声かけてみよっか」

純「ん……そだね」

純(悪い子じゃなさそうだし)

憂「あの~…梓ちゃん」

梓「あっ…えっと、憂ちゃんだよね?唯先輩の妹の」

憂「うん、お姉ちゃんから梓ちゃんのこと聞いてるよ。ギター上手いんだってね」

梓「あぁ…そんな言われるほどでも」

憂「でもお姉ちゃんすごい褒めてたよ?」

梓「そ、そう?」

憂「うん!」



8 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 04:36:32.94 ID:9n2kvUAO

憂「梓ちゃんはいつからギターやってるの?」

梓「小学校の頃から…親の影響で」

憂「わぁ、すごいね!それじゃあ上手いのも納得できる」

梓「そんな…私なんてまだまだだよ」

憂「ふふっ、じゃあ今度梓ちゃんの演奏聴かせてね」

梓「う、うん…」

梓(なんか唯先輩と違ってしっかりしてるっぽい…)

純「ねぇ、普段どんな音楽聴いてるの?」

梓「えっ…」



9 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 04:48:25.04 ID:9n2kvUAO

純「あっ、私は純。鈴木純」

純「憂と中学が一緒だったんだ」

梓「そうなんだ…」

純「ちなみにジャズ研」

梓「ジャズ…ジャズだったらよく聴いてるよ。うちにレコードあるし」

純「へ~いいな~」

純「私はジャズ高校から…」

梓「純ちゃんの好きなバンドは?」

純「うん?」

梓「好きなバンド。ジャズでもいろいろあるでしょ?」

純「う、うん…」

梓「どんなバンドが好き?」

純「え…えっとねぇ…」

純(ヤバい…そういうのはまだよく知らないんだよね…)

純(なんて言える空気じゃないかも…)

梓(やっと音楽を語れる友達ができるかも)ワクワク



10 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 04:59:05.23 ID:9n2kvUAO

純「あー……」

梓「純ちゃん?」

純「……そうだ、梓ちゃんは中学のころどんな給食が好きだった?」

梓「え?」

純「さっき憂と中学の話をしててさ、給食のことで盛り上がってたんだよね~」

純(これでなんとか誤魔化したい)

梓「給食…」

梓(なんでいきなり給食の話題……音楽は?)

純「給食美味しかったよね」

梓「えっと…」

梓(でも…こういう話には乗った方がいいのかな。
  高校デビューだし、悪い印象は与えたくないし…)

梓「……うん、給食美味しかったよね」

純「だよね!」

純(よし、なんとか流れが変わった…はず)

梓(これでいいのかな…)



11 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 05:05:48.91 ID:9n2kvUAO

純「私カレーが好きだったんだ」

梓「うん」

純「スパゲッティも美味しかったよね」

梓「揚げパンとかも」

純「でもあれ大きいから食べてる途中で飽きちゃうよね」

梓「え、そう?」

純「あれ?飽きない?」

梓「うん、牛乳と一緒なら」

純「あぁ…牛乳と一緒ならね」

梓「うん」

純「……」

梓「……」



12 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 05:14:06.09 ID:9n2kvUAO

梓(あれっ…なんか変なこと言った?)

純(話してたらなんか揚げパン食べたくなってきたなぁ…)

純(お腹すいてきたし…)

純「……」

梓「……」

梓(気まずい…)

純(お腹すいた…)

純「そういえば、憂は料理がすっごく上手いんだよね」

梓「え?」

憂「そ、そうでもないよ~」

純「そんなことないって、お弁当超おいしいから」



13 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 05:26:37.29 ID:9n2kvUAO

梓「へぇ…」

純「家では家事全般やってるんだよね。掃除とか洗濯とか」

憂「そんな…特別なことでもないよ」

梓(やっぱりしっかりしてる!)

純「そうだ、せっかくだしお昼三人で食べようよ」

梓「え…」

憂「そうだね」

梓「いいの…?」

純「もちろん、私班で食べるんじゃなくて
  好きな友達と集まって食べるのが憧れだったんだ~」

梓(友達…)

憂「梓ちゃんも一緒に食べようよ、ね?」

梓「えっと……う、うん!」

純「じゃあ決まりだね」

梓(友達か…なんだか高校生活うまくいきそう)



14 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 05:32:37.40 ID:9n2kvUAO

お昼


純「ふぅ、購買でなんとか買えた」

憂「お疲れさま」

純「やっぱり2、3年は手が早いよ。人気の商品があっという間になくなっちゃうんだもん」

梓(購買かぁ…そういえば行ったことないや)

梓(今度行ってみようかな…)

憂「梓ちゃんはお弁当なんだね」

梓「うん」

純「お母さんが作ったの?」

梓「ううん、自分で作ってみた」

純「え…マジ?」



15 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 05:44:08.45 ID:9n2kvUAO

梓「毎日じゃないけどね。でも、できる時は自分でやろうかなぁって思って」

梓「もう高校生だし」

純「へ、へぇ…そうなんだ」

純(私の当初の目標を実行してる!?)

梓「でも慣れてないから失敗しちゃって…」

憂「そんなことないよ、美味しそうだって」

梓「えー、憂ちゃんの方が美味しそうだよ」

憂「そう?なら玉子焼き交換してみる?」

梓「あ、うん。食べてみたい」

純「……」

純(なに…このおいてけぼり感は…)

憂「うん、充分おいしいよ」

梓「いや…憂ちゃんの方が圧倒的に美味しいんだけど…」



16 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 05:52:17.44 ID:9n2kvUAO

梓「やっぱり憂ちゃんってすごいんだね」

憂「玉子焼きぐらいでそんな…ねぇ純ちゃん」

純「……」

憂「純ちゃん?」

純「私のドーナッツも交換してー!!」

梓「な、えっ!?」

純「はい、チョコドーナッツ」

梓「あ、ありがとう…」

純「私だって明日からお弁当作ってくるもん!高校生だし」

梓「あ…うん、そうなんだ…」
梓「?」

憂「ふふっ、頑張ってね」

純(よーし…二人をあっと驚かすお弁当作ってやるんだから!)



18 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 06:00:05.75 ID:9n2kvUAO

翌日


純「やったー!今日は購買でいろいろ買えたよ!」

梓「あれ…お弁当は?」

純「え?あぁ、あれね」

純「やっぱ私には無理。起きれないし作れない」

梓「……」

純「それより購買でいかに人気のパンを買えるか
  挑戦してみようと思うんだ。これも結構楽しいし」

純「目指せゴールデンチョコパン!」ビシッ

純「だからお弁当はいいや。あははっ」

梓「……」

梓(適当だこの人)



#1 おわり



19 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 06:03:19.49 ID:9n2kvUAO

とりあえずここまで。
今後は純メインでやろうかと思ってます。
ちなみに時系列は一年からで。
あとジャズ研はあまり関係ないかも。



28 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 23:20:36.44 ID:9n2kvUAO

#2

純の部屋


純「う~ん…」

純「……」カキカキ

純「うぐぐ~…」

純「あぁもう!宿題分かんない!!」

純「……」グッタリ

純「はぁ…気晴らしにベースでも弾こう」



31 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 23:27:07.80 ID:9n2kvUAO

純「えっと確か…ジャズ研で課題が出てたんだっけ」ガサゴソ

純「あった、この曲を来週まで弾けるようにか…」

純「どれどれ」

ボン♪

純「ん…」

ボボン♪ボッ…

純「……」

ボン…ボボッ…

純「むっず…なにこれ」

ボッ…

純「……」

ボボッ…

純「あー!今日はもうダメ!!」

純「寝る!!」



32 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 23:32:29.09 ID:9n2kvUAO

翌日

学校


純「はぁ…現実はどうしてこう上手くいかないんだろうね~…」

憂「どうしたの?」

純「五月病」

憂「まだ四月だよ」

純「なんかさぁ、もう高校生活絶望的かも」

純「宿題できないしベースできないし…」

梓「おはよう、憂ちゃん」

憂「あっ、おはよう梓ちゃん」



33 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 23:44:36.73 ID:9n2kvUAO

純「あぁ…梓ちゃん。おはよ」

梓「どうしたの?元気ないね」

純「ちょっと理想と現実のギャップについていけなくて」

梓「?」

憂「純ちゃんもいろいろ大変みたいなの」

梓「そうなんだ…」

純「高校ってさ、思ってたのと違うよね。理想はもっと華やかだったんだけど」

純「なんか拍子抜け。あーあ、早く大学に行きたいな~」

憂「それはちょっと気が早いんじゃ…」

純「だって大学の方がなんか凄そうじゃん」

梓「そんなこと言ってると、あっという間に卒業式になっちゃうよ?」

純「むしろ早く卒業したいかも…」



35 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/27(金) 23:53:40.38 ID:9n2kvUAO

純「梓ちゃんはさ、高校生活大変じゃない?」

梓「え…」

純「部活とかあるじゃん」

梓「でも、好きで選んで…」

紬『お茶淹れたわよ~』
唯『あ~ずにゃ~ん!』ダキッ

梓「うっ…」

梓(そういえば全然部活やってないかも…)

純「私なんて難しい課題出されちゃって…もう挫折しそうだよ」

梓「課題…」

さわ子『演奏する時はこの猫耳をつけるのよ!』
梓『な、なんで…』
律『羞恥心をなくすためだ!軽音部入部の課題だと思え!!』

梓「……」グッタリ

憂「あ、梓ちゃんどうしたの!?」

梓「理想と現実のギャップにやられた…」



36 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/28(土) 00:07:57.19 ID:SU/uhgAO

梓「ていうか純ちゃん部活はマジメにやってるんだね」

純「むっ?なにそれ」

梓「あっ…ごめん」

梓(てっきり適当な人だとばかり思ってたから…)

純「部活はちゃんとやるよ。憧れの先輩もいるし」

梓「だよね」

梓(私もそうだし…)

澪『梓!』
唯『あずにゃ~ん!』

梓(いや…唯先輩は違うかも)

純「あっ、そうだ……先輩がいるから頑張れるんだ」

純「よーし、私も諦めずかっこいいベーシストになってやる!」

梓(切り替えはやっ!?)

憂「頑張って純ちゃん!」



37 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/28(土) 00:15:59.12 ID:SU/uhgAO

純「そういえば憂は結局部活やらないの?」

憂「うん」

純「そっか…もったいない。なんでもできるのに」

憂「ふふっ、そんな万能じゃないって」

梓(たぶん唯先輩は憂ちゃんに良い所を全部持ってかれたんだろうなぁ…)

キーンコーンカーンコーン

純「あっ…授業のチャイムだ」

憂「じゃあまた後で」



38 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/28(土) 00:26:05.99 ID:SU/uhgAO

放課後


先輩「お刺身ドボドボ陶人ゴク・・・
   食え食え中川食え食え弾ドボドボアジむむ・・・岡星ドボドボアジむむ・・・」

純「山岡食むむ・・・食むむ・・・チン山岡食むむ・・・食むむ・・・ドボドボ!」

~♪

先輩「ストップ!!」

純「山岡ドボドボっ…」

先輩「出アジ食え食え陶人お刺身ドボドボお刺身お刺身陶人食え食え食え食え岡星アジフライ刺身岡星アジフライ刺身・・・アジむむ・・・食え食え食え食えアジフライ刺身雄山ゴク・・・!岡星アジフライアジフライ刺身一回最初フライ食むむ・・・食むむ・・・食え食え食え食え食むむ・・・食むむ・・・!!」

純「フライアジフライ陶人チンフライアジフライ陶人岡星むむ・・・京極ドボ食むむ・・・食むむ・・・お刺身ドボドボ…」

純(フライアジフライ京極ドボ食むむ・・・食むむ・・・怖ドボドボ先輩アジ食え食え陶人ドボ食むむ・・・食むむ・・・京極アジむむ・・・…)

先輩「ドボドボドボドボ?ジャズ研山岡食むむ・・・食むむ・・・サバイバルドボ食むむ・・・食むむ・・・ドボアジフライあぁ適当ドボドボドボゴク・・・っアジむむ・・・食え食え食え食えアジフライ刺身アジアジフライチンアジアジフライ陶人京極アジアジフライ陶人京極追ドボドボ抜フライ食むむ・・・食むむ・・・食え食え食え食え岡星アジフライ刺身岡星アジフライ刺身・・・アジドボドボゴク・・・食え食え中川アジフライ刺身京極アジ食え食え陶人フライ食むむ・・・食むむ・・・食え食え食え食え食むむ・・・食むむ・・・ドボ岡星アジフライ刺身岡星アジフライ刺身・・・」

純「山岡食むむ・・・食むむ・・・ドボドボ…」シュン

先輩「山岡アジフライ食え食え食え食え食むむ・・・食むむ・・・チン岡星アジフライアジフライ刺身一度」

純「……ゴクリ」

~♪

先輩「岡星食むむ・・・食むむ・・・アジ食むむ・・・食むむ・・・外食え食え食え食え岡星アジフライ刺身岡星アジフライ刺身・・・アジむむ・・・食え食え食え食えアジフライ刺身!!」

純「山岡ドボドボドボドボ中川っ!?」



39 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/28(土) 00:38:01.81 ID:SU/uhgAO

テスト
なにこれ



41 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/28(土) 00:45:23.34 ID:SU/uhgAO

放課後


先輩「じゃあ弾いてみて」

純「はい!」

純(先輩の前だと緊張する…)

~♪

先輩「ストップ!!」

純「ひっ…」

先輩「出だしずれてるわよ!もう一回最初から!!」

純「ごめんなさい…」

先輩「いい?ジャズ研はサバイバルなの。
   適当にやってると、どんどん追い抜かれちゃうんだからね!」

純「すいません…」シュン

先輩「ほら、早くやって」

純「は、はい!」

純(今度は失敗しないように…)

純「……ゴクリ」

~♪

先輩「また外れてる!!もう一回!!」

純「ひぃっ!?ご、ごめんなさ~い!」



42 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/28(土) 00:51:12.54 ID:SU/uhgAO

帰り道


純「あ~疲れた」

純「……はぁ」

純「あの先輩の前だと緊張しちゃう…」

純(まさかあんな怖い先輩だなんて…)

純「……」

純「やっていけるか不安だ~…」

憂「あっ、純ちゃん」

純「あれ…憂?どうしたのこんな所で」

憂「夕飯の買い物」



43 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/28(土) 00:59:11.79 ID:SU/uhgAO


・・・・


憂「そっかぁ、部活でそんなことが」

純「うん、なんかあの人の前だと調子出なくて…」

純「めっちゃ怖いんだよ!」

憂「へぇ…」

純「あぁ…また明日も怒鳴られるかと思うと…」

憂「でも純ちゃんならきっと頑張れるよ」

純「そんな簡単に言われても」

憂「でも部活は辞めないんでしょ?」

純「まぁ…」

憂「大丈夫、いつもの純ちゃんなら乗り越えられるって」

純「いつもの私…?」



44 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/28(土) 01:09:24.79 ID:SU/uhgAO

憂「たぶん純ちゃんは…急に環境が変わったからまだ戸惑ってるだけなんだよ」

憂「それで最近元気が出ないんじゃないかな?」

純「……」

憂「けど私の知ってる純ちゃんは、すごくマイペースだから…
  そういうのにもいつの間にか慣れちゃうと思うよ」

純「…それって褒めてるの?」

憂「うん!」

純「マイペースってねぇ…私は別にマイペースやってつもりはないんだけど」

憂「自分じゃ気づかないだけだよ」

純「えぇ~…そう?」

憂「いいじゃない、マイペース。悪いことじゃないんだし」

純「う~ん…」



45 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/28(土) 01:19:19.61 ID:SU/uhgAO

憂「純ちゃん」

純「うん?」

憂「ファイト!」

純「…ぷっ、なにそれ」

憂「あれ?おかしかった?」

純「ううん…ありがと憂」

純「確かにちょっと、気をはりすぎてたのかもしれないね」

純「私らしくなかったかな?」

憂「今の純ちゃんは純ちゃんっぽいよ」

純「そう?ならこのままでいよっと」

純「でも私はマイペースに生きてるわけじゃないからね!」

憂「はいはい♪」



46 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/28(土) 01:28:37.87 ID:SU/uhgAO

翌日

ジャズ研


純「……」

ボボン♪ボボッボン♪

先輩「…うん、いい感じ」

純「あっ、本当ですか!?」

先輩「昨日より断然良いわよ。どうしたの急に」

純「いや~、ちょっと小難しいこと考えるのやめてみたんですけど…」

先輩「小難しいこと?」

純「えへへ、まぁいいじゃないですかそんなことは」

先輩「……ま、なんとなく分かるけどね」

純「え?」



47 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/28(土) 01:33:59.19 ID:SU/uhgAO

先輩「ねぇ純」

純「は、はい」

先輩「ジャズ研にはもう慣れた?」

純「えっと…とりあえずは」

先輩「ジャズ、楽しい?」

純「はい!なんか段々好きなってます!」

先輩「そう…なら良かった」

純「先輩?」

先輩「やっぱり好きことは、楽しまないとね」

純「はぁ…?」

先輩「ふふっ…さて、続けましょうか」

純「あっ、はい!」



48 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/28(土) 01:43:26.15 ID:SU/uhgAO

純(なんか今日の先輩は優しい…なんでだろう)

ボン♪ボボンッ♪

純「……」

純(ひょっとして…今まで私が勝手に怖い人って決めつけてただけなのかな)

純(だとしたら悪いことしちゃったな…先輩は憧れなのに)

ボボッ♪ボンボン♪

純(憂の言う通り、もっと肩の力を抜いてやれば案外上手くいくかもね)

先輩「今日の純、すごく良いわよ」

純「ありがとうございます!」

純(私は私らしくでいいんだ…その方が私にも、先輩にも良いんだし)

純(よし!今日から心機一転がんばるぞー!!)

先輩「じゃあ今日からもっと厳しくいきましょうか」

純「えっ」



49 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/28(土) 01:49:07.47 ID:SU/uhgAO

翌日


純「練習がものすごくハードになりました」

憂「大丈夫?」

純「うん…疲れたけどさ、前より楽しくなったかも」

憂「そっか、よかった」

純「やっぱ楽しまなきゃ損だよね」

梓「はぁ…」

憂「あっ、梓ちゃんおはよう」

純「どうしたの?元気ないね」



50 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/28(土) 01:55:12.59 ID:SU/uhgAO

梓「まだ理想と現実のギャップに苦しんでる…」

純「梓ちゃん、そのまま流れに身を任せて楽しんじゃえばいいんだよ」

梓「あのまま楽しんだら軽音部は終わりだよ…」

憂「?」

梓「はぁ…」

梓(もっと音楽に情熱をそそいでる人はいないのかな…)

梓「……」ジーッ

純「な、なに?」



51 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/28(土) 02:06:01.61 ID:SU/uhgAO

梓「ちょっと聞きたいんだけどさ…純ちゃんってどうしてベース始めたの?」

純「え?」

梓「いや…気になって」

梓(純ちゃんは音楽には真剣だし…ちゃんと答えてくれるかな)

梓(憧れのミュージシャンがベース弾いてたとか…
  なんでもいいからこの学校で音楽の話をしたい!)

梓(お願い純ちゃん!軽音部は音楽やってないからせめてここでは…)

純「ベースねぇ…弦が四本で簡単そうだったからかな」

梓「……」

純「梓ちゃん?」

梓「そんなんばっか!!」

純「えぇっ!?」



52 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/28(土) 02:14:05.53 ID:SU/uhgAO

梓「ごめん…なんでもない」

梓(始める理由は別になんでもいいのにね…)

梓(純ちゃんらしいって言ったら純ちゃんらしいけど)

梓(でも…)

梓「あぅ~…」グッタリ

憂「梓ちゃん大丈夫?」

梓「なんで現実ってこう…上手くいかないんだろう」

純「それが現実だからよ」

憂「純ちゃんかっこいい!」

純「へへ~」

梓「はぁ…」

梓(こんな調子で本当に大丈夫なのかなぁ…私)




#2 おわり




54 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/28(土) 03:07:31.10 ID:/LqJ0K.P

>>53
乙!
よかったら過去作教えてくれないか?
読みたいんだ




58 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/28(土) 14:11:22.22 ID:SU/uhgAO

>>54
梓「唯先輩の脳みそ美味しいです♪」
純「ひますぎ!」×4
純「ういすき!」
純「手のひらサイズ!」
純「憂と付き合うことになったんだけどさ」
ど井中 律「のうぎょう!」
純憂梓「私たちが主役!」
唯「あ~ずにゃん!」ギュッ夏奈「うわっ!」
千秋「おい、朝だ起きろ」梓「えっ…」(途中から)


まとめサイト見てないからまとまってるかは知らない



71 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 02:57:22.69 ID:pwihDkAO

#3

お昼休み


純「じゃーん!今日はとうとうお弁当を作ってみました!」

梓「おぉ…」

憂「見せて見せて!」

純「では…ご披露します」

純「どうぞ!」カパッ

憂「あっ…」

純「え?」

梓「……中身ぐちゃぐちゃだね」

純「えぇっ!?嘘…本当だ!!」

純「こんなはずじゃ!?」

憂「バッグに入れて運んでる時に具が片寄っちゃったんだね」

純「そ、そんな~…」



72 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 03:07:24.30 ID:pwihDkAO

純「せっかく頑張ったのに…」

憂「具の上にラップをかけてフタをするとズレなくなるんだよ」

純「へぇ~、憂は物知りだね」

憂「えへへ」

梓「憂はなんでも器用にこなせて凄いなぁ。昨日遊んだ時も…」

純「えっ、昨日遊んだの?」

梓「え?うん…」

純「なんでよー、私も誘ってよー」

梓「ご、ごめん純ちゃん」

純「あ…でもどうせ昨日は部活だったんだ」

憂「また今度遊ぼうね」



73 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 03:16:04.88 ID:pwihDkAO

梓「昨日は楽しかったよね」

憂「うん!」

梓「憂ったらさぁ…」

憂「あははっ」

純「むぅ…」

純(なんか楽しそう…)

梓「また行きたいねー」

憂「そうだね」

純「…あっ、そうだ」

憂「どうしたの?」

純「おかず交換しようよ!これやりたかったんだ」



74 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 03:23:45.92 ID:pwihDkAO

純「はい、玉子焼き」

梓「え…私と?」

純「だって梓のお弁当にも玉子焼きあるし」

梓「まぁいいけど……はい」

純「どれどれ…」モグモグ

純「うん!普通に美味しい!!」

憂「よかったね梓ちゃん」

純「私のも食べてみてよ」

梓「あ…うん」モグモグ

梓「……」

純「どう?」

梓(微妙…)



75 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 03:34:14.52 ID:pwihDkAO

純「朝がんばって作ったんだ~」

梓「へ、へぇ…」

梓(どうしよう…本当に微妙だ)

梓(不味すぎじゃないけど美味しくもない…)

純「ねぇ梓、どう?」

梓「えっと…」

梓(なんて言おう…何も思い付かないよ)

純「ねぇ、梓ったら!」

梓「………うん、食べれるよ」

純「食べれる?」

梓「いや…美味しいってこと」

純「本当!?」

梓(ごめん嘘)



76 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 03:41:51.44 ID:pwihDkAO

純「よかった~、作ったかいがあったよ」

純「梓も甘い玉子焼き好きなんだね」

梓「え?」

純「私も甘いの好きだから今回は砂糖を入れてみたの」

梓「そうなんだ…」

梓(なんか苦かったんだけど)

純「私も自分の食べてみよーっと」モグモグ

梓(まぁ本人が満足してるならいいけどさ…)

純「……まずっ!?」

純「梓これあんまり美味しくないよ!!舌だいじょうぶ!?」

梓「ええーっ!?」



77 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 03:50:53.80 ID:pwihDkAO

純「こりゃ失敗だ、食べられないよ」

純「こんなの好きだなんて梓って変わってるね」

梓(せっかく気をつかって言わないようにしただけなのに…)

憂「……」

純「憂、これなんで不味いのかな」

純「いや、そこまで不味いわけじゃないんだけどなんか微妙なんだよね……
  ちょっと味見お願いしてもいい?」

憂「……」

純「憂?」

憂「あっ、ごめん…なに?」

純「…大丈夫?ボーっとしてるみたいだけど」



78 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 03:58:38.24 ID:pwihDkAO

憂「うん…大丈夫だよ」

梓「顔赤くない?」

憂「そう…?」

梓「うん。ひょっとして熱あるんじゃ…」

純「どれ、おでこに手を」ピタッ

純「あつっ!?熱じゃん!!」

憂「そういえば…さっきから寒気してた…」



79 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 04:08:32.83 ID:pwihDkAO

純「完全に風邪だ…」

梓「早退したら?」

憂「でもお姉ちゃんに……あっ、今日はお母さんいるんだった…」

純「帰って休みなよ。先生には言っておくから」

憂「早退…なんか悪いなぁ」

純「別に悪くないって。このまま憂が倒れたら大変だよ」

梓「そうだよ、早退したほうがいいよ」

憂「…ごめんね」

純「憂は謝んなくてもいいの。お大事に」

憂「ありがとう…じゃあ」

梓「気をつけてね」

憂「うん…」



80 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 04:16:38.11 ID:pwihDkAO

梓「フラフラしてるけど…本当に大丈夫なのかな」

純「憂も疲れたまってたんだろうね」

梓「そっか…そうだよね」

梓(唯先輩の面倒とか大変そうだし)

純「とりあえずご飯食べよっか」

梓「うん」

梓(あっ…そういえば純ちゃんと二人っきりなるの初めてかも)

純「う~ん…このお弁当全部食べれるかなぁ」

梓「……」

梓(どうしよう…なに話していいか分かんない…)

純「梓、これ食べる?」

梓「いや…いい」



81 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 04:31:00.65 ID:pwihDkAO

純「そういえば聞いてよ、最近ジャズ研がまた厳しくなってさぁ…」

純「一年なのにこれでもかっ!ってくらい練習させるだよ」

梓「へ~」

純「軽音部はどうなの?」

梓「…そこそこ」

純「そっか、あんまり練習してるイメージないからどうなのかと思ってた」

梓(まぁ当たってるけど…)

純「でもやっぱ部活は楽しいよねー」

梓「うん」

梓(本当はもっと練習したいんだけどね…)



82 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 04:37:44.96 ID:pwihDkAO

キーンコーンカーンコーン


純「あっ、昼休みももう終りか」

梓「席戻さないと」

純「そだね」

純(今日は梓といっぱい話せて楽しかったなぁ)

梓(憂…大丈夫かな)

純「ん…次は選択の授業だっけ。じゃあまた後で」

梓「うん」



83 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 04:47:36.46 ID:pwihDkAO

平沢家



憂「う~…風邪ひいたのって久しぶり…」

憂「やっぱり辛いなぁ…」

憂「ケホッ、ケホッ」

憂「ズズッ…はぁ」

憂「早く治さなきゃ…」



84 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 11:20:04.70 ID:pwihDkAO

翌日


純「憂休みなんだって?」

梓「うん、まだ熱が下がらないみたい」

純「心配だなぁ」

梓「そうだね…」

純「今日はお昼ご飯分けてもらおうと思ってたのに」

梓「その心配?」

純「じゃあ今日も梓のもらおうかな」



85 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 11:26:57.99 ID:pwihDkAO

梓「えぇ~…」

純「大丈夫、今日はちゃんとしたやつだから」

純「ほら」カパッ

梓「……なにこれ」

純「お弁当作る時間なかったから、コンビニで買ったパンをお弁当箱に入れてみた」

梓「意味ないじゃん」

純「雰囲気あるじゃん」

梓「そうかな…」

純「そうだよ」

梓「…純ちゃんってさぁ」

純「なに?」

梓「……なんでもない」

梓(よく分かんない人…)



86 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 11:45:35.82 ID:pwihDkAO

お昼


純「うん、コンビニのパンは私のやつより美味しい」

梓「だろうね」

純「む~…でもコンビニに負けるなんて悔しい」

梓「最近はいろいろ美味しくなってるからしょうがないよ」

純「ねー、値段の割にけっこう満足できるし」

純「コンビニも進化してるんだなぁ」

純「良い時代になったもんだ」

梓「…なんか年寄りくさい」

純「あれっ、そう?」



87 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 11:54:07.53 ID:pwihDkAO

純「あ、サンドイッチ食べる?」

梓「うん…ありがと」

純「ツナとタマゴあるけど、どっちがいい?」

梓「タマゴ」

純「おぉ、梓はタマゴ派ですか。私とは違うね」

梓「え?」

純「私はツナの方が好きなんだ」

梓「ふーん」

純「好みが違うみたいだね」

純「お好み焼きともんじゃどっちが好き?」

梓「えっ…お好み焼きかな」

純「私はもんじゃ」



88 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 12:10:54.88 ID:pwihDkAO

純「カレーとハヤシライスは?」

梓「カレー…」

純「私はハヤシなんだよねぇ」

純「スイカとメロン」

梓「スイカ」

純「えぇっ、メロンの方が美味しいじゃん」

純「じゃあ野球とサッカーは?」

梓「サッカー…かな」

純「ふーん、私はどっちでもいいけどね」

梓(じゃあなんで聞いたの…)

純「犬と猫は?」

梓「ネコ」

純「あっ、それは一緒なんだ!よかった」



89 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 12:18:41.25 ID:pwihDkAO

純「いやぁ、一つぐらい好みが同じで安心したよ」

梓「……あれ?」

純「どうしたの?」

梓「じゃあさ…なんでタマゴ買ってきたの?ツナが好きなのに」

純「え?だって梓が食べると思って」

梓「えっ…」

純「うん?」

梓「……ううん、ありがとう」

梓「私のおかずもあげる」

純「やったー!やっぱり手作りの方が美味しいよ!」



90 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 12:33:18.76 ID:pwihDkAO

純「そういえば昨日軽音部の…律先輩だっけ?見かけたよ」

梓「律先輩を?」

純「うん、なんか生徒会の人に怒られてた」

梓「あぁ…」

純「あの人かっこいいよね~」

梓「そうかな?けっこうおおざっぱな人だよ」

純「ふーん。あっ、あと澪先輩もいた」

純「澪先輩って美人だよねぇ」

梓「うんうん、それは同意」



91 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 12:50:23.04 ID:pwihDkAO

キーンコーンカーンコーン


純「おっ、昼休み終わっちゃった」

純「楽しい時間はあっという間だね」

梓「次の授業の準備しよっか」

純「あ~…授業めんどくさい」

梓「あと二時間なんだから頑張りなよ」

純「憂のお弁当食べたかったなぁ」

梓(憂…風邪治ったかな)

純「明日は三人で食べれるといいね!」

梓「うん」

梓(三人か…いつの間にかグループできちゃってた)

梓「……」

純「ねえ、次なんだっけ?」

梓(ていうか、正直純ちゃんみたいな友達ができると思ってなかったかも…
  好みとかほとんど違うのに)

梓(高校は分からない所だなぁ…)

純「ねぇ梓ったら!」

梓「あっ…ごめんごめん。なに?」



92 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 12:55:25.48 ID:pwihDkAO

翌日

キーンコーンカーンコーン


梓(今日はまじめに練習できるかな…)

~♪

梓(あっ、メール…憂からだ)

ポチポチ

梓「……あれっ、今日も休むんだ」

梓「まぁ無理はしない方がいいもんね」

梓「『お大事に』っと」ポチポチ

梓「ふぅ……」

梓「……」

純「おはよー!」

梓「あっ、おはよう純ちゃん」



93 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 13:00:37.35 ID:pwihDkAO

純「むふふ…」

梓「…なに?なんで嬉しそうなの?」

純「あとで教えるよ」

梓「?」

梓「まぁいいけど…」

梓「そうだ、それより憂今日も休むんだって」

純「えぇっ!?まだ治ってないの?」

梓「ほとんど治ったんだけど、一応今日は安静にするらしいの」

純「あぁそっか…それならよかった」



94 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 13:08:07.23 ID:pwihDkAO

純「でも今日は憂に聞きたいことがあったんだけどなぁ…」

梓「なにを?」

純「うん?大したことじゃないって」

梓「……」

梓(やっぱり二人は中学からの付き合いだから仲良いのかな…)

純「梓、今日もお昼一緒に食べようね」

梓「え…うん」

純「ふふふ…」

梓「?」



95 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 13:20:01.41 ID:pwihDkAO

授業中


梓(高校入ってもうすぐ一ヶ月…早い)

梓(いろいろ思ってた事と違うけど…こんなものか)

梓「……」

梓(まぁ悪くはないかも…)

梓「……」

梓「ふあぁ~…」

梓「……」

梓(ねむ…)



96 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 13:24:19.80 ID:pwihDkAO

キーンコーンカーンコーン


純「ようやくお昼だー!」

梓「なんか楽しそう」

純「まぁね。なんたって今日は…」ガサゴソ

純「再びお弁当を作ってきました!」

梓「おぉ!」

純「今回は力作だよ~」

梓「だから朝から嬉しそうだったんだ」



97 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 13:28:28.65 ID:pwihDkAO

純「うん。本当は憂に感想とか聞きたかったんだけどね」

梓「そっか…でも憂は休みだからしょうがないよ」

純「だよねぇ」

梓「私もお弁当…」ガサゴソ

梓「あ…あれ?」

純「どうしたの?」

梓「お弁当…忘れちゃったみたい」

純「あちゃー」

梓「はぁ…購買行ってくる」

純「ちょっと待った!」



98 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 13:34:48.65 ID:pwihDkAO

梓「な、なに?」

純「せっかくだから私のお弁当半分あげるよ」

梓「え…でも…」

純「お金もったいないでしょ?あげるって」

梓「…ごめん」

純「いいのいいの、梓にも食べてもらいたかったんだし」

梓「ううん、本当にごめん。なんか迷惑かけちゃって」

純「そんな変に気をつかわなくても。友達なんて迷惑のかけあいみたいなもんでしょ?」

梓「純ちゃん…」

純「ほら、食べよ」

梓「…うん」



99 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 13:43:09.70 ID:pwihDkAO

純「今日の玉子焼きは梓も満足すると思うよ。なんたって砂糖をたっぷり入れたからね」

純「いざ、梓にリベンジ!」

梓「リベンジって、なにそれ」

純「えへへ、まぁ食べてみてよ」

梓「うん」モグモグ

純「コンビニより美味しいでしょ?」

梓「……ねぇ、純」

純「なに?」

梓「ううん…ふふっ、なんでもない」

純「?」

純「そ、それより味はどう?美味しい?」

梓「う~ん……あますぎ」






#3 おわり



100 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/29(日) 13:44:31.41 ID:pwihDkAO

今日はここまで
明日は休みます



109 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 18:48:37.42 ID:yJlmZQAO

#4


憂「はい梓ちゃん、この前言ってた本」

梓「ありがと、憂。これすっごく読みたかったんだ」

純「なになに?どうしたの?」

憂「あっ、純ちゃん」

梓「憂から小説借りたの。ほら、結構話題になったやつ」

純「あーそれ知ってる。映画見たよ」

純「ラストでヒロインが…」

梓「わーーーーーっ!!!」



110 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 18:51:58.31 ID:yJlmZQAO

純「おぉぅ…どうした急に」

梓「ネタバレやめてよ!まだ読んでないんだから!」

純「あ、ごめん。そっか」

純「映画も見てないの?」

梓「うん、前から見ようとは思ってたんだけど」

純「ふーん…そうなんだ。憂は?」

憂「私は両方とも見たよ」

純「あれ面白かったよねー。ラストでヒロインが…」

梓「にゃーーーーーっ!!!」

純「にゃあ?」



111 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 18:54:51.20 ID:yJlmZQAO

梓「だからまだ読んでないんだからやめてって!!」

純「あはは、ごめんごめん。ついうっかり」

純「あまりにも予想外のラストだったから話したくなって」

梓「純は今日一日中、口を閉じてて」

純「えーなにそれ」

憂「でも話したくなる気持ちは分かるよ。だってラストは…」

梓「憂もダメーーーーっ!!!」

純「まさかヒロインが…」

梓「だーーーもうっ!!」



112 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 18:58:14.08 ID:yJlmZQAO

憂「ごめんね梓ちゃん」

純「わざとじゃないんだって」ニヤニヤ

梓「もう何も聞こえないし聞かない。ていうか純はニヤけてるし」

純「そんなことないよ~」ニヤニヤ

梓「はぁ…中間テストが終わったらじっくり読むんだから
  それまで余計なこと言わないでよね」

純「あっ、もう中間テストか」

憂「初めてのテストだから緊張するね」

純「まぁ、一学期の範囲は楽勝でしょ」

梓「唯先輩はその時追試だったって聞いた…」

憂「そ、その時はたまたま調子が悪かっただけなの!」



113 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:00:57.56 ID:yJlmZQAO

純「憂のお姉さんって普段ボケーっとしてるイメージがあるね」

梓「イメージっていうか、まさにその通りだよ」

純「えっ、マジ?」

梓「ダラダラしてお菓子ばっか食べてるし、やる気あるんだかないんだか」

純「あはは、子供みたい」

純「でもギターは上手いんでしょ?」

梓「うーん…微妙。波が激しいんだよね」

純「へー。思ってたのと違う」

梓「それとは逆に憂はいつもしっかり…」

憂「……グズッ」

梓純(泣いてる!?)



114 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:02:50.92 ID:yJlmZQAO

憂「お、お姉ちゃんだって…やる時は…やるもん」グズッ

梓「あぁ…ご、ごめん憂!唯先輩だってやる時はもちろん凄いよ!!」アセアセ

純「そうだよ!私も凄いと思うよ!かわいいし!!」アセアセ

憂「ほんとう…?」

梓「うんうん!!」

純「憂のお姉ちゃんはすごい!!」

憂「…えへへ」

梓(まさか憂がここまで姉バカだなんて)

純(軽く新発見だ)



115 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:05:17.15 ID:yJlmZQAO

梓「それにしても、そろそろ勉強やりはじめないとね」

純「あっ、じゃあ放課後は図書館で勉強しようよ」

憂「それいいかも」

純「梓もいいでしょ?どうせテスト期間中は部活もないし」

梓「うん、いいよ」

純「あーよかった、ノート写してないところあるんだよね」

梓「そのために?」

純「大丈夫、梓が写してないところは私のやつ見せてあげるから!」

梓「いや、私はちゃんと書いてるし」



116 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:06:46.13 ID:yJlmZQAO

放課後


純「へー、結構勉強してる人いるんだ」

梓「テスト期間だしね」

憂「あっちの席でやろっか」

梓「うん」

純「なんかみんな頭良さそうに見える…」

憂「気のせいだよ」

梓「さっさと始めちゃおう」

純「よーし、がんばるぞ!」



117 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:09:13.89 ID:yJlmZQAO

一時間後


純「ねぇ、なんで勉強なんてしなきゃいけないの?」

梓「それは…日常生活で使うためでしょ」

純「数学は?」

梓「計算する時とかあるじゃん」

純「英語は?」

梓「外国行く時とか…」

純「じゃあ古文は?」

梓「え…古文は…」

憂「過去へ行った時のためとか」

純「あぁそっか…過去か…」

純「……」

純「はぁ~…やる気でない」



118 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:11:27.99 ID:yJlmZQAO

梓「勉強しようって言ったのは純じゃん」

純「そうだけどー…」

憂「頑張って純ちゃん」

梓「このままだと純だけ追試だよ?」

純「むっ、失敬な!そこまで酷くありませんっ」

梓「じゃあ勝負する?」

純「………そんなことより勉強しよう」

梓「自信ないのか…」



119 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:13:19.53 ID:yJlmZQAO

さらに一時間後


純「ダメ……もう無理…」

純「絶望が私のゴールだ…」

憂「確かにちょっと疲れてきたね」

梓「うん…」

純「へへー」ガサゴソ

憂「どうしたの純ちゃん?」

純「じゃーん、ポッキー持ってきた」

純「みんなで食べよ」

梓「図書館でそういうのやっちゃダメだと思う」

純「じゃあ梓はいらないんだね」



120 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:15:10.80 ID:yJlmZQAO

梓「え…」

純「はい憂、あげる」

憂「ありがとう」

梓「……」

純「美味しいなー」ポリポリ

梓「……」

憂「そういえば、適度な糖分は集中力や思考力に良いんだって」ポリポリ

梓「むぅ…」

純「本当にいらないの?」

梓「……ま、まぁちょっとだけなら」

純「はいどうぞ」

梓「……」ポリポリ

純(なるほど、軽音部ではこんな感じなのかな)

憂(梓ちゃんかわいいー♪)



121 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:17:15.37 ID:yJlmZQAO

純「はぁー、みんなと勉強するとはかどるね~」

梓「さっきまで疲れた疲れた言ってたのに」

純「甘いもの摂ったからもう大丈夫!」

純「それに憂がいれば分からない問題も教えてもらえるし」

純「暇なときは梓で遊べる!」

梓「私の存在意義って!?」

憂「梓ちゃんがいると癒されるってお姉ちゃんが言ってたよ?」

梓「素直に喜べない…」



122 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:18:51.90 ID:yJlmZQAO

十分後


純「疲れた…」

梓「はやっ!?」

純「私はポッキー1本につき10分しか活動できないの」

梓「意味分かんないよ…」

純「というわけでもう1本」

和「こら!ここは飲食禁止よ?」

純「っ!?」

憂「あ、和さん」



123 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:20:26.58 ID:yJlmZQAO

純(この人、生徒会の…)

和「それしまいなさい」

純「は、はい!ごめんなさい…」

梓「もう…純ったら」

憂「和さんもここで勉強?」

和「えぇ、テストも近いしね」

和「唯はどう?ちゃんとやってる?」

憂「う~ん…」

梓(やってないんだ…)



124 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:22:47.26 ID:yJlmZQAO

和「はぁ…勉強するように言っておいてね」

憂「はぁい」

和「じゃあ私はもう帰るから。あんまり遅くなっちゃダメよ?」

憂「うん。バイバイ和さん」

和「あなたも、これからお菓子とか食べないように」

純「はい…」



125 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:25:12.01 ID:yJlmZQAO

純「ふぅ、怖かった」

梓「純が食べたりするから」

憂「でもいつもの和さんは優しいよ?」

梓「知り合いなの?」

憂「うん、お姉ちゃんの幼なじみだから」

梓「へぇ、あんなしっかりした人が」

純「なるほど、ああいうしっかりした人が側にいたから憂のお姉さんは今まで生きてこれたのか」

憂「お、お姉ちゃんもやればできるんだよ…?」



126 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:26:47.76 ID:yJlmZQAO

梓「外、暗くなってきたね」

憂「和さんも言ってたし、そろそろ帰ろっか」

純「今日はいつもより勉強できたな~」

憂「テスト、良い点とれるといいね」

梓「うん、これだけやったら自信ついたかも」

純「あ~…帰ったらリラックスしよっと」

憂「私は帰ったらお姉ちゃんに勉強教えないと」

純梓「……え?」



127 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:29:50.42 ID:yJlmZQAO

テスト当日


純「よし!がんばるぞー!!」

テスト終了


憂「お疲れ様」

梓「あ、お疲れ憂」

憂「なんとかなったかも」

梓「私も」

純「……」

梓「純、どうだった?」

純「いとこうず」

梓「お疲れ様」



128 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:31:50.44 ID:yJlmZQAO

帰り道


純「疲れた~…帰ってなにしよ……」

純「久しぶりに本でも買って読もうかな」

純「えっと、なに読もう…」

純「う~ん…あっ、これ梓が読もうとしてたやつだ」

純「私これ映画見たから結末知ってるんだよね~」

純(ん…?帯に何か書いてある)

純「……」

純「えぇっ!?映画と結末違うの!?」



129 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:33:45.31 ID:yJlmZQAO

純「どうしよう…そんなの知らなかったよ…」

純「うわぁ~超気になる」

純「値段は?」

純「……1500円」

純「高い…うぅ」

純「梓が読み終わったら借りようかな…いやでも気になるし」

純「……」

純「くっ…!」

純「あぁもう!しょうがない!!」



130 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:35:13.09 ID:yJlmZQAO

「ありがとうございました」

ガーッ

純「買っちゃった。いや、後悔はしてない」

純「結末を知らないまま眠れそうにないもん」

純「それにしても、予想外のことってあるもんだねぇ~」

純「何も知らなかったよ…」

純「……はっ、そうか!」

純「勉強も同じなのかもしれない」



131 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:37:55.38 ID:yJlmZQAO

純「知らないことや、予想外のことが起きても平気なように知識を蓄えるんだ」

純「なるほど、ひょっとしたらすごい事に気づいたのかもしれない」

純「うん、そうに違いない」

純「今日の私、少し大人にった気がする。そんな気がする」

純「あー気分がいいな~♪」

純「途中でドーナツでも買っていこっと!」

純(どうでもいいけど、本買うと頭よくなった気がするよね~)



132 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:40:04.40 ID:yJlmZQAO

翌朝


純「ふぁあ~…」

純「ねむい…」

純(遅くまで読んでたからなぁ…結局最後まで読めなかったけど)

純(でも今日中には読み終わるかな)

梓「でね、テスト終わったら読もうと思ったんだけど勉強の休憩中にちょこちょこ読んじゃったの」

憂「そうなんだ~」

純「おはよ~」

憂「あっ、おはよう純ちゃん」

梓「おはよう、純」



133 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:42:19.33 ID:yJlmZQAO

純「なんの話してたの?」

梓「この前憂から借りた本なんだけど」

純「あぁ、それなら私も…」

梓「まさかラストでヒロインが死んじゃう驚きだよね!」

純「……」

憂「でも映画だとまた違う結末なんだよ?」

梓「そうなんだ、今度映画も見なきゃ」

梓「あっ、純はネタバレしちゃダメだよっ!」

純「……」

梓「純?どうしたの?」

純「なんでネタバレするの!?」

梓「えっ」




#4 おわり



134 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/08/31(火) 19:46:14.44 ID:yJlmZQAO

今日はここまで



140 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/01(水) 14:58:47.27 ID:TA1W8MAO

昨日の放送は素晴らしかったです。
純の良さが存分に出てました。
このSSの純もああいう感じになれたらいいと思っています。

このSSでは純たちが一年生からのスタートなのであえて性格を幼めにしてみました。

知ってのとおり純はマイペースですが面倒見も良く、先輩の前では礼儀正しかったりします。
けど始めからそんな性格ではなかったと思います。
梓が軽音部のメンバーに影響されて成長するように、純も友達や厳しい先輩の影響を受けて今の純があるのだと個人的に設定しています。

たぶん、このSSはものすごく長くなるかもしれません。
ただ、長い分日常を絡めつつ、じっくりそういう成長を書いていきたいと思います。
文才はないので純の魅力を書ききれないかもしれませんが、せっかく書き始めたので三年の最後まで書こうとなんとかやってみます。
そして純に興味がなかった人が、少しでも興味を持ってもらえると嬉しいです。


普段こんなながったらしい感想みたいな事は書かないんですが、アニメが良かったので。




144 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/01(水) 19:24:22.96 ID:D6DTUsYo

どうでもいい事だけど>>1は聡の友達の鈴木と純は姉弟だと思う派?





146 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/01(水) 21:55:00.71 ID:TA1W8MAO

>>144
思ってない。
弟がいたらいたで面白そうだけど。


今日は投下できないです。




148 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 20:25:07.46 ID:2pWFfvUo

>>146
俺も思ってないな。

純ちゃんは憂と同じ中学、つまり唯と同じ中学だけど
律澪は唯と同じ中学じゃないみたいだし。
だから田井中弟の友達の鈴木は純ちゃんの弟とは考えづらい。

中学を超えてつるんでるんなら純ちゃんの弟なのかも知れないが、かなり可能性低いよな。

という支援。





149 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 22:49:57.30 ID:DA.TAUAO

#5

体育の時間


純「いくよー、レシーブ!」ポンッ

梓「サーブでしょ…」

憂「えいっ!」パスッ

梓「わっ!?」ポンッ

純「憂が敵だと手強いね~」

梓「そんなこと言ってないでカバーしてよ!」

憂「はっ!!」バスッ

純「来た!アタック!!」バシッ!
ドスッ!

梓「いだっ!?」



150 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 22:53:15.11 ID:DA.TAUAO

梓「私に当ててどうするの!!」

純「あー、ごめん」

女子A「梓ちゃん大丈夫?」

梓「うん、とりあえず…」

純「私に任せて。梓の敵はとるよ」

梓「やったのは純でしょ。ていうかもう純のサーブじゃないし」

女子B「いくよー」ポンッ

女子C「わわっ!?」パスッ

憂「えいっ!!」バンッ!!

ドスッ!

梓「に゛ゃっ!?」



151 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 22:54:59.89 ID:DA.TAUAO

憂「ご、ごめん梓ちゃん!」

梓「あぅ…」

純「まるでボールが梓のところに吸われていくようだ」

梓「冷静に解説しないでよ」

純「まぁ梓は休んでな」

梓「うん…そうする」

「梓ちゃん危ない!!」

梓「え?」

ゴシュッ!

梓「ふにゃっ!?」

純「おぉ…三連発」



152 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 22:57:10.95 ID:DA.TAUAO

昼休み


梓「なんか今日はついてない気がする…」

純「気のせいでしょ」

梓「だって…」

純「ほらしょげないで。フルーツオレあげるから」

梓「ありがと」ズズッ

梓「…中入ってないんだけど」

純「あれっ!?」

梓「…わざと?」

純「そんなはずは…飲みほしたつもりはなかったのに!」

純「ミステリーだ…」

憂「はい梓ちゃん、私のおかずあげる」

梓「ありがと」



153 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 22:58:50.48 ID:DA.TAUAO

純「むぅ…この甘えん坊上手め」

梓「なにそれ」

憂「でも今日の梓ちゃんは本当についてなかったね」

梓「なんでだろう…」

純「日頃の行いが悪かったりとか?」

梓「純じゃないんだから、ちゃんとやってるよ」

純「だよねー…ん?」

梓「そういえば朝の占いで最下位だった」

憂「そういうのって当たるもんなんだね」



154 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:00:52.30 ID:DA.TAUAO

純「まぁ、これだけ悪いことが起きたんだから後は良いこと起こるでしょ」

梓「そ、そうだよね」

純「でも二度あることは三度、三度あることは四度あるっていうし」

梓「うっ…」

憂「大丈夫だよ梓ちゃん、明日は良いことあるよ」

梓(それって今日はダメってこと!?)

純「しょうがない、迷える子猫を私が導いてあげよう」

梓「へ?」



155 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:02:46.49 ID:DA.TAUAO

純「私が占ってあげるよ」

梓「純が?」

純「こうみえても昔占いとかハマってたから」

憂「中学のころ流行ってたよね」

梓「本当に当たるの?」

純「任せてって。えーと…」

純「中野梓さん」

梓「は、はい」

純「今日はついてないですね」

梓「さっきからそう話してますよね」



156 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:04:23.48 ID:DA.TAUAO

純「あなたは今日、運がないです」

梓「はい」

純「ボールに当たったりしましたね?」

梓「はい。あなたも当てましたよね?」

純「フルーツオレも飲めなかった」

梓「あなたにもらったやつです」

純「なるほど、ついてない」

梓「これは占いですか?」



157 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:06:12.89 ID:DA.TAUAO

純「よし、分かりました」

純「今日は語尾『にゃん』をつけるといいでしょう」

梓「いやです」

純「そんなこと言わないでよあずにゃん」

梓「なんでそれを!?」

純「軽音部でそう呼ばれてるんでしょ?憂から聞いた」

憂「えへへ」

梓「ういーっ!!」

純「さて梓にゃん」

梓「梓にゃんじゃなくてあずにゃんだし!!」

梓「いやあずにゃんでもないからね!?」



158 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:07:40.84 ID:DA.TAUAO

純「えっとじゃあ……ラッキーカラーは黄色で」

梓「なんか適当になってない?」

純「黄色…黄色といえばカレー…」

純「あっ、放課後カレー食べに行こうよ」

梓「あれ?占いは?」

憂「いいね。梓ちゃんも今日部活ないでしょ?行こうよ」

梓「いいけど…」



159 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:11:10.33 ID:DA.TAUAO

純「むっ!?見えました!」

梓「はい?」

純「今日はカレーを食べると後々良いことが起きるでしょう!」

梓「はぁ…」

純「さらに中野さん、私と憂にカレーをおごりなさい」

梓「なんで」

純「おごるというのは梓が私と憂の分のお金を払うということです」

梓「知ってます。いやです」

純「あずにゃん」

梓「その名前で呼ばないで!!」

憂「ふふっ」



160 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:13:34.01 ID:DA.TAUAO

放課後


純「おまたせー」

憂「みんなそろったし行こっか」

梓「ていうかこんな中途半端な時間にカレーってのも…」

純「今日は体育があったからいいんだよ」

純「体育で消費したカロリー分を食べたってプラマイゼロだし!」

梓「夕飯食べれないよ」

純「いっぱい食べないと大きくなれないよ?」

梓「うるさい」



161 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:16:17.42 ID:DA.TAUAO




純「着いた!……ってあれ?」

憂「定期日だって」

純「そんなぁ!?」

梓「じゃあしょうがないね」

純「あっ、ならバイキング行こうよ!」

純「近くで新しくオープンして、安くて美味しいんだって!」

憂「バイキングかぁ…」

外人「Excuse me」

梓「わっ!?」

純「が、外人だ!」



162 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:17:47.97 ID:DA.TAUAO

外人「ペラペ~ラ」

純「な、なんて言ってるの?」

梓「えっと」

外人「ペラペラペ~ラ?」

梓「えっと~…」

憂「ペ、ペラペーラ」

外人「Oh,thanks」

外人「アリガトウゴザイマシタ」

憂「どういたしまして」

梓純「おぉ~!」



163 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:20:21.77 ID:DA.TAUAO

梓「英語で話してた…」

純「異文化交流だ…」

憂「道案内だったから、教科書に書いてあった通りに話してみただけだよ」

純「いや…十分すごいよ」

梓「うん、尊敬する」

憂「そ、そんな」

純「なんて言うんだっけ、こういう2ヶ国語話せる人のこと」

純「バ…バイ…」

純「バイセクシャル?」

梓「バイリンガル!!」



164 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:21:56.60 ID:DA.TAUAO

バイキング


純「え~…ここもやってない」

憂「今日はどこもお休みだね」

純「せっかくバイリンガルがいるのに」

梓「それは関係ないでしょ」

~♪

梓「あっ、メールだ」

憂「どうする?」

純「どうしよっか」

梓「……」



165 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:25:19.93 ID:DA.TAUAO

純「う~ん…」

梓「ね、ねぇ…」

憂「どうしたの?梓ちゃん」

梓「唯先輩からメールが来たんだけど、今ファミレスにいるんだって」

梓「誘われたんだけど…行く?」

純「……」

憂「ファミレスかぁ…」

純「う~ん…私はいいや」

梓「え…」

純「ほら、そういうのは軽音部で楽しみなよ」

純(入部断っておいてまだ顔合わせづらいし)

梓「そっか…憂は?」

憂「う~ん…私もいいや」



166 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:27:38.39 ID:DA.TAUAO

梓「いいの?唯先輩もいるのに?」

憂「うん、今日は遠慮しておく」

梓「そう…?」

憂「軽音部の人たちによろしくね」

梓「うん…じゃあ」

純「梓…なんだかんだで軽音部上手くいってるみたいだね」

憂「そうだね…純ちゃんも入ればよかったと思ってる?」

純「べ、べつに」

憂「ふふっ」



167 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:31:22.46 ID:DA.TAUAO

純「憂はよかったの?唯先輩のところに行かなくて」

憂「私にはメール来てないから」

純「あっ…」

憂「別に嫉妬してるわけじゃないよ?」

憂「お姉ちゃんが軽音部を大切にしたいなら、それでいいと思うし」

憂「梓ちゃんにもその方がいいと思うし…」

純「寂しくない…?」

憂「……ちょっと」

憂「でも、ふつう部活の集まりに妹を誘ったりしないからしょうがないよ」



168 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:34:33.50 ID:DA.TAUAO

純「……」

憂「それに…」

純「え?」

憂「今行っちゃうと、純ちゃん一人になっちゃうから」

純「憂…」

憂「えへへ、二人でどこか食べに行こっか」

純「…よし!今日は私がおごってあげる!!」

憂「いいよそんな…」

純「ううん、おごりたいの!今日おごると良いことが起きる気がする!」

憂「占い?」

純「そう!」

憂「…ふふっ、じゃあお言葉に甘えちゃおうかな」

純「まかせて!」



169 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:42:22.22 ID:DA.TAUAO

MAXバーガー


純「と言いつつ結局MAXバーガー」

憂「ここは年中無休でよかったね」

純「…憂と二人っきりの食事って久しぶりかも」

憂「本当だ。最近は梓ちゃんと三人で食べてたもんね」

純「うん…梓かぁ…」

純「梓も今ごろ向こうで楽しくやってるのかな」

憂「たぶん…軽音部の人たちは良い人ばかりだから」

純「…じゃ、私たちも楽しく食べよっか。せっかく憂と二人なんだし」

憂「うん!」



170 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:44:39.60 ID:DA.TAUAO

ファミレス


梓(なんか憂と純に悪いことしちゃったかな…)

梓(でもまぁ二人はいいって言ってたし…)

唯「あ~ずにゃん、なに食べよっか?」

梓「…先輩があずにゃんって言うから友達にも広まっちゃったじゃないですか」

唯「へ?」

梓「なんでもないです。こっちの話です」

唯「そう…?で、なに食べる?」

梓「……じゃあカレーを」



171 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:47:33.83 ID:DA.TAUAO

鈴木家


純「ただいまー」

「にゃー」

純「あっ、まだお前だけか」

純「今日はお父さんもお母さんも遅くなるって言ってたもんね」

「にゃー」

純「はぁ…人間関係って難しいよね」

「にゃー」

純「…まぁお前は猫だから分かんないだろうけど」

「にゃー」

純「……」

純「ふあぁ~…」

純「……」

純「ん…お風呂入って寝よ」

純「今日は一緒に寝よっか?」

「にゃー」



172 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:49:11.75 ID:DA.TAUAO

翌日


梓「あっ」

純「どうしたの?」

梓「当たりくじ当たってた…コンビニの」

純「おぉ!」

憂「よかったね梓ちゃん」

梓「うん」

純「今日は運勢良いんじゃない?」

梓「…カレー食べたからかな」

純「?」

梓「なんでもない」



173 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:50:50.42 ID:DA.TAUAO

梓「……」

憂「梓ちゃん?」

梓「やっぱりこれ、純にあげる」

純「えっ、なんで?」

梓「昨日の占いのお礼」

純「?」

純「まぁいいや、もらえるならもらっておこ」

憂「ちなみにこれ何がもらえるの?」

梓「フルーツオレ」





#5 おわり



174 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/09/02(木) 23:51:28.06 ID:DA.TAUAO

今日はここまで
次からは投下が1~2日空くかも




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純「ジャズけん!」#1~5
[ 2010/09/30 03:24 ] 日常系 | | CM(0)

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